4月末にジャガイモを植えました。
近日中には、キヌサヤとかインゲンのタネを播きたいと思っています。
僕自身の「暮らし」は、感染症などとはあまり関係ないところで続いていきます。
(まあ・・・タネを播いて育てることもできないのなら、喰えずに死ぬだけのことです(本気で…笑!))
放っておいても元気に越冬して育つもの。
昨年9月に植えたニンニクなどは、しっかり葉を伸ばしています。
融雪しなきゃダメだと分かったから、燻炭を撒いて早く雪を解かして、なんとか春を無事に迎えたもの。
秋まきの小麦(ユメチカラやキタホナミ)は、この地に越してから何度かダメにして、今年は結構たくさん越冬出来ました。
そして、同じように融雪しても、あんまり冬を越せなかったもの。
スペルト小麦は、今年もほぼヤラレてしまいました。
カビですねー。
そもそも乾燥地帯で栽培が始まった小麦という作物。
原種に近いほど、湿度に弱いのだと思います。
ここは雪が多いので、それだけ湿気を帯びる期間が長くなり・・・小麦の栽培には不適切なのでしょうね。
う〜ん。
・・・どの程度手をかけて育てるか、いつも迷います。
そもそも栽培は「不自然」な行為なわけで、「苗を育てる」ことはもちろん、「タネを播く」ということ自体が「反自然的行為」だと僕は思っています。
それでも尚、「こうしなければ僕らは生きられない」という状態であることを受け入れて僕はタネを播きます。
そこで「肥料を使うかどうか」や「農薬を使うかどうか」は、明確に(善悪の)線引きをできるものでもないと思っています。
ですが・・・・
「たくさん手をかけなければ育たないもの」は、それだけ「不自然」なのです。
「スペルト小麦は良いものだ」なんて考えは、実は「人間中心主義」の最たるもの(勘違い)で、それをこの地で育てることはやっぱり「不自然」極まりないことなのです。
手をかけなければ育たないものは、この地で生きる者が食べるには相応しくないものなのだろう、と僕は思っています。
それでも食べたいもの(例えばオクラとか!)は、不自然であることを踏まえた上で育てます。
それは、「人為」と「他者(自然)に対する敬意」との揺れ動きの中で、考え続けながら決めていくことです(「善」なんかじゃ、絶対にないのです)。
閑話休題。
この春、やむを得ずいくつかの講座を延期しています。
やむを得ないと考えつつも・・・それを「良いこと」とは僕は思っていません。
「悔しいこと」だと思っていますし、緊急アラームで恐怖を煽る「思考停止」のやり方には異を訴え続けるつもりです。
現実を見れば・・・
蔓延する感染症で、今の時代に生きている人間がある程度死ぬことは、避けられないでしょう。
感染症が蔓延する「パンデミック状態」は、きっとしばらく続くでしょう。
(交通事故死や自死だって、それ以上にいます)
もちろん同時代に生きている命を軽視はできないけれど・・・
「後世に何を残すか」を同じくらい重要なこととして、考えなければ、と思うのです。
100年先くらいを想像しながら、今を生きたいものです。
今を精一杯生きながら、でも、過去から学び、過去を尊重し、同時に未来に生きる人を想う。
ああ・・・
それは、<保守的思想>です。
いつの間にか<保守>になっていた自分に気づき、可笑しくなります。
(あんなに「温故知新」とか嫌いだったのに…!)
そして・・・
現政権などは「思想を持たない拝金主義、もしくはカッコつけたいだけのチャンバラ(坊ちゃん)主義」だと確信します。
断じて<保守>ではありません。
「過去」「故人」から学び、「未来」へ何を継げるのか。
それを煩悶しながら暮らしています。
で・・・
「外出自粛」って何なんですかね。
僕はいくらでもやる事あるから元々どこへも行きたくないstay homeだけど。
「三密」は理解できるます。
僕も飛沫感染しないよう、させないよう、家族以外とは距離や向きやマスク等々気をつけてます。換気も大事。
でも、それと「外出自粛」は関係ないですよね?
一人でツーリング行く人とか、人の少ないとこで家族でキャンプとか登山とか、ダメな理由がわかりません。
(豊平川の滅茶混みバーベキューはああいうの近づきたくないけど…それも悲しい「都市」なりの工夫でしょ?オマエラが都市を創ったんでしょ?と思ってしまいます)
感染確率は、誰しも「0」には絶対なりません。
だから「0に近づける積み重ね」をするのです。考えながら。
人間を「馬鹿」にする教育が続いているせいなのだろうか?
ビービー鳴らして緊急メッセージとやらを送ってビックリさせて思考を止めさせるようなやり方は、ほんと嫌いです。
個として「考える」ことで、僕らは人間となるのだと思います。
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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
★イベント情報
『オサムさんの刃物教室』
米バークレーで20年以上「日本の刃物やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「砥石のこと」や「研ぐコツ」「刃物の扱い方」を習いましょう。
〇日時 5月16日(土)12:00〜15:00
〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
〇参加費 3500円*こぐま座ランチ付き
*こぐま座内刃物関係特価販売アリ
〇講師 弘山監さん
〇定員 8名
『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌造り』
手前味噌の仕込み、今年は「大豆の栽培」から始めてみませんか?
自分でタネを播く。お世話をして、収穫する。そんな「手間」の中で、いろいろな気づきや学びが生まれます。
味噌だけでなく、毎回、様々な「大豆の加工品」づくりも行います。また、「栽培の基礎」や「農的な暮らし」になどについて、体験的に学んでいただく講座です。
〇第1回の日時 5月24日(日)13:30〜16:30
*2回目以降の予定 A6月後半 「豆腐造り、大豆の観察・管理など」
B8月半ば 「石臼きな粉づくり、大豆の観察、土壌の話」
C10月半ば 「納豆づくり、大豆の収穫」
D11月末 「味噌仕込み」
*2回目以降の日程は、近日決定しますが、それも参加者さんのご都合も含め、調整しながら決めていきます。
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(石狩郡当別町金沢147‐1)
〇参加費 10000円(全5回分)/小学生以下(2000円)
*1回目の単発参加2000円
*通しでの参加の方を優先させていただきます
〇定 員 12名(要予約)
*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。

