2017年02月28日

タネ友さんの豊かな1日。

2月25日(土)は『ひとつぶのタネのチカラ』でした。
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18:15の開場時間に向けて、何人かの友人が会場準備などを手伝ってくれました。
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いつも支えて下さる友人たちに感謝。
お陰でこういう活動、続けられてます。
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会場も整い、受付開始です。
参加者さんもポツリポツリとやってきました。
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プログラム第1部は、ショートフィルム上映です。
メコン・ウォッチさん制作の『地域のタネを守る―ベトナム・ムオンの人々』を見ていただきました。
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(メコン・ウォッチさんは、メコン河流域の人々の生活を守るための活動をされているNGOで、今回の趣旨を伝えるとご丁寧な対応で上映を許可してくださいました)

世界の各地で採り続けられてきた在来種のタネと、それを中心に培われてきた食文化や暮らし。
F1品種が広まることで失われていったものを意識しなおし、取り戻していくための行動の一つが、自家採種だと僕は思っています。
もちろんそういった社会的な観点とは違う、「タネそのものの素晴らしさ」も大切なのですが、歴史を知りそこから学ぶことも忘れてはいけないと思うのです。

そして第2部。
初の試み、「実践報告」です。

一番手をつとめてくれたのは、東苗穂児童会館キッズファームのMちゃん。
タネ採りをはじめとするキッズファームの取り組みの数々を紹介してくれました。
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そして、素敵な家庭菜園を実践されている近添さん。
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豊平区でたくさんの自家採種をしながら営農されているファーム松本さんの取り組み。
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一昨年までは、このイベントは坂本一雄さんの講演とタネ交換会の2本立てで行っていました。
悲しいことに坂本さんは昨年他界されたのですが、体調を崩される前から僕との間では「ただタネをもらえる場、というのではもったいないよね」という話をしていました。
今回の様々な実践報告を聴いていただけたらどんなに喜んで下さったろう…と、思いながら、皆さんの「タネ採り物語」を聴かせていただきました。


いよいよ第3部の「交換会」です。
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今回は、参加されたすべての方に、自己紹介をしていただきました。
時間はとてもかかるのですが、この時間が大事!と僕は考えています。
「どんな思いでタネを採っているか」「どんな気持ちでここに参加したのか」ということをまずは共有しなければ、「ただのタネのやり取り」になってしまうからです。
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小学生のMちゃんともう一人、未来を感じさせてくれたのが、中学生のH君の参加。
堂々と自己紹介もしてくれました。
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思い思いにタネを託しあい、栽培談議に花を咲かせる皆さん。
毎年この時間の熱気はすごいです。
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あっという間に終了の時間となりました。
(今年は交換の時間が少し短くなってしまいました…スイマセン。来年はもっと長く設定しますので!)
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・・・今年の僕の「収穫」。
なんだかすごく豊かな気持ちです。
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きっと、参加された皆さんもたくさんのタネ(とタネ以外のお土産)を持ち帰ってくれたことと思います。
今年の栽培に活かしていただけることを願ってやみません。

そして、あらためて思うのは・・・
「<タネを欲しい人>が集まる場にはしたくないな」ということです。

もちろん自家採種を続けている固定種のタネが欲しいという気持ちは悪くはないのですが、その発想ではいずれ「もうタネはあるからいいや」となってしまいます。
それはすごく狭い考え方のような気がします。
大事なのは、「受け取った分を返していく」という発想なのではないかと思うのです。
「たくさんタネが採れたから参加しよう!」「自分のタネで誰かの畑を豊かにしたい!」という思いで集まるような場にしていきたいな、と考えています。

自己紹介の時に、長沼で新規就農した伊藤ひろおさんが嬉しいことを言ってくれました。
「だんだんたくさんのタネを持ってこれるようになって嬉しい」と。
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そういう気持ちが世界を豊かにしていくんだろうな、と感じました。


つくづく・・・
「僕はただのきっかけづくり。この場をつくってるのは参加者の皆さんだな」と思います。

最後にもう一つ記しておきたいこと。
それは、今回参加できなかった友人が、「残念ながら参加できないけど皆さんで…」と手作りのサーターアンダギーを差し入れして下さったことです。
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いろんな方の「優しい気持ち」が積み重なってできていくような場にいられることを心から嬉しく思いました。
のぶえさん、ありがとう。

「ひとつぶのタネのチカラ」。
また、来年。必ずやります。

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       エコビレッジライフ体験塾 伊藤伸二まで
       itogakiretatakoAyahoo.co.jp
          (*Aを@に変えてください)
posted by イトウ at 22:21| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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