2019年11月09日

今年もお米が採れました。

今年もお米が採れました。
先日、お手伝いしてくれた友人たちと「新米を祝う会」を開いて、お腹いっぱい新米をいただきました。

そして、昨日、干していた稲架を・・・
IMG_20191108_141039.jpg

片づけ・・・
IMG_20191108_144104.jpg

ようやく今年も田んぼの活動が終わりつつあります。
(脱穀機のメンテナンスやワラの片付けなど、作業はまだちょこちょこありますが…)
ホッとしています。



今年も田んぼの活動がスタートしたのは6月。
例年通り、6月最初の週末(2日(日))に、「田植え」を行いました。
P6020601.JPG

とても気持ちの良い初夏の空の下、1苗ずつ手で植えていきます。
「元気に育っておくれ!」
P6020607.JPG

今年は、昨年の倍近くの苗を植えたのですが(面積は同じで密植)たくさんの方に手伝っていただき、ほぼ午前中で田植えが終了しました。
P6020659.JPG

お疲れ様でした!!
P6020625.JPG


さて・・・
田植え後2週間目くらいからは、「除草」が始まります。
無肥料・無農薬で育てる田んぼなので、僕らが手をかけられるのはこの除草くらい。
でも、まさに適期にちゃんと草を取ることで、稲の生育は違ってくるのです。
P6280172.JPG


7月末。
暑い日が続いたためか、いつもより少し早くに花が咲き始めました。
この辺りからは、もう田んぼに入ることもできなくなります。
P8030510.JPG

時々、畔も除草します。
僕らは全然ちゃんとは出来ていませんが、昔から賢いお百姓さんはまめに畔の管理もしていたそうです。
畔も除草をすることで、強い根を張る草を育て、畔を強靭にすると聞いたことがあります。
P8130604.JPG


そして、9月。
(実は6月末からかなり体調を崩したこともあって)あまり手をかけてあげられなかった田んぼですが、
なんだかたわわに実っている感じがします。
IMG_20190919_143112.jpg

9月末、稲を干すための「稲架」を建てて、いよいよ稲刈りを迎えます。
IMG_20190919_143058.jpg

9月22日(日)稲刈り
3か月半ほどで、あの小さな苗がこんなに大きく育ち、お米をつけてくれたのです。

この日もたくさんの方に集まっていただき、お祭りのように稲刈りを楽しみました。
P9220840.JPG

P9220848.JPG

こういう田んぼでの稲刈りは、「刈る」という行為よりも、刈った後に草を取り除いたり、縛って、運んで、干したりする時間の方がかかります。意外と「見えにくい手間」がある作業なのです。
P9220844.JPG


田植えや稲刈りのお楽しみは、みんなでいただく持ち寄りご飯
(僕は、「らんらんランチ」と呼んでいます。)
それぞれ作ってきてくれたたくさんのオカズがあることはもちろん、みんなでいただくとても豊かな食事です。
P9220886.JPG

午後も、稲刈りは続きます。
例年と比べて進展が遅いなー、と感じたのですが、昨年の倍近くの苗を植えた為ですね。
「どうやら今日中には終わらないな・・・」と早い段階で僕は考えていました。

でも、とにかく、刈って・・・草を除いて・・・
P9220894.JPG

運んで、縛って・・・
P9220892.JPG

干して。・・・ひたすらその繰り返し。
P9220899.JPG

全部刈り終わらなくても、終了時間は16時と決めていましたので、3/5くらいまで刈ったところで、この日は終了です。
お疲れ様でした!!
P9220902.JPG


さてさて、今年の稲刈りはここからが結構大変でした。
ワークシェアの手も借りて、田んぼで丸2日。
IMG_20191001_165018.jpg

どっさりと刈った状態の稲を持ち帰って、家で選別や縛りの作業を2日程・・・。
IMG_20191007_120634.jpg

まあ、それでも、それだけお米が得られると思えば、頑張らないわけにはいきません。

10月23日、脱穀
IMG_20191023_112428.jpg

10月30日、籾摺り
これでようやく新米(玄米)が出来あがりました。
PA300079.JPG


お手伝いしてくれた方への新米のおすそ分けを準備して・・・
PB010016.JPG

11月3日、いよいよ「新米祝い」の日。
一緒に今年のお米を味わう日です。
PB030026.JPG

新米を引き立たせる「お米の友」をそれぞれ持参していただき、山の小屋でいただきました。
PB030027.JPG

PB030028.JPG



・・・こうして、今年の田んぼも、ほぼ終了となりました。

僕が田んぼの活動を続けているのは、決して「無農薬のお米が欲しい」からじゃない、とあらためて思います。
(お米だけであれば、実は無農薬米を買った方が随分お安いくらいです)

お米を育てる経緯で学ぶこと。得られる感覚。
そして田植えや稲刈りといった「お祭り」。
汗と時間を共有した人たちとの、食事のひと時。
(そして・・・ワラ(笑))

それらがあるからこそ、「来年も。」という気持ちでいられます。

また来年。
田んぼでみんなに逢えたらいいな。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『里山スプーン〜樹から生み出すスプーンづくり』
身近な森の木を「使った」ことはありますか?
本講座では、森を歩き、木を選ぶところから始め、切ったばかりの生の枝からオリジナルのスプーンを削り出します。
五感で森を感じながら、暮らしを彩る道具を作ってみませんか?

〇日時 11月17日(日)10:00〜16:00
〇場所 当別町金沢147-1
〇参加費 3000円(1ドリンク、おやつ付き)
〇定員 5名
〇講師 草刈万里子さん

arget="_blank">『ひょうたんランプをつくろう』
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。
デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
クリスマスプレゼントにもピッタリな世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?

〇日時 12月15日(日)13:00〜17:00
〇場所 エコビレッジライフ体験塾
    (当別町金沢147-1)
〇参加費 4500円〜 (1ドリンク付き)
    *大きさやコードの長さ、種類によって値段が変わります
〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by 野良人イトウ at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="https://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。