2020年08月28日

コロナとエコバッグ。


電車の中でも、外食して注文した品を待つ間でも、トイレにこもりながらでも、簡単にいろんなことを調べられるようになった今。
情報が日々洪水のように押し寄せてきます。
でも、イマイチ「本当のコト」が何なのか、わからない。
熟慮や意思決定を経ずに、「何となく…」で暮らさざるを得ないことが、以前よりも多くなっている感じがします。
せっかく手軽に情報を得られるようになっているのに、思考もどんどん偏っていくような・・・。

コロナウイルス(そしてcovid19って病)についても、相変わらず僕らはよくわかっていません。
結局は、ボンヤリとしたイメージだけ。
毎日感染者数を公表されたところで、検査の母数もわからないし、検査対象も作為があるのだろうし、無意味な数です。
科学的に新しく見つかったウイルスの性質を調べるなら、無作為抽出で一定数の検査を続けないと「数値」は意味を持たないはず。
(単位や桁が違う数同士を比べても意味ないよ!っていう、小学生の算数レベルの問題です)



情報の波に溺れない為にも、「科学的思考」が大事だなあ、といつも思います。
メディアがつくるイメージ(これは両側、ありますね)。
「善意」に訴える雰囲気(最終的にはコレが決め手になりますね)。

ちゃんと考えないと、トンチンカンなことばかりしちゃうばかりでなく、逆に誰かを傷つけたりもしますよね。
本人は良かれと思いながら。



この『エコバッグ』という歌をつくった時、僕は皮肉のつもりでした。
まさか10年後に、本当にエコバッグを持ってコンビニに行く時代が来るとは思っていませんでした。
だって、エコバッグを持って、便利さを追求した個別プラスチック包装の使い捨て商品を買いに行く・・・・なんて、実にシュールな姿じゃないですか?(と僕には見えます)。

一応言っておきますが、エコバッグ自体が悪いわけじゃないし、そもそもバッグを持ち歩く習慣は悪くないと思います。
ゴミばかり増える過包装よりも、リユースできるものの方が気分がいいなあ、とも感じます。

でも、コンビニでエコバッグって、「何か一つ(良さげなこと)やっていれば、本質的に問題に向き合わなくても良くなっちゃう」典型的なパターンのように思うのです。
行政や企業の多く、そして「普通の消費者(自分も含む)」の多くは、多忙な暮らしの中で、イメージだけで思考を停めてしまいます。
例えば石油製品と言ってもポリとビニルは違うのだし、成分、性質は滅茶苦茶多様。
ケースバイケースで使い分ければいいのでしょうけどね。

ちなみに僕は、コンビニに行くこと自体が少ないけれど、買物したら袋をもらって(買って)、ゴミ袋とかお出かけの小梱包に使っています。
(セイコーマートは今でも袋くれるので行きやすいです)
最後は燃やすのが一番。
今のコンビニレジ袋は、ほぼ有毒物質は出ないはずです。

「よーく考える」習慣を持たなきゃなあ、とあらためて思うのでした。




 『エコバッグ♪』
 エコエコバッグ ぶらぶら下げて 今夜もコンビニに行こう
 ネコネコだって ごろごろしてるだけじゃホントはないのかもね

何となくキレイな花を飾って暮らそう
何となくキレイなものを並べて暮らそう
何となく美味しいものを食べて暮らそう
何となく安心なもの食べて暮らそう

何となくよい香りに包まれて暮らそう
何となく楽しげな歌を聴いて暮らそう
何となく安全な雰囲気の側で
テレビの中の悲劇に胸を痛めよう

何となくキタナイもの遠ざけて暮らそう
何となく臭いものには蓋して暮らそう
何となく悪そうな人裁いて暮らそう
醜いものは何となく見難いとこに置こう

何となく単純な答えを信じよう
何となく幸福な暮らしを求めよう
日々はそれなりに忙しく過ぎるけれど
何となく「善い行いをしたい」と思ってる

  ああ僕はこの世界で 何番目くらいに幸せなんだろうか

 エコエコバッグ ぶらぶら下げて
 今夜もコンビニに行こう
 ネコネコだって ごろごろしてるだけじゃホントはないのかもね
 何となくきっとたぶんどちらかって言えば
 「正しく」生きている方じゃないかな

何となく「自然は大切」だって思う
何となく「地球にやさしく」なんて思う
何となく“ナチュラル”は美しいんじゃないかな
これからはきっと「こころの時代」なんでしょ

平和な世の中を何となく祈ろう
何となく優しげな世界を願おう
何となくサスティナブルなカタログめくって
新しいマイ箸とマイカップ選ぼう

何となくキレイなものを並べていたい
安心と安全に囲まれていたい
日々はそれなりに忙しく過ぎるけれど
何となく「美しくいたい」と思ってる

  ねえ君はこの世界で 何番目くらいに幸せになりたいの?

 エコエコバッグ ぶらぶら下げて
 今夜もコンビニに行こう
 ネコネコだって ごろごろしてるだけじゃホントはないのかもね
 何となくきっとたぶんどちらかって言えば
 「正しく」生きている方じゃないかな

 もうちょっとくらい 幸福になりたいなあ

                   (2011年4月)




『ぐるりの日々。』
 ブログがあまり更新できていない代わりに、今年は動画でちょこちょこ記録を残しています。
今回紹介するのは、8月半ばに行なった「スズメバチの駆除」と「小麦の脱穀」の様子です。

北海道で【ぐるりの暮らし】#39「スズメバチの巣を駆除」〜今年も敷地内にスズメバチの巣を発見。防護服を借りてきて駆除しました。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報
『オサムさんの刃物教室』
米バークレーで20年以上「日本の刃物やさん」をしていたオサムさん(現・こぐま座料理人)に様々な刃物の違い等を教わり、「砥石のこと」や「研ぐコツ」「刃物の扱い方」を習いましょう。
〇日時 8月29日(土)12:00〜15:00
〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
〇参加費 3500円
      *こぐま座ランチ付き
      *こぐま座内刃物関係特価販売アリ
〇講師 弘山監さん
〇定員 8名


ミニミニシアターぐるりの森『0円キッチン』上映会
「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダーヴィド。
廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、廃棄食材クッキングの旅を行うエンターテイメント・ロードムービーです。

〇日時 9月26日(土)@10:00〜 A13:00〜 B17:30〜
           *3回上映
〇場所 エコビレッジライフ体験塾(石狩郡当別町金沢147‐1)
〇参加費 1200円 *1ドリンク付き
     (基本的に予約制ですが当日申込み1500円)
〇定員 各回8名。


『裏山トレース〜2020秋』
ネイチャーガイドの喜多としろうさんに案内していただく、恒例の「裏山探索会」。
今回は、夏が終わりこれから冬に向けう準備をしている草花や樹々、そしてキノコなどの様子を観察します。
〇日時 2020年10月3日(日)13:30〜16:30
〇場所 当別町金沢147-1(エコビレッジライフ体験塾)
〇参加費 1500円
〇講師 喜多としろうさん


『明日のためのタネ採り講座』
ヒトが栽培を始めて約1万年。その間に、「タネ採りの方法」も、「種子の扱い」も、ずいぶんと変わりました。
タネに親しみ、「自家採種の意義」を考えながら、実際に10数種類のタネ採り実習も行います。
  〇日時 10月11日(日)10:00〜12:00  
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(石狩郡当別町金沢147‐1)
  〇参加費 1500円 
  〇定 員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。









posted by 野良人イトウ at 09:56| 北海道 ☔| Comment(0) | うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月24日

いいないいな。


去年、
「厳しい内容の歌ばっかり歌うねえ」
と言われた(ほんとにその時はキビシー歌が多かった)ときに、
「そんなこたあない、はず」
と発奮してつくった歌。

「NHK<みんなのうた>で流れてもいいような歌を!」
と思ってつくりました。
もっと(ちょっとは)間違えずに出来たのもあるけど、出演者があんまりスバラシイのでこれをUPしよう。




『いいないいな』(2011年8月)

いいないいないいな 夕焼け見れたらいいな
いいないいないいな 明日も晴れたらいいな

いいないいないいな 玄米うまく炊けたらいいな
いいないいないいな 豆が美味しく煮えたらいいな

たくさんのものはだんだんいらなくなってって
ちょっとだけで足りるなら 僕はどんどん自由になってゆく

いいないいな嬉しいな タネが芽を出したらいいな
           鶏元気に鳴いてたらいいな

いいないいないいな ミミズが増えたらいいな
いいないいないいな 大きなヒョウタン採れたら楽しいな

いったいどうすりゃいいのかな みんなの声が聞こえるかな
いつか僕もなれるかな もっと仲良く育ちあえるかな

  たくさんの生き物とだんだん親しくなってって
  ちょうどいい場所でなら 僕の世界は無限に広がってゆく

いいないいな嬉しいな 蜘蛛の巣キレイに張られているな
           薪の炎の揺らぎは優しいな

    僕の目 微かな変化をもっと見つけられるように
    僕の耳 ささやかな声をもっと聞き取れるように
    僕の鼻 大切な気配をもっと嗅ぎ分けられるように
    僕の足 もっと力強く大地をつかめるように
    僕の手 小さな命をもっと優しく包めるように
    僕の背中 想像力の翼を広げられるように
    僕の心 小さな喜びもっと感じられるように
    僕の心 小さな悲しみもっと感じられるように

いいないいないいな なれたならいいな
いつか君もなれるかな 見えない根を張って育ちあえるかな

 たくさんのものはだんだんいらなくなってって
ちょっとだけで足りるなら 僕はどんどん自由になってゆく

いいないいな嬉しいな 明日は晴れたらいいな
           雨なら雨でも仕方がないな
           ミミズやカエルは喜ぶな
posted by 野良人イトウ at 06:07| Comment(0) | うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月15日

トキヱさんのうた。

3年前、僕は某特別養護老人ホームで深夜の介護アルバイトをしていました。
そんときの歌。
あれはあれで楽しかったな。




  『トキヱさんのうた』

新しい年を迎えた瞬間 僕はゆっくりと腰を上げたのさ
薄暗い廊下をペタペタ歩き 静かに扉を開いて中に入るのさ

   トキヱさん トキヱさん お目覚めですか
   トキヱさん トキヱさん おトイレにでも行きましょうか
   トキヱさん トキヱさん 今はまだ真夜中だから
   気になるかもしれないけど畑の草取りは明日にしましょう

家族に連れられ出て行った人たち 表情も変えずに見送った人たち
テレビじゃ賑やかに「オメデトウゴザイマス!」
僕らは慌ただしいいつも通りの朝ごはん

   トキヱさん トキヱさん 今日もお元気そうですね
   トキヱさん トキヱさん 入れ歯の具合はいかがです
   トキヱさん トキヱさん 今朝はグッと冷えたみたい
   雪かきの心配はないですよ また今度手伝ってくださいね

   70年働き続けたトキヱさん
   遠い遠い想い出の中で今は暮らしている
   一昨日は息子 昨日は初恋のヒト 
   トキヱさん 今日は僕、誰になったらいいですか

窓の外は静かに雪が降り続ける
暖かな部屋では無表情な笑顔あふれる
夕食がすんだら1日が終わる 
止まった時の中の永遠の今日が過ぎていく

   トキヱさん トキヱさん そろそろ灯りは消しましょう
   トキヱさん トキヱさん 疲れをとってくださいね
   トキヱさん トキヱさん 田植えの準備は大丈夫
   気になるかもしれないけど 明日またよろしくお願いします

   トキヱさん おやすみなさい・・・
           
                 (20010年1月)
posted by 野良人イトウ at 20:16| Comment(0) | うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月04日

2度と会うことのない人たちへ。

1年に何度か、思い出したようにギター弾いて歌いたくなることがあります。そうすると、「やっぱり歌うの好きだなー」と思いますね。
この前収穫祭で歌ってから、ちょこちょこ弾いて歌っています。
(全然うまく出来ないんだけれどね。楽しいからいいの)

これは、数年前にあっちこっちフラフラしていたときに、どこかの安宿でつくった歌(を整理したもの)。
タイのチェンマイで20ドルくらいのギターを買って、ずっと持ち歩いていたのでした。





    『2度と会うことのない人たちへ』

  汗ばんだシャツがじっとりと肌に張りつく
  日射しは今日も朝からやたらと攻撃的だ
  ポケットの小銭握りしめて歩く
  この町最後の飯を さあ喰いに行こう

  馴染みになった屋台のおばちゃん
  いつもの挨拶かわし いつものぶっかけ飯頼む
  今日でお別れだ…って伝えたら
  何にも言わずにおばちゃん 大盛りくれた

    サヨナラ サヨナラ ありがとう
    2度と会うことのない人たちよ
    あなたの働く手 忘れない
    あなたに負けぬよう僕も懸命に生きます

  右も左もわからぬまま国境を目指す
  背中の荷物はズッシリと響く
  迷いうろつき やっと出合ったリキシャのオジサン
  「マカセテオケヨ!」って胸叩いた

  イミグレへの道 長く険しく
  ひび割れたアスファルト リキシャのタイヤを焦がす
  オジサンのシャツすっかり色変えた頃
  リキシャが停まりオジサン笑った 「速かっただろ?」って

    サヨナラ サヨナラ ありがとう
    2度と会うことのない人たちよ
    あなたの背中を忘れない
    あなたに負けぬよう僕も懸命に生きます

      ジンバブエ ゴロモンジのゴンボ マジータ!
      バングラデシュ ダッカのシャモール ドンノバッド!
      カンボジア プノンペンのヴィサ オークン!
      パキスタン サッカルのイジャース シュックリヤ!
      パレスチナジニンキャンプのファミリー シュクラン!
      イラン マシュハドのアリラゼ ヘイリィマムヌーン!
      中国 哈密のチャーチャ 謝謝!

      エチオピアの靴直しの少年 キューバのピザ屋の青年
      トルコの花売り少女 ポーランドの宿の姉さん

    サヨナラ サヨナラ ありがとう
    2度と会うことのない人たちよ
    あなたの笑顔を忘れない
    あなたに負けぬよう僕も懸命に生きます

posted by 野良人イトウ at 18:26| Comment(2) | うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月31日

芽が出る頃だよ。

 
収穫祭のミニライブ。
ほぼぶっつけでやったのでグダグダだけれど、楽しかったからいいのです。
最後の方の歌詞はみんなに書いてもらったもの。
みんなで歌ったり鳴らしたりしたかったんですよね。



   「芽が出る頃だよ」 
 
この雨あがったら 表へ出よう   土手の向こうに きっと虹が出る
カエルが空を見上げている   君の播いたタネも 芽を出す頃だね

 失くしたもの 手に入らなかったもの
 たくさんあった気がするけれど・・・

全部忘れたよ また日が昇る
    大丈夫 僕らにはこの手がある
    育てよう そっと包み込むように
    つくり出そう 僕らにはこの手がある

顔を洗ったら 薪割りに行こう   東の空に朝日が眩しい
Coccoがエサをねだっている   君の足元には猫がじゃれている

欲しかったもの 買いたかったもの
   まだまだあるよな気がするけれど・・・

     どっちでもいいや それより今は
     大事なこと 見つかりそうなんだ
     手をつなごう 糸を紡ぐように
     つくり出そう 新しい日々を

    みなさん今日は来てくれて
    ほんとにほんとにありがとう
    これからもよろしくお願いします

    お米がいっぱい成りました
    かわいい小屋が建ちました
    素敵な仲間が集まりました

   なにしてるときが楽しいの?
なに食べてる時うれしいの?
個性がいっぱい 持ち寄りいっぱい

   ビールの栓がとびました
屋根に穴があきました
   流れ星が見たい放題です
 
   あなたの幸せなんですか?
   私の幸せなんだっけ?
   みんなで笑顔ならそれでいい

Look what you’ve got in your hands,
You have lifeline and destiny line,
All you have to do is just grab them and go.

   学んでいこう 心開きながら
   笑いあおう 明日を想いながら
   
育てよう そっと包み込むように
   創り出そう 僕らにはこの手がある

posted by 野良人イトウ at 22:19| Comment(0) | うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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