2017年08月08日

真夏の豆部。

8月6日(日)は、『ぐるりの豆部』の第3回目の活動でした。
前回までの2回は(最近すっかり晴れ男だった僕の活動には珍しく)イマイチの天候でしたが、今回はピカピカの空で一安心。夏らしい熱気の中での活動となりました。

午前中に来た方々で、しばし小麦の脱穀を体験。
連続講座で行う「豆部」では、本編の講座以外の部分でもしっかり楽しんでいただきたいと思っています。なので、早めに来れる方用に、毎回、季節に合った農的体験を用意しているのでした。

先日刈り終えて干してあった小麦。
足踏み脱穀機で脱穀し・・・
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ふるいにかけ・・・
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その後は、唐箕で風選。
ゴミが取り除かれて、キレイな小麦粒の状態になりました。
この小麦を使って、次回、ピザでも焼こうかな。


お昼になったので、お楽しみのランチタイムです。
今回ももちろん持ち寄りの、豊かな食卓となりました。
こういう時間を持てるのも、単発ではない連続の講座ならでは。
(やっぱり僕は、継続的なお付き合いがしたいのですねー)
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3回目になので皆さんすっかり打ち解けて、会話も弾みます。


午後、「ぐるりの豆部」3回目の講座がスタートしました。

昨年末に仕込んだ大樽の味噌を天地返ししたり・・・
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座学では、土の成り立ちを確認し、栽培という行為を科学的な視点でとらえてみました。
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そして恒例の「ダイズ加工実習」。
今回は「きな粉造り」を行いました。
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夏休み中の子どもたちが随分活躍してくれました。
ゴリゴリゴリ・・・。
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挽きたてのきな粉を試食。
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香ばしく、大豆の甘みやうま味が口の中に広がります。

きな粉ねじりもなかなか美味しくできました。
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屋内での活動の後は、畑でダイズの生育を観察し、除草などの作業を行います。
夏の太陽がじりじりと照り付ける中、汗を流しながらの作業となりました。
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5月にみんなで播いたツルノコダイズもしっかり成長し開花していて一安心です。


早いもので今年の豆部もこれで折り返し。
次回は10月に、育ててきた大豆の収穫を行います。
無事に最終回の味噌仕込みをみんなで迎えられますように!!

*今年の『ぐるりの豆部』は「通し参加の方+α」でほぼ定員に達してしまうため、一般の単発参加をお受けできなくなりました。申し訳ありません。


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『今日から我が家も発電所〜イオさんの独立型太陽光発電講座』
今年も行ないます、イオさんの太陽光発電講座。当然、重要なのは<独立型>であるということです。
前半は、イオさんこと早川寿保さんにエネルギーについて語っていただき、後半には実際に太陽光発電のキットを組み立てる演習を行います。
希望者には初歩的なキットの販売もしていただくことになっています。
〇日時 9月9日(土)13:30〜16:30
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 2500円
〇定員 15名


映画上映会『Tomorrow パーマネントライフを探して』
「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野にスポットを当て、パーマカルチャー、トランジション・タウンなど、世界各地で新しい取り組みを行っているパイオニアたちを次々と紹介していくドキュメンタリーです。
オフィシャルサイト:http://www.cetera.co.jp/tomorrow/
〇日時 9月18日(月・祝)@10:00〜 A13:00〜
          B16:00〜 C19:00〜 *4回上映
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 1200円(当日受付)、1000円(事前予約)
〇定員 15名/各回

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2017年07月25日

サクラハウス誕生(2017年の小屋づくり講座にて)。

7月8日(土)、9日(日)に(猛暑の中で)前半戦を行った『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座2017』。
先週末の22日(土)、23日(日)の2日間に続きを行いました。

ころころ変わる天気予報にハラハラしつつ迎えた当日朝・・・雨は見事に上がり、参加者の皆さんも続々と集まってきました。
3日目のスタートです。

まずは、前回できた基礎と床を囲み、作業手順や注意事項を確認。
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ここに、作成しておいた壁パネルを建てると・・・

一気に屋内空間が出来上がります!
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4.5m×2.3mの壁の立ち上げをスムーズに行えるのも、これだけの人数での作業ならでは。
が、かなり正確に作ったはずの壁も、どうしても数mmのズレが生じたりします(湿度によっても変わりますし)。
そういう誤差を構造の強度に影響させないよう誤魔化し(散らし)収めていく技術も、(本やネットの情報では体感できない)この講座の肝かもしれません。

4面が立ち上がりました。
構造が良く見えるこの状態で、少し振り返りの時間。
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「さあ、屋根づくりを始めましょう!」という段階になって、大きなアクシデントが発生しました。
なんと<停電>です。
数分で復旧するかと思われたこの停電、結局電気が来るのに2時間も要しました。
電動丸鋸が使えないという、小屋づくり講座始まって以来初のアクシデントでしたが・・・

「いやいや全然問題ないよ」と千葉さん。
「この人数がいるんだから、手でやればいい」
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と、いうことで、今回はじっくりと手鋸やカンナの使い方を練習しました。
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予想外のアクシデントでしたが、なかなか手鋸の練習などに時間をかけられずにいたので、こういうのも悪くはないな、と思いました。

4日目に組み立てる予定のウッドデッキの材料も切りそろえたところで、午前が終了。
お楽しみのランチタイムです。

「小屋づくり講座」は毎回、ランチと午後の軽食付きにしています。
20名近くの食事を用意するのは簡単なことではないし、各自お弁当を持ってきてもらうのも悪くはないのですが、一緒に作業したみんなで「同じ釜の飯を喰う」ことによりつくられる雰囲気が案外大事なのではないかと考えているからです。

今回の食事は、千歳のTさんと、長沼のお弁当屋さん「野歩」さんにお願いしました。
3日目のTさんのランチ。
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豚汁にハンバーグ、たっぷりのサラダです。
ちなみに午後のおやつは、お腹も満足して力の出そうなドーナツでした。
(いろんな方々に助けていただいてこの講座を続けられていることを実感します。ありがとうございました!)


さて、午後の部です。
屋根垂木をかけ、破風や鼻隠しを取り付け、野地板を張ります。
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このくらいの時間帯になると、初日は恐る恐るだった参加者さんも、自信を持ってそれぞれの作業をしています。
<チームとしての動き>がじわじわと出てくるのです。
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夜にまた雨が降る予報もあったので、とにかくこの日のうちに防水までやってしまいたいところでした。
壁には防水シートを取り付け、・・・
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張り終えたばかりの屋根に全員で登って、屋根の仕上げ方について千葉さんに教わります。
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屋根用の防水シートを張り終えたところで、3日目は終了。
少し時間超過しましたが、なんとか予定通りの段階まで行うことが出来ました。
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日帰りの人は帰宅し、宿泊参加の方は温泉とBBQを楽しみながら、最終日に備えます・・・。
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いよいよ2017年の小屋づくり講座も最終日です。
最終日の作業は主に3つ。<屋根の仕上げ><外壁><ウッドデッキ>です。
ウッドデッキは小屋とは異なり、簡単に水平を取ってブロックに乗せることになりました。
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ウッドデッキ班。
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建具取り付け班。
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屋根仕上げ(アスファルトシングル)班。
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今回の小屋は、軒を大きく出したため、頬杖で補強をしています。
いろいろな技術を伝えたい千葉さんの配慮です。
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お昼は「野歩」さんのお弁当。
地元の素材を使って、丁寧に作られています。
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残り数時間。
全体像が見えてきました。
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屋根の仕上げもあと一息です。
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少年もボンド付けに集中…!
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17時半を過ぎました。
メインの外壁(実は2面)を張り終えるのが目標・・・・もう少しです。
間に合うか・・・?!
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18時を少し回ったところで、一応目標としていた作業まで終えることが出来ました。
(あ〜良かった!)
恒例の記念写真を撮って、最後のおやつを食べながら全体の振り返り。
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停電や不順な天候など、いくつかのトラブルもありましたが、なんとか今年も一つ、学びの成果の小屋を建てることが出来ました。
講師の千葉さん、今回の会場を提供してくれた(小屋のオーナーとなってくださった)リサイクルファクトリーの本村さん、食事のお世話をしてくださった方々、そして意欲と協力の気持ちを持って集まって下さった参加者の皆さんのお陰です。
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ありがとうございました!

また来年。
今度はどんな小屋ができるでしょうか。
(実はすでにいくつか案も出ています。オーナーさん見つけなくちゃ…)
小屋の一つくらい建てられる人間に・・・あなたもなりませんか?


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『今日から我が家も発電所〜イオさんの独立型太陽光発電講座』
今年も行ないます、イオさんの太陽光発電講座。当然、重要なのは<独立型>であるということです。
前半は、イオさんこと早川寿保さんにエネルギーについて語っていただき、後半には実際に太陽光発電のキットを組み立てる演習を行います。
希望者には初歩的なキットの販売もしていただくことになっています。
〇日時 9月9日(土)13:30〜16:30
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 2500円
〇定員 15名

posted by イトウ at 22:26| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

2017年の小屋づくり(前半終了)。

僕にとっての夏の一大イベントが始まりました。
これがあるために、「ジョインアライブ」も一度も行っておりません(笑)。
(今年はちょっと日程ズレたけど別講座が入ったのでまた行けず…)
他のイベントごともなかなか参加できません。

でも、いいのです!
小屋づくりが楽しいから!
小屋づくりに来てくださる方々との、あの濃密な時間が大好きだから!
(本当はジョインアライブも行きたいけど…)

てことで、今年も始まりました。
『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座2017』
リピート参加の皆さんも含め、定員15名を超える参加者さんが集まってくださいました。

初日は7月8日(土)。
まずは、座学からです。
この講座も6回目となりいろいろな場所でやらせていただいていますが、座学の環境は今までにないくらいの条件でした(リサイクルファクトリーさんの研修室は、なんとクーラー付き)。
普通の札幌市内の研修室でやっているみたいですねー。
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講師である千葉英希さんが手がけた様々な小屋を紹介しながら、「小屋とは何だろうか?」というイメージを膨らませていただき、法的な部分なども少しお話ししました。

急ぎ足で建築の初歩的なことを学んだあとは、屋外へ。
今度は「材料の選び方や使い方」、「道具の正しい使い方」についてです。
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小屋づくりでは廃材を使うことも多いですが、実際それをタイミングよく手に入れられることは少ないですし、つくり始めるまでの下準備もモノによって全然違ってきます。
なので、この講座では、誰でもホームセンターで手に入れられる材を使うことにしています。
ただ、ホームセンターに積んである材も、選ぶ目があるかないかで価値がまるで変ってしまうもの。
1本1本手に取ってニラみ、確認しながら購入することをおススメしています。

食事を挟んで、午後の部です。
いよいよ小屋のための「基礎づくり」となります。
基礎は束石を入れますが、そのための位置出し水平レベルを住宅並みにきっちりとる「遣り方」を学びました。

ここ数年は「遣り方」は僕と千葉さんで事前に仕上げてしまい、当日は説明程度にしていたのですが、今回は少し時間をかけて、説明の後に参加された方々で一つつくっていただきました。
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と、いうのも、この週末は本当に真夏のような太陽がぎらつき、気温も30℃を超えるような状態でした。
なので、急きょ、束石を入れるための穴掘り(これが例年、結構キツイ作業)をリサイクルファクトリーさんのミニユンボでおおむねやっていただくことにして、その分遣り方のレクチャーに時間をかけたのでした。
(このあたりのライブ感も、なかなか面白いものです)

ユンボで掘っていただいた穴を調整しながら、束石を入れる準備。
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砂利を敷き、600ミリの束石が、<位置><レベル>とも丁度良く納まりました。
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今度は、基礎の上に床の構造をつくります。
これからやる作業について、千葉さんが丁寧に説明。
でも、初めての方には、455(よんごーごー)ピッチ、910(きゅうひゃくとう)、2275(にーにーななごー)などの数字や呼び方も慣れなくて、話についていくのが大変だったかもしれません。
(できるだけ僕は合いの手を入れて翻訳するようにはしているのですが…)
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材料を切り出します。
丸鋸を始めてさわる方も多かったので、この辺りは安全面も確認しながら、じっくり時間をかけて行います。
「スケールで測って<墨付け>し、その通りに切る」という単純な作業なのですが、これを1ミリの狂いも出さずに行うのは、なかなか大変なこと。墨付け一つにも技術が表れるものです。
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釘とビスを適所で使い分けながら、枠をつくり・・・
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根太を入れ・・・
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床の下地となる合板で固めていきます。
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ある程度、床下時の合板を取り付けたところで、初日は終了です。

日帰りの方は帰途につき、宿泊参加の方は一緒に温泉へ。
この、宿泊がまた楽しかったりするのでした。
今回は会場近くにある祝梅温泉という小さな温泉がすごく良くて、皆さん大喜びでした。

心地よい疲れの中で軽い宴も行ない、各自寝袋で就寝・・・・。



2日目が始まります。
この日も朝からギラギラと太陽が照り付け、猛暑となる覚悟をさせられました。
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初日の最後に仮止めした床下地を釘で止めるところから、作業スタート。
皆でひたすら釘を打つ場面は、毎回なかなか圧巻です。
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この<釘打ち>も、単純なようでいて案外細かい技術があります。
少しの注意点を抑え、それを積み重ねることで随分強度変わっていきますから、おろそかにはできないのです。

出来上がった床下地に図面を描いて説明する千葉さん。
この床は原寸大の設計図にもなるのです。
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また、材料の切り出しです。
今回の小屋講座も参加者の2/3以上は女性。女性が丸鋸を使いこなす姿はかっこいいですねー。
最初はおっかなびっくりだった人も、何度も使ううちに楽に動くようになっていきます。
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柱の構造を組み立て・・・
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壁のパネルを組んでいきます。
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窓の開口部は墨ツボも使いながら。
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充電式の丸鋸は少し扱いが難しいですが、慣れれば使い勝手の良いモノです。
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普段自分が使っている大事な大工道具を惜しまずに使わせてくれる千葉さん。
こういう機会もなかなかないのではないかと思います。
手入れの行き届いたノミを使わせてもらい、僕も道具の管理の重要性をあらためて感じさせられました。

2枚の壁を完成させたところで、2日目も終了。
これで今年の小屋づくり講座の<前半>が終わりました。
参加者の皆さんの熱意とお日様の暑さでまさに「アツい2日間」でしたが、お陰様で誰もケガすることもなく予定の内容を行うことが出来、ホッとしています。
皆さんのご協力のお陰です。

再来週、22日(土)〜23日(日)の<後半>もよろしくお願い致します!!
(暑くていいから、雨は降りませんように・・・!)

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名

posted by イトウ at 07:15| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

まるごと羊毛楽しもう。

6月11日に、ハイジ牧場さんとの合同企画を行いました。
『ペレのふくをつくろう〜まるごと羊毛講座』です。
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ハイジ牧場場長の金澤さんとはチーズづくりなど様々な講座を一緒にさせて頂いています。
羊毛の講座も、数年前に「糸紡ぎとフェルト加工の体験」として始めました。
紡ぎやフェルト作品づくりはそれ自体がとても魅力のあるもので、参加された方にも好評だったのですが、僕自身が牧場に足を運び動物たちとの暮らしぶりを見ているうちに、キレイに整えられた羊毛からスタートするのでは物足りなくなってしまったのでした。

『ペレのあたらしいふく』という絵本があります。
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ペレ少年が、自分の飼っている羊の毛を刈り、いろいろな人の手を借りながら服をつくるお話なのですが、この絵本に描かれるような「豊かな手仕事の世界」「生き物との暮らし」を体感できるような講座にしたい、と思ったのです。

金澤さんも賛同して下さり、本講座が決まりました。
丸1日使い、あまりキレイとは言えない原毛洗いなどもやっていただくディ₋プな講座に、いったいどれだけの参加者が集まるのだろうか?という不安も少しあったのですが、定員を超える方々にお申込みいただき、いよいよ講座当日を迎えました。



10時。開講して、挨拶もそこそこに毛刈りを始めます。
ハイジ牧場の羊さん達も、今回の子たち以外はすでに刈られ、この子たちは暑い中この日まで我慢してもらったのでした。
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羊という動物について説明しながら、大きなバリカンで刈っていく金澤さん。

ある程度まで刈ったところで、参加者さんたちにも体験していただきます。
羊の体温や臭い、油っぽさなどを感じてもらう、大切な時間です。
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刈り終えた原毛を洗います。
糞などで汚れ、油のついている毛を洗って、加工できる状態にする作業。
大変な仕事ですが、今回の講座で僕が一番体験してほしかったのが、実はこの作業なのです。
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皆でおしゃべりしながらできるのが、こういう手仕事の良さですね。
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洗い終わったところで、お昼に。
山の上の施設に移動します。
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お昼ご飯は、アイリッシュシチューとシユウパウロウ。
羊肉をたっぷり食べる羊飼い料理です。
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午後は、ナガヌマキンギョの池田さんが講師です。
池田さんはハイジ牧場の近くで営農しながら、羊を飼ったり綿花を栽培してたりして、紡ぎや織りの活動を続けている作家さんでもあります。
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ゴミなどを取り除きながら、毛をそろえて加工しやするするためのカーディングという作業をし…
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紡ぎ機やスピンドルでの糸紡ぎ体験。
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すぐに出来るような簡単な技術ではないのですが、一本の糸を紡ぐ大変さ、そしてそれを使って布を織るのにかかる膨大な手間と時間を少しでも感じていただければと思いました。
もちろん、ただ大変なだけではなく、その作業が持つ面白さもきっと体感されたはずです。


「もっとやっていたい!」という声にゴメンナサイしながら、最後はフェルトの作品づくりです。
フェルト化という性質こそ、羊毛の最大の利点であり加工の面白さ。
とにかくどんなものでも出来てしまう自在さ、不思議さを感じながら、手を動かしていただきました。
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「羊の文化」は日本古来のものではなりませんが、人間が衣を纏うようになって以来、「紡ぐ」「織る」という作業はどんな民族にとってもとても重要な行為だったはずです(ガンジーさんの思想の中心にチャルカがあるように…)。
また、家畜という動物とのかかわりも、「消費者」と呼ばれる立場からはなかなか本質が見えづらいものになっていますが、一歩近づくことで、矛盾も含めて大切な気づきを得られるのではないかと思います。

今回行った講座での体験はほんのわずかなものですが、これをきっかけに「1本の糸」の貴重さに思いを寄せる感覚が生まれていたら嬉しいな、と思っています。
丸1日、たっぷりと羊毛に触れ、楽しんでいただいた「まるごと羊毛講座」でした。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』strong>
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2017』
糞土師・伊沢正名さんを講師に招き、「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、また「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。
地球上でウンコがいかなる「役割」を果たしてるのか知り、向き合うことは、持続可能な社会を模索する上で欠かせない感性かもしれません。

〇日時 7月16日(日)@10:00〜12:00  A13:00〜14:30
〇内容 @ウンコを中心とした循環、糞土的思考を学ぶ座学
     A裏山を探索しながらのフィールドワーク(葉っぱや糞土、分解の様子の観察、野糞演習)
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 @のみ:2000円(おやつ付き)
     @A通し:3000円(自家製味噌汁付き)
〇定員 15名


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2017年05月31日

豆部、今年もぐるりの中で。

5月28日(日)、今年も『ぐるりの豆部』が始まりました。
大豆のタネまきから始めて栽培を体験し、最後は味噌の仕込みまでを行う、半年間の連続講座です。

今回は、「水曜日あたりから雨」という週間予報がどんどんズレ込んで、金曜日までは快晴。まさかの「土曜日から日曜朝にかけて雨」という状況になってしまいました。
それでも、「28日(日)はおおむね曇り」という予報だったのですが・・・結果としてなかなかキビシイ豆部の初日となりました。
そしてもう一つ、ちょっとマズイことが起こっていました。
前日に持病の腰痛が急激に悪化し、なんとも情けなく不本意な状態で、講座当日を迎えることとなりました。
(前日の午後から当日午前中はひたすら横になって安静を保つ有様…トホホ…)


それでも、今年も熱心な参加者さんにお集まりいただき、2017年の「豆部」が始まりました。
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最初は、自己紹介も説明もそこそこに、いきなり「早造り味噌」の仕込みから。
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「味噌造りなんてカンタンですよ」というところからスタートしたかったのです。
カンタン。だけども実は奥深い・・・。
そういうシゴトです。

豆部初回のテーマは「タネ」。
タネについて向き合っていただくための座学を行いました。
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僕にとっての初回のハイライトは「もやし栽培」です。
もやしを育てることで感じられること、わかること、本当にたくさんあるのです。
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「お皿1枚分のスペースがあれば始められる栽培」・・・やらない手はありません。
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前半の活動が終わり、「さあいよいよ外へ出てタネまきだ!」
・・・という時になって、なんと、雨が降り始めてしまいました。
さっきまで降ってなかったのに…。
土も乾き始めてたのに…。
今日はもう降らない予報だったのに…。

などと嘆いても仕方がないので、皆さんに雨具を来ていただいて屋外へ。
タネまきの練習を兼ねて、まずはお持ち帰り用のダイズを播種しました。
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その後は、味噌を仕込むための本番のダイズ圃場へ移動。
まさかまさかの…雨の中の畝たて、タネまきです。
(ゴメンナサイ〜…)
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*中央で監督のようにエラソーにしゃがんでいるのは僕ですが・・・これはエラソーなのではなくて、腰が痛くて立てないからなのでした。ちなみにホーを杖のように使いながらじゃないと歩けなかったので、一部から「エカシ」という称号をいただきました。まあ、貫禄があるからではなく、お爺さんみたいだからですね…。


ロープでラインを取って、軽く畝たてし・・・
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ずぶ濡れになりながらのタネまきでした。
(皆さん、文句も言わずに参加していただき・・・ありがとうございました…)
あ、播いているタネは、もちろん昨年の豆部で収穫し、味噌造りをした残りのダイズです!
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ねえねえ、もう入った方がいいんじゃない?
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なんでこんな雨の中でやってるの〜?
濡れるの嫌じゃないの〜?(ワタシは雨はキライ!)
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それでもなんとか最低限の播種を行なっていただき、最後は室内でお茶を飲みながら、活動のまとめの時間です。
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講座終了後もしばし残って雑談にも花が咲きました。
これから半年間一緒に活動するメンバーなので、豆のことだけじゃなくお互いの興味関心や知恵をシェアして行けたらいいですね。
僕ももちろん、時間の許す限りいろいろお伝えしたいと思います。

次回の『ぐるりの豆部』は6月25日(日)。
余席がありそうでしたら、<単発のご参加>も若干名お受けいたします。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『ペレのふくができるまで〜1日まるごと羊毛講座』
 朝イチに羊の毛刈りから始め、原毛がきれいなワタになるまでの作業、さらにその羊毛を使った糸紡ぎやフェルト加工を体験します。1日かけて<羊飼い>の擬似体験をしてみましょう。
〇日時 6月11日(日)10:00〜16:00
     *開催日を変更いたしました。
〇場所 ハイジ牧場(長沼町東9線南2番地)
〇参加費 3500円(ハイジ産羊肉の昼食付)
〇定員 12名*定員に足しましたので受付終了しました!
〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場)、池田博子さん(ナガヌマキンギョ)



『苗の交換会』

タネを播いて育てた苗はたいてい少し余るもの。でも、余っても枯らしてしまうのはすごく残念。
という気持ちから企画した「苗の交換会」です。
苗は、たとえば増えてきたハーブなどの株分けでも、庭に芽生えた木の苗でもOK。
あなたのその苗も、きっと誰かが欲しいはずです。
〇日時 6月3日(土)11:00〜12:00
〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9番地)
〇参加費 無料 *交換会後に、こぐま座でランチをご注文ください。

posted by イトウ at 09:25| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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