長沼の畑にはネギ類が合うようで、近所には玉ねぎ農家さんがたくさんあります。肥大化させる時期の窒素量がたぶん足りないので、うちの畑ではなかなか大きな玉ねぎができませんけど。
でも、ネギは太くて味の濃い、美味しいネギが結構できます(ネギについては無肥料です)。
今年もたくさん獲れました。
体験塾で収穫する分を残して、一旦保存処理しましょう。
4~5本ずつ新聞紙で包み、軽く濡らしてからまとめて大きなビニール袋に入れます。

葉の方に丸印をつけておきます。

あとは、できるだけ涼しいところで保管。
葉を上にして、立てておくことが肝心です。
単純ですが、これで昨年は春までネギを食べました。
温度が一定ならもっと持ったのでしょうけど、多少シバレたり解けたりを繰り返して傷みが早くなったかとは思います。もちろん、傷んだところを取り除きながら食べるなどの手間がありますけど(そういうのも、残飯の処理に困るようなマンションだとなかなか難しいですよね…)。
正直言って、こういう処理も実は結構な手間で、時間もかかりますけどね。
口で言えばあっという間ですけど・・・。
トウモロコシも、干しています。


今年はいつも以上に成長速度に差が大きく、完全に大きくなって枯れているのもあれば青いのもあったりして、いつ収穫すればよいのかとても迷いました。
せっかく早くに大きくなったものが濡れてカビついていたりもして、無念です(大きいのが今年は少なかったので、尚のこと残念!)。
やっぱりこういう育て方をするなら、一斉収穫など考えずにコマめに収穫することを考えた方がよさそうです(小豆や手亡豆などは既にそうしています)。
あ、僕の中では常識なので書いてませんでしたが、トウモロコシは“穀物”と考えています。
夏にゆでたり焼いたりして食べるのは“ちょっと特別な贅沢な食べ方”って思っています。
カチカチに乾燥させて保管しておいて、粉にして食べるという“世界的に一般的な食べ方”の方が普通になってしまいました。メイズフラワー(トウモロコシ粉)でトルティーヤとかウガリ作って食べるのって、楽しいですよ。
米と小麦だけじゃなく、トウモロコシも主食になると思えば、自給に幅が出てきます。
(ちゃんと調べていないのでわかりませんが、僕が見てまわった実感としては)もしかしたらアジア、アフリカ、中南米など、世界でもっとも多く食べられている主食はトウモロコシかもしれません。
トウモロコシのヒゲも、捨てずにとっておきます。
黄色、緑、赤、紫・・・いろんな色があって鮮やかなこのヒゲ、お茶にすると美味しいようです。

ちなみに、トウモロコシの皮は、編んでちょっとした小物入れを作ることもできます。
「ゴミなんてないんだなあ」
そう実感できることがなにより嬉しいかな。