10月7日は『秋山散歩。』でした。
季節ごとに変化していく山の景色、イキモノたちに会いに行きましょう、という企画。
2月の「冬山」、5月の「春山」に続いての「秋山観察会」です。
刻々と変わる天気予報にハラハラしながら迎えた当日でしたが・・・まずまずの空が広がって、一安心。
午後1時、秋山散歩、スタートです。
(家の裏から登るのです)
まずは家の周りに生えている草の観察から。
山の入り口付近に多いヤナギの木に、さっそくヌメリスギタケモドキを発見。
木の観察では、葉っぱ、新芽、樹皮、枝のつき方など、樹木を見分けるポイントを学びます。
もちろん木やキノコだけじゃなく、草や虫など、見つけたもの気になったものをどんどん観察していきます。
講師のトシロウさんは、名前だけではなく、そのイキモノの特徴・生態の面白さを丁寧に伝えてくれました。
春とは違う、冬を目前にしたこの季節ならではの、イキモノたちの姿。
観察しながら少し急な斜面を登って、まずは山の上部、針葉樹地帯を目指します。
家の裏からフラリと行ってお手軽に観察できる場所なので「散歩」と名付けているのですが、このところの降雨量のせいか、随分道が崩れたり足元がドロドロで滑りやすくなっていて、「散歩じゃないよね…」という感じになってしまいました。スミマセン。
(もう少しルートの整備が必要だなあ…)
針葉樹地帯まで来ると、勾配も緩いので、ゆったりと歩きながら観察することが出来ます。
広葉樹の雑木林とは違う植生を楽しめる場所です。
針葉樹の森を歩くこと15分ほどで、この山の<主>に到着。
大きなエゾヤマザクラ。これが今回の折り返し地点です。
それぞれ、主にご挨拶・・・。
皆さん、お疲れ様でした!
帰路も、観察しつつ、アヤウイ足元に冷や汗をかきつつ・・・。
全員無事に下山することが出来ました。
(赤ちゃんを抱いて登ったYさん、特にお疲れ様でした。無事でよかったー…)
下山後は、お茶と軽食(中秋の名月直後だったので、あんこを炊きました)をいただきながら、図鑑を開いて少し復習。
採ってきたキノコで安心して食べられるものを試食してみました。
今年は僕自身、なかなか山を楽しむ余裕がないのですが、せっかくすぐそばにある観察場所をもっと生かしたいと思っています。
この季節も、天候の変化が目まぐるしく、数日ごとに見られるものも変わっていくはず。
自然のあり方を体感しながら、自分の暮らし方を考えていきたいものです。
彼らこそが、イキモノとしての人のあり方にヒントをくれる、一番大切な先生ですから。
ご参加いただいた皆さん、講師のトシロウさん、ありがとうございました!
次回はまた、「冬山散歩」にお誘いできるかな・・・?
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〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 1500円(豆部の方1000円)
〇定員 12名