2018年12月10日

冬の入り口。

先日は、山の小屋で『ひょうたんランプづくり』の講座を行いました。
まだまだ完成には遠いのですが、今年の春からは、ほとんどの講座をこの場所でやってきました。
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畳を敷いて(外すことも可)、薪ストーブも取り付けて、冬バージョンにしています。
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かなり狭苦しい環境で、参加者さんにはご迷惑をおかけしましたが、皆さん集中して作品づくりに取り組んでくださいました。

約3時間かけて・・・
とても素敵な作品たちが出来上がりました。
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今年はアチコチでひょうたんランプづくりをさせていただいています。
来週は旭川、1月には小樽でも行う予定です。
(ひょうたんの在庫がそろそろなくなるので、それ以降は少しお休みしますが)

環境も整ってきましたし、この冬は山の小屋で「モノづくりの講座」をいろいろやれたらいいなーと思っていました。
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が・・・

やっぱりしばらく冬眠した方がいいかな、とも思っています。
何故なら、先日の講座の際の除雪がすごーーーく大変だったからです。
この場所の積雪はモノスゴイので、10数台分の駐車スペースを空けるのはかなり大変なのです。
当日が晴れなら、前日頑張ればいいだけなのですが、当日までしんしんと降り続けると、もう手に負えません。
先日はそれに近い感じでした・・・(M氏が頑張ってくれました)。
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ビニールハウスも埋もれていくので、数日に1回は周囲を除雪しています。
今週末は今週末ここで餅つきをします。
それが終わったら、16日にはビニールを外すつもりです。
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今週末15日(土)は餅つき。
その日は夕方16時ころから、影絵のお芝居「しろまるさんのおとぎよみ」を予定しています(こちらは一般参加可です。要予約)。
それらが終わったら、いよいよ気分は「冬の日々」となりそうです。
無理せず、出来る程度のことをやろうかな、と(『冬山散歩』はやりたいなー)。

1〜2月にやろうかなあ、と思っていた講座はちょっと延ばして3月以降に行うことにして、山の小屋は内輪でのモノヅクリアトリエに専念することにします。
他の会場を使っての講座や出前講座はボチボチやっていきます。
(味噌・醤油の講座は出前講座受付中です)

そんな感じの、冬の入り口です。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<募集終了>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月30日

今年もつけもの日和。

秋は漬物仕込みの季節。
今年も11月の前半に、「タクアン」「ニシン漬け」を仕込んでいただく講座『つけもの日和。』を行いました。

僕は結構いろいろな種類の講座を行っていますが、漬物の講座はかなり大変なものの1つです。
それはまず、事前のダイコン干しなどがあるから。
60〜70本ほどの大根を農家さんの畑から抜いてきて、洗って干す作業をし、その後10日程はダイコンの管理をしなければならないのです。
天候気温に注意しながら、シートをかけたり、時には家の中に入れたり(あまりに冷える日はシバレないように…)
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タクアン仕込みで一番大事なのは大根の干し具合ですから、講座の日を逆算して(その間の気温も予測して)収穫に行き、当日に備えるのは意外と大変で緊張感も多いのでした。
使う日が決まっているので失敗できないですしね。

それでも、数十本のダイコンが干されている姿は圧巻。
なかなか気持ちの良い景色です。



もう一つ、この講座の肝は、ニシン漬けの講師に僕の母を呼んでいること。
何度かこのブログでも書きましたが、僕にソウルフードと呼べるものがあるとしたら、それはこの「ニシン漬け」です。

父が子どもの頃は、貧乏で冬のオカズのメインは毎日ニシン漬けだったと言います。
(ソウルフードって、単なる郷土料理とかじゃなく、もともとは貧しさと一体の食べ物なんですよね)
母が嫁いだ1年目に祖母に仕込みを見せてもらい、翌年からずっと自分で仕込んで約50年。
(僕は貧しい食生活ではなかったけれど)やはりニシン漬けは冬の食卓に欠かせないものでした。

それはあくまで僕の思い出なのですが、北海道の代表的漬物であること、そして母自体がちょっと老いてきて仕込むことが億劫になってきていることを考え、今のうちに多くの人に自分の言葉で伝えて欲しい、と思ったのです。
(「かなりの努力家で勉強家な母に、光りを当てたかった」という息子心もありますけど・・・)

でも、母が今まで感覚的に仕込んできたものを、初めての方にもわかるように失敗なくできるように数値化・レシピ化するのはけっこう大変な作業ではありました(今でも毎年少しずつ改善しています)。
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・・・と、そんな事前の準備を経て迎えた当日。
気持ちの良い、まさに『つけもの日和。』に恵まれて、たくさんの方に集まっていただきました。
(漬物仕込みとしては少し暖かすぎるくらいでしたが)
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初めに、漬物の基本であるタクアンの仕込みをしました。
今回のダイコンがちょっと太すぎて水分が抜けにくかったため、持ってきていただいた容器ではいっぱいになってしまいました。
(無理に予定通りの5本にせずに4本ずつにしても良かったかな)
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使っている米糠は、僕が田んぼを借りている長沼のファームキトラさんの無農薬のもの。



簡単な座学をはさんで、次はニシン漬けです。
ここからは母にバトンを渡し、心構えや材料についての説明をしてもらいました。
今回は10号樽程度の仕込みでしたが、それでもご持参いただいた野菜の量などはかなりの量。
重たい荷を抱えて来てくださった皆さんに感謝しつつ…。
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母流のニシン漬けは、切り方、詰め方に少し特徴があります。
これは、祖母に教わったやり方というより、母が50年の間に少しずつ改良を加えてきたもの。
だから、今回お伝えした仕込みについても、「このニシン漬けを残して欲しい」というより、それぞれが自分好みに変えていって欲しいな、という思いを僕も母も持っています。
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基本や素材の役割を理解した上で、あとは自分のつくりたい味を試していくのが漬物の醍醐味なのではないかと思います。


材料を詰め込む毎に、樽の中の<景色>が変わります。
母は、この<景色>が重要と言います。
塩加減も含めて、「感じを覚えて」と言うのです・・・が、もちろんそれは一度ではなかなか体得しにくく、繰り返し(失敗もしながら)身につけていくことなのだろうと思います。
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「生産者」でも「消費者」でもなく、「生活者」であろうとすれば、この<繰り返し>こそが暮らしの軸なのかもしれません。
毎年同じことを繰り返し、でも、同じことをしているようで少しずつ変える。変化する。
けれど、軸はやっぱりぶれない用にする。
大きな螺旋を登っているような感覚があります。
(ちなみに、それが<ぐるりの暮らし>の所以の1つでもあります)



皆さんの仕込みが終わった後、簡単にお疲れ様と感想シェアリングを行いました。
お茶請けはもちろん漬物です。
母が、この日に向けて作ってきてくれた5〜6種類の漬物を食べていただきながら、しばらく歓談を楽しみました。
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こうして今年も無事に『つけもの日和。』が終了しました。
漬物の仕込みや楽しみは冬中(いや、年中?)続きますが、母とともに行うこの講座、僕には結構大切な時間となっているので、無事に終わってホッとしました。
一昨年は大きなスーツケース(中身は漬物沢山)を引っ張って電車で来てくれた母も、今年は「移動がシンドイ」とのことで、旭川への送り迎え付きで来てもらいました。
「来年はもう出来ないかもしれないよ」と言っていますが、是非体の動く限り、自分の中の知を伝えて欲しいと思っています。

母だけではなく、表舞台に出るわけでもなく淡々と営みとして続けられ蓄積されてきた貴重な知恵市井の偉人たちから学ぶような場をつくっていきたい、というのが今の僕の目標かもしれません。

母と一緒に仕込んだニシン漬け、今年も冬の食卓を飾ってくれることを嬉しく思います。
そして、そんな場に共感・同席して下さった参加者の皆様に、深く感謝いたします。

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『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<参加受付中>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


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posted by イトウ at 09:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月18日

Coccoさんとの暮らし。

この子たちがウチに来たのは、一昨年(2016年)の3月。
とても健康的なピヨたちで、1羽も欠けることなく15羽全部元気に育ってくれました。
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産卵も早すぎる程で、満4ヵ月でぽろぽろと産んでくれるようになりました。
今まで飼ってきたCoccoさんの中でも、ほんと、優秀な子たちでした。
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その後もこのCoccoさんは、毎日10数個の卵をせっせと産んでくれました。
僕はそれをお友達に買ってもらったりして、彼女たちの餌代とお世話代に充てました。
(Coccoさんからお給料をいただいてる気分です)

最初の冬は8割くらいのペースで産卵が続きました。
2年目の冬はさすがに4〜5割程度に落ちましたが、それでも春にはまた、7割くらいの産卵率になりました。
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とにかく、元気によく卵を産んでくれる「優秀な鶏さんたち」だったのです。

が、実は気になることもありました。
満1歳になる前から、羽の突き合い(むしってしまう)が見られたのです。
ストレスがあったのでしょうか。
僕の経験では、1歳半くらいまでは皆キレイな毛並みのことが多いのですが…。



そして、今年の夏ころから、彼女たちの産卵率は急激に下がりました。
春には1日に10個ほどあった卵が、7〜8個になり、5〜6個になり・・・。
そして10月末には、日にせいぜい2つほどとなりました。
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おそらく、この冬にはほぼ産まないでしょう。



僕にとってCoccoさんは「家族」です。
毎日、どんなことがあっても餌と水をあげに行き、しばらく様子をみます。
そういえば、昨年の冬には彼女たちを守るためにイタチと格闘もしました。
可愛いし、大切な存在です。

でも、同時に、Coccoさんは「家畜」です。
飼っている理由は明確に、卵を得る為、です。
ウチにはニャンコもいますが、その2つのイキモノの間には大きな差があるのです。
ニャンコが怪我や病気をすれば、僕は病院に連れていきますが、Coccoさんにはそれはしません。
せいぜい弱った子を隔離するくらいです。
すごく身勝手な感じに聞こえるかもしれませんが・・・それが現実です。

Coccoさんは「生産動物」。
それが、僕にとっての線引きです。
(もっとも、その線引きは強靭なものじゃなく、いつも揺らぎはあります。病弱でたくさんケアをしたCoccoさんは情が移って別格になったりもします…)

この子たちは生産動物としてとても優秀で、早くから卵を産み、健康的にたくさん「生産」してくれました。
でも、その分ストレスもあったのか、「突き」も早くから始まり、群れとしての産卵率の低下も一気にやってきました。
まるで「更新期ですよ」と言うかのように…。
(つまり群れごと更新するタイミングであることが明確だったのです)

Coccoさんは家畜。

だから・・・
もう「生産性が低い」と判断したCoccoさんを僕は、〆ることにしました。

人間は、生きるために、そうやって1万年の家畜(そして栽培植物)とのつながりを続けてきたのだと思います。
それは、単純に善悪では分けられない、「人類史の現実」です。



とは言え、屠畜は何度もやっているけれど、気が重い行為です。
一人でやる気分になれずに、友人に声をかけ一緒に行いました。
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首をはね、羽を毟り、内臓を抜いて、肉を切り分けました。
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ガラはスープに。
翌日はチキンカレーをいただきました。



「<いただきます>は命をいただきます、なのだ」
・・・などと言っても、正直、実感は得られにくいと僕は思います。
言葉と知識だけが上滑りし、「わかった気分」に浸りがちな気がします。

だから僕は、時々屠畜をします。
僕にとって屠畜は、「人間の本来の立ち位置」を確認する大切な行為です。
ヒナの時から可愛がって育てた彼女たちを人間側の一方的な都合で殺すことは、とても気の重たいことだし悲しいけれど、「僕が日々食べている植物も動物も結局はすべて同じように人間が喰う為に殺している」のだという<隠された現実>に向き合い自覚するための、貴重な追体験です。

自分の「生」は、常に他のイキモノの「死」の上にあるのだという、この世界の理。
それを見失わずにいたい、と僕は思っています。
(キレイゴトはキライなのです)



Coccoさんは、いつもいつも、僕に大きな教えを説いてくれているようです。




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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報
 
今年の冬は、精力的に「ひょうたんランプづくり」したいと思っています。
現在いくつかの場所で開催予定です。
既に定員いっぱいのところもありますので、ご予約はお早めに。

『こぐま座でひょうたんランプをつくろう』⇦募集終了
  〇日時 11月27日(火)12:00〜17:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 5000円〜(こぐま座ランチ付き)

『ひょうたんランプをつくろう』
⇦募集終了
  〇日時 12月9日(日)13:00〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 4000円〜

『あまほろでひょうたんランプをつくろう』

  〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
  〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
  〇参加費 5000円〜(あまほろランチ付き)

*他、詳細は未定ですが、1月19日(土)に小樽でも開催いたします。
*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
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2018年11月09日

田んぼを続けること。

今年も、田んぼの活動が終わりました。
10年近くやっている割にあまり経験が蓄積されていない気もしますが、なんとか今年も美味しいお米を得ることが出来ました。

田植えは、6月3日でした。
今年から使わせてもらえることになった田んぼは、今までの山の中とは違い、幹線道路に面した目立つ場所。
静けさとは無縁ですが、親しくしているこぐま座さんの目の前でもあり、とても便利になりました。
手伝いに来てくれた方々にも好評です。
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田植えの翌週からは、週一ペースで除草しました。
1回2〜3時間ですが、雨天のことも多くなかなか大変でした。
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除草は、7月いっぱいくらいで終了し・・・

9月初めには、稲穂も頭を垂れてきました。
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9月後半、稲刈りの日も決まったので、稲架を準備します。
稲架たては、今年も修さんが手伝ってくれました。
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9月24日、稲刈り。
今年の稲刈りにも、たくさんの<ゆるビレ>の仲間が手伝いにきてくれました。
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ようやく一息。
でも、美味しいお米を食べる為には、まだまだ作業が続きます。

1か月ほどの天日乾燥を経て・・・

10月24日、脱穀をしました。
今年の脱穀は、松名さんと。
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稲刈り時には「今年は随分多いね」「昨年の2〜3倍採れてるんじゃない?」という感じだったのですが、脱穀してみると・・・あれあれ?籾は思いの外、少なめでした。
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11月1日、ファームキトラさんの好意で、籾摺りさせていただきました。
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籾摺りするとさらに予想より目減りし、玄米として得たのは約80kgでした。
面積は約8畝ですから、反収にすると100kg程度。結局1俵にも満たず・・・青米は15kgもありました。
やはり日照不足が原因でしょうか。

それでも、苦労して自分たちでお米を得ることが出来るのは嬉しいものです。


11月2日、翌日の<新米祝い>に向けて、お手伝いしてくれた方々へのおすそ分けのお米を準備。
ほんとはもうちょっと沢山あげられたら、と思うのですけど、ウチで食べる分としてせめて1俵は残しておきたいので、結局少しずつになってしまいました・・・スイマセン。
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11月3日、新米祝い。
今年も、新米を皆で味わうことが出来ました。
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一緒に汗を流した人たちと、こうして新米を味わうことが出来るのは、やっぱりお金に換算しづらい喜びです。
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11月7日、稲架の片付け。
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解体した稲架木を持ち替えり、これでようやく田んぼの活動もほぼ終わり・・・。

田んぼの借り賃、苗代に加え、幾度となく通った燃料費などを考えると、実はこの米はとても高価なものです。
6000円/10kgの無農薬米を買った方がずっと安い、というのが正直なところ。
それでも、僕が田んぼを続けているのは、「お米が欲しい」からではないからです。

僕が得ているのは、田んぼで過ごす時間、なのだと思います。
もっと言えば、田んぼでの時間を心ある方々と共有すること、です。
毎年参加して下さる方々も、「田植え・稲刈り体験」として来ているのではなく、コミュニティの場として足を運んでくれているのだと僕は思っています。
そういう場を維持したい・・・だから、僕は来年も田んぼの活動を続けたいと考えています。

また来年。
「今年はどうだろうね?」「去年はこうだったね」「一昨年は大変だったね」・・・なんて話しながら、文化や政治の話なんかもしながら、皆で田んぼの中で汗をかければいいな。

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今年の冬は、精力的に「ひょうたんランプづくり」したいと思っています。
現在いくつかの場所で開催予定です。
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『こぐま座でひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 11月27日(火)12:00〜17:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 5000円〜(こぐま座ランチ付き)

『ひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 12月9日(日)13:00〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 4000円〜

『あまほろでひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
  〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
  〇参加費 5000円〜(あまほろランチ付き)

*他、詳細は未定ですが、1月19日(土)に小樽でも開催いたします。
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2018年11月03日

倒木から生まれた椅子。

9月の初め、北海道を大きな台風が襲いました。
北海道は割と大きな災害の少ない地域でしたが、ここ数年は様々な災害に見舞われています。
その時の台風でも、それまでの大雨の影響もあって、暴風によりアチコチで大木が倒れたようです。
(その翌日に大地震がありましたが、うちではそちらの被害はありませんでした)

台風の翌朝、裏山に様子を見に行くと・・・
なんと、かなり気に入っていたイヌエンジュの大きな木が倒れていました。
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山に建てた小屋の守り神のようなイメージが僕にはあったので、随分と気落ちしました。
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が、悲しんでいても仕方がないので、何かカタチにして残したいと思い、友人でもある草刈万里子さんに椅子づくりの講座をお願いすることにしました(実は台風の少し前に椅子づくりの講座のことは草刈さんと「そのうちやりたいね」と話していたのですが、まさかこんなふうに実現するとは思っていませんでした)



そして、イヌエンジュを使った椅子づくりの講座『倒木からゴッホの椅子をつくろう』、当日を迎えました。
天気予報は微妙でしたが、作業を始めようとした途端、土砂降りに見舞われ・・・
合羽を着て、「エイヤッ」と外へ。
草刈さんの指示を受けながら、僕がチェンソーを振るいます。
まずは丸太の切り出しです。
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参加者の皆さんは小屋の窓から応援してくれました(笑)。
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テントへ移動し、今度は切り出した丸太から、椅子の足をつくります。
まずは割いて・・・
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丁度良い太さまで、粗削りします。
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その後は小屋で、「削り馬」に固定した材を「セン」という刃物で削っていく作業です。
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木の繊維や曲がり具合を見つつ、それを出来るだけ生かすように考えながら、椅子の足をつくっていきます。
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皆さん宿泊可能だったので18時ころまで作業し、全員が足を完成させることが出来ました。
この手の作業は、黙々とやっても良し、談笑しながらも良し。「削る」という目的が明確なので、誰もが集中して取り組むことが出来ます。
技術の上達もわかるので、単純ですが楽しい作業です。
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夜は、近所の温泉にて汗を流し、夕食。
その後は、記録映像を見たりしつつ、楽しい「合宿の夜」です。
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2日目となりました。
部材を確認し、椅子を組んでいきます。
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背板や貫材は、事前に草刈さんがウチから丸太を持っていって、つくっておいてくれました。
この乾燥具合の違いが、生木でつくる時には効果的なのですね。
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前日に作った足に、ハンドドリルで穴を開け・・・
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貫材などを打ち込んでフレームをつくっていきます。
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多少のゆがみは、いくらでも微調整が可能。
このあたりのワイルドさも、生木での木工の面白さでしょう(グリーンウッドワークというそうです)。
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組む作業は基本的に2〜3人で行います。
押さえてあげたり、角度を横から見てあげたり。
一人じゃできない、というのも悪くはないものです。
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椅子のフレームが出来ました。
微調整してから、いよいよ座面の編みこみ作業にうつります。
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ここからの作業は一人で淡々と・・・。
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繰り返しの作業ですが、初めてだと仕上がりのイメージを持ちづらいのでなかなか大変です。
バランスを考えながら、丁寧に・・・。
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さあ、もう少しです。
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そろそろ仕上げですね。
気を抜かずに・・・最後を納めましょう!
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倒れたイヌエンジュの木から、こんなかわいいゴッホの椅子が5つ、出来あがりました。
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ご参加いただいた皆さん、講師の草刈さん、ありがとうございました!
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お持ち帰りいただいた椅子。
これから大切に使われるのだと思います。

ホームセンターに行けば、今回の参加費で5脚、いや安いのなら10脚くらい買えてしまうかもしれないけれど、それらがお店に並ぶまでの間のことを考えると、「本当にそんな値段でいいのかな?」と思うものばかりです。
少なくともそのモノからは、物語が見えてきません。
何かをギセイにすることで成り立つ安いモノたち…。

今回生まれた椅子は、その対極にある存在のように感じます。


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僕にとっては大切なイヌエンジュの生まれ変わりの椅子。
今回参加された方も、この木自体への想いはなくとも、丸太の状態からつくりだした2日間の物語があります。
そういうモノを長きにわたって大切に使う、そんな暮らしにしていきたい、とあらためて思った今回の講座でした。

残っている木も、何かに使ってあげようと思います。

posted by イトウ at 18:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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