2019年08月31日

糞土教室2019〜ウンコはやっぱり地球の宝物。

(7月の講座報告の続きです・・・)

今年も来てくれました。糞土師・伊沢正名さん。
2009年に出版された伊沢さんの『くう・ねる・のぐそ』にガツン!とやられ、長沼にお招きしたのがたしか2011年。
以来、ほぼ毎年『糞土教室』を開催し、熱く「ウンコの素晴らしさ」について語っていただいています。

今年は7月28日(日)に行いました。
『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2019』です。
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いつも通り、前半は(キノコ写真家をしていた)伊沢さんが撮った写真の数々を見ながら、菌類やキノコがどう生き、この世界でどんな役割を果たしているのかを伝えていただきました。

あらためて感じましたが、伊沢さんの写真の特徴は、対象(この場合はカビやキノコなど)への愛情や敬意が感じられるところにあります。
彼らが最も美しく見える視点で、その姿が撮られているのです。
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そして今回、僕がグッと来たのは、「キノコ写真家をしていた時、菌類やキノコの本質的な美しさや素晴らしさに目を向けず、<食べられるかどうか>ばかりに価値を置く業界に腹が立って写真をやめた!」というくだりです。

とても共感します。
野草にしろキノコにしろ発酵にしろ、「食べられるか否か」「(短絡的に)人間に役立つか否か」ばかりを視点にする方が、やっぱりあまりにも多い気がします。
もったいないなあ、という思いと、それは延いては「(近視眼的な)生産性の有無」で人を価値判断するような風潮にもつながっていきはしないだろうか…?という懸念。

1歩2歩引いて、もしくは視点を地べたまで下げて、世界を、自然を見た時、その合理性や美しさやすべての個々の存在価値に感嘆せざるを得ない瞬間があります。
生命は、一つひとつが美しく、それらはまた、奇跡のように合理的につながり、大きな「系」を構成している・・・。
人間も、人間の良識や常識も、自然に比べれば無為でちっぽけな存在だろう・・・。

伊沢さんが伝えたいのはきっと、そういうことなのだと僕は解釈しています。


後半は、「フィールドワーク」です。
まずは葉っぱの観察会。
お尻で判断する葉っぱ批評(笑)です。
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ちなみに僕は普段の野糞では、そこらに生えている葉を使います。
だいたいは「フキ」です(フキばかりなので)。
でも、伊沢さん的には、「どの葉がより気分よく、気持ちよくふけるのか。野糞を楽しめるのか。」に重視しているのでした。
さすが糞土師。野糞を文化として成立させています。
(詳細は『葉っぱのぐそをはじめよう』で!)



続いて、糞土師流「野糞の仕方」の伝授。
安全で「理」にかなった野糞の方法を教えていただきました。
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ここでいう「理」は、自然の仕組みはもちろん、人間社会でトラブルを避ける工夫(マナー)も含まれています。
みんなが気持ちよく野糞をできる社会でありたいものですね。


フィールドワークの最後は、今年も「ウンコの掘り返し」です。
僕が納めておいたいくつかのウンコを掘り返して、その姿がどう変化しているのかを確認しました。
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1か月前のウンコは既にほとんど消えて、たくさんの草の根が集まっていました。

2週間前のウンコには「菌玉」が。
僕のウンコはやっぱり彼らのゴチソウなのですね。
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お茶の時間でも、伊沢さんを囲んだウンコ話は盛り上がります。
大人がマジメに楽しく語り合うウンコ愛。
大事な時間じゃないかなーと思います。
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花を添えるおやつは、ウンコチックなパンケーキ。
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今年も、好奇心旺盛で知的な参加者の皆さんが集まって下さり、楽しい時間になりました。
ありがとうございます。
(講座後の交流会も大いに盛り上がりました)

うちに来る方は割と当たり前にウンコの話を出来かと思いますが、なかなか普段はそればかりじっくり話すわけにはいきません。
伊沢さんがいらっしゃる『糞土教室』は、1年に1度「ウンコ!」についてガッツリ語りあえる、僕にとっても貴重な時間。
伊沢さん、来年もよろしくお願いします!


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★イベント情報

竹編みをはじめよう<初級・中級>
竹は、私たち日本人にとって大昔からとても身近な存在でした。暮らしの道具や工芸品、建材、そして食品など、生活になくてはならないものだったのです。
今回は、竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、たっぷりと竹に触れていただきます。
 〇日 時 9月28日(土) @9:00~12:30 A13:30~17:00
 〇場 所 当別町金沢147-1
 〇参加費 @3200円 A3400円(各1ドリンク付き)
 〇定 員 @Aともに7名ずつ
 〇講 師 山根広充さん


『明日のためのタネ採り講座』
「当たり前にあるけれど、タネっていったい何?」・・・というところからスタートし、タネをについて「生物的視点」や「社会的視点」など様々な角度から考えてみましょう。
タネに親しみ、「自家採種の意義」を考えながら、10数種類のタネ採り実習も行う講座です。
 〇日時 10月13日(日)9:30〜12:00
 〇場所 当別町金沢147‐1
 〇参加費 1500円
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by 野良人イトウ at 14:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月26日

コメの虫。

稲刈りまであと1か月。
今年は6月末からしばらく体調を崩しちゃって、あんまり除草も出来なかったから、草は去年よりかなり多め。
植え付けた苗が今年は多い分、収量もそれなりに多いことを期待しているのですが・・・。
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ここ数か月、買った米やもらった米を食べていました。
「昨年採れた米」は、食べきっちゃうのがもったいなくて、とっておいたのです。
でも、そろそろ残りを解禁して食べていこう!・・・と思ったら・・・。


やっぱりそりゃあ出るよね、ワラワラと。
ゾウムシちゃん。
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コクゾウムシちゃんは、よく見ると可愛い方々だし、米研ぐときに流しちゃうので何も問題はないのです。

けど・・・
やっぱり買った米から出てきたらフツーはマズイのだろうなあ。

コメ倉庫に彼らが発生したら、さぞかし大変だろうなあ。


日本では禁止されてるけど輸入穀物の「ポストハーベスト農薬」。
もちろん空調等の徹底管理でカビも虫も発生しない工夫をしているけれど、それでも最後は農薬だよりになるのも仕方ない気がします。
だって・・・虫、絶対出るから(もうこれは常に痛感!)。

日本では収穫後には農薬使えないから、代わりに「食品添加物」の名で防虫剤・防カビ剤的なモノが使われているのも、生産・流通の立場になれば仕方ないかもね・・・と僕は思っています。
少なくても、単純に「農薬なんてとーんでもない!」「儲けるためには我々の健康被害も考えないのか!」なんて・・・言えない。


「異物混入」させないための努力や空調での管理とか、すごいものですよ。
もちろん経費もたぶん膨大。

あれだけの農産物を扱っていたら、カビだの虫だのは、「必ず」出ると思います。
だから、農薬以外の方法で保つとしたら、本当に大変な、「出ない為の技術・労力」が要ります。

無農薬を求めるって、(その気持ちはわかるけれど)結構無理難題なんだということ、知っておいた方がいいんじゃないかな。
(あ、「無理」ではないか。とっても大変だけど)
とにかく今の食べ物って、「消費者様」と「生産者」そして「その間のビジネス」がなんだか捻じくれちゃってよくわからない状態になっている感じがします。
ホントは食べる人もつくる人も得していないような・・・
米の「等づけ」とか、ヘンテコリンな仕組みもたくさんありますからね。
(ちなみに、僕らの自給用に収穫した米なんか、「一等米」なんてあり得ないですから・・・美味いけど)


「農薬を使う」か「無農薬」か。
ということも、そんな単純に2分しちゃうのはオカシイわけで、それこそ「農薬会社と組んでガバガバと使う」場合もあれば、「観察した上で管理上必要な最低限の量を使う」場合もあります。
問題は、0か100かじゃなく、「その間の<量>や<内容>や<タイミング>」だと思うのですが・・・。

もちろん「無農薬」にこだわって生産する方の努力は素晴らしいですし、それを価値に見合った価格で販売できる状態(そういう消費者がいる)は望ましいとは僕も思いますけど。
(でも、大半は「思考停止」状態じゃないのかなあ…)



さて・・・
外国にしばらく滞在して自炊なんかしていると、研ぐ前に、買ってきた米の「異物除去」をするのが日課になることもあります(地域によるけど、小石とか虫とか入ってるのが当たり前だったりします)。
DSCN0607.JPG

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僕がイランで通っていたお店。
テヘランではほぼ自炊していました。

自炊の材料.JPG
意外と、キッチンの写真とかはなかった・・・珍しくもない、と当時は思ったんだな(笑)。



変な化学物質やガラス片なんかは困るけど、虫とか石とかくらいなら、「入ってたっていいじゃん」て僕は感じます(実際今も、自分の米はいろいろ取ってから炊きます…)。
でも、一般的には「無理!」なのだろうなあ・・・。
(無農薬の葉物買って、虫が入っていたら怒る人も実際いるしね)

「安心」は結局のところ主観だし、「安全」は基準次第。
その基準だって、決める人次第なわけで。
ま・・・何が「安心」で何が「安全」かなんて、簡単には言えないだろう、といつも思うのです。



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『オサムさんの刃物教室』
毎日使っている包丁、ハサミなどの刃物。それらはどんな構造で、どんなメンテナンスをするのがいいのでしょうか?
せっかくですから、「良いもの」を「正しく大事に」使えるようになりたいものです。
米バークレーで20年以上「日本の刃物やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「研ぐコツ」や「扱い方」を習いましょう。
 〇日時 8月27日(火)12:00〜15:00
 〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
 〇参加費 3500円
      *こぐま座ランチ代込み
      *こぐま座内刃物関係特価販売アリ
 〇講師 弘山監さん
 〇定員 8名


竹編みをはじめよう<初級・中級>
竹は、私たち日本人にとって大昔からとても身近な存在でした。暮らしの道具や工芸品、建材、そして食品など、生活になくてはならないものだったのです。
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2019年08月23日

2019年の小屋づくり<後半>

7月20日(土)〜21日(日)に行った『小屋づくり基本講座2019』の後半2日間の記録です。

20日(土)、講座3日目は、前回制作した「床」の上に「壁パネル」を取り付けることから始まります。
一気にカタチになっていく、面白い展開です。

まずは1面目。これはドアのある正面のパネル。
全員で運んで、ピッタリの位置に取りつけます。
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2面目。2面を固定すると、とりあえずは倒れる心配もなくなり安心です。
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3面目。
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そして4面目。
ほぼ狂いもなく、図面通りに組み込むことが出来ました。
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壁をビスで固定しながら、微調整をします。
全員で小屋の構造をあらためて確認。
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構造が出来たので、壁に防水シートを貼りながら、建具(窓やドア)も取り付けていきます。
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昼食です。今回も食事は大切な時間。
この日は、新さん・河野さんがお食事ヘルプに駆けつけてくれました。
ありがとうございます。
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千葉さんに小屋や大工仕事の話を聴いたり、雑談したり。
興味の似た人たちが集まっているので話も盛り上がります。
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さて、壁の仕上げと同時進行で、屋根もつくっていきます。
今回の小屋はゆるい片流れです。
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屋根の下地を取り付けたところで、3日目は終了。
日帰りの方は帰宅し、宿泊の方々は温泉、そして夕食。
宿泊もこの小屋づくり講座の楽しみの一つかもしれません。
(*写真は撮り忘れ・・・)




いよいよ4日目、最終日となりました。
この日も天候に恵まれています。

屋根に防水シートを貼り・・・
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アスファルトシングルで仕上げ。
女性3名が、素晴らしいチームワークでどんどん作業を進めてくれました。
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外壁は、杉材の下見張りで仕上げます。
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意外と細かい細工もあるのですが、考え、測りながら、上手に外壁を仕上げていきます。
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最終日午後4時・・・最後の休憩時間です。
残り2時間でどこまで出来るでしょうか。
(僕はちょっとハラハラする時刻です・・・)
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でも、最終日の午後は、参加者さん同士で知恵を出し合いながら、どんどん作業が進んでいくのでした。
4日間一緒に活動した人たちが、チームとして動いてくれるようになるのが素晴らしいなあ、と思います。
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18時・・・終了時刻です。
外壁が1面、残りましたが、ほぼ予定通りのところまで作ることが出来ました。

皆さん、お疲れ様でした!!
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この小屋は、来月、白老町に運ばれていく予定です。

小屋が建ってすでに1か月。
使ってはいませんが、この場所に小屋があることに慣れてしまったので、運ばれていっちゃうと少し寂しく感じるかもしれません。

・・・というわけで、8回目となる『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』が終わりました。
今年も無事に、大きな怪我もなく終えることが出来てホッとしています。
オーナーの大西さん、参加者の皆さん、そして講師の千葉さんに感謝です。
ありがとうございました。

来年は、どこにどんな小屋を建てることになるのでしょう・・・?
*「小屋づくり講座」に来て欲しい方は、そっとご連絡ください。

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2019年08月15日

2019年の小屋づくり<前半>。

7月に行った『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座2019』のこと、記しておきます。
(すでに1か月前のことですけど・・・!)

昨年建てたのは、軽トラに乗せたり降ろしたりできる<旅するマイハウス>でした。
とても面白かったのですが、やはり難易度はかなり高く、初めての方には難しい設計でした。

なので、「今年はベーシックな小屋にしましょう」と講師をしていただいてる<建築工房らくだ>の千葉さんと打ち合わせ、それに合ったオーナーさんも見つかりました。
今年のオーナーさんは、白老の<大西林業>の大西さん。
当別で建てた小屋を後日白老に運び、オープン予定のキャンプ場で使っていただくことになりました。


講座の数日前に、事前の準備をしました。
整地して、当日スムーズにすすめられるよう、<遣り方>を設置しておきました。
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7月6日(土)、いよいよ小屋づくり基本講座初日を迎えます。
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午前中は<座学>からスタートです。
千葉さんの建てた小屋、家などを紹介していただきながら、様々な小屋のスタイルのイメージを持っていただきました。
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座学の後は、屋外で<道具について>千葉さんに教わります。
スケールや差し金、げんのうなど基本的な道具から、インパクトドライバーや丸鋸など電動工具、墨ツボなどの「使えたら便利!」な大工道具まで。
でもやっぱり基本は、鉛筆とスケールの使い方から始まるのだと思います。
正確に測って墨付けして、正確な長さで切れるように・・・単純だけれど意識し、繰り返さなければ、意外と出来ないことなのです。
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次は<素材について>です。
木材の種類や選び方、木材以外に使う素材についても説明してもらいました。
ビスや釘の種類、使い分けも、「言われて納得!」なことばかり。
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昼食の時間。
僕らの「小屋づくり」では、毎年食事も提供するようにしています。
それぞれ弁当を持参していただいた方が楽なのですが、「一緒に汗をかいた人たちで食卓を囲んで同じものを食べる」ということにこだわっています。
この日は、友人の河野さんと新さんが食事を準備してくださいました。
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ひと汗かいた後の食事。
初めて会った参加者さん同士も、少し慣れて会話が弾みます。



初日の午後は、<基礎づくり>からです。
<位置決め>の視点を確認し、正確に建物を建てるために必要な<遣り方>の設置の仕方を説明。
水糸を巡らします。
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独立基礎(束石)を埋める穴を掘っていきます。
水糸から底までの長さを計りながら、80cm程の穴を掘り・・・
砂利を入れてたたいて馴らし、すべての束石の上面がほぼ同じ高さになるようにしました。
できるだけ1cm以内のズレにおさまるようにするのはなかなか大変ですが、建物に余計な負荷をかけない為にも大事な作業です。
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出来た基礎の上に、床をつくっていきます。
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枠に防腐剤を塗り、断熱材を入れて、合板で床下地をつくったところで1日目は終了です。
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2日目は床(下地)の仕上げから。
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床が完成し、<壁(パネル)の制作>に取り掛かります。
よく使われるツーバイ材を今回も使用していますが、同じ値段を出して買うのですから、少しでも良い材を手にいれたいもの。
通りが良くキレイな材の選び方、それでも少しは出てしまう反りや捻じれを逆に活かしたり上手く散らすための工夫も教わりました。
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壁の構造をつくるのは、割と単純な作業です。
図面、計画通りにツーバイ材を切り、枠を組み立て、合板で固定する。
その繰り返しなのです・・・が、その作業を正確に行うための細かな「ワザ」が次々と千葉さんから飛び出します。
現場ならではの知恵を惜しみなく千葉さんは伝えてくれるのでした。
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昼食やおやつタイムで一息つきながら・・・
(2日目の食事はチカゾエさんが用意してくださいました)
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午後も続けて、(材を)睨み、測り、切り、組み立てます。
・・・時々、数ミリの誤差が出て、その原因をみんなで考えたりもします。
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みんなで釘打ち。
合板を固定するための釘打ちも、ちょっとしたコツで、強度を上げることが出来るのです。
大きな作品(小屋)も、正確さや少しずつの工夫の積み上げによって出来ています。
そんな「良い仕事」の有無で、パッと見た目は同じでも全く違う建物が出来あがるのだろうな、と思います。
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2日目は、壁を2枚製作したところで終了です。
暑い暑い2日間でしたが、皆さん元気に活動してくださいました。
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実は僕イトウが一番体調が良くなく、いろんな方に助けていただいたのでした。
フォローして下さった友人たちに感謝・・・!ありがとうございました。


『小屋づくり基本講座』は、後半2日間に続きます。

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2019年08月04日

僕らは「ツナガっている」。

8月になりました。
なってしまいました(ああ、もう4日…!)。
今年も終わっていきますね・・・(そういう気分です)。



さて、去る7月は、いつも以上に瞬く間に過ぎました。
講座関係も毎週あって、おまけにドーンと体調を崩したりもして、フラフラしつつ駆け抜けた感じです。

精一杯過ごした割に、何だか地に足つかない感覚の1か月でしたが、貴重な仕事もいろいろあったので、一応、(何回かに分けて)記録として残しておきたいと思います。



まずは、『ツナグ・リトリート〜からだと大地、食べ物、暮らしをつなぐヨガワークショップ』です。
この企画は、友人であり、元塾生さんであり、今はご自分でも様々な企画を立てながら活躍しているヨガインストラクターのカズミさんに声をかけて実現したものです。
実は、当別町に移り住んで山の中腹に小屋を建てた時から、「カズミさんに、ここでヨガのプログラムをやってもらおう」と思っていました。

せっかくだから僕も、普段は話す機会が少ない方向から「自分の身体と大地とのつながり」について食品加工なんかを通して伝えられたら面白いな、と思い、1泊2日のリトリート企画を立てたのでした。


が・・・

この企画の2週間ほど前からの僕の体調不良(発熱、咳等々)がなかなか改善せず、準備もままならなかったことから、この企画はいったん取りやめました。
情けないことに、山の小屋でのリトリートは、「実現」しなかったのです。
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ところが、カズミさんはすぐに『ツナグ・1day・リトリート』としてご自分のスペース(札幌市篠路)で、新たな企画を立ち上げてくれたのでした。
宿泊のない半日の企画ですが、午後たっぷりと自分の身体に向き合える内容での「1DAYリトリート」です。
体調的に行けるかどうかわからなかった僕の「枠」も設定してくれました。



7月13日(土)、『ツナグ・1day・リトリート〜からだと大地、食べ物、暮らしをつなぐヨガワークショップ』当日です。
前日の大雨が上がり、窓から見える木々が瑞々しく感じられる日でした。
僕もなんとか熱はおさまり、参加させていただきました。


「体の声を聞く」ことを目的としたボディワークに始まり・・・
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動きのあるヨガ、脳と神経を休めるリストラティブヨガなどいくつかのヨガを通じて、「体の声」って何なのか、自分のこころが体の声に対してどんな風に接していたか、参加された方々と一緒に僕も自分と向き合う時間となりました。
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「ヨガ哲学」について、カズミさんなりの解釈を伝えていただく座学もありました。
難解なヨガ哲学の用語を理解するよりも、実際に、ボディワークやヨガの動きを通じて「体感すること」が大切なのは、どんな学びにおいても共通することかもしれません。
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ヨガで「自分の身体」と「こころ」をつないだ後、僕も1時間ほど時間をもらいました。

麹の甘酒や豆乳ヨーグルトを試食していただき、「大地」と「自分」のつながりについてお話しました。
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この地球上の生き物は全て、他の生命とつながっています。
それは、何億年という歴史を持つ、現実です。

僕ら人間も同じ。自分だけで生きているのではありません。
意識するのはなかなか難しいことですが、「自分の周りにいる無数のイキモノ」や「自分の体内で暮らす何百兆という小さな生命体」と常に協力しあいながら、僕らは生きています。
いや…生かされています

僕の身体、僕のこころ、僕の体内のイキモノ、僕を囲むイキモノ・・・・それらはすべて、つながっているのです。
途切れさせては生きることのできない、重要な「ツナガリ」です。


僕を守り、整えてくれる小さなイキモノたちは、どんな環境で生きるのが健やかなのでしょう。
何を食べ、どんな暮らし方をするのが「人間というイキモノにとっての自然体」なのでしょう。
知っておくのは、とても重要なことです。
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実は、「知る」というより、それは「体の声」に耳を傾けることで「感じられる」のですけど・・・。



カズミさん作のズッキーニのぬか漬けも美味しかった!
脳ではなく、身体(腸)で美味しさを感じられるようになると、食べ物を選ぶ基準も変わっていきます。
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最後は、要望にお応えして、甘酒の仕込み方を見てもらいました。
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ボディワークやヨガで体が楽になり、更にリストラティブヨガで心身ともに深くリラックスした後に飲んだ甘酒は、体にスーッと染み込んでいくようでしたね。


今回の企画は、僕の不調によって、カズミさんにも参加者さんにも(参加予定だったのに来れなくなってしまった方も…)多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
身体とこころ、常に整えていなくてはなりませんね。

僕自身、いろいろなことを学ばせていただきました。
(ヨガで身体も回復に向かったと感じます)
ありがとうございました。

来年は是非、山の小屋での「お泊りリトリート」、実現させたいです。

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★イベント情報

『オサムさんの刃物教室』
毎日使っている包丁、ハサミなどの刃物。それらはどんな構造で、どんなメンテナンスをするのがいいのでしょうか?
せっかくですから、「良いもの」を「正しく大事に」使えるようになりたいものです。
米バークレーで20年以上「日本の刃物やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「研ぐコツ」や「扱い方」を習いましょう。
〇日時 8月27日(火)12:00〜15:00
〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
〇参加費 3500円
      *こぐま座ランチ代込み
      *こぐま座内刃物関係特価販売アリ
〇講師 弘山監さん
〇定員 8名


竹編みをはじめよう<初級・中級>
竹は、私たち日本人にとって大昔からとても身近な存在でした。暮らしの道具や工芸品、建材、そして食品など、生活になくてはならないものだったのです。
今回は、竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、たっぷりと竹に触れていただきます。
〇日 時 9月28日(土) @9:00~12:30 A13:30~17:00
〇場 所 当別町金沢147-1
〇参加費 @3200円 A3400円(各1ドリンク付き)
〇定 員 @Aともに7名ずつ
〇講 師 山根広充さん


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by 野良人イトウ at 07:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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