2020年03月26日

醤油が教えてくれること。

3月14日に、醤油講座『My醤油を仕込もう』を行いました。
社会状況的に「同じ空間に複数人が集まること」の自粛を求められる中でしたが、マスク着用や手洗い、換気をするようにしながらの開催。
こういう折にご参加くださる方は、呼吸が合うというか、僕がお願いすることも阿吽で感じ取っていただき、お互い気持ち良く学びの時間を持つことが出来ました。

講座では、いつもの流れで、「搾りの実演」をしたり、「味見」をしたりしながら、「醤油とは何か?」について学び・・・
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各自、My醤油を仕込んでいただきました。
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そして・・・
他の会場で行う出前「醤油講座」では出来ない、今回の講座ならではの場面が一つ。

それは、「醤油麹の種きり」の様子を見ていただくことです。
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この、講座内での「種きり」から、僕の今年の「醤油麹の製麹」が始まるのでした。



講座では、皆さんに仕込みをしていただき、味噌とはまるで違う「お世話の仕方」をお伝えした後・・・
「発酵の本質」について、僕が考えていることをお話しました。

この世界での、発酵の役割。
僕らがそれをどう捉え、どう付き合うべきか。


僕なりに、経験から学び、整理したことをお伝えしました。
きっと他の発酵系の講座などでは、あまり話題にならない内容だと思います。
それは、僕の思考のベースが「生態学」にあるからこそ感じる視点なのだと思います。


実は、それを伝えたくて、このお醤油講座をやっている、という面もあるのでした。
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さて、僕の醤油は・・・
3日間の「製麹」を行い、3日目の夕方に「仕込み」をしました。
*その様子は、動画でもお伝えしていますので、覗いてみてください。


今は、毎日のお世話が続いています。
このお醤油を搾るのは、来年の秋。
材料の栽培から数えると、3年がかりのMy醤油です。



余談ですが・・・新型コロナウイルスの勢力拡大が続いています。
「終息」などは当面あり得ないでしょうし、ひとまずの「収束」にもこの先何か月もかかるのでしょう。

もちろん、現時点で「被害を少なくする対策」が必要なのは言うまでもありません。
ウイルスの特性も次第に明らかになり、僕自身も、1か月前以上に緊張感を持っています(あくまで予定通りに暮らしますけど…)。

でも、忘れてはいけないのは、すべては対処療法に過ぎないということです。
残念ながら、「ニンゲン」というイキモノは、生態系の中でキョーレツに歪な存在になってしまいました。

個体数も、生息密度も、生態(暮らし方)も。
結果、他の生物の領域を荒らしまくって、あらたな病原体やウイルスを自らの社会に引き入れ続けています。
おまけに持つべき健康な身体や免疫系をどんどん手放していっています。
(大きな声では言えませんが、ニンゲン以外のすべてのイキモノが、新型コロナを応援していることでしょう・・・それが、今の地球の現実だと思います)

「ウイルスに打ち勝つ!」
とか勇ましいことを言いたくなるのもわかりますが・・・
その原因をあらためていかない限り、きっとこれからも次々と「人類の脅威」を僕らは招くのでしょうね。


僕らが知るべきは、たぶん、「身の丈に合わせる暮らし方」や「人間中心主義の限界」なのだと思います。

「瓶の中の醤油」も、実は、それを僕らに教えてくれる存在です。
(思えば、僕の「最初の醤油仕込み」は、ちょうど10年前。311の混乱の中、いろんなことを考えながらの作業でした)


Youtubeでも日々の様子をお伝えしています!
 今回のテーマは「醤油造り」
なるべく定期配信していますので(週イチくらいだろうけど)、チャンネル登録などして見ていただけると嬉しいです(知らない方にも目につきやすくなるようなので…)。


北海道で【ぐるりの暮らし】#11「醤油を仕込む」〜10年目の醤油造りの様子です。「醤油講座」から、種きり、製麹、仕込み、そして材料の準備まで…。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『農的養蜂のススメ〜農的暮らしとミツバチ』
実はとても身近で、なくてはならない存在なのに、意外と(具体的なことは)知らないミツバチのこと。
石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。

 〇日時 4月11日(土)14:00〜15:30
     *12:15よりミツバチを扱った映画の上映も行い、Goyaさんにちょっと解説もしていただく予定です。
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾/ぐるりの暮らし製作所(当別町金沢147‐1)
 〇内容 ・ミツバチという生き物について
     ・養蜂の1年
     ・農的な暮らしとミツバチのかかわり etc...
 〇参加費 2000円(*1ドリンク付き)
 〇講師 Jayanand Goyaさん


映画『世界でいちばん美しい村』上映会
雄大なヒマラヤの大自然、その懐で慎ましく暮らす人々。こどもたちの輝く眼差しと明るい笑顔。
2015年、大地震直後のネパールを取材したことをきっかけに製作されたドキュメンタリー映画を上映します。

 〇日時 5月3日(日)@10:30〜 A14:00〜 B17:00〜 *3回上映
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾/ぐるりの暮らし製作所
     (石狩郡当別町金沢147-1)
 〇参加費 1200円(前日までに予約) 1500円(当日)
     *1ドリンク付き *中学生以下半額
 〇定員 各回15名

『裏山トレース〜<春>春の野草を味わおう』
図鑑を片手に裏山を歩き、特徴をおさえて名前を確認したり、食べられるものを選んだりしながら、山頂近くにある大きな桜の木を目指します。下山後は、採取してきた食べられる野草を簡単な調理で味わいます。是非、身体で春を感じてください。
*ちなみに、この日は「札沼線」の最終運行日です…!

 〇日時 5月6日(水) 10:00〜14:00
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾/ぐるりの暮らし製作所
       (当別町金沢147−1)
 〇参加費 1800円
   *おむすび、食器等ご持参ください。
 〇定員 12名


『オサムさんの刃物教室』
米バークレーで20年以上「日本の刃物やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「砥石のこと」や「研ぐコツ」「刃物の扱い方」を習いましょう。

 〇日時 5月16日(土)12:00〜15:00
 〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
 〇参加費 3500円*こぐま座ランチ付き
         *こぐま座内刃物関係特価販売アリ
〇講師 弘山監さん
〇定員 8名


『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌造り』
手前味噌の仕込み、今年は「大豆の栽培」から始めてみませんか?
自分でタネを播く。お世話をして、収穫する。そんな「手間」の中で、いろいろな気づきや学びが生まれます。
味噌だけでなく、毎回、様々な「大豆の加工品」づくりも行います。また、「栽培の基礎」や「農的な暮らし」になどについて、体験的に学んでいただく講座です。

 〇第1回の日時 5月24日(日)13:30〜16:30  
      *2回目以降の予定 A6月後半 「豆腐造り、大豆の観察・管理など」
               B8月半ば 「石臼きな粉づくり、大豆の観察、土壌の話」
               C10月半ば 「納豆づくり、大豆の収穫」
               D11月末 「味噌仕込み」
       *2回目以降の日程は、近日決定しますが、それも参加者さんのご都合も含め、調整しながら決めていきます。
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾(石狩郡当別町金沢147‐1)
 〇参加費 10000円(全5回分)/小学生以下(2000円)
       *1回目の単発参加2000円
       *通しでの参加の方を優先させていただきます
〇定 員  12名(要予約)

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。










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2020年03月01日

「暮らし」を続ける。

春。
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いつもと同じように、種まきを始め、カエデの樹液を採取してメープルシロップもつくりました。
(その様子は動画でまとめてみたので、下記よりご覧ください)
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そして、今日からは「お醤油の仕込み」をします。
明後日、麹が仕上がるまでは、気の抜けない時間となります。

それに合わせて、今日、お醤油講座『My醤油を仕込もう〜大地からのひと滴を味わう発酵講座』を行います。



正直なことを言えば、僕は最近、腹が立っています。
コロ助がどのくらい怖いかはさておき、日本の行政やメディアはもちろん、学者たちにも、WHOにも。

まあ、彼らは彼らの役割として、それなりに「言うべきこと」を言い、「すべき対応」をしているのだとは、思います。

けれど・・・

彼らはちっともわかっちゃいないのです。
自分たちは「安全なところ」にいるから。
(対コロ助、じゃないよ)

そもそも固定給だろうしね、貯蓄もあって、半年休んだって大して困りはしないのでしょう。



野に生きるものに目をやります。
彼らが、患ってもいない病を恐れて縮こまるでしょうか?
ただただ飢えを待つでしょうか?


タネを播く季節に、醤油を仕込み始める季節に、「じっとしているのが賢い」?

僕らは、「民」です。
僕らは田畑を耕し、タネを播き、食や「文化」を紡ぐのがシゴト(隠喩的な意味も含めてね)。

当然、一人でなんてできないから、共同で働いたりもします。
そりゃ、「お茶」「一服」もします(濃厚接触だ…)。



「あした死ぬ可能性」なんて、いつだってありますよ。
そんなものは、「生きているものの常」です。
(リスクを下げる努力は、最大限するだけさ)

「見えない恐怖」に縮こまって、今日すべきことを流して見送るなんて、僕はまっぴらなのです。

「人間以外のイキモノ」の生きる美しさを、僕は手本にしたいです。
彼らは、春というこの季節を伸びやかに謳歌していますよ。


Youtubeでも日々の様子をお伝えしています!
 今回のテーマは「メープルシロップ」
なるべく定期配信していますので(週イチくらいだろうけど)、チャンネル登録などして見ていただけると嬉しいです(知らない方にも目につきやすくなるようなので…)。

北海道で【ぐるりの暮らし】#10 「メープルシロップをつくる」カエデの樹液を採ってメープルシロップをつくりました。秋に行なった「甜菜糖づくり」のことも少し紹介しています。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『竹編みをはじめよう』
竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、たっぷりと竹に触れていただきます。
@午前中は初級編。山根さんが使っている竹細工の道具の紹介、通常あまり人に見せることはない「竹ひごづくり」の実演などもしていただきながら、「四海波」という伝統的な花籠を制作します。
A午後は中級編。六つ編みの技術を使って「竹皿」をつくります。中級は、初級の四海波制作を体験した方向けです。

 〇日 時 3月7日(土) @9:00~12:30 A13:30~17:00
       → 3月22日(日)に延期
 〇場 所 当別町金沢147-1
 〇参加費 @3200円 A3400円(各1ドリンク付き)
 〇定 員 @Aともに6名ずつ
 〇講 師 山根広充さん

『My醤油を仕込もう〜大地からの一滴を味わう発酵講座』
味噌とはちょっと違う[醤油の仕込み]。何が違うの?[醤油]ってどうやってできるの?
醤油について学び、自分の醤油を仕込みながら、[発酵]という現象をとらえていただくことを目的とした講座です。
大地からの贈り物のようなひと滴を味わうのは、何か月も先のこととなりますが・・・じっくりと、[My醤油造り]を楽しんでみませんか?

 〇日時 3月14日(土)13:30〜16:00   
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾
     (石狩郡当別町金沢147‐1)
 〇内容 醤油の仕込み、醤油麹の製麹演示など
 〇参加費 2500円
 〇定 員  12名(要予約)


『農的養蜂のススメ〜農的暮らしとミツバチ』
実はとても身近で、なくてはならない存在なのに、意外と(具体的なことは)知らないミツバチのこと。
石狩で養蜂をされているJayanand Goyaさんに、ミツバチの視点、養蜂家から見た自然との共生、暮らし方等についてお話していただきます。

 〇日時 4月11日(土)14:00〜15:30
     *12:20よりミツバチを扱った映画の上映も行い、Goyaさんにちょっと解説もしていただく予定です。
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147‐1)
 〇内容 ・ミツバチという生き物について
     ・養蜂の1年
     ・農的な暮らしとミツバチのかかわり etc...
 〇参加費 2000円(*1ドリンク付き)
 〇講師 Jayanand Goyaさん

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。










posted by 野良人イトウ at 11:51| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月10日

動画配信、ハジメマシタ。

1月末から、動画を定期配信しています(Youtubeにて)。
別に「Youtuberになります!」とか、そういうことではないのですが・・・(笑)、これまでアカウントもいくつか持っちゃってバラバラでテキトウにUPして使っていたものをちょっと整理して、人に見てもらいやすくしようと思っています。


10数年書き綴ってきた「暮らしのブログ」は、実はここ数年モチベーションが下がって更新ペースが低下していました。
この『22世紀型野良人〜』は2010年春からですが、以前にもいくつかやっていたので、14年間ほど定期的にブログを書いています。
けれど、僕の暮らしは、いろいろなコトをやっているようでいて毎年繰り返すことがほとんどなので、10年以上も続けていると自分の中で「時間をかけて書き記すほどの新鮮味」はなくなってきちゃいます(も少し深い部分では、実は毎回「新鮮な感覚!や発見!驚き!」があるのですが、それは積み重なった経験によるものなので、人とはなかなか共有できないのですね…)

なので、「別な伝え方もしていきたいな」と考えていました。



それと、大きな理由として、昨年の「エコビレッジライフ体験塾」の集客状況が厳しかった、ということもあります。
すぐに満席になる講座もありましたが、思いの外、人が集まらない講座が多かったのが事実です。

関心のある人が減っているわけではないと思います。
むしろ、今の社会において、「暮らし方を見直していきたい」と考える方は増えていると感じます。

ただ、需要に応えるように、以前に比べ、多くの場所で「暮らしにかかわることやモノづくりの講座」が増えているので、分散してしまうのかもしれません。
学びの場が増えるのは良いことだし、そういう状況の中でどう自分の場所をアピールするかを考えていく必要があるのでしょう。


でも・・・
僕は・・・
そういう「自己アピール」や「競う」のが一番苦手でキライなんだよなあ…(苦笑)。
困ったものです。

なので、これからもあくまで淡々と自分のやり方で暮らしを続けながら、それを誰かと共有する機会をつくっていくつもりです。


などという背景がありまして・・・。

これまで伝えられなかった層の方に届ける可能性として、動画の定期配信を始めました。
昔からそれなりにやっていたとはいえ、動画編集には思いの外、時間がかかるし、それでどういう反応があるのか未知ですが、たとえば「似たような活動をしている方とのつながり」ができたりしたら面白いかも、と期待しています。



もう一つ、大きな理由があります。
それは、「自分が学び経験してきたことを残しておきたい」という思いです。

僕の経験や知恵など些細なものではありますが、農や生態系、民俗学的な分野にかんしては、かなりの時間をかけて学んできましたし、それを自分の暮らしで追体験するような取り組みも重ねてきました。

講座に参加して下さった方にシェア出来ることなど、実はほんの一部なのです。
そういう、「参加費をいただくほどでもないけど伝えられたらなー」という「スキマの話」なんかも動画の中で話せたら面白いかもしれません。
一昔前には自費出版でもしたのでしょうけれど、資金のない個人でもそれなりに表現の場をつくれるというのは、可能性を感じますね。
(とはいえ、それらすべてが巨大企業の掌の上の話ってことでしかありませんけど…)



というわけで、しばらくの間、手探りで、動画をつくってみるつもりです。
(今までそれ程Youtubeはあまり見ていなかったのですが、「配信する側」の目でいろいろ見てみると、同じジャンルでもいくつかの「型」があって、どういう雰囲気にするのかは迷います。自分らしく伝えられる「型」もまだ手探りなので、いろいろ試してみようと思っています。今のところ、自分がそうであるように「ながら見」できるもの、と考えてつくっています)


Youtubeに加え、最近ようやくインスタグラムも使い始めました。
Twitterもそのうちやってみようかと考えています。
「知ってもらう努力」をあまりにしてこなかったので、今更ながら…。

ネット系の媒体は、再生数やシェアが一番重要みたいなので、時々覗いたりしていただけると嬉しいです。


(自分的には「紙のチラシ!」「紙媒体!」がホントは一番好きだし、つくっていても楽しいのですけどね・・・。)


Youtubeはコチラです!
 このブログの内容ともリンクさせながら、なるべく定期配信していきますので(週イチくらいだろうけど)、チャンネル登録などして見ていただけると嬉しいです(知らない方にも目につきやすくなるようなので…)。




★以前使っていたアカウントの一つがコレ(こっそり歌なども歌っています(笑))
      norabito22

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会』
今年も行います、春の初めの「タネ友」の集い。
自家採種したタネを持ち寄り、交換しながら、栽培談議に花を咲かせましょう。
栽培方法は問いません。未経験者の枠もあります。タネを愛する方、タネに興味がある方お待ちしています。

 〇日時 2月24日(月祝)13:30〜16:30
 〇場所 札幌エルプラザ環境研修室
 〇参加費 1000円
 〇定員 30名

『竹編みをはじめよう』
竹工芸技能師の山根広充さんを講師に招き、たっぷりと竹に触れていただきます。
@午前中は初級編。山根さんが使っている竹細工の道具の紹介、通常あまり人に見せることはない「竹ひごづくり」の実演などもしていただきながら、「四海波」という伝統的な花籠を制作します。
A午後は中級編。六つ編みの技術を使って「竹皿」をつくります。中級は、初級の四海波制作を体験した方向けです。

 〇日 時 3月7日(土) @9:00~12:30 A13:30~17:00
 〇場 所 当別町金沢147-1
 〇参加費 @3200円 A3400円(各1ドリンク付き)
 〇定 員 @Aともに6名ずつ
 〇講 師 山根広充さん

『My醤油を仕込もう〜大地からの一滴を味わう発酵講座』
味噌とはちょっと違う[醤油の仕込み]。何が違うの?[醤油]ってどうやってできるの?
醤油について学び、自分の醤油を仕込みながら、[発酵]という現象をとらえていただくことを目的とした講座です。
大地からの贈り物のようなひと滴を味わうのは、何か月も先のこととなりますが・・・じっくりと、[My醤油造り]を楽しんでみませんか?

 〇日時 3月14日(土)13:30〜16:00   
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾
     (石狩郡当別町金沢147‐1)
 〇内容 醤油の仕込み、醤油麹の製麹演示など
 〇参加費 2500円
 〇定 員  12名(要予約)

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。










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2020年01月19日

ママコッコが逝く。

昨夜、ママコッコが静かに逝きました。
現在うちで飼っているCoccoさん(20羽くらい)の中でも一番の古株というだけでなく、何度も抱卵して雛を孵し、「子育て」してくれたので、僕らは彼女をママコッコと呼んでいました。
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彼女がうちに来たのは、確か4年前。
その頃には既に産卵のピークも過ぎていたので1歳半過ぎだったでしょう。
なので、きっと今は5〜6歳くらい(6冬目)だったと思います。

とても逞しくて、いくつもの群れを渡り歩きました。
通常、新しい群れに入れると新参者はイジメられることも多く、かなり気を使うのですが、ママコッコはどこにいってもむしろ我先に餌を食べ、自分から隣の子を突くくらいの気の強さでした。

これまで何度も「子育て」してくれました。
今年も4月と7月の2度、抱卵し、計6羽の雛を育てました。
餌も水もロクに摂らずに卵を温め続ける「抱卵」は、30日くらいになります。
鶏の卵は21日くらいで孵化することになっていますが、卵が追加されたり孵化が遅れたり、結局は孵らない卵を温め続けたりするので、1か月以上は抱いていることになります。
順々に孵化しても、子育てが続くので、自由に飛び回ることも出来ず、やはりなかなかの苦労だと思います。
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毎回10個ほどの卵を温め、無事に育つのは3羽ほど。
今うちにいるCoccoの半分くらいは彼女がお母さんです(残念なことに孵化する半分以上が雄なのですが…)。
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(・・・「お母さん」といっても、実際はみんなが産んだ卵を一緒に温めているので、「育ての親」ということです)


昨年8月にヒナから離れて群れに戻った時点では、まだまだ元気だったママコッコ。
「あと何年子育てしてくれるかな?」と思っていました。

うちでは、ここ数年は3冬目(2歳半〜3歳)になる子を秋に〆ることにしています。
(通常の「平飼い養鶏」では1歳半が目安だと思います。何故なら、そのくらいで産卵率が落ちて、生産として見合わなくなるからです)
もちろん「子育て係」として〆られなかったのもありますが、実はママコッコは3年目になってもそこそこ卵を産んでくれていました。
きっと子育て期間がある分、他のCoccoよりも体の劣化がゆっくりだったのだと思います(子育て中は産卵停止)。
つまりそれは、それだけ無理をしながら鶏はほぼ毎日卵を産み続け、本来のイキモノとしての老いの何倍もの速さで身体を劣化させてしまうのでしょう。

そのようにして生産されているのが、「鶏の卵」。
そして、そんな鶏さんそのものは、人間によってつくられたイキモノなのですね(野鶏はそんなに産みません)。

毎度のことながら、フクザツな気持ちにさせられます。



そんなこともあらためて気づかせてくれたママコッコ。
彼女の異変に気付いたのは秋です。
11月頃、動きがとても緩慢になり、尾が下がり、目に精気が感じられないママコッコを群れの中に見つけました。

数日間様子を観察しました。
餌は少し食べているものの、うずくまっていることも多く、既に止まり木に登れないようでした。
「これは、元気なCoccoの群れに入れておくと踏みつぶされたりしそうだし、床で寝てネズミにやられる危険もあるな」と思い、個室に移しました。
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個室に移すために抱き上げたママコッコは、信じられないような軽さでした・・・。



何度も感じてきたことなのですが、死が近づいているイキモノは「存在の輪郭」がぼやけていきます。
本人が死を受け入れているからなのかもしれません。
その場の空気とだんだん入り混じり合うようになり、この世界に肉体を残してだんだんと去っていくのを感じます。

個室に移したママコッコからは、そう長くはない気配が伝わりました(半分世界に溶け出しているような…)。
1月の寒さ(毎朝−10℃以下)に置いておくのは気の毒でしたが、それでもあくまで彼女は家畜としての鶏…。
迷いつつも、鶏舎の中、群れの近くのケージで過ごさせることにしました。

でも、
一昨日の朝、ついに室内に入れました。

うずくまったままでほとんど目も開けないママコッコ…。
もう終わりが間近なのを感じました。
せめて最後、暖かいところで過ごさせたくなってしまいました。

お日さまの当たるところに置くと、気持ちよさそうに、時々目を開け、こちらに向かって何か話すように口をパクパクさせました。
2日間、立ち上がることはなく、もう水も餌も口にすることなく、ほとんどの時間を眠って過ごしました。
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・・・そして、昨夜、本当に静かに、眠るように逝きました。



家庭養鶏ながら、これまで150羽以上のCoccoさんを飼ってきましたが、個性的で印象深く、つい特別扱いをしてしまう子が時々現れます。
ママコッコもそんな子でした。

身体は平均よりも少し小さいけれど、気も強くてたくましいママコッコ。
毎年、3月末になると始める彼女の抱卵が、僕にとっての「春の訪れ」だったようにも思います。

「一つの時代がまた終わったなあ…。」
そんな気分にすらなるのでした。

今朝、他の子たちの亡骸も埋まっている森の入り口に、彼女も埋めてきました。
感謝を込めながら・・・。
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ありがとう、ママコッコ。
お疲れ様でした。



・・・というところで話を終わらせればいいのかもしれないのですが・・・
それだと何だか「美談」ぽくて嫌なのでもう一言。

ママコッコのように手厚く看取る子がいる一方で、今年生まれた2羽の雄鶏のことは、近いうちに〆て食べようと僕は思っています。
雄はすでに足りているからです。はっきり言えば、生まれた雛が雄だとわかるとがっかりです。
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メスでも、産卵が少なければ〆ますし、あまり情が移らず弱っていることに気づかない子もいます。
やっぱり結局、僕は彼らを「家畜(生産動物)」として扱い、にゃんこなどとは生命の重さも価値も分けているのです。

喰うということ、生きるということは、矛盾だらけです。
客観的に見れば、残酷で傲慢なことばかりです。
美談でなんて語れません。

でも、それを理解した上で、矛盾も飲み込んで選択し続けていく。
それが生きるということなのだと僕は思います。

「情」によって、「場合」によって、命の扱いは変わるよ。
そんなのは嫌だな、と思いながらも。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『裏山トレース(冬)〜春の息吹を探そう』
樹々の冬芽や野生動物の痕跡などを観察しながら、冬山を歩いて中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、中小屋温泉で一休みした後、廃路の決まった札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくるツアーです。

 〇日時 2月8日(土)10:00〜17:00
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
 〇参加費 1500円
 〇定員 10名

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会』
今年も行います、春の初めの「タネ友」の集い。
自家採種したタネを持ち寄り、交換しながら、栽培談議に花を咲かせましょう。
栽培方法は問いません。未経験者の枠もあります。タネを愛する方、タネに興味がある方お待ちしています。

〇日時 2月24日(月祝)13:30〜16:30
〇場所 札幌エルプラザ環境研修室
〇参加費 1000円
〇定員 30名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。










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2020年01月06日

10年を経て。

2020年になりました。
明けましておめでとうございます。
「令和」という言葉をあまり使うことがないので未だになじみがないけれど、一応「令和2年」でもあるのですね。
鼠年。僕は歳男です。
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以前は元号に対して否定的な考えを持っていたのですが、実は世界中で結構ローカルな「年の表し方」があることを知ってから、「日本独自の表し方」があっても良いのかな、とゆるく感じるようになりました。「西暦」はあくまでキリスト教圏に世界が支配されたが為に共用されているに過ぎないですもんね…。とはいえ、元号が変わって馬鹿騒ぎをするのも非常に「??」でしたが・・・。



昨年28日には、遅ればせながらしめ縄を綯って飾りました。
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Coccoさんにも福が来ますように。
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鏡餅は12月半ばの餅つきの時につくったものなので、お正月にはすっかりカラフルに…。
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「いろんなイキモノと共に在る暮らしなのだからこれでもいいかな」と思って放置していましたが、「昔は焼酎で拭いて飾っていたよね」と友人が教えてくれました。
たしかに、鏡餅だって貴重な食糧。出来ればカビさせずに「鏡開き」できた方がいいに決まってます。
今年(の年末)はカビさせない努力をしてみようと思います(かなり先の話ですが)。



実は、この冬はちょっと一区切りの気分があります。
というのも、僕が今の活動を始めて、ちょうど10年が経ったからです。

10年前の2010年、長沼町の古民家に住み始めました。
その時は、とある団体の活動の一つとして、「エコビレッジライフ体験塾」にかかわることになりました。


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この家に住みながら、畑などを管理し、「持続可能な」「農ある暮らし」を試行しつつ、塾を運営する日々が始まりました。
それ以前から畑も耕し、鶏を飼ったり味噌をつくったりコンポストトイレをつくったりしていましたが、「塾」というスタイルで共有し始めたのが10年前・・・なので、2019年は10年目の節目の年だったのです。

そのうち、団体とは離れて個人で活動するようになり、3年前に今の場所(当別町)に移り住みました。
環境的には、より自然に近くなり、「小さな里山づくり」を試みるのに丁度良いと感じています。
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たかが10年。
されど10年。
この間、衣食住にかかわること、「農的生活」について、かなりいろんなことを学び、試してきた自負があります。
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で、やればやる程、面白さと同時に、難しさや矛盾が見えてきたりもしました。
で、やっぱりどちらかと言うと、「たかだか10年、まだまだ未熟だなあ」「わからないことばかりだなあ」と感じることが、以前より多くなっています。

一度は熱心にやったけれど、最近は少し距離を置いているジャンルなどもあります。
すぐに答えの出るものでもないし(というか、実際はほとんどが「正解」なんかないし)、長期的に包括的に試していきたいと思っています。
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まあ、それが「本質的か、そうではないか」を見分ける目だけはついてきているかもしれません。



「塾」については、正直、迷うところが多いです。
僕が始めた10年前に比べて、規模を問わず「講座」「ワークショップ」と名のつくものをいたるところで目にするようになりました。
Facebookなどでも、日々、様々なジャンルの講座がアチコチで行われています。

そもそも教育って、それだけでは経済的に成立しづらい分野だし、僕はあまのじゃくな性格なので、「ならばもう自分がやらなくてもいいかな?」と考えてしまう時もあります。

でも・・・
本音を言えば、僕が「こういう学びの場が今の社会に必要だ」と感じられる場は・・・今でもほぼ見当たらないのです。


科学的視点や歴史、社会とのつながりを重視し、体験的、かつジャンル横断的に「知」を深めていくような学びの場。
同時に、コミュニケーションをやネットワークを生み出していくような場。
個々が「暮らしの主体」であることをベースに、「学び合い、生きられる(活きられる)」場。

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それは、全体像が見えないような大きな組織体ではつくれないものだと僕は思います。
あくまでも、一人ひとりの顔が見えて互いが手に届く、身の丈に合ったものでなければ意味がありません。


もちろん、「エコビレッジライフ体験塾」という名・形である必要などありません。
そういう場が生まれそうな気配があれば、喜んで人と一緒にやりたいとも思っています。

10年を終えた今、とりあえず今の活動をもうしばらく続けながら、次の展開を見つけていきたいと考えています。
事業としての展開も含め、自己と他者を混在させていくことを妄想しています。
(「自分」にこだわる時代はもう終わったんじゃないかな…)
分断されていく状況だからこそ、いろいろな人と共に、社会が「次の世界」に向かう役割を担えたら嬉しいなあ、もう少し自分をうまく役立ててもらうようにしなくては、と考える・・・2020年の正月でした。

僕の考える「人間の知・学び」は、そこにこそ価値があります。
(エコビレッジライフ体験塾の根っこにあるのも、その思いです)

今年もよろしくお願いいたします。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『裏山トレース(冬)〜春の息吹を探そう』
樹々の冬芽や野生動物の痕跡などを観察しながら、冬山を歩いて中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、中小屋温泉で一休みした後、廃路の決まった札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくるツアーです。

 〇日時 2月8日(土)10:00〜17:00
 〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
 〇参加費 1500円
 〇定員 10名

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会』
今年も行います、春の初めの「タネ友」の集い。
自家採種したタネを持ち寄り、交換しながら、栽培談議に花を咲かせましょう。
栽培方法は問いません。未経験者の枠もあります。タネを愛する方、タネに興味がある方お待ちしています。

〇日時 2月24日(月祝)13:30〜16:30
〇場所 札幌エルプラザ環境研修室
〇参加費 900円程度
〇定員 30名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。










posted by 野良人イトウ at 16:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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