2013年12月05日

ポポ子ちゃんの憂鬱。

ポポ子ちゃんは1歳の雌鶏です。
昨年、僕が育雛の温度管理に失敗して15羽中14羽死なせてしまったとき、たった1羽生き残ってくれたのがこの子。
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(ちなみに白い方の雄鶏は、その前年に人工孵化させたチビキックです)
でも、このポポ子ちゃんだって、弱って傷ついてほとんど死にかけて、ギリギリのところで持ちこたえて育ったのです。(その時の様子は→コチラ

とにかく本当に手をかけて育てたので、ちょっと家畜の域を超えてしまっています。
(まあウチにいる子たちは概ねどれもそうなのですけど、この子は特にね)
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まあ、ペットというか、娘というか…。
顔つきも他のCoccoさんよりチャーミングに見えるのは、気のせいでしょうか。


そのポポ子ちゃんの背中が丸ハゲになって半年。
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羽が無くなってしまった理由はわかっているのですけど、その原因を取り除いても結局生えそろわない間に、とうとう冬を迎えてしまいました。
他の動物同様、鶏も細かい羽の隙間に空気層をつくることで体温を逃がさないようにして厳しい寒さから身を守って冬を越します。
だから、羽がなく地肌がこんなに見えているというのは、結構致命的なのです。

そうでなくても固体としては弱いポポ子ちゃん、このままでは冬を越せないかもしれない…と、いろいろ苦心する毎日です。

風の入らない風除室に小さなケージを建て、その周りを余りの断熱材で覆いました。
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いよいよ寒さが厳しくなったときに避難できるよう、産卵箱も断熱し、さらに内側をフワフワの毛で囲んでみました。
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ケージ自体も、(大して暖かくはならないけれど)ヒヨコ電球で加温しています。

・・・とまあ、こんなに手をかけることが良いとは思わないのですが、迷いつつも黙っていられずに保護しちゃっています。ちなみに通常のCoccoさんは、せいぜい風があたらないように小屋にビニルを巻く程度、「氷点下20℃でもガンバレ!」って感じなんですけど。
何年やっても、「家畜」という割り切りは難しいのでした。

はやくポポ子の羽が生えそろいますように。
なんとか冬を乗り切ることができますように。
祈るばかりです。
posted by 野良人イトウ at 00:07| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

100%で嬉しい参った。

本日、タマゴ、16個。
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これってつまり、現在ウチにいるCoccoさん全員がタマゴを産んだってこと。
100%ってこと。

それはつまり、あの、ほとんど死にかけてたところから元気になった4羽のよわ子ちゃんもみんな産卵したってこと。
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すごいなあ。
何度もダメになりそうだったのにね。
半分あきらめかけたこともあったのにね。

生き延びて、元気になって、大きくなって、今日こうして初めてタマゴを産みました。
ありがとう。



・・・でも、予定外に急にたくさん産むようになっちゃって、ちょっと参ったなー。
お世話になった方に「おすそ分け」できるのは嬉しいけど。
早いとこ販売先見つけなくちゃ。
posted by 野良人イトウ at 23:47| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

鶏界再編。


4、5年前から飼っているCoccoさんの、生き残ってた2羽のうちの1羽が死んでしまったのが10日ほど前。死ぬ前日まで卵を産んでくれたCocooに感謝し手を合わせながら彼女を埋めたのは、まだ記憶に新しいところです。
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そして、入れ替わりのようにして、若いCoccoさんの初卵がありました。
今年の3月後半より育雛を始めてから約4か月半。8月8日に最初の(小さな)1個が産み落とされ、順調に若Coccoさんの卵の数は増えていきそうな感じです。
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(小さな1個。初卵の日は毎年感激の1日ですね。「初孫誕生!」みたいな感じかなあ)



現在頭を悩ませているのは、Coccoさんたちの「配置」です。
年代、体の大きさ(途中でに死にかけた子は大人になってもやはり小さい…)によってCoccoさんは4群に分けられます。
雄は2羽。
雌の4群をどう配置するか(できれば3群にしたい)、そこに雄をどう配置するか、という「鶏界再編」を思案中なのでした。

以下、現在の配置とメンバー。

Aチーム。
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・チビキック〜2年前に人工ふ化で誕生したオンドリくん。僕の肩にいまだに乗るしメスにエサを譲るしいい奴だけど、行動に多少異常性あり。交尾が下手で、体の小さいメンドリの背中がボロボロになってる…。
・母Coccoさん〜結構な高齢のレディ。最期の1羽。もしかしたら「チビキックの母」かも(その頃は9羽いたので可能性は11%)。2日に1個は産卵してくれる優秀な方。
・ポッポちゃん〜昨年の雛の唯一の生存者。もうほとんど死にかけてたところ、九死に一生を得て今は元気。体も小さくて卵も小さいけど、ほぼ毎日産卵。えらい。チビキックと仲良しだけど、下手な交尾のせいで背中が痛々しいことになってる。

Bチーム
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最近卵を産み始めた、今一番勢いのある方々。全10羽、本当に元気で優秀な若Coccoさん。ここにチビキックを配置する案が最有力。

Cチーム
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今年のよわ子ちゃんたち。このうち2羽はほとんど死にかけたところから復活。残りの2羽もかなり弱っていたため、元気な10羽から離さざるを得なかった群。あんなに手をかけて育てたし、かつては人間の後をついてまわってたのに、最近は逃げるんだよなー。なんでかなー。体も小さいし、産卵は来月からじゃないかと予想。この子たちにはオスはたぶん要らない。この群にポッポちゃんを仲間入りさせるのがベストだと思ったけど、4羽の結束が固すぎて難しそう・・・。

Dチーム?
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現在「おひとりさま」のキック。チビキックの父であり、かなりの狂暴性で群を守ろうとする誇り高きオス。人間にも攻撃性を発するため被害者多数。でも、僕は傷つきながらも本能に従って敵に向かうその姿に敬意をもってしまう。絶対的王者だった彼がチビキックとのけんかに負けて逃げ回るのを見た時、盛者必衰の理に涙せずにいられなかった。ポッポちゃん&母Coccoさんをあてがってた時期もあるんだけど、ポッポちゃんは彼を好まないらしい…。交尾の技術はまあまあだと思う(失礼!)。


という多様な鶏さんたち。
個性も豊かなので楽しいのだけれど、これだけの数(少数羽)で4群はないよなあ。
これから訪れる冬のことも考慮し、どうすれば作業しやすく、Coccoさんたちも安定するかを試行錯誤してるのでした。

今日は雨も上がったし、ちょっと大胆に采配を振るってみようかな。

posted by 野良人イトウ at 07:48| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月28日

ピヨコの新居。

3月末に来たピヨコたち(もうほぼCoccoだけど)が結構デカくなっていて、気は焦りつつも作業が追い付かずにいたのだけれど・・・ようやく出来ました。

CoccoHOUSE弐号館、完成!!

今回も30cmくらい掘ってトタンを埋め込んで、獣害防止。NCM_0033.JPG

材料はほぼ廃材。総工費約4000円(ほとんど屋根の波板代)。
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今回、かなりちゃんと造ったと自負しております。
昨年の「小屋づくりワークショップ」の経験が生きてます(…と軽く宣伝)。
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止まり木には薪にならない枝を使用。
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一気にやれば丸1日で出来たろうけど、他の仕事と並行しながらなので4日かかって仕上げました。
で、本日ようやく完成して、さっそくピヨたちも新居へ引越しです。2013-06-28 16.22.40.jpg2013-06-28 16.21.32.jpg

外でも遊べるように、早いとこネットで柵も作ってやらないとなー。
posted by 野良人イトウ at 22:37| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

生後70日。

突然ですが、この写真。
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この子たちはCoccoでしょうか?
それともPiyoでしょうか?
ムズカシイところです。
ちなみに、一応この子たち、「ピヨッピヨ」鳴いてます。
夜間は室内、日中は外に出しているので、箱に入れて外に運ばれていくところです。


それでは、この子たちはどうでしょう?

もちろんPiyoですよね。
思いっきり「ピヨピヨ」鳴いてます。
ヨタヨタ歩いてます。

それではこれは・・・?


親子・・・?
いえいえ、全員同じ日に生まれ、同じ日にウチに来た「ヒヨコ」です。
生後約70日。

ちょっと発育が悪く元気のなかった5羽を離したら(一緒にしとくと踏まれたりしてどんどん傷ついていくので…)、ずいぶん差がついてしまいました。
一番小さい子と大きい子では、もう10倍くらいの体格差があります。

大きい子たちはそろそろ外で生活するようになります(新しい鶏舎を来週中につくる予定)。
小さい子たち(通称「はげまし学級」)は、あと1カ月は室内に置く必要がありそうです。
もちろん、この先も一緒にはできないでしょう。
すでに一緒にしたらつつかれています。狭いところに一緒に入れたら殺されちゃうかも。

・・・こうして、そんなに数がいないウチのCoccoさんは、鶏舎の数ばかりが増えていくのでした・・・。
だって苛められるの見るの嫌なんだもん。

ちなみに、はげまし学級の子たちは、よく一緒に畑を散歩します。
散歩っていうか、種まきとか除草とかする時に、近くに離しておくのです。
そんなに動きも良くないので、あまり遠くには行きません。
疲れて、すぐにうずくまって寝てしまいます。
風が強かったり日差しが強かったりすると、僕の股間で休んでいます。
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1羽が死んじゃって、残りのはげまし学級の子たちも一時期は「いつまで持つだろうか…?」ってくらいに弱っていたときもあったけれど、外に出すようになってから、日に日に元気を取り戻してきました。
やはり、お日様と風、土の力は偉大です。

この子は、一番弱い、数日前までほとんど動けなかった子。
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じっとしてることが多いので、お尻に糞が固まってしまいます。
糞が肛門をふさぐので、放っておくと死んでしまいます。
なので、ぬるま湯にお尻をつけて、糞をほぐしながら洗ってやります。
話しかけながら、洗ってやるのです。

僕が彼女に伝えること、お尻を洗いながら念じること。
それはもちろん・・・
「生きるんだよ!」
です。

生きててくれてありがとう。
感謝しながら、今日もエサの準備を始めます。
今日から6月です。

posted by 野良人イトウ at 05:34| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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