2017年06月10日

初夏の大仕事。

すでに1週間も経ってしまいましたが、先週の土曜日は『苗の交換会』でした。
会場は長沼の古民家カフェ・こぐま座さん。
急きょ設定した交換会でしたが、10名ほどの方が参加して下さり、大切に育てている苗たちを交換し合いました。
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ほとんどの方は昨年も参加して下さっている方です。
今回は参加費もとらず、お友達に声掛けして集まってもらったような会でしたが、やっぱりこのような交換会は小さくても毎年続けていくことが大事なのだろうなあ、と思いました。
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誰かが育ててくれるなら、少し多めに種まきしておいてもいいな、と思いますもんね。
(逆に言えば、育てた苗を植えられずに枯らしてしまうのって、本当に悲しいですから…)
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来てくれた皆さん、こぐま座さん、ありがとうございました。
受け取った苗、大事に育ててくださいねー。
今年来られなかった方、また来年、やりますよ!

ちなみに苗の交換会はお昼までだったので、午後は田んぼに行って除草です。
(写真を撮るヨユーはありませんでしたが、お手伝いしてくれた皆さん、ありがとうございました!)
除草・・・結局終わらなかったけど。



そして翌日、日曜日は田植え。
前日に続いて、近年まれにみる寒い日となりました。
(僕も腰痛で体を冷やしたくなかったこともあり、初めて長靴での田植え…これまで100%裸足だったのに…)

9時に集合していただき、まずは終わらなかった除草から…。
(これがほんとに手ごわいのです…ということを身をもって感じていただこうかと)
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1時間ほどの除草の後、いよいよ田植えがスタート。
目安とするロープを張り、苗を手に田んぼに入っていきます。
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腰痛爆弾を抱えた僕はイマイチ活発に動けなかったのですが、ベテランさんがどんどん先を読んで作業し、初めての方にも親切に教えてくださるので大助かりです。
いつもありがとうございます!
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ちびっこも大活躍。
皆に苗を渡す配達屋さんをしてくれました。
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中腰のつらい僕は(しつこいか)、お茶出しや四つん這いで畔の整理。
どんな人にでもそれなりに「役割」が生まれるのが、「農的なしごと」の良さですね。

小雨のパラつく中、植えすすみ…何とか午前中で2/3程を終えることが出来ました。
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お昼は、恒例の持ち寄りランチ(通称・ランランランチ!)です。
今回も実に豊かな食事の場となりました。
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朝から雨が降りそうな空模様でしたのでテントを張り、火を焚いていました。
休憩時にホッとできる状態で本当に良かったです。
(テントを持参して下さったカリヤさんありがとう!)
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食事も済んで一息ついて、さあ、午後のもうひと頑張りです!
(寒いので気持ちを奮い立たせないと…!)
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それでも、このくらいの時間になると植えるのにも慣れ、作業の手順も全員がわかって、声を掛け合い「いい塩梅」で作業できるようになっています。
晴れていれば本当に気持ちが良いのですけどねえ…。
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さあ、最後の数本となりました。
今回は苗の数がいつもより2割ほど多かったのですが、すべて植えきってしまいました。
ちょっと株間は狭目ですが、「数で勝負」です。
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おわったー。
15時ころ、田植えが無事に終了。
水を入れると、グッと「美しい田んぼ」の姿が浮かび上がる感じです。
お手伝いして下さった皆さんのお陰です。
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植え終わった田んぼを肴に、「3時のおやつ」タイム。
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除草等々、田んぼ作業は秋まで続いていきますが、とりあえず植え終わってホッとしました。
秋には是非、稲刈りに来てくださいね!

お疲れさまでした!
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・・・こうして、ぎっくり腰を抱えたまま割とハードな週末を乗り切ったのですが、翌日からは風邪をひいて咳とくしゃみがとまらない、という状況になったイトウ。
「泣きっ面に蜂」よりも恐ろしい「ぎっくりに咳」です。
トホホな状態でヨロヨロと過ごした数日間を経て、ようやくもろもろ回復しつつある今日でした。
うーん、明日はどっちだ?!


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『ペレのふくができるまで〜1日まるごと羊毛講座』
 朝イチに羊の毛刈りから始め、原毛がきれいなワタになるまでの作業、さらにその羊毛を使った糸紡ぎやフェルト加工を体験します。1日かけて<羊飼い>の擬似体験をしてみましょう。
〇日時 6月11日(日)10:00〜16:00
     *開催日を変更いたしました。
〇場所 ハイジ牧場(長沼町東9線南2番地)
〇参加費 3500円(ハイジ産羊肉の昼食付)
〇定員 12名*定員に足しましたので受付終了しました!
〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場)、池田博子さん(ナガヌマキンギョ)


『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり基本講座』strong>
毎年、参加者の皆さんと一緒に、ミニマムな暮らしをイメージしながら「住まえる小屋」を建てている小屋づくり講座。今年の舞台は、千歳市にある「リサイクルファクトリー」さんの敷地内です。
「日曜大工の技を身につけたい、上達したい」という方から「物置小屋くらいは自分で建てたい」「いつかはセルフビルドを…」という方まで、「つくる」ことの好きな方ならどなたでも歓迎いたします。
〇日時 7月8日(土)9日(日)22日(土)23日(日)9:30〜18:00
〇場所 リサイクルファクトリー(千歳市中央690‐1)
〇参加費 7000円/1日、13000円/2日間、
     17000円/3日間、20000円/4日間
       *昼食、午後の軽食付き
〇定員 15名
〇講師 千葉英希さん(建築工房らくだ)


posted by イトウ at 22:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

ぎっくり人生。

ひさしぶりにやりました。
やってしまいました。
ぎっくり腰。

5月半ばくらいから、腰の状態は「ちょっとマズイ雰囲気があるなあ…」と感じてはいたのです。
が、やらなきゃならないことは毎日たくさんあるし、ダマシダマシやり過ごそう…と思っていました。
せめて、もう少しケアをしてあげれば良かったのですが。
まあ、自業自得です。

それがキタのは5月27日。豆部の開講日の前日です。
午前中、猫のエサを何気なくやっていた時でした。

「ビリーン!!!」
と腰を打たれたような衝撃(魔女の一撃)。
嬉しくないけど、もう馴染みとなった痛みです。

ちょっとやばいかも・・・とその日はそのまま予定をすべてとりやめ、掃除や翌日の会場の準備なども相方M氏に委ね、安静を保ちました。
(この時点では、程度はまだ不明。とにかく重篤化させないことに全神経を使います)
慢性腰痛の類は、それなりに我慢したり誤魔化したりしながら過ごすこともできるのですが、激痛過ぎて力も入らず我慢云々の問題ではないのが、ぎっくり腰のつらいところ。
とにかく横になって、体の回復を待つしかないのです。

動きはすべて超スロー。寝返りも、少しずつ。
トイレに行くときもハイハイで。
とにかく、自分の体の重たさ(重力)や筋肉の構造の複雑さに心が折れそうになります。
(ぎっくり腰のたびに、「直立二足歩行」のすごさを実感!)
度々、イトオテルミー(温熱療法)を施してもらいながら、祈るような気持ちで夜を越しました。

翌日、腰は伸ばせないし、物もほとんど持てませんが、骨盤を腰痛ベルトでガチガチに固定すれば何とかつかまりながら歩くことが出来るようになりました(少しホッとしました。なんとか講座は出来そうです)。

豆部スタート。
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なんとも情けない姿で申し訳なかったのですが、参加者の皆さんの暖かさに助けられて、無事に講座を行うことが出来ました。
(本当に良かった!ありがとうございました!)
講座終了後はまた、何もせずにひたすら横になって安静に過ごしました。

翌月曜日もまともに歩け(立て)ないので、大半横になって過ごし、腰の回復を待ちます。
今週中にタネまきの大半は終わらせなくちゃならないし、苗も大きくなってるし(植えてあげなきゃ)、週末には田植えもあるのです。
「畑のことやりたい!けど、これ以上悪化したら大変!」
ソワソワしながら、どうにもならないこの身を嘆きつつ・・・

「じゃあ、寝ながらイモの芽欠きでもしたら?」
とのM氏の提案に乗って、手先で出来る作業に没頭。
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ああ!働ける、役に立つって、なんて嬉しいことだろう!!

このイモは、昨年8月に収穫したものです。
冬中食べたけど、まだ残っています。
春になって暖かくなって、どんどん芽が伸びてくるので、芽を摘んでおきます。

それにしても、この小さなイモが、ちゃんと芽を伸ばして根を張って、次のイモをつくるんだからスゴイよなあ。
彼らが育つためのエネルギーがこのイモには蓄えられていて、このイモ自体が「己が何をすべきか」わかっているのだから、スゴイよなあ(僕よりずっとエライよ)。
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今更ながら感動し、敬意を持ちながら・・・「ごめんよ」と生命の象徴でもある芽を摘んでいくのでした。


さて翌火曜日には、「お爺さんのような姿勢(苦笑)」でなら歩けるようになりました。
背筋に力を入れられないので鍬で土を寄せたりはできませんが、ハイハイの態勢でなら土を寄せて畝をつくり、タネを播くことができます。

まずは豆部のダイズ畑の播種の続き。
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休み休み、1日かけてすべて播くことが出来ました。
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木曜の午後以降が雨の予報なので、「それまでに播かなければ!」と気合を入れて、水曜日の作業。
播くべきタネを播きまくり、早く植えたい苗を植えました。
(…と言っても動きは超スロー。腰はまだまだ不調。苗はトレイごとは持てないので何個かずつ運搬。1時間に1回は横になって休憩)
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木曜日は、昼過ぎに雨が降り始めるまでが勝負です。
前日終わらなかった分をやって、とりあえず「最低このくらいはやっておきたい!」と思っていた分を終えることが出来ました。
(トウモロコシや各種豆類)
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腰曲げて杖ついて歩いて、時々ハイハイしたりして、さらに突然地面に寝っ転がったりもして、客観的に見たら相当みっともない姿だったと思うのですが、なんとか目標分のシゴトができて、本当に良かったです。


そして、今日は田んぼに行って、日曜日の田植えの準備などをしてきました。
腰の状態がやっぱり芳しくなく、ちょっと田んぼの畔の草取りをしてギブアップ。
土日に寝たきりになって丸々穴を開けるわけにはいかないので、ものすごーく慎重に動いています。
(でも、寝てるわけにもいかないのですねー)

さあて、明日の『苗交換会』と田植えの準備、明後日の田植え、乗り越えられるでしょうか?!
(くしゃみや咳がまだ怖い…)



余談ですが、僕は腰痛とのつき合いはかなーり深くて長いです。
勤め始めた2年目くらい(24歳頃)から、慢性的に腰痛があって、しばしばぎっくり腰にもなりました。
ぎっくり腰にもいろいろ程度があり、1週間ですっかり回復するものから、全治3か月以上かかったものまで経験しています。

そんな僕の、「つらかったぎっくり腰ワースト3!」を紹介。
(時間の無駄だけど…)

第3位、2010年11月。
僕史上最大級にひどい腰の状態になったのがこの時でした。
長沼に住み始めて秋までノンストップでハードワークをしていたらひどい腰痛になり、さらに追い打ちをかけるようにぎっくり腰を連発させてしまったのでした。

目玉以外は動かせない(何故なら全身に激痛が走るから)状態がしばらく続き、2週間はほぼ寝たきり。
その後もまともに歩けるようになるのに1か月かかり、春まで不調が継続しました。
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天井を見つめて過ごす時間の長かったこと…。
地獄のような時間でした。


第2位、2006年6月。
中国を旅していて、2泊3日の寝台列車に乗っていた時でした。
上海行きウルムチ.JPG

3段ベッドの最上段(棺桶のような狭い空間)で2晩過ごした3日目、西の町ウルムチに到着直前にやりました。
寝台車.JPG

見知らぬ異国の町で、重たいバックパックを背負わなければならない絶望的な状況…!
一瞬目の前が真っ暗になりましたが、車内で知り合った中国人に助けてもらってなんとか危機をしのぎました(…結構お金は取られたけど)。
いやあ、あの時は怖かったなあ。


そして輝く…じゃなくて暗黒の第1位。
2013年9月の・・・稲刈り前日。
稲刈りの準備を整え、家の畑の作業も終える夕方にやりました。
這うように家に入り、そのまま数日間寝て過ごすことになったのでした。

せめて現場に行ってやることを伝えたり声かけたりしたかったのですが、翌朝にはまったく動くことが出来なくなって、この時も天井を眺めながら過ごしました。
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あの日稲刈りに来てくれた方たち…ゴメンナサイ!そしてありがとう!(特にユージさん!)
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あの日の申し訳なく情けない気持ちは、今でも忘れることが出来ません。
迷惑かけてしまったことが精神的にキツかったので「第1位」ですが、別な視点では「自分が如何に人にお世話になりながら生きているか」を教えてくれた1日だったとも感じます。
(悪くはなかったのかもね)


なんていうか・・・この、「ぎっくり腰」という言葉の響き自体が、情けなさ、カッコ悪さをズバリと表していますよね。
僕の人生って、カッコ悪く、ぎっくりぎっくりとすすんでいくのだなあ、とつくづく思います。
ぎっくり腰をかばい養生しながらやっていくしかないのでありました。
(それでも人生はよろよろと続くのだ!)

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『ペレのふくができるまで〜1日まるごと羊毛講座』
 朝イチに羊の毛刈りから始め、原毛がきれいなワタになるまでの作業、さらにその羊毛を使った糸紡ぎやフェルト加工を体験します。1日かけて<羊飼い>の擬似体験をしてみましょう。
〇日時 6月11日(日)10:00〜16:00
     *開催日を変更いたしました。
〇場所 ハイジ牧場(長沼町東9線南2番地)
〇参加費 3500円(ハイジ産羊肉の昼食付)
〇定員 12名*定員に足しましたので受付終了しました!
〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場)、池田博子さん(ナガヌマキンギョ)



『苗の交換会』

タネを播いて育てた苗はたいてい少し余るもの。でも、余っても枯らしてしまうのはすごく残念。
という気持ちから企画した「苗の交換会」です。
苗は、たとえば増えてきたハーブなどの株分けでも、庭に芽生えた木の苗でもOK。
あなたのその苗も、きっと誰かが欲しいはずです。
〇日時 6月3日(土)11:00〜12:00
〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9番地)
〇参加費 無料 *交換会後に、こぐま座でランチをご注文ください。

posted by イトウ at 21:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

晴耕雨〇。

「晴耕雨読」、なんて誰の言葉やら。
(あらためて言うまでもなく)こういう暮らしをしていれば、雨だからと言って昼間から読書しているわけにもいかず、「雨降ったらやろう!」と思ってたこと(外作業)をやるのでした。

それは例えば山の笹狩り。
昨年は刈り払い機でヴンヴン刈っていきましたが、今年は剪定バサミと鎌でやっています。
何故なら、昨年は気づかなかった(もしくは笹を刈ったことで大きくなったり芽吹いたりした)子たちがいるからです。

ワラビ。
この辺りにあるの、初めて気づきました。
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オオアマドコロ。
もうかなり大きくなったけれど、春一番に見つけた時は嬉しかったな。
(半分は食べて、残りの成長を楽しんでいます)
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ほとんど死にかけてるんじゃないの?実もならないし…
と、思ってたブドウの蔓から新芽が。
こういうものもあるので、やっぱり地道に観察しながら手で刈るしかないのですね。
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地上部だけ刈ってもなかなか勢力が衰えてくれないので、なるべく地下茎を穿り出しながらの作業です。
どこまでもつながってるなあ…。
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悔しいので、笹の新芽も食用に持って帰ろう。
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ツタウルシも今年は随分目立つようになりました。
申し訳ないけど、君たちはおとなしくしてて(と言いつつ刈る)。
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地べたを這うように作業すること2時間(汗だく)。
通路がある程度、復活しました。
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山の植物も4月末とは様相が変わっています。
エゾエンゴサクの薄紫の絨毯は消え、今はニリンソウが満開です。
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僕はニリンソウが好きだなあ(美味しいし)。
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クルマバソウも開花。
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ヒトリシズカはそろそろ花はオシマイかな。
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ハリギリもどんどん芽が伸びて、食べ頃です(ちょっとデカすぎ)。
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今回は整備のために山に入ったので、桜までは行きませんでしたが、そろそろ<主>も散ってしまう頃かも。
行かなくちゃ。
山仕事は、作業しつつ、ついつい「プチ観察会&食料採集」になってしまうのでした・・・。



そしてもう一つの「雨の日の作業」。
それは、田んぼの草取りです。

畑には入れないけれど、田んぼは収穫以外は雨でもOK。
よって、僕にとって田んぼの作業もまた、「雨だとラッキー」なものなのでした(晴れたら畑や建築をやりたい)。
なので、長沼の田んぼへ行く予定にしていたこの日が雨で、僕は「おーし、来たかいがあった!」と一人つぶやいたのでした。
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(ああ…田んぼがどんどん侵食されてますね・・・)

さあ、スギナと格闘です。
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少しずつ、「人間の土地」を広げていきます。
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スギナ等の他の草も、多くが地下茎でどんどん領土を広げてくるので、上部だけちぎってもダメなのです。
泥に手を突っ込んで探りながら、出来るだけ地下茎ごと抜いていきます。
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まさに「地獄の果てまで…」続いてるかのようなスギナの茎。

2時間ほどで、カッパを着ていてもお尻までグッチョンチョンになりました。
まだ水が冷たくて、手もかじかんでしまって退散です。
はっきり言って、大して「領土拡大」とはなりませんでした・・・。
(次回頑張ろう!!)

まあ、スギナにしろ笹にしろ、僕らが「勢力争いだぁ」と奮闘している草の多くは、ちゃんと自然のなかで役割があって(おそらくそれは人間が開拓し痩せさせた土地を自然に還す先陣)敵視するものではないのですけどね。
でも、そう考えてはいても、やっぱり多すぎると困るものも多いから、こちらでバランスを取りつつ共存していくしかないのだろうな、と思います。

僕は、自分の管理している土地の中では、「4勝6敗」くらいの関係性(対自然)がちょうどいいかな、と考えています。



・・・などなど、やること(「やりたいこと」と「やるべきこと」の区分けが判然としないんだけど)は晴れても雨でも欠くことなくあって、なかなかじっくり「読」には向かえないのがちょっと残念なのでした。
(夜は疲れて寝てしまう…映画を借りても途中で寝てしまう…とほほ)
ヒョウタンの作品づくりもしたいのですけど。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。


『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌造り』
手前味噌の仕込み、今年は「ダイズの栽培」から始めてみませんか?
自分でタネを播く。お世話をして収穫する。そんな「手間」をかけることで、いろいろな気づきや学びが生まれます。
味噌だけでなく、毎回、「ダイズの加工品」づくりを体験していただく「豆満喫」講座です。5回通してご参加いただく方には、不耕起、無肥料で行う田んぼなど、「大豆」以外のいろいろな活動にお誘いいたします。
〇日時 5月28日(日)13:30〜16:30 *全5回の1回目
〇場所 エコビレッジライフ体験塾
      (当別町金沢147−1)
〇定員 12名
〇参加費 10000円(5回通し参加)
     *初回のみの参加〜2000円
posted by イトウ at 06:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

まだまだ青い尻。

建築家の津端修一さんと妻・英子さんの暮らしぶりを追った映画『人生フルーツ』が、シアターキノでロングラン上映されています。
たぶん2月いっぱいくらいの予定だったはずなんだけど、何度も延長されて、4月後半になる現在も上映中。さらに監督のトークショーまで行われるようです。

僕は3月初め頃に観てきました。
そもそも、5年前くらいにお2人の著書『あしたも、こはるびより。』を手に取ったのが始まりで、以来、時々その本を眺めては、とても穏やかで品があって楽しそうなお二人の日々に触れ、「ああ、こういうじーちゃんになりたいものだな」と思っていました。
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90にもなるお2人の暮らしぶりを描いたこの本、今でも大切にしています。


僕が観に行った時にもシアターキノは満席でした。
正直言って、キノでこれほどの人を見たのは初めて!というくらいの混み具合に驚きつつ、やっぱり素敵な修一さんと英子さんに見入りました。
本には書かれていなかった、「何故彼らがそういう暮らしに向かったのか」というところもよくわかりました。
建築家として最前線にいた修一さんが高度経済成長期のただ中で失われていくものに気づく、そのセンスにあらためて驚かされました。
(現在の、飽和し疲弊している時代に僕らが「もう一つの道」を求めるのとは全く意味が違うと思うのです)

半世紀以上の時をかけて育てられた場。
それを続けてきた彼らの信念の源を垣間見せてもらったように思います。



果樹が育つには、それなりに必要な時間があります。
人を含めたイキモノが育つにも、場が出来ていくにも、必要な時間があります。
適切な時間をかけて出来ていくものこそ美しい、と感じます。
(そうではないものがあまりに多い世の中ですからね…)

「できることから、小さく、コツコツ。
ときをためて、ゆっくり。」
・・・しゅういちさんが、依頼された建築デザイン画に記していた言葉です。
「ときをためる」なんて、素敵な言葉だなあ。



一方で・・・
お2人が特別なわけでもないのだろうな、とも僕は思っていました。
「当たり前のこと」として、丁寧に暮らしを営み続けている人たちは、(別に本や映画にならなくても)たくさんいます。

考えてみれば、自分の親だって、十分彼らに負けないだけの丁寧な日々を重ねているわけです(あんなにお洒落ではないけれど)。
ちなみに僕の実家の畑は、父が子どもの頃から祖父を手伝って耕し続けてきたところ。
父は、勤め人をしながら、朝夕や休日にはいつも畑にいました。
○○農法を実践しているわけでもなくて、ちょこちょこ化学肥料だって使っているみたいだけど(農薬は不使用)、フカフカで虫もたくさんいる美しい畑です。
「持続可能ななんちゃら…」なんて一言も口にしないけれど、80年以上かけて育てられた「場」です。

母の、手料理にかける時間や掃除や収納の丁寧さにも今更ながら驚かされたりします。
当たり前の暮らしの中の、丁寧さ。
それを淡々と続けていくことの素晴らしさ。

そう。
名の知れた人ばかりがスゴイんじゃなく、学ぶべきことは、身近なところにきっとたくさんあるのでしょう。
『人生フルーツ』を観ながら、僕はあらためてそんなことも思っていたのでした。
(そして、実は、なんであの映画にあんなに人が入り続けてるのか、僕にはよくわからなくて不思議なのでした。まぁいい映画だとは思うけど…他にもいい映画はゴマンとあるのにね)



3年、5年なんてホントあっという間です。
僕がこういう暮らしに浸るようになってもうすぐ10年になりますが、やったうちにも入らないような気が、最近はしています。
20年、30年…と積み重ねていくことで、自分の中に暮らしが馴染んでいくのかもしれません。

そんな思いが、ここ数年どんどん大きくなっています。
やればやる程、自分の未熟さや経験不足を感じるのです。
「自分などは尻の青いペーペーだなあ…」と。
(そういう思いが強くなってくると、「塾」もやりづらい気分になってきちゃうのですけどね…)

まあ、慌てずに。丁寧に。
そして驕らずに。
続けていきたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。

『春山散歩。』
我が家の裏山を探索し、春の植物を観察しましょう。
図鑑を片手に特徴をおさえて名前を確認したり、食べられるものを選んだりしながら、山頂近くにある大きな桜の木を目指します。
下山後、採取してきた食べられる野草を簡単な調理で食べてみる予定です。
〇日時 4月29日(土) 13:00〜16:30
〇場所 エコビレッジライフ体験塾
      (当別町金沢147−1)
〇定員 10名(残席わずかです)
〇参加費 1200円

posted by イトウ at 08:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

陽を浴びて。

これは昨年の4月10日の写真。
畑もまだ、雪に覆われていました。
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裏山もこんな感じ。
陽の当たるところは解けていますが、結構雪は残っていて、雪解け水が小川になっていました。
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そして、これは昨日(今年の4月10日)の様子です。
家の周りも畑にも、もうほとんど雪はありません。
畑の雪は1週間前くらいにほぼなくなっていました。
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山の雪解けも早くて、こちらもすっかり解けています。
小川の流れもなくなって、乾いている部分が多くなっています。
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白樺の樹液も終わり・・・
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フキノトウもそろそろ食べごろはオシマイかな。
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一方、雑草野草は活き活きと伸び始めていました。

群生するバンケイソウ。
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紫の花が可愛いエゾエンゴサク。
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そして・・・・
待ってました、行者ニンニク!
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(早くも!と思ったけれど、昨年は4月7日に初物をいただいてました)


山から降りて、畑の様子も見てみましょう。

これはキャベツ。タネ採り用です。
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ニンニクもちょこんと芽を出しています。
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秋播き小麦。
枯れてるようにも見えますが、枯れた葉の下にちゃんと若い葉が出ています。
強力と中力の品種を植えているので、パンやうどん、ピザ生地など何でもできます。
来春仕込む醤油の原料にもなります。
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ビニルハウスの中では、こぼれダネがたくさん発芽していました。
コマツナやコリアンダー、シソ、レタス・・・
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山でも畑でも、たくさんの植物、虫、鳥・・・イキモノたちの息吹を感じます。
陽を浴びて、伸びやかに生命をまっとうしようとしていますね。

そして僕は・・・
昨日の昼食で、「春パスタ」をいただきました。
フキノトウと初物行者ニンニクをつかったパスタです。
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これはもちろん美味い!です。
でも実は、半分くらいは「昨年の残り」を入れました。
昨年瓶詰めした「ふきのとう味噌」と「行者ニンニク醤油漬け」です(黒いのは醤油漬け)。
この時期まで残っていたんですね。

フキノトウ味噌なんかは、毎年張り切ってつくって「やっぱり美味い!年中食べたい!」とたくさん瓶詰めしていたのですが・・・
結局夏以降のオフシーズンになると、あまり食べないのでした。

この手のものは頑張って保存するよりも、旬になったら「いやあ、美味いね!」と喜び、冬には「早くフキノトウ味わいたいねえ」と待ち焦がれるくらいがいいのかもしれません。
「待つ時間」は確実に美味しさを倍増させてくれますしね。

なので、今年は保存はしません。
また来年です。
(行者ニンニクは少しだけ醤油漬けにします)



春は、陽を浴びて伸びゆくイキモノたちに勇気をもらう季節です。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座も承っています。

『春山散歩。』
我が家の裏山を探索し、春の植物を観察しましょう。
図鑑を片手に特徴をおさえて名前を確認したり、食べられるものを選んだりしながら、山頂近くにある大きな桜の木を目指します。
下山後、採取してきた食べられる野草を簡単な調理で食べてみる予定です。
〇日時 4月29日(日) 13:00〜16:30
〇場所 エコビレッジライフ体験塾
      (当別町金沢147−1)
〇参加費 1200円

posted by イトウ at 07:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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