2019年04月21日

キタナイ季節?

これが4月5日の山の写真。
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これは4月12日に撮ったもの(畑の様子)。
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この頃すでに、札幌はもちろん、10kmほど南に向かえばほとんど雪はない状態でした。
余所へ行く度、この辺りが、まぁ本当に「豪雪地帯」だってことを実感・・・。

「まったくいつになったら畑が出てくることやら・・・」
とボヤいていましたが、とりあえず春はちゃんとやってくるものです。


1週間後(昨日)には、もうこんな状態に。
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山もすっかりとけて、フキノトウの季節は早くも過ぎ去ってしまいそうです。
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雪が解けて日に日に気温、土の温度も増していくこの時期。
嬉しい反面、「1年で一番キタナラシイ季節」でもあります。

雪で真っ白に隠されていたいろんなものが顕わになっちゃうからです。

ほら、こんなに・・・。
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あっちもこっちも。
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昨年秋に「片づけよう片づけよう」と思いながら、初雪で覆われちゃって「なかったこと」になってたハズのものたち(苦笑)。
もう少しはやくやればいいものを・・・と毎年、この時期には思うのですけど。

薪が崩れるのなんて僕のせいじゃないけど、積み直すのは僕の仕事。
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ハーブ類とか。
雪がスゴイから、せっかく支柱建てていても、倒れるものは倒れます。
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そして、問題はようやく顔を出した小麦。
今年はどうだろう??
(昨年は雪解けが遅くてカビにヤラレテほとんど死滅しました・・・)
ハラハラしながら見守っています。
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(来年は小麦の部分はしっかり燻炭で融雪しよう!)


まあ、手に負えること負えないこと、いろいろありますが、この春一番のショックはコレです。
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ソーラーパネル。
「今年は冬もしっかり使うぞー」と思って出したままにしていました。
冬仕様の台を設置するつもりでいたのに、なぜやらなかったんだ?!
雪にすっぽり埋もれて、出てきたら・・・ガラス前面にひびが。

廃棄するにも、直すにも、いろいろ考えなくちゃなりません。



・・・と、嬉しいばかりではない春。
ですが、やっぱり嬉しい季節です。
いろんなイキモノの息吹が伝わってくるからです。

何もないように見える畑にも、ほら。
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冬を越した菜類や新しく目を出したこぼれダネたち。

やっぱり、胸の奥がじーんとする、いい季節です。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌造り』
タイトル通り、タネまきから始め、育てた大豆を収穫して味噌造りまで行う講座です。毎回(全5回)、大豆の加工品づくりや栽培についてを学びます。また、通し参加を基本とし、田んぼの活動や様々な「農的暮らしのコミュニティ」を体験していただきます。
  〇日時 5月26日(日)13:30〜16:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 10000円/全5回(お子さまのご参加、初回の単発参加も可能です)

『春山散歩』
裏山に登りながら、春の植物の様子を観察します。ただの「草」「緑」だったものが、名前を得ることで広がる世界…。もちろん、「食べられる野草」の試食会も行います。
〇日時 5月12日(日)10:00〜14:00
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147‐1)
〇参加費 1800円


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
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2019年04月12日

暮らしの仕込み事。

昨年11月の「豆部味噌」仕込みに始まった「仕込みの季節」が終わりました。
今シーズンも<白味噌><麦味噌><豆味噌><魚醬><醤油>など、ひと通り必要なものを仕込むことが出来ました。

「ぐるりの豆部」の味噌仕込み!
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これは米麹を使った白味噌。
この後、自分でも追加仕込みしました。


麦麹を育てて、麦味噌!
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豆麹を育てて、豆味噌!
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活きの良さそうな魚を買ってきて、魚醤!
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そして、3月末〜先日にかけて仕込んだ醤油。

講座内で「種きり」し、3日間かけて製麹。
(この苦労は何度も書いているので割愛)
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まあまあな「醤油麹」が出来ました。
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今年わかったコツは、無理にいっぺんにたくさんやらずに2回に分けてやること(今回は3kgずつ)。
それと、できるだけ夜間は低空飛行(低温)で急がずに育てること。

それでも油断するとガツン!と発熱して、納豆になろうとしましたが…。

で、今年も醤油諸味を仕込むことが出来ました。
今年は麹の総量で10kg近く・・・(ちょっと多すぎか…?)。
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醤油はそれなりに今後も手間がかかりますが、とりあえずこれで今季の「仕込み」は終了。
これからは、畑の季節です。
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とは言え・・・

5月末に大豆を播くのも、育てて秋に収穫するのも、・・・また、「仕込む」ため、なわけです。
繰り返し、繰り返し、やっていく。
少しずつ知恵を積み重ねながら。

それが、「暮らしの中の仕込み」です。

先人が連綿とそうしてきたように・・・。

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『農的養蜂のススメ〜農的暮らしとミツバチ』
石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。
〇日時 4月20日(土)14:00〜15:30
    *12:30よりミツバチを題材にした映画の上映会も行います。
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147‐1)
〇参加費 2000円(*1ドリンク付き)

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  〇日時 5月26日(日)13:30〜16:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 10000円/全5回(お子さまのご参加、初回の単発参加も可能です)

『春山散歩』
裏山に登りながら、春の植物の様子を観察します。ただの「草」「緑」だったものが、名前を得ることで広がる世界…。もちろん、「食べられる野草」の試食会も行います。
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2019年04月05日

育苗状況。

今年も、2月の末から種蒔きを始めています。
(備忘録として記しておきます)

例年、最初に播くのは赤紫蘇
梅漬けに使うので、7月頃には結構な量が欲しいからです。
ついでに青紫蘇バジルも播きました。
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3月1日からは、ナス(真黒、F4)ピーマン(あきの、さきがけ)を始めます。
ナスやピーマンの発芽にはそれなりの温度が必要なので、一晩吸水させてから・・・
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湿らせた木綿に包んで、ポケットで保温します。

3日後、まずはピーマンが発根。
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ちょんとツノ(根)を出した子から、ポットに播いていきます。
自家採種しているタネは発芽・発根に多少個体差があるので、数日間かけて、順々に播くのです。
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ポットに播いてからさらに5日くらい経って、「芽」を出しました。
この、芽を出す姿は、何度見ても胸がじんわりと嬉しくなるものです。
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ナスはなかなか根を出さず、10日〜2週間程かかって「発根」。
これも順に播いていきました。
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3月20日には「第3期」の播種。
トマト(キタノシズクミニ・中玉・大玉、プチぷよ、イエローミニ、サンマルツァーノ)、トウガラシ(八房、激辛、韓国)、食用ホオズキ(大、クリーム)、シシトウ、キャベツ(サボイ、大球)、レタス、ケール、コールラビ・・・。
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最初に発芽するのはやっぱりトマト。
10年くらい自家採種しているものが多く、安定して発芽してくれる優等生です。
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4月1日には、第4期の播種を行ないました。
この時に播いたのは・・・芽キャベツ、ビート、レッドビーツ、スイカ、キュウリ(ピクルス用、四葉)、ひょうたん(大、千成)、オクラ(丸、五角、スター)。

播種する時期は、「生育に必要な期間」と「植える時期」を考えて決めています。
「苗の大きさ」や「育苗スペース」も考慮しなければなりません。
ひょうたんやオクラは、5月前半にはビニールハウスに定植するので、もう少し早くてもいいのかも。



一方、苗を育てる「踏み込み温床」も、3月30日につくりました。
本当は3月前半からやりたいのですが、ハウスの雪がなかなか解けなかったのです。
これは3月20日の状態。温床をつくれる面積の土が出たのは25日過ぎです。
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温床は電熱線ではなく、枠をつくって、イナワラやヌカ、落ち葉などを積み重ね、微生物による発酵熱で苗を育てるやり方を続けています。
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大事なのはしっかり踏み込んでおくことです。
空気が多すぎると、発熱し始めるのは早いのですが、好気性の菌が元気よく働き過ぎて、あっという間に温度が下がってしまうのです。
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通常、3〜5日で温度が上がってきます。
温床自体が30℃くらいになって、空間が夜間も20℃くらいに保てるのが理想です。

現在、1週間経ちました・・・が、温床の温度、今回はなかなか上がってきません。
量が少ないのと、夜間の気温が低いからかもしれません。
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苗の方は、播種した子たちが次々芽を出し、すくすく育って、鉢上げを迫ってきます。
室内での管理はそろそろ限界。
早く温床に移したいのですが・・・
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思うようにならないところも面白さなのですけど、日々、未だ試行錯誤しつつ。
まだまだ未熟です。

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味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
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  〇日時 4月7日(日)13:30 〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
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石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。
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2019年03月29日

モノの「背景」。

先日、竹細工技能士の山根広充さんに来ていただき、『竹編みをはじめよう』を行いました。

僕が山根さんとお会いしたのは1年半ほど前、イベントに出展させていただいた時に、お隣のブースにいらしたのが最初でした(僕はひょうたんランプ)
その時のイベントには「職人村」という冠があって僕自身はちょっと恥ずかしかったのですが、周りの職人的技術を持った作家さん達とのお話は非常に面白かったのです。
中でも、竹細工職人の山根さんには、技術はもちろん、素材とのかかわりについてとても興味深いお話を聞かせていただきました。
竹細工の職人にとって「編む」というのが、最後の一部分にすぎなく、「仕事の本質は竹ひごづくり」だというあたりには特にグッとくるものがありました(その点においては、僕のひょうたん加工もやや通じるところがあります。)。


現代は、「モノ」の「価値」や「成り立ち」が非常に見えづらい時代です。
目の前に例えば一つの「竹でつくった籠」があったとして、それがどのくらいの手間と時間と技術を要して出来上がったものなのか、なかなか想像することはできません。
一方で、ホームセンターや100円ショップには「似たような<安い品>」が並んでいます。
<安い品>には安いなりの理由があって、その安さによって何かが失われたり、何かを犠牲にしているのかもしれないけれど、それは「目の前の品」を見るだけでは伝わりづらいものです。
まして、その製品の「素材」がどのようにしてつくられているのかは、「モノづくりが趣味」の方でもなかなかご存じないのではないかと思います。

今回、僕が山根さんに「竹細工講座」をお願いしたのは、もちろん「技術としての竹細工」を習いたいこともありましたが、どちらかというと「竹細工の背景」から何かを感じてもらえたら・・・という思いがあったからです。
そして、その思いに、山根さんも共感して下さり、今回の『竹編みをはじめよう』を行うことが出来ました。



いよいよ講座がスタート。
最初は、山根さんの自己紹介(竹細工職人になるまで)や、「つくっている製品について」の解説や「竹という素材について」のお話。
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そして、今回の講座のハイライト、「竹ひごができるまで」です。
普段は決して見せることはないけれど、実は竹細工職人さんの技術・仕事の基本である「竹ひごづくり」。
使っている道具も持参していただきました。

まず竹を割って・・・
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均等に割いていきます。
いとも簡単に作業されていますが、やはり職人さんの手仕事には所作自体に美しさがありますね。
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竹細工職人の方々は、皆さん自分の道具を自分でつくられるそうです。
山根さんも、正確な幅、厚さのひごをつくるためのこれらの道具をつくられたそうです。
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全員、少しずつ竹ひごづくりも体験させていただきました。
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竹ひごが出来ました。
ここまでの過程を見ると、この竹ひごがますます美しく見えてきます
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さて、ここからは「一般的な竹細工講座」です。
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ひと工程ずつ、丁寧にすすんでいきます。
山根さんが何度も仰っていましたが、重要なのは「勝手にやらないこと」「言われたとおりにやること」。
どうしても「わかったつもり」になってしまって、先に手を動かしてしまいがちですが、積み上げられた職人技術は、まずは「見習う」ことが大切です。
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だんだんカタチになってきました。
半分くらい編んでいくと、竹という素材の性質も体に馴染んでくるような気がしました。
「素材の特性」に逆らうことなく、「竹の声」を聞きながら編むように、竹細工の技術は出来ていることがわかってきます(少しですけど…)。
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予定よりかなり時間がかかってしまいましたが、参加者全員、美しい「四海波(という籠)」が出来上がりました。
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あっという間の4時間。
けれど、密度の濃い時間だったと思います。

様々なイベントなどでワークショップをされている山根さんですが、素材についての話、まして自己紹介などに時間をとることは、いままでなかったそうです。
でも、「作り手」、「素材」、「継がれてきた技術」など、モノの<背景>にこそ、「モノづくり」の面白さがあるのではないでしょうか。
さらに、そこを知ることで、「価値」を見抜く目も養われていくのではないかと思います。

一つの「製品」が生まれるための素材づくりや伝統の蓄積など、様々な視点があった講座となりました。
出来た「籠」だけでなく、いろいろな「思い」を持ち帰っていただけていたら嬉しいです。

ご参加いただいた皆さん、そして山根広充さん、ありがとうございました。
是非、また「竹編み講座」行いたいと思います。

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  〇日時 4月7日(日)13:30 〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
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  〇定員 12名

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石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。
〇日時 4月20日(土)14:00〜15:30
    *12:30よりミツバチを題材にした「映画観賞会」も行います(希望者のみ)。
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2019年03月21日

ハルノメグミ。

12月から1月にかけての前半、かなり厳しかった今年の冬。
「長い冬、歯を食いしばって乗り越えるのダ!」
・・・という気分が毎年1月の僕にはあるのです・・・(だって雪、すごいんだもん)。

2月の前半、『春山散歩』という新芽観察ハイキングに行く頃から、僕の「春ムード」がジワジワと上がってきます。
新芽を見て、樹々の「ダイジョウブ、ちゃんともうすぐ春になるよ」という囁きに励まされます。

2月半ばに行う『ひとつぶのタネのチカラ』というタネ交換会イベントでは、「よし!春が来るのだ!」と「心のフキノトウ」が頭をもたげ・・・

とどめは、3月前半にはじめる「カエデの樹液採り」です。



キビシイな、と思っていた今年の冬、実は2月半ばからは思いの外暖かい日が続き、雪もほとんど降りませんでした。
おかげで、雪解けも随分早く進んでいます。
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「今年は楓も早そうだな…」
ちょっと早めに樹液採りを始めるつもりでいたのですが、結局最初に穴を開けたのは、昨年と同じ3月6日でした。

直径12ミリほどのドリルで穴を開けると・・・・

出ました!
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ぽたりぽたり・・・。
楓が、雪解け水を吸い上げ、昨秋までに貯めておいた養分と一緒に、全身に送る・・・樹液。
それを受けて、新芽は芽吹き、葉がつくられていきます。
まさに、樹液は彼らの「血液」なのです。

そんな大事なものをいただく(ていうか、横取り…)のですから、無駄には出来ませんね。

コックを取りつけ、ペットボトルをセット。
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個体差はありますが、その日の夕方には、2ℓのペットボトルが溢れてしまうものもあります。
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2〜4本の楓をまわり、大きなボトルで集めます。


樹液、採るのは楽しいのですが、大変なのはこれからです。
通常ストーブの上で煮詰めていくわけですが・・・
1/40くらいまで煮詰めなければ「シロップ」にはならないのですから、必要な熱量は相当なものです。
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これが1月なら、迷うこともなくガンガン焚いて部屋を暖めつつ煮詰めていけばいいのですが、3月前半、日中の気温が暖かくなる時期に樹液が採れ始めるのですから困りものです。
なので、結局はガスで加熱することになってしまいます。
醤油仕込みの為に大豆を煮たりもするので、ウチのガス使用量は、3月が一番高くなってしまうのでした。
(これは改善しなきゃならないところです・・・もやもや)
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もしかしたら数日間で終わっちゃうかな、と思った今年の樹液でしたが、思ったよりも長く、結局2週間くらいは採集できました。
(このあたりのリクツは未だによくわからず・・・)


さて。
雪解けは、着々とすすみ・・・
いつもの場所、谷地から土が顔を出しました。
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フキノトウもぽつぽつと。
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昨日見たら、溜まったのは2日間でこれだけ。
ほとんど出ていない樹もありました。
カエデ樹液の季節もそろそろ終わりです。
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(も少ししたら、シラカバ樹液です)


「春の恵み」は、モノとしてのメープルシロップというよりも、「季節感」「春を慈しむ気持ち」なのかもしれません。
季節の変化に心や体をゆだねられる暮らし。
キビシイ冬を越えたからこその喜び。

毎年もったいなくてどう使っていいか迷ってしまうシロップですが、、せっかくなので春を楽しみながらいただこうと思います。
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    *12:30よりミツバチを題材にした「映画観賞会」も行います(希望者のみ)。
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147‐1)
〇参加費 2000円(*1ドリンク付き)

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米バークレーで「日本の道具やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「研ぐコツ」や「扱い方」を習います。
  〇日時 4月28日(日)12:00〜15:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 3500円(こぐま座ランチ付き)

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2019年03月15日

Coccoさんが教えてくれること。

今、ウチにはCoccoさんが20羽くらいいます。
「昨年生まれの若い群れ」と「もうすぐ3歳になる群れ」。
そして、チャボが数羽。
一応、「卵を得るため」に飼っています。

若い群れのCoccoさんにとって、初めてのこの冬、毎日80%くらいの産卵率で卵を産んでくれました。
少しお歳のCoccoさんは、3度目の冬。ほとんど卵を産みませんでした。
それは想定通りでした。
2年目には50%くらい(2日に1個ほど)になって、だいたい3年目の冬にはほとんど産まなくなります。

12月半ばから2月半ばまで、まったく産卵のなかった「お歳のCoccoさん」ですが・・・

2月後半のある日、数個の卵を発見。
暖かくなって、少しずつですが、また産んでくれるようになっていたのです。
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生物としての鶏の本来の「寿命」は、10年くらいだったと思います。
でも、ほぼ毎日卵を産む近代品種のCoccoさんは、あっという間に体が衰えていきます。
3年目には産卵の数がガクンと減って、長くても4〜5年くらいで静かに息を引き取ります。
一方、ウチにいる子でも「(抱卵癖があったりして)あまり卵を産まないCoccoさん」は、いつまでも若々しかったりします。
「卵を産む」ということは、まさに命を削る行為なんだ、と実感させられます。
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最近元気がないな…と思っていた子が、先日死にました。
体力が落ちて、病気になったのかと思います。
うずくまっているところをネズミにかじられてしまいました。
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鶏を飼っていると、「死」をすごく身近に感じます。
自分で〆ることもあるし、今回のように死んでしまうことも多々あります。
その度、「生きているものは必ず死ぬのだ」ということを想い起します。

「Coccoさんの死」は、まだわかりやすい方かもしれません。
僕の気づかぬうちに、僕の周りでたくさんの生き物が、日々生まれ、死んでいきます。
そうやって世界は続き、動いているのです。

やがて訪れる「自分の死」も、そのうちのひとつ。
そんなふうに考えていたいと思います。

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  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
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2019年03月07日

冬山散歩2019.

すでにひと月前のことになってしまいましたが、記録のために残しておきます。

2月9日、『冬山散歩』を行いました。
恒例の裏山探索の会で、講師はいつも通り喜多としろうさんです。

この日は、前日までの寒波(吹雪も…)がやや残る冷え込んだ朝。
ただ、天気自体は悪くなさそうだったので、思い切って実施しました。

集まってくれた10名くらいの参加者さんにスノーシューを装着していただいて、いざ出発!
と言っても我が家の裏山なので、なんとなくノンビリした気分です。
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2月の厳寒期ですが、樹々は春の訪れを感じながら新芽を出しています。
そんな姿を見るのが、この時期の山歩きの楽しみのひとつ。
冬山散歩の前半は、冬芽の観察がメインです。
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木によって違う顔。
これはサンタクロースみたいですね。
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山頂の山桜。
まずはこの山の主にご挨拶です。
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思った通り、少し寒いけれど、お日様が優しく感じる穏やかな天候。
スノーハイクにはぴったりの日和です。

その後は、ひたすら林道を歩いて・・・
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中小屋温泉を目指します。
P2091882.JPG
このあたりは冬期間人が足を踏み入れていないので、ラッセルがちょっと厳しいのですが、静かな自然に包まれることが出来ます。
今回は、ウサギの「ダミー足跡」なんかも見ることが出来ました。

歩き始めて3時間半・・・

「あ!あそこかな?!」

温泉に到着です。
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(実はこの下山時点で予定よりも遅れていて、帰路に使う予定の電車時刻が迫っていました。温泉でゆっくりしたいし、電車には乗りたいし…。迷った結果、ちょっと予定を組み替えたりもしたのですが、記録としては「下山」→「温泉・昼食」→「電車」ということで…)

温泉で疲れをいやした後は・・・札沼線・本中小屋温泉駅へ。
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来年5月には廃路が決まっているこの区間。
ノンビリ揺られるこの1両電車に乗ることが出来るのも、あと1年ほどです。
帰路は、「本中小屋」から「石狩金沢」まで乗車します。
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山の中を歩いて3時間半。
帰路は、電車で1区間・約7分の旅。
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ヘンテコリンな「冬山散歩」にお付き合いいただいた喜多さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
来年も一緒にいい汗かきましょう。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『My醤油を仕込もう〜大地からの一滴を味わう発酵講座@A』
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 @3月24日(日)13:30〜15:30(←募集終了)
      A4月7日(日)(←募集中)
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『農的養蜂のススメ〜農的暮らしとミツバチ』
石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。
〇日時 4月20日(土)14:00〜15:30
    *12:30よりミツバチを扱った映画の上映も行います。
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147‐1)
〇参加費 2000円(*1ドリンク付き)

『ミスターオサムの刃物講座』<募集終了>
米バークレーで「日本の道具やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「研ぐコツ」や「扱い方」を習います。
  〇日時 4月28日(日)12:00〜15:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 3500円(こぐま座ランチ付き)

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
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2019年02月23日

タネ友集う、2019春。

2月も半ばとなり、今年も「タネ友の季節」がやってきました。
そう。
恒例の、タネ交換会『ひとつぶのタネのチカラ』を2月16日に行ったのです。


前日、配布プリントや会場の展示物など、主催者としての準備を一通り確認し終えました。
「さあ、寝ようか…」となる直前に気づくいつものパターン。
・・・自分の(交換用の)タネの準備を忘れていました。
これがなくてはタネ友の輪に入ることが出来ません。
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当日朝。
おつき合いの深い友人たちに、会場設営など手伝っていただき・・・
(この、お手伝いがなければできないのです。いつもありがとう)
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参加者の皆さんを迎えます。
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こうして・・・
今年も定員の30名を超える方々がお集まり下さり、『ひとつぶのタネのチカラ』が始まりました。
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初めは映画の上映です。
今年は、多国籍企業の種子支配の現状から自家採種の大切さを訴える『種子(たね)〜みんなのもの?それとも企業の所有物?』を観ていただきました。
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本来はゆっくり映画の感想シェアや質疑の時間を取れれば良いのですが、限られた時間で行っているのでここではそれぞれ思いを持ち帰っていただくことにしましょう。


次は、「事例紹介」の時間です。
この枠では、何度もご参加されているタネ友さんに、栽培の様子やタネ採りで気をつけていることなどを紹介していただいています。
今回はまず、長沼町のSloth+farmさん(伊藤さん)。
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そして、美唄市よりご参加の清水自然園さん(関田さん)。
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今回は両氏とも農家さんでしたが、どちらも丁寧に作物と向き合っていらっしゃる無農薬・無肥料栽培のお2人でした。
貴重なお話、ありがとうございました。


いよいよメインの「タネ交換会」です。
僕たちのタネ交換会では、まず参加者さん全員に自己紹介していただいています。
大人数なので、それだけでもかなりの時間がかかってしまうのですが、この全員の声を聞かせていただく時間は重要だと考えています。
お名前、栽培地、取り組んでいること、そしてもちろん「持ってきたタネ」のこと・・・。
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各々、トレイなどの上に交換用のタネを配置して、交換しやすく用意をしてきていただいています。
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交換タイム。
「タネを交換する時間」なのですが、本質的には「タネを介して行われるコミュニケーションの時間」なのだと思います。
「このタネはどんなふうに育ちますか?」「これはとても美味しいトマトですよ!」「発芽が少し心配だから多めに播いてね…」etc...
・・・あっという間の数十分です。
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(実は今回、交換時の写真を一枚も撮っていませんでした。たくさんの人とお話したいと、つい夢中になってしまったためです。そんな濃密な時間なのでした。この1枚は、Kさんに送っていただいたものです)


イベントは会場の関係もあって、どうしても終わりの時間に縛られます。
「もう少し続けたい…」「せっかくだからもう少し話しできたら…」という声が例年多いので、会場を移してランチ交流会を行いました。こちらにも20名以上の方がご参加くださいました。
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会場はエルプラ近くの「博多ぶあいそ別邸」さん。
箸置きに素敵なサービスがありました。記念になりますね。
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こうして今年も、気持ちの良いタネ友さんに囲まれて『ひとつぶのタネのチカラ』を行うことが出来ました。
ありがとうございました。
帰宅後、お一人ずつのお顔とお名前を思い出しながら、交換したタネや品物を手に取りました。
種蒔きが楽しみになっています。
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さて・・・
僕らのタネ交換会も今年で8回目となりました。
「同じことを飽きずにやるね」と思う方がいるかもしれないけれど、僕にしてみれば毎回決して「同じ」ではないし、新鮮な気持ちで臨んませてもらっています。
体験塾としては、年初めの大事なイベントという意味あい。
百姓としては、今年の栽培の動機づけ。
そして、人間が生きていく上で人とのつながりが重要であることタネ一粒の背景にある物語など、様々なことを確認できる場だと思っています。

また、「タネが欲しい」という思いよりも「タネを分け合いたい」という思いを大切にして続けていきたいですし、珍しいタネ、美味しい品種を分けるだけでなく、珍しくない当たり前の(誰でも持ってるような)タネも交換し合いながら、互いの畑を豊かにしていけるような場であって欲しいと思っています。

会場では、最後にこう挨拶させていただきました。
「また来年、是非ここでお会いしましょう」

共感していただける方がいらっしゃるので、続けていられます。
来てくださるタネ友さんあっての、このイベント。
来年もよろしくお願いいたします。
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『My醤油を仕込もう〜大地からの一滴を味わう発酵講座@A』
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 @3月24日(日)13:30〜15:30(←募集終了)
      A4月7日(日)(←募集中)
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『竹編みをはじめよう』<募集終了>
竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、「四海波」という伝統的な花籠を制作します。
  〇日時 3月17日(日)@9:00〜12:30 A13:30〜17:00
  〇場所 当別町金沢147−1

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
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2019年02月06日

言葉と精神性。

椅子をつくっています。
素材は、昨年秋の台風で倒れてしまったイヌエンジュの樹。
木育やグリーンウッドワークをやっている友人・草刈さんに教えてもらいながら、ゴッホ風の椅子をつくっているのです。

家でパーツをつくり、時々集まって組み立て作業などを行います。
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先日、おおむね組み終わり、後は座編みをすれば完成です。
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さて。
最近あらためて、「ブリコラージュ」という言葉に惹かれています。
自分の考える「暮らし方」や「モノづくり」にピタリと当てはまると感じるからです。
この生木を使った椅子づくりも、その場その場で試行錯誤しながらやっていく感じがブリコラ的。
道具も、(僕はまだ借りたり買ったりしたものを使うことが多いけれど)自分でつくる人が多いようです。

「ブリコラージュ」
その場で手に入るあり合わせの道具や余り物の材料なんかを使ってモノをつくること。
プロの職人仕事というより、日曜大工的に行う雑多な手仕事。
(この言葉を紹介して社会の有り様にも当てはめたレヴィ・ストロースの『野生の思考』が僕はとても好きです。)

この、体験塾のタペストリーも、ブリコラージュによってつくられました(M氏作)。
素材はすべて身近に散らばっていたもの。
織り機も自作でした。
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エコビレッジライフ体験塾の精神性を具現化しているようで、僕はこのタペストリーが大好きです。



この「ブリコラージュ」みたいな「しっくりする言葉」が、僕にはすごく大事に思えます。

例えば同じような行為を指す言葉としては、「DIY」があるのだけれど、僕はこの言葉は苦手です。
だって、「Do it yourself」です。
一般に「自分でやろう」なんて訳されるけれど、「yourself」ですから「自分でやれよ」じゃないですか?
歴史的には、第2次大戦後にロンドンで生まれたスローガンのようです。
もしも市民の自発的なムーブメントなら、「Do it ourself」だと思うのだけれど・・・「yourself」。
命令です。余計なお世話、です。

こういうところ、すごく気になります。
だから、僕はDIYじゃなく、ブリコラージュの精神でいきたいと思うのです。



ちなみに「自給自足」なんて言葉も好きじゃないです。
「自給」はたくさんしたいけれど、それで「自足」はしたくない。
自分だけじゃ足りないところが沢山あるから、人とのかかわりが大切になります。
気持ちと物の交換をすることが出来、経済の輪に入ることが出来ます。

だから、しばしば「イトウさんは自給自足を目指してるんですよね?」なんて聞かれたりしますが、「いえ、まったくそんなの目指してません!」と答えています。
細かいようだけれど、これは結構、精神性として重要な部分なのです。


何て言うか、こういう言葉の使い方、自分がこだわる部分を丁寧にしたいと思います。
(あまり関係ないですが、棟方志功が「版画」じゃなく「板画」にこだわった、って話も好きです)

あと、例えば「エゾ」
RisingSunRockfestival in EZOが始まった時、「かっこいいなー」と思ったものですが、冷静に考えると場所を指すなら「蝦夷地」です。
そして何より、「蝦夷」って、中央の人々が東北や北海道の民を「異民族」としてどちらかというと差別的に使われていた言葉だと思うのです。決して当事者が使ってはいません。
それを「ちょっとエキゾチックでカッコいい?」的に名乗るのって、随分精神性がトンチンカンだよなあ、と思うのです。
時々名前に「エゾ」を入れている団体を目にしたりするので、大丈夫かなあ?と心配になります(目指してるものと合うのかな、と)。


このブログで何度も書いてるので細かくは書きませんが、「自然農」「自然農法」という言葉にも、違和感が大きいです。
「自然」や「農」について知る程、考える程に相反すると感じるので、僕は使いません(「自然栽培」はいよいよビジネスチックなものを感じるので使いません)
名づけた福岡氏、川口氏らの想いは僕なりに理解していますが、今となっては「良いコトしてる」みたいな誤解につながるデメリットが大きいように思いますし、わざわざ「自然」を使う必要なんてなく、あえて使うなら「有機」で十分だと思うのです。
(でも、「有機」よりも「自然」の方が良いのだ、と勘違いしてる人も多いので、時々困ってしまいます)



こういう「言葉と意味することのズレ」はそこら中に転がっています。
人それぞれこだわりは違うでしょうし、大してこだわりもなく発せられる言葉の方が多い気もします。

で、僕は、結構「言葉のチカラ」を信じているので、それ故、あまり言葉自体を信じません。
時間をかけて行為を見て、人が発する言葉の「真意」を咀嚼していきながら「共通言語」を構築するのには、実は結構時間がかかると考えています。

出来合いの、わかったつもりの言葉ではなく、「自分たちの血肉の通った言葉」を獲得していくにも、野生の思考が必要だし、それもまさにブリコラージュ的な行為ではないかなー、と思うのでした。


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『My醤油を仕込もう〜大地からの一滴を味わう発酵講座@A』
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 @3月24日(日)13:30〜15:30(←募集終了)
      A4月7日(日)(←募集中)
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『竹編みをはじめよう』<募集終了>
竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、「四海波」という伝統的な花籠を制作します。
  〇日時 3月17日(日)@9:00〜12:30 A13:30〜17:00
  〇場所 当別町金沢147−1

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<募集終了>
  〇日時 2月16日(土)9:15〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
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2019年01月31日

醸すものたち。

『空と大地のヨガ』さんにて、今年も「発酵講座」をさせていただきました。
醤油と味噌について学び、一緒に仕込んでみる講座。
(本心では、醤油や味噌はあくまで「入口」なのですけどね)
ここ数年毎年企画していただいてて、僕も楽しみにしています。



初めは「醤油講座」です。
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まずは、味見をしながら様々な醤油の特徴や成り立ちについてお話し、ざっくりと「醤油ってどんなものなのか」を知っていただきました。
味噌に比べると、日々使っている割に知らないことが多い醤油。
「醤油ってスゴイものなんだな」と感じてもらえたでしょうか。
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そして、「仕込み」です。
が、醤油の仕込みはびっくりするほど簡単、あっという間に終わります。
参加者の皆さんも、「え?これで終わり?」と驚かれていました。
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でも・・・
醤油づくり自体は、これが始まり。
これから数か月間、じっくりつき合っていただくことになります。



醤油を仕込んだ後は、発酵についての座学『小さなイキモノとの暮らし』です。
世界中にある多種多様な「発酵食品」がどんなふうに出来ているのか・・・。
そもそも「発酵食品」てどんな食べ物なのか・・・。
「発酵」ってどんな現象なのか・・・。

醤油や味噌の歴史も踏まえながら、ちょっとディープな「発酵学」に触れていただきました。
ベースになるのは、「生態系」「循環」への視点だと僕は思っています。
(たぶん他の方とはちょっと違う「発酵」のとらえ方かと思います)



続いて、「味噌講座」です。
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味噌の仕込みもカンタン。
工程はそれなりにありますが、ただ仕込むだけなら、誰かに習うまでもないくらい単純な作業です。
ただ、単純なようでいて、一つひとつの工程には意味があり、奥深い知恵の蓄積でできています。

僕は、味噌講座では、「自分がイメージする<作りたい味噌>をつくれるようになって欲しい」と考えています。
その為にも、出来るだけ作業の中の「何故?」を大事にとり上げています。

作業手順や材料について理解していただいた後、丁度良く煮えた大豆を配布。
主催者のチカゾエさんが前日に時間をかけて煮ておいてくれたものです。
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(実は、大豆の過熱の仕方や麹の扱いなどもとても重要です。もちろん講座の中で説明はしますが、きっと実際に自分だけでやる時にいろいろ迷う点もあるかと思います)

仕込みの作業。
麹を塩切りして、大豆を潰して・・・
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混ぜた後、それぞれの樽に仕込んでいただきました。
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仕込み作業終了後に、メンテナンスの仕方などをお話ししました。

その時点で講座の残り時間が5分ほどだったのですが、ちょっと超過して20分ほど、味噌や醤油と関係ないような「蛇足的な話」もさせていただきました。
が、僕にとっては一番伝えたい、大事な部分。
発酵と関係ないようで、実はとても深くつながる「この世界のしくみ」「イキモノのつながり」の話です。
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大急ぎで話したので(いつもそうなっちゃいます…スミマセン!)充分伝えられたかわかりませんが、味噌や醤油、発酵食品のスゴさや価値、面白さは、「体にいい」とか「美味しい」という視点だけではもったいないと僕は思っています。
「作り方」や「レシピ」も、ほんの一要素にすぎません。

それは、それらの視点が結局「自分」「人間」中心の世界観にあるからです。
もう少し視野を広げ、多角的に(死も含めた生命現象として)「発酵」を見た時、とても豊かで不思議な「いのちのつながり」を感じることが出来ます。
その「つながり」に自分も加わってる感覚を確認しながら楽しむとき、「発酵」「発酵食品」は何倍にも価値のあるものになるんじゃないか、と僕は思っています。



・・・というような話は、必ずしも誰にでも求められるわけじゃないのでちょっとドキドキしますが、今回来ていただいた方々はそこそこ楽しんで下さったようでホッとしています。

冬の間はこんな「出前講座」もちょこちょこやっていますので、ご興味ある方はご連絡ください。
春を待ちながら、寒仕込みを楽しみましょう。

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★イベント情報

『My醤油を仕込もう2019〜大地からの一滴を味わう発酵講座』
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 @3月24日(土)13:30〜15:30(←募集終了)
      A4月上旬予定(←近日募集開始予定)
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<募集終了>
  〇日時 2月16日(土)9:15〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<募集終了>
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)

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posted by イトウ at 12:01| Comment(0) | 発酵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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