2017年07月17日

愛を込めて、野に放つ。

2008年に『くう・ねる・のぐそ』を読んでハゲシク共感し、2010年に『カビ図鑑』を手にしてその美しさに心を躍らせ、「いつかお会いしたい!」と思っていた写真家、いや糞土師・伊沢正名さんを初めて招くことが出来たのが、2012年。
それから、糞土研究会の一員としてお付き合いさせていただきながら、来道の際には毎年講座を主催させていただいています。



今年は7月16日(日)、初夏の3連休の中日というスバらしくも行楽日和な日程となってしまいました。
「海へ山へ各種イベントへと出かけたいであろうこんな日に、ウンコの話を聴きに来てくれる方がどれ程いるだろうか…?」という心配もあったのですが・・・嬉しいことに10数名の方からお申し込みをいただき、ホッとしていました。

参加者の皆さんに少しでも楽しんでもらいたい、そして当別まで来てくださる伊沢さんをノリノリにさせたい、という思いで僕らが準備したのは、以下の3つ。

まずは、これです。
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伊沢さんの糞土思想に触れたことのある方にはピンとくるでしょう、この<宝物>の印。
そう・・・小枝でつくったピラミッドの下には、僕のウンコが埋まっています。
講座の1か月前から、この場所に<教材>となるウンコを日付付きで順次埋めていったのでした。
(この山、僕しか入らない場所ばかりなので通常は割と気ままに用を足しています)


2つ目がコレ。
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命名<ノトイレ>です。
「せっかく伊沢さんの話を聴きに来る方々に水洗トイレを使わせるのも惜しいなあ」
「とはいえ、女性にその辺でオシッコもどうぞ、と言ってもイキナリは難しいだろうなあ」
と思い、野糞・ノシッコとトイレの中間に位置するコンポストトイレを野外に設置してみたのです。

囲いは出来るだけ簡素に。
一定の安心感を確保し、だけれど野で放つ感覚も得ていただけるように考えて用意したのが、この<ノトイレ>でした。
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(一応木陰に置いたのですが、思いの外強い雨が降ってしまい、前半は使用が厳しかったのが残念でしたが…)


そして、3つ目がコレです。
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伊沢さんが来られるときはたいてい前泊されます。
今回も前日の夕方にいらっしゃったので、夕飯後にチビチビやりながら、プレゼントしました。
M氏作、ふんどしパンツ。
藍染めにするか迷いましたが、「糞土師だからやっぱり…」ということで、ベンガラ(泥)染めの力作です。

入浴後に早速着用していただき、翌朝「はいてるのがわからないくらい軽くて気持ち良い!」というお言葉をいただきました。
あ〜良かった。
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・・・・などということが前日までにあり、いよいよ講座当日を迎えました。


舌癌を克服された伊沢さんですが、現在もひどい口内炎に悩まされており、最近はハードスケジュール用に<音声付きスライド>をご用意されています。
今回も、当日朝に「この後も講演が続くから、前半のスライドは音声付きにさせてもらう」とおっしゃっていたのですが、開始前の雑談からいきなり本調子になって止まらない伊沢さん。
ちょっと心配だけれど、場の雰囲気は好調で、僕も一安心でした。
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20分強の雑談(というかイキナリの核心の話…)を一区切りにしていただき、講座本編が始まりました。
ここは予定通りに音声付きのスライドで。
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もともと写真家をされていた伊沢さんの撮った美しい菌やカビやキノコの写真、そして伊沢さんが魂を込めて観察を続けた野糞の分解経緯記録を観ながら、イキモノのつながりや自然について、人の在り方についてじっくりと考えていく時間です。

午前中は座学で終了。
お昼を挟んで午後はフィールドワークの予定でしたが、雨模様の為、最初は屋内で<葉っぱの勉強>となりました。
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「ほら、この触りごこち、スゴイだろう?」
「こんな枯葉でもこうやって使えば…」
と、ご自分の体験で蓄積した<知恵>を伝授して下さる伊沢さん。
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「ホントだ!スゴイ!」
と葉っぱに一喜一憂する皆さん。
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幸運にも雨が上がったので、屋外にてフィールドワークです。
まずは畑の作物で、使えるものをチェック。
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そして山へ。
やはり、肝心なのは、自分で触って感じ、考えること。
一つの葉っぱ(植物)でも、生育段階や部位、摘んだ後の時間による変化などでかなり<使いやすさ>は異なります。
いろいろな方向から対象をとらえ、多面的な観察をもとに思考していくことの重要性を感じるのも、この『糞土教室』のねらいかもしれません。
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葉っぱの観察の後は、いよいよ<お宝の発掘>タイムです!
昨年に続いて参加して下さったSさんにご協力いただきました。
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・・・・が。
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思いの外、分解はすすんでいませんでした。
前日からの雨が溜まっていたのもありますが、そもそも水の溜まりやすい場所だった為、嫌気性分解となっていたようです。
すでにウンコ、ではありませんでしたが、ややドブ臭いヘドロのような状態でした。
決して嫌気性が悪いわけではないのですが、好気性分解に比べ時間がかかるのと、虫たちが食しにくい状態だったということです。
埋める場所によって分解の仕方も随分変わる、というのが今回の学びでしょうか。

最後は、糞土師流・野糞法の奥義を参加者の皆さんに伝授。
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森の中で質問なども受け、その場所で今回の講座を終了しました。

が、終了後も話は尽きなく・・・
再び屋内に皆で座して、Hさん差し入れのグッドチョイスなお菓子をいただきながら・・・
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しばらくの間はウンコ談議が続いたのでした。
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やっぱり来年は、講座後の懇親会が必要ですねー!


重度の舌癌を克服されて、今なお糞土思想を伝えるために全国を走る伊沢さん。
共感するものとして、今後も応援したいと思いますし、僕自身も自分のやり方で「ウンコと共に生きる」術を実践していきたいと思います(野糞もいいけどやっぱりコンポストトイレも捨てがたい…)。


イキモノはすべて、他のイキモノにウンコと自分の身を提供している。
ウンコはすべて、次のイキモノの大切な糧であり、ご馳走である。
僕ら人間は、イキモノを殺して喰い、生きているにもかかわらず、ウンコも自分の身も誰にも提供せず無駄なエネルギーばかり使っている。
僕らがこの地球上で他のイキモノと共生しようとするなら・・・
まずはウンコを正しく次のイキモノに提供すべきじゃないか。

それが糞土思想(だと思います)。

「地球に愛のお返しを」
伊沢さんの言葉。

ウンコは、具現化した<愛>なのですね。


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『今日から我が家も発電所〜イオさんの独立型太陽光発電講座』
今年も行ないます、イオさんの太陽光発電講座。当然、重要なのは<独立型>であるということです。
前半は、イオさんこと早川寿保さんにエネルギーについて語っていただき、後半には実際に太陽光発電のキットを組み立てる演習を行います。
希望者には初歩的なキットの販売もしていただくことになっています。
〇日時 9月9日(土)13:30〜16:30
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 2500円
〇定員 15名



posted by イトウ at 22:21| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

2017畑の折り返し。

7月も半ばとなり、今年の畑も折り返しです。
畑の様子もちょっと記録しておきたいと思います。
6月頃後半からはなかなか手がかけられずにヤキモキしていますが、初期(育苗→定植)に丁寧に育てたためか、そこそこ元気に育っていて、収穫も順調です。

麦(小麦2種、大麦1種)が色づいてきました。
今回は発芽直後にかなりCoccoさんに食べられてしまって収量は少ないですが、今月末から収穫を始められそう。
小麦の穂はホント美しいです。
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6月末にようやく土寄せしたジャガイモ。
例年より早め、4月末に張り切って植えたくせに放置しちゃって、かなり伸びホーダイになっていました。
すでに倒れているものも多し。来年は、早めの土寄せが必須です。
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ニンニク。
ほとんど放置状態で草に埋もれていますが、まずまずです。
小屋づくり講座が終わったら、まとめて掘ろうと思っています。
(今は使う分ずつ掘っています)
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キヌサヤエンドウが6月末より最盛期になっています。
毎日採らないと株が終わっちゃうので、毎日たくさん食べています。
甘くて美味しいキヌサヤ、この時期の一番の収穫物かも。
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二十日大根や間引き菜も順調に採れてました・・・
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が、実はコレ、先月末の写真。
この暑さと虫の発生で、菜っ葉類はこのところややヤラレ気味です。
ホウレンソウやからし菜はトウ立ちしちゃいました。
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現在、入れ替え用の育苗を始めています。

キャベツやレタスも順調!
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でしたが、レタスも良かったのは7月頭まで。
今は3月播きの分はほぼ終了し、4月播きの第2陣が大きくなってきました。
キャベツやハクサイ等のアブラナ結球群は虫にやられながらも頑張っています。
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果菜類でいち早く採れているのは、キュウリやズッキーニ。
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トマトやナス等は、実が少しずつ大きくなっているところです。
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オクラももうしばらくかかるかな。
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草に埋もれて間引きもされずにいた可哀そうなニンジン、雨の中の除草によって、ようやく姿を現しました。
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大豆は順調。そろそろ中耕&芽欠きをしようと思っています。
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トマトの瓶詰やピクルスもあるし(ブロッコリやピーマンのいただきものもあるし)、秋までは野菜を買うことはなさそうです。
でも、建築ばっかりやってないで、畑にももうちょっとしっかり手をかけてあげなきゃなあ・・・という後ろめたさもいっぱいです。
「自然のまま」では畑にはなりませんからねー。
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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 06:45| Comment(0) | 栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

2017年の小屋づくり(前半終了)。

僕にとっての夏の一大イベントが始まりました。
これがあるために、「ジョインアライブ」も一度も行っておりません(笑)。
(今年はちょっと日程ズレたけど別講座が入ったのでまた行けず…)
他のイベントごともなかなか参加できません。

でも、いいのです!
小屋づくりが楽しいから!
小屋づくりに来てくださる方々との、あの濃密な時間が大好きだから!
(本当はジョインアライブも行きたいけど…)

てことで、今年も始まりました。
『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座2017』
リピート参加の皆さんも含め、定員15名を超える参加者さんが集まってくださいました。

初日は7月8日(土)。
まずは、座学からです。
この講座も6回目となりいろいろな場所でやらせていただいていますが、座学の環境は今までにないくらいの条件でした(リサイクルファクトリーさんの研修室は、なんとクーラー付き)。
普通の札幌市内の研修室でやっているみたいですねー。
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講師である千葉英希さんが手がけた様々な小屋を紹介しながら、「小屋とは何だろうか?」というイメージを膨らませていただき、法的な部分なども少しお話ししました。

急ぎ足で建築の初歩的なことを学んだあとは、屋外へ。
今度は「材料の選び方や使い方」、「道具の正しい使い方」についてです。
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小屋づくりでは廃材を使うことも多いですが、実際それをタイミングよく手に入れられることは少ないですし、つくり始めるまでの下準備もモノによって全然違ってきます。
なので、この講座では、誰でもホームセンターで手に入れられる材を使うことにしています。
ただ、ホームセンターに積んである材も、選ぶ目があるかないかで価値がまるで変ってしまうもの。
1本1本手に取ってニラみ、確認しながら購入することをおススメしています。

食事を挟んで、午後の部です。
いよいよ小屋のための「基礎づくり」となります。
基礎は束石を入れますが、そのための位置出し水平レベルを住宅並みにきっちりとる「遣り方」を学びました。

ここ数年は「遣り方」は僕と千葉さんで事前に仕上げてしまい、当日は説明程度にしていたのですが、今回は少し時間をかけて、説明の後に参加された方々で一つつくっていただきました。
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と、いうのも、この週末は本当に真夏のような太陽がぎらつき、気温も30℃を超えるような状態でした。
なので、急きょ、束石を入れるための穴掘り(これが例年、結構キツイ作業)をリサイクルファクトリーさんのミニユンボでおおむねやっていただくことにして、その分遣り方のレクチャーに時間をかけたのでした。
(このあたりのライブ感も、なかなか面白いものです)

ユンボで掘っていただいた穴を調整しながら、束石を入れる準備。
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砂利を敷き、600ミリの束石が、<位置><レベル>とも丁度良く納まりました。
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今度は、基礎の上に床の構造をつくります。
これからやる作業について、千葉さんが丁寧に説明。
でも、初めての方には、455(よんごーごー)ピッチ、910(きゅうひゃくとう)、2275(にーにーななごー)などの数字や呼び方も慣れなくて、話についていくのが大変だったかもしれません。
(できるだけ僕は合いの手を入れて翻訳するようにはしているのですが…)
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材料を切り出します。
丸鋸を始めてさわる方も多かったので、この辺りは安全面も確認しながら、じっくり時間をかけて行います。
「スケールで測って<墨付け>し、その通りに切る」という単純な作業なのですが、これを1ミリの狂いも出さずに行うのは、なかなか大変なこと。墨付け一つにも技術が表れるものです。
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釘とビスを適所で使い分けながら、枠をつくり・・・
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根太を入れ・・・
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床の下地となる合板で固めていきます。
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ある程度、床下時の合板を取り付けたところで、初日は終了です。

日帰りの方は帰途につき、宿泊参加の方は一緒に温泉へ。
この、宿泊がまた楽しかったりするのでした。
今回は会場近くにある祝梅温泉という小さな温泉がすごく良くて、皆さん大喜びでした。

心地よい疲れの中で軽い宴も行ない、各自寝袋で就寝・・・・。



2日目が始まります。
この日も朝からギラギラと太陽が照り付け、猛暑となる覚悟をさせられました。
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初日の最後に仮止めした床下地を釘で止めるところから、作業スタート。
皆でひたすら釘を打つ場面は、毎回なかなか圧巻です。
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この<釘打ち>も、単純なようでいて案外細かい技術があります。
少しの注意点を抑え、それを積み重ねることで随分強度変わっていきますから、おろそかにはできないのです。

出来上がった床下地に図面を描いて説明する千葉さん。
この床は原寸大の設計図にもなるのです。
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また、材料の切り出しです。
今回の小屋講座も参加者の2/3以上は女性。女性が丸鋸を使いこなす姿はかっこいいですねー。
最初はおっかなびっくりだった人も、何度も使ううちに楽に動くようになっていきます。
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柱の構造を組み立て・・・
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壁のパネルを組んでいきます。
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窓の開口部は墨ツボも使いながら。
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充電式の丸鋸は少し扱いが難しいですが、慣れれば使い勝手の良いモノです。
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普段自分が使っている大事な大工道具を惜しまずに使わせてくれる千葉さん。
こういう機会もなかなかないのではないかと思います。
手入れの行き届いたノミを使わせてもらい、僕も道具の管理の重要性をあらためて感じさせられました。

2枚の壁を完成させたところで、2日目も終了。
これで今年の小屋づくり講座の<前半>が終わりました。
参加者の皆さんの熱意とお日様の暑さでまさに「アツい2日間」でしたが、お陰様で誰もケガすることもなく予定の内容を行うことが出来、ホッとしています。
皆さんのご協力のお陰です。

再来週、22日(土)〜23日(日)の<後半>もよろしくお願い致します!!
(暑くていいから、雨は降りませんように・・・!)

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自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 07:15| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

「自分が」じゃなくて。

「秘密基地を建てるのに、自分で鉄筋組んで基礎をつくってみようか、いや、そんなに時間はかけられないし場所的に手作業では厳しすぎるかな…?やっぱり束石がいいのかもしれないなあ。」
・・・と考えていたところ・・・なんと束石を譲っていただけることになりました。
しかも、欲しかった900ミリ!
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正直言って、僕はこういうことがしばしばあります。

「畑の物理性を改善するのに、もみ殻を全体にまこう。結構な量が必要だな…」
と考えていたら、「もみ殻いらないかい?」という連絡が入ったり。
(その時は、ダンプで届けてもらっちゃいました)

借りていた唐箕(とうみ/風選する機械)を返すことになってしまったので、「自分で買わなくちゃならないなあ。中古でいいんだけど、ネットショップでもなかなか手ごろなのが見つからないんだよな…」
と思っていたら、「だいぶ前に預かった大きな農機具、もう連絡もつけられないから処分したいんだけど、伊藤君いらないかい?」と、紹介されたり。
「うわあ!これって唐箕じゃないですか!」
といただいてきました。
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おまけに、譲っていただいたこの唐箕が少しパーツの壊れた部分があって、「直すのが大変だなあ」と思っていたら、別な方からほぼ同じ型のものを「倉庫にあるのを取りに来てくれるならあげるよー」と言っていただいたり(その時はさすがに驚きました)。



こういう出来事に対して、「(自分が願ったから)引き寄せた」という考え方があるようです。
引き寄せの法則、というのかなあ。
僕はよく知らないので、知らないのにどうこう言えないけれど、なんだかちょっと好きじゃない感覚を覚えます。
声をかけてくださった相手に「どうもありがとう!」だけでいい話じゃないのかな、と。


「<自分が>願ったから引き寄せた!」の根底にある<自分が!><自分が!>という感じが、僕はあまり好きじゃないのでした。
僕のことを気にかけてくれた<相手>が主役でいいように思うのです。

同じように、「(そうなったことは)必然!」という考え方もあんまり好きじゃないです。
そんなんじゃなく、気にかけて声をかけてくれた相手の気持ちに「ありがとう」。
そして、今度は自分がその相手、もしくは他の誰かのためにできることをしてあげよう、と。
それでいいんじゃないかと思うのです。

まあ、好みの問題なのでしょうけどね。

「君と僕が出会ったのは必然」
よりも、
「偶然出会った君と僕が素敵な何かを成す」
方が、ずっと夢もロマンもあるんじゃないかなあ。

自分が世界の中心にいるかのような感覚よりも、この世界の微細な一部として自分が在る感覚。
ある程度の法則性の中で、小さな小さな偶然が折り重なって今この瞬間の現実があること。
だからこそ、この世界は豊かで貴重で美しい。
・・・そんな世界観が、僕は好きです。

この世界のほんの小さなちっぽけな一部分として、(だけれど奇跡のような偶然でできたこの瞬間に生きていることを有難く感じて)精一杯、自分にできることをしよう。
・・・そんなふうに生きたいと思っています。

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〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
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糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 20:48| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

肉を食べるということは。

先日、企画した講座の中で昼食を用意する機会がありました。
「せっかくだら国産、それも地元の羊さんのお肉を食べていただきたいな!」と思って、親しい牧場さんにお肉をお願いし、参加者さんにもその旨を伝えてありました。「楽しみにしててくださいね」と…。

が、結局いろいろタイミングが合わずに、その牧場のお肉を用意することが出来ませんでした。
違うところのお肉をお召し上がりいただくことになり、参加者さんには大変申し訳ないことをしてしまいました。
牧場さんの問題ではなく、完全に、軽く「またお肉お願いしますねー」と考えてしまった僕の落ち度、です。

もう、ほんと、皆さんにゴメンナサイ!
「肉を食べるってことは…」
という、本来当たり前の感覚が、抜け落ちていたのです。
恥ずかしい限りです。

その時お願いしていたお肉は、せいぜい2kg程度。
大量に屠畜しながらどんどん売りさばいていくシステムの中では、僕らは消費者気分で気軽に「今日は2kg」「明日は500gで」「明日はイラナイ」と買うことが出来ます、ただの「モノ」と同じに。
それはきっと、今の普通の暮らしの中での、普通の感覚でしょう。

でも、小さな牧場さんから羊の肉を2kgいただくということは・・・・
1頭の羊を殺し、例えば得られた20kgの肉のうちの2kgをいただくということです。
以前譲っていただいた時は、たまたま(運よく?)他にも売られる当てがあり、たまたま余剰分があったからなのでした。
それなのに、「じゃあ今回も2kgよろしく!」なんて軽々しく考えてしまった自分。
「肉」というものの背景を見失った歪んだ感覚になっていたな、と思ったのでした。



以前、中国のウイグル地方で、羊飼いの人々の村を訪れたことがあります。
彼らは家畜としてたくさんの羊を飼っていましたが、彼らにとっては「生きている羊」の1頭1頭が貴重な財産であり家族のようなものでした。
羊(ヤン).JPG
肉を食べるということは、貴重な1頭を失うこと。
当然、血の1滴も無駄にせずに食べきる文化を持っていました。

自分で鶏を絞める時に毎回実感しますが、「肉を得ること」は「殺すこと」なのですね。
当たり前すぎることですが。
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せめて枝肉としての姿を店頭で目にすることが出来るなら、それがかつてイキモノであったことをもう少し感覚的に維持できるのかもしれませんが、パックに納められている「塊」からは、「生命」を感じることなどできません。
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これは、たぶん中米のコロンビアあたりの市場かな。

ちなみに、ウイグルの市場では、こんな風景もありました…。
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人間が「農」という営みを始め、栽培や飼育によって他のイキモノを自分の都合で管理するようになって1万数千年。
近代的な飼育方法を得、社会の分業化がすすみ、自給的な暮らしを捨て去ったことで、僕らは「喰うために日々、生命と向き合う」感覚をなくしてしまいました。
動物の死にも、植物の死にも触れることなく、食べ物は(お金さえあれば)いつでもいくらでも得られるモノと勘違いするようになってしまいました。

その結果、僕も、「〇日にお肉を〇kgよろしく〜♡」なんて軽々しく考えてしまったわけです。
何だかかなり自分が残念で・・・悔しい出来事でした。


話しは少し変わって、先日、友人のKさんから「鹿獲れたからどう?」と連絡がありました。
取りに行って渡されたのは、・・・1本の足。
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ドキリ!としました。
何度見ても、ドキリ、ドキリ!としました。

家に帰って、ドキドキしながら、皮をはぎ、骨から肉を外していきました。
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そこには、かつて生命を躍動させていた気配が溢れていました。
肉に刃を入れながら、「僕は今、少し前まで大地で生命を謳歌し、死にたくない!と願いながら命を失った一つの獣と向き合っているのだ」と感じていました。
何とも言えない緊張感。
「ああ、この感覚なんだろうな」と思いました。

「喰う」ということは、そういうこと。
自分が今日生きているのは、彼らから生命を受け継いだということ。
忘れずにいたいと思います。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 22:55| Comment(0) | 喰う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

ぐるりの豆腐づくり。

*この時期はやることが山ほどあってなかなかパソコンに向かう時間を取れず、ブログの更新も遅れ気味になってしまいます。
講座の広報もしなくては…!と思いつつ、どうしても体動かしてる方が気分がいいので、優先順位低くなっちゃうんですよね(それではイケナイ!)。


さて、25日(日)に行った『ぐるりの豆部』、第2回目の様子を紹介します。

講座は午後からなのですが、何人かの方が午前中から遊びに来てくれました。
雨降りだったので、予定していた畑の作業をやめ、室内で羊毛の紡ぎなど体験。
通し参加でおつきあいする方々とは、こういう「枠外の活動」を共にすることが出来るのが楽しいのです。

そしてお昼は、体験塾恒例の「持ち寄りご飯(通称・ランランランチ!)」を楽しみました。
野草のピザや鹿肉のハム、旬の野菜など、思わず口元が緩んでしまうような、とても豊かな食卓です。
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ちなみにウチからは、味噌汁とキッシュ。
味噌汁はもちろん、味噌も具(間引き菜と豆腐)も100%自家製ですが、今回はキッシュもなかなかでした。
生地(小麦粉、卵、豆乳)と具(鹿肉、トマト、ホウレンソウなど)のほとんどは畑から(鹿肉はいただきもの)。今回、バターとチーズは買ってしまいましたが、それらも手作りできますし自給率ほぼ100%のキッシュも出来そうです。
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お腹いっぱいで眠くなったところで(笑)、講座スタート。
前回の振り返りをしつつ、今回のメインワーク「豆腐造り」についての説明をしました。
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「豆部」ですから、しっかり豆の違いも楽しみたいということで、ただ豆腐をつくるのではなく、4種類のダイズを使って4色豆腐をつくってしまいます。
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ざっと説明した後は、実際の作業にうつります。
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豆腐造りは結構複雑な作業ですが、ポイントを知っておけば案外かしこまらずに作れるようになるものです。
僕が数年間かけてアレコレ試した中で、失敗の少ない方法をお伝えしました。
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豆腐の仕込みを終え、冷えて固まるのを待つ間に、屋外の活動を行いました。
前回播いたMyダイズの比べっこ。
同じタネ、同じ土で、同じように一緒に播いたのですが、随分発芽率や成長に差があります。
こういう比較を学びにつなげられると、栽培の腕も上がるし、面白さもUPするんじゃないかと僕は思っています。
なので、僕は出来るだけグループで継続的に活動したいと考えるのです。
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前日から午前中までの雨量が相当だった為、畑のコンディションはイマイチ・・・。
(前回も雨でした。僕の「晴れ男」にも陰りが見えたかなあ…)
観察をし、畑を固めない程度に除草などを行いました。
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除草は単純な作業のようでいて、実は奥深いものです。
「何故草を取るのか(もしくは取らないのか)」「どうやって、どの程度取るのか」という自分なりの根拠や考え方があると、こんな単純な作業でも知的に楽しむことが出来たりもします。
(次回はそのあたりも少しお伝えしたいところです)

1時間ほどの屋外活動の後は、いよいよ豆腐の試食です。
3色の寄せ豆腐と木綿豆腐、4種類の豆腐がしっかり出来ていました。
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「すごく美味しい!是非自分でもつくりたい!」
という感想をみなさんからいただきました。
一方、「・・・でも、結構大変かなあ」
という声も。

僕は、(豆腐造りに限らずですが)いろいろな段階があっていいと思っています。
ダイズを栽培しているならまずは手作り豆乳を楽しめばいいし、大豆からの豆腐造りが大変なら買ってきた豆乳で豆腐をつくるのでも、十分価値はあります。

原理を知って、「手の届く技術なんだ」と感じることがまずは大切。
つくり方を知り、やってみることで、「どんな豆腐がホンモノ?」ということもわかります。
そうすると、買う時にも「優れた消費者」になれるんじゃないかと思うのです。
自分でつくること、知ることで、価値ある技や文化、担い手を守る意識が生まれます。
豆腐造りにだって、「社会を少しずつ変えていく力があるだろう!」と僕は考えています。



今回、5月末の初回には来られなかった方も加わり、今年「通し」で参加されるメンバーがそろって活動できました。
ぐるりの豆部2017、いよいよ本格始動です。
個性豊かな素敵な方々と半年間お付き合いできることが本当に嬉しいです。


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 10:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

小屋が教えてくれること。

今年も「小屋づくり講座」を開催することになりました。
現在、講師である千葉さんと講座の進め方や今回の小屋の仕様を相談しつつ、参加者の募集も行なっています。

体験塾での「小屋づくり講座」は、2012年にスタートしました。
僕の当初の発想としては、「大工仕事や建築の基礎を学びながら、1日で物置小屋程度を建てる講座」というイメージだったのですが、講師を引き受けてくれた千葉さんと話すうちに、「どうせなら、住めるくらいの小屋を3日くらいかけてつくった方が面白いんじゃないか?」「小屋づくりって、身の丈に合った暮らしを考えるチャンスなのかも…」と考えが広がっていったのでした。
(その時ヒントになったのは、建築家の中村好文さんのいくつかの著書でした)


何もなかった場所に・・・
集まっていただいた15名ほどの皆さんと向き合います。
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2泊3日の合宿でつくり上げた初年度、3日目の後半は皆クタクタでしたが・・・
なんとか、それなりのカタチにすることが出来ました。
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「講座としての改善点はいろいろあるけれど、やっぱり<小屋>って面白いね。可能性を感じるね!」などと、次年度に向けての相談をしていた2012年の秋、友人に貸してもらった本を読んでビックリ!
それは、高村友也さんの『スモールハウス』(同文館出版)という本で、2000年頃からアメリカで始まった「スモールハウスムーブメント」が紹介されていました。そこでメインになって活躍している家が、まさに僕らが「小屋づくり講座」でつくり始めた小屋と同じ大きさだったのです。
彼らが家としているスモールハウスは、小さいながらもインフラを整えた、まさに「住める小屋」でした。
僕らが「いずれこういうのもできたら面白いよね」と話していたモノがすでに現実に存在していた時の驚きは、本当に大きかったです。
「おお!この方向性で間違ってなかった!」と感じました。

その後、毎年1棟ずつ講座形式で小屋を建て続けていますが、それと呼応するかのように、世間でも「小屋ブーム(?)」が大きくなってきたように感じます。
不思議な気分です。

2年目は、江別のぽへぽへ農園に。
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3年目は、長沼のこぐま座に。
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4年目は江別の奈良邸に。
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そして5年目の昨年は、長沼のSlow+農園に建てました。
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2016年の小屋づくり講座の様子


2015年秋には、初年度に建てた小屋の引っ越しも行ないました。
(設計時からトラックに乗せて移設できるようにしていたのです)

小屋の引っ越し



小屋講座を毎年行い、自分単独でも小屋を建てたりしながら、「小屋の可能性」を信じる気持ちは強くなっています。
そして、あらためて思い起こせば、10年ほど前、アフリカのジンバヴエに滞在していた時の経験も大きいのだろうな、と思うのでした。

住まわせてもらっていた村で、日干し煉瓦をつくり・・・
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小屋(というか、みんなが住む家!)を建てるお手伝いをさせてもらったのでした。
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途中で地ビール?づくりも見せてもらいました。
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作業の途中で試飲したりして。
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「世界の発酵食」とか「ヒョウタン」とか、今僕がやっていることの多くは、振り返ってみればかなりアフリカで日々自然に体験していたことがベースになっている気もします。
「人間て、このくらいのものがあればいい」という開き直りも、あの日々で培われたのかもしれません。

ちなみに、これがその時(2か月ほど)住まわせてもらっていた家。
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ここで、目覚めると水汲みに行ったりして、十分僕は幸せに毎日過ごしていました。


さて、「小屋づくり講座」です。

もちろん、普通に建築や大工仕事を学びたい方にも満足していただけると思いますし、モノづくりが好きな方にも楽しんでもらえると思います。
「自分ではこのくらいのことが出来る」「こういう作業はプロに頼む方がいいかも」という客観的な判断がしやすくなる面もあるかと思います。
そして、「ミニマムな暮らし」を探っていきたい人も、もちろん大歓迎です。
一緒に考えていくきっかけにしましょう。
建てながら、<小屋>がいろんなことを教えてくれるはずです。

『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座2017』
7月8日(土)より開催いたします。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』strong>
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

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2017年06月19日

「働く」をシェアする。

今日はワークシェアDAY。
今年は週一の持ち回りでワークシェアをしているのです。
メンバーは、ぽへぽへ農園のいもやこうの氏とSloth+農園のひろお氏、僕(時々ゲストあり)。
3人で3か所をまわって、一人じゃ大変な作業や人手がたくさん欲しい作業を互いに手伝いあっています。
そう。「結」のような共同作業チームなのです。

3か所を順にまわるので、だいたい月1回のペースで自分のところに来てもらえます。
今日はうちに来てくれて、超★ハードな作業を手伝ってくれました。

朝イチで、台車に束石や砂利を積んで山の現場へ…。
(900の束石、重たい〜…)
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ちなみに前回はこの場所の掘削や整地を手伝ってもらいました。
(いつもハードワークさせてゴメン!)

「一人じゃなかなかできないこと」、「たくさん手があるとはかどること」を手伝いあう「手間返し」のシェアワークシステム、僕らのような暮らし方の人間にはすごくありがたいことです。
「仕事を手伝ってもらえて助かる」というのももちろん大きいけれど、一緒に作業することの面白さや楽しさも魅力の一つ。もちろん信頼関係があってこそですけどね。

アルバイトと違って、1日労働してもお金は1円たりとも発生しないし貨幣経済はちっとも動かない(つまりGDPには無関係!)けれども、「働き方」の一つとしてなかなか価値があるんじゃないかなあ、と実感しています。
(逆に、お金で雇われているよりも「頑張らなきゃ」って思うかも…)

ちなみに先週は、ぽへぽへ農園にて丸1日「芋の畝たて」を手伝いました。
(これもなかなかにキツかった(笑))
いい芋が育ってくれたら、と願っています。
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来週はひろお氏のSloth+農園に行きます。
今日やってもらった分以上に役に立ちたいなー。

そんな感じの「ワークシェアDAY」。
ちょっとずつルール?(って程でもないけど)も整理しつつ、いい感じでやっています。
暮らしに欠かせない「生業」の一つになりそうです。



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〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
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伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
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2017年06月16日

まるごと羊毛楽しもう。

6月11日に、ハイジ牧場さんとの合同企画を行いました。
『ペレのふくをつくろう〜まるごと羊毛講座』です。
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ハイジ牧場場長の金澤さんとはチーズづくりなど様々な講座を一緒にさせて頂いています。
羊毛の講座も、数年前に「糸紡ぎとフェルト加工の体験」として始めました。
紡ぎやフェルト作品づくりはそれ自体がとても魅力のあるもので、参加された方にも好評だったのですが、僕自身が牧場に足を運び動物たちとの暮らしぶりを見ているうちに、キレイに整えられた羊毛からスタートするのでは物足りなくなってしまったのでした。

『ペレのあたらしいふく』という絵本があります。
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ペレ少年が、自分の飼っている羊の毛を刈り、いろいろな人の手を借りながら服をつくるお話なのですが、この絵本に描かれるような「豊かな手仕事の世界」「生き物との暮らし」を体感できるような講座にしたい、と思ったのです。

金澤さんも賛同して下さり、本講座が決まりました。
丸1日使い、あまりキレイとは言えない原毛洗いなどもやっていただくディ₋プな講座に、いったいどれだけの参加者が集まるのだろうか?という不安も少しあったのですが、定員を超える方々にお申込みいただき、いよいよ講座当日を迎えました。



10時。開講して、挨拶もそこそこに毛刈りを始めます。
ハイジ牧場の羊さん達も、今回の子たち以外はすでに刈られ、この子たちは暑い中この日まで我慢してもらったのでした。
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羊という動物について説明しながら、大きなバリカンで刈っていく金澤さん。

ある程度まで刈ったところで、参加者さんたちにも体験していただきます。
羊の体温や臭い、油っぽさなどを感じてもらう、大切な時間です。
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刈り終えた原毛を洗います。
糞などで汚れ、油のついている毛を洗って、加工できる状態にする作業。
大変な仕事ですが、今回の講座で僕が一番体験してほしかったのが、実はこの作業なのです。
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皆でおしゃべりしながらできるのが、こういう手仕事の良さですね。
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洗い終わったところで、お昼に。
山の上の施設に移動します。
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お昼ご飯は、アイリッシュシチューとシユウパウロウ。
羊肉をたっぷり食べる羊飼い料理です。
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午後は、ナガヌマキンギョの池田さんが講師です。
池田さんはハイジ牧場の近くで営農しながら、羊を飼ったり綿花を栽培してたりして、紡ぎや織りの活動を続けている作家さんでもあります。
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ゴミなどを取り除きながら、毛をそろえて加工しやするするためのカーディングという作業をし…
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紡ぎ機やスピンドルでの糸紡ぎ体験。
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すぐに出来るような簡単な技術ではないのですが、一本の糸を紡ぐ大変さ、そしてそれを使って布を織るのにかかる膨大な手間と時間を少しでも感じていただければと思いました。
もちろん、ただ大変なだけではなく、その作業が持つ面白さもきっと体感されたはずです。


「もっとやっていたい!」という声にゴメンナサイしながら、最後はフェルトの作品づくりです。
フェルト化という性質こそ、羊毛の最大の利点であり加工の面白さ。
とにかくどんなものでも出来てしまう自在さ、不思議さを感じながら、手を動かしていただきました。
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「羊の文化」は日本古来のものではなりませんが、人間が衣を纏うようになって以来、「紡ぐ」「織る」という作業はどんな民族にとってもとても重要な行為だったはずです(ガンジーさんの思想の中心にチャルカがあるように…)。
また、家畜という動物とのかかわりも、「消費者」と呼ばれる立場からはなかなか本質が見えづらいものになっていますが、一歩近づくことで、矛盾も含めて大切な気づきを得られるのではないかと思います。

今回行った講座での体験はほんのわずかなものですが、これをきっかけに「1本の糸」の貴重さに思いを寄せる感覚が生まれていたら嬉しいな、と思っています。
丸1日、たっぷりと羊毛に触れ、楽しんでいただいた「まるごと羊毛講座」でした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
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〇定員 15名


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2017年06月10日

初夏の大仕事。

すでに1週間も経ってしまいましたが、先週の土曜日は『苗の交換会』でした。
会場は長沼の古民家カフェ・こぐま座さん。
急きょ設定した交換会でしたが、10名ほどの方が参加して下さり、大切に育てている苗たちを交換し合いました。
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ほとんどの方は昨年も参加して下さっている方です。
今回は参加費もとらず、お友達に声掛けして集まってもらったような会でしたが、やっぱりこのような交換会は小さくても毎年続けていくことが大事なのだろうなあ、と思いました。
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誰かが育ててくれるなら、少し多めに種まきしておいてもいいな、と思いますもんね。
(逆に言えば、育てた苗を植えられずに枯らしてしまうのって、本当に悲しいですから…)
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来てくれた皆さん、こぐま座さん、ありがとうございました。
受け取った苗、大事に育ててくださいねー。
今年来られなかった方、また来年、やりますよ!

ちなみに苗の交換会はお昼までだったので、午後は田んぼに行って除草です。
(写真を撮るヨユーはありませんでしたが、お手伝いしてくれた皆さん、ありがとうございました!)
除草・・・結局終わらなかったけど。



そして翌日、日曜日は田植え。
前日に続いて、近年まれにみる寒い日となりました。
(僕も腰痛で体を冷やしたくなかったこともあり、初めて長靴での田植え…これまで100%裸足だったのに…)

9時に集合していただき、まずは終わらなかった除草から…。
(これがほんとに手ごわいのです…ということを身をもって感じていただこうかと)
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1時間ほどの除草の後、いよいよ田植えがスタート。
目安とするロープを張り、苗を手に田んぼに入っていきます。
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腰痛爆弾を抱えた僕はイマイチ活発に動けなかったのですが、ベテランさんがどんどん先を読んで作業し、初めての方にも親切に教えてくださるので大助かりです。
いつもありがとうございます!
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ちびっこも大活躍。
皆に苗を渡す配達屋さんをしてくれました。
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中腰のつらい僕は(しつこいか)、お茶出しや四つん這いで畔の整理。
どんな人にでもそれなりに「役割」が生まれるのが、「農的なしごと」の良さですね。

小雨のパラつく中、植えすすみ…何とか午前中で2/3程を終えることが出来ました。
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お昼は、恒例の持ち寄りランチ(通称・ランランランチ!)です。
今回も実に豊かな食事の場となりました。
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朝から雨が降りそうな空模様でしたのでテントを張り、火を焚いていました。
休憩時にホッとできる状態で本当に良かったです。
(テントを持参して下さったカリヤさんありがとう!)
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食事も済んで一息ついて、さあ、午後のもうひと頑張りです!
(寒いので気持ちを奮い立たせないと…!)
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それでも、このくらいの時間になると植えるのにも慣れ、作業の手順も全員がわかって、声を掛け合い「いい塩梅」で作業できるようになっています。
晴れていれば本当に気持ちが良いのですけどねえ…。
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さあ、最後の数本となりました。
今回は苗の数がいつもより2割ほど多かったのですが、すべて植えきってしまいました。
ちょっと株間は狭目ですが、「数で勝負」です。
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おわったー。
15時ころ、田植えが無事に終了。
水を入れると、グッと「美しい田んぼ」の姿が浮かび上がる感じです。
お手伝いして下さった皆さんのお陰です。
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植え終わった田んぼを肴に、「3時のおやつ」タイム。
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除草等々、田んぼ作業は秋まで続いていきますが、とりあえず植え終わってホッとしました。
秋には是非、稲刈りに来てくださいね!

お疲れさまでした!
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・・・こうして、ぎっくり腰を抱えたまま割とハードな週末を乗り切ったのですが、翌日からは風邪をひいて咳とくしゃみがとまらない、という状況になったイトウ。
「泣きっ面に蜂」よりも恐ろしい「ぎっくりに咳」です。
トホホな状態でヨロヨロと過ごした数日間を経て、ようやくもろもろ回復しつつある今日でした。
うーん、明日はどっちだ?!


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 朝イチに羊の毛刈りから始め、原毛がきれいなワタになるまでの作業、さらにその羊毛を使った糸紡ぎやフェルト加工を体験します。1日かけて<羊飼い>の擬似体験をしてみましょう。
〇日時 6月11日(日)10:00〜16:00
     *開催日を変更いたしました。
〇場所 ハイジ牧場(長沼町東9線南2番地)
〇参加費 3500円(ハイジ産羊肉の昼食付)
〇定員 12名*定員に足しましたので受付終了しました!
〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場)、池田博子さん(ナガヌマキンギョ)


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毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
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〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


posted by イトウ at 22:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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