2016年12月18日

お正月さん、いらっしゃい。

出前講座に行ってきました。
呼んで下さったのは、いつもお世話になっている札幌の児童会館さん。
ここの児童会館にはキッズファームがあって、畑のほか、ミニ田んぼもやっています。
採れたお米をみんなで食べるのはもちろん、稲ワラも大事にとっておいて活動に活かしてしまう素敵なところなのです。
こんな児童会館で放課後を過ごせる子どもたちは幸せですねー。

そう、今回の出前講座は・・・「しめ縄づくり」。
自分たちで育てた稲のワラで、お正月を迎えるためのしめ縄を作ったのでした。

ていねいにワラ打ちをして・・・
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保護者の方と協力しながら、縄を綯っていきます。
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慣れれば一人でできる作業ですが、こうして2人で力と息を合わせて「新年を迎えるためのもの」作っていくというのは、なかなかいい時間なのではないかと思います。
願いが編みこまれていくようですね。
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毎回参加してくれている大きい子は、職人のような手つきで一人で仕上げてしまいました。素晴らしい!!
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出来た縄を輪にして、紙垂や水引をつけて、完成です。
皆さん素敵なしめ縄になりました。
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ホームセンターでも100円ショップでも簡単に買えてしまうしめ飾り。
ですが、せっかく田んぼの活動をして良いワラがあるのですから、それを使わないのはもったいないですよね。
そもそもしめ縄は「ワラの文化」から生まれたものですし、良い年してくれる歳神様を迎えるためのもの。
願いを込めながらしめ縄を作るというのは、そのこと自体にとても価値があるのではないかと思います。

そんな貴重なひと時を一緒に過ごさせていただけて、本当にありがたかったです。
ありがとうございました!



さて・・・
僕は僕で、このところ部屋中ワラだらけにして、ワラ細工を楽しんでいるのでした。
(日本昔話のおじいさんみたいになってます)

うちの今年のしめ縄(これは玉締め)。
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唐辛子飾り(魔除けになりそう)。
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卵つと(Coccoさんの卵も、こうするとグッとお土産感が増しますねー)。
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雪駄(紐や端切れ布では以前しばしば作っていましたが、ワラで全部やったのは初めてです)。
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作業用の縄(ながーーーーーく、継いでいくのも楽しいです)。
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これは、スリッパ(なかなか難しくて、挫折しそう・・・)。
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ほうきもいろいろ作りたいなーと思っています。
こうなると、田んぼを続ける目的が、お米だけじゃなくなってきますね。
「もう少しいいワラが欲しいなあ!」と真剣に考えるこの頃。
丈が長くて立派なワラを得るためには、どんな田んぼにすればいいんだろう?
品種は何がいいんだろう?

昔の人たちも、きっとこんなふうに考えたんじゃないかなあ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
自主企画の講座の他、随時出前講座を承っています。


『ひょうたんランプをつくろう』
とき  2017年1月8日(日)13:00〜16:00
ところ こぐま座(長沼町東2線北9番地)

<予定している出前講座>
1月22日(日) 『発酵講座』(札幌市篠路)

★お問い合わせ・お申し込み
       エコビレッジライフ体験塾 伊藤伸二まで
       itogakiretatakoAyahoo.co.jp
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2016年11月09日

田んぼが与えてくれるもの。

4月。
前年の収穫から保管しておいた種籾を播くところから、「新米への道のり」は始まります。
(大部分は農家さんから稲苗を譲っていただきますが、一部は自分でも育苗しています)
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田んぼの整備も、4月から。
水門を直して、草取りをして、水を張って、必要があれば畦を修繕して…。
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6月はじめに、田植えをします。
田植えはお祭り。お友達を誘って、お手伝いしてもらうのが恒例です。
手伝ってもらう、と同時に、遊びに来てもらうような気分です。
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6月から7月は、ひたすら除草です。
この時期の頑張りは、秋の収量に直結しますねー。
(今年はほぼ、独りでやりました…。頑張ったけど、まだまだ力及ばず、です)
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9月。
稲穂が垂れて、美しい景色となります。
稲のこの姿に全身で喜びを感じられるのも、成長をずっと見続けてきたからこそ。
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9月の末になると、いよいよ稲刈り。
稲刈りもお祭り気分です。
一緒にやってくれる仲間がいることを心から「ありがたいなー」と思う1日です。
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刈った稲は、3週間ほど「稲架がけ」で乾燥させて・・・
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脱穀。
そして、籾摺りをしたら・・・
ついに「新米」となりました!
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さて、せっかくの新米は、田んぼに足を運んでくれた皆さんといただかなくてはなりません。
「新米祝いの会」を開きましょう。

一口ずつですが、お持ち帰り用の「お土産」も準備して。
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今年はこんなパッケージになりました。
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今年の新米祝いは11月6日(日)に行いました。
あいにくの天候(まさかの吹雪…)で、来れなかった方もいましたが、15名ほどの「田んぼ仲間」が集まってくれました。

白米と玄米(7分づき)が炊きあがりました。
(炊き加減は・・・今回ちょっと失敗。まあご愛嬌)
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新米祝いには、各自、「新米を引き立てるひと品」を持参してくれています。
つけもの、ふりかけ、佃煮、ふろふき大根、煮物…。
引き立て役のような顔をしつつも、実に丁寧で華やかな品々が並びました。
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さあ、いただきます!!
美味そうだ〜!!
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(ちなみにウチの「ひと品」は、自家製醤油にCoccoさんの生卵!)


今年も、こうして皆さんで新米を味わえたことを本当に嬉しく思います。

僕にとっての田んぼは、「米の自給の場」である以上に、「集いの場」。
いろんな人に手伝ってもらいながら、交流を楽しんでもらいながら、実りの喜びを共有するための場所だと思っています。
正直言って、田んぼにかかるお金、労力を「購入」にまわしたら、ずっとたくさんの米を得られます。それも、それなりに良いお米でも。
だけれど、それでは得られない「時間」があるので、やっぱり田んぼはやめられません。
(続けられる限りはね)
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この後は、もちろんお米を日々いただきつつ、味噌用の麹を育てたりしつつ、「稲わらの活用」の季節となります。
今年も「しめ縄づくり」や「ほうきづくり」も行う予定です。

「田んぼが与えてくれるもの」を存分に楽しみたいと思っています。



posted by イトウ at 18:37| Comment(0) | くらし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

薪を得る。

この秋何度か、町内の友人に誘われて農家さんの防風林の伐採を手伝いました。
誘ってくれのはshandi nivas caféの坂本さん。彼をはじめ、5〜6人のメンバーは皆、身の丈にあった素敵な暮らしを続けている人たちで、一緒に作業するのがとても心地よく感じました。

シロウトだけでやる伐採は最初は恐る恐るでしたが、数本倒すうちに自然とペースや役割が整って、数10本の並木を切り倒すことができました。
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僕の小型のチェンソーの刃では足りないくらいの太い木も。
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伐採や開墾は不思議な作業です。
何十年も生きてきた木を切り倒すことに感じる申し訳なさの一方で、何とも言えないカタルシスや達成感を覚える自分もいるのでした。
木から降りて生きることを決めた猿の、本能的な感覚かもしれないですね。

でも、明治時代に入植した人たちは、身一つで(チェンソーなんてなく)原野を切り開いていったわけです。
僕は、頭だけで考えていると、先住民の人たちの暮らしや自然を壊しながら「自分たちの地」を拓いていった先人に対しつい否定的な印象を持ってしまうのだけれど、この程度の仕事でも体を使いながら思いを馳せると「血の滲む苦労をしたんだろうな」と感じることができます。



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切り倒して枝を払った丸太は、来春、みんなで分けて運び出す予定。
初夏前に割って乾燥させれば、来年の冬に使えるでしょう。
薪があるってのは、それだけでかなりの安心感を得られます。



いよいよ冬、近し、です。
雪降る前にやらなきゃならないことがまだまだあって、気が焦ります。
けど、開き直って出来ることをやっていきましょう。
開拓民の人たちを想えば、どんな状況であれ、天国だよな。

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切り倒した木々は、すでに芽をつけていました。
彼らは冬の訪れも、春が近づいていることも、知っていたんですね。

ごめんよ。
でも、ありがとう。
来年の僕らを暖めてくれて。


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2014年01月12日

鏡開き2014.

昨日は鏡開き。
飾っていた鏡餅をいただきました。
近所の栗山製菓さんから買ってきたお餅、真空パックで売られているのを「それじゃ味気ない」とわざわざ破って飾るのですが、やっぱり毎年の如くカビてしまいました…。
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カビの部分を削って食べるのですけど、根がけっこう深くまで伸びていたりもして、せっかくのお餅がカビ臭くて美味しくなくなったりもします。
残念だけど、今年の年末にはパックのまま飾ろうかなー。


お餅はハンマーで叩いて砕き、あとはナイフで細かくカット。
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お雑煮で美味しくいただきました。
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しめ飾りも外して、家の裏でどんど焼き。
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みんなが元気に過ごせますように。
僕らを取り巻くたくさんの生命が、輝かしく生きられますように。

炎を見ながら、手を合わせました。
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posted by イトウ at 20:53| Comment(0) | くらし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月31日

しめ縄を飾って。

いろいろな人に出会い、いろいろな出来事があった2013年。
たくさんの人、たくさんのイキモノに支えられて過ごすことが出来ました。
感謝しながら年越ししたいと思っています。

今日はしめ縄など飾り、お正月の準備。

玄関にはダイコン締め。
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Coccoハウスやパン焼き小屋にも自作しめ縄を飾って、新年が良い縁に恵まれること、努力できる自分でいられることを祈願しましょう。
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鏡餅は栗山製菓さんのお餅。
来年は餅つきして、自分でつくれたらいいなあ。
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来年も皆様にとって素敵な1年になりますように。
この世界がもっと豊かで公平で楽しいものになりますように。
posted by イトウ at 23:37| Comment(0) | くらし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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