2016年12月04日

おいも畑でつかまえて。

今年も、「劇団いもや」で「ども歳忘れ興行」に参加してきました。
4回目の出演となる今回の演目は、『おいも畑でつかまえて』。いもやこうの氏の青春ストーリーです(妄想)。

シロウトが3回程度の練習で仕上げるのですから、基本的にお話はわかりやすく、誰でも飽きずに見てもらえるように味つけはかなり濃厚なのが「いもや」の舞台。
それでも昨年までの3回は、そこそこ喜んでいただけたかと思っています。
けれど、4年目ともなるとどんなものでもインパクトは薄れるし、(そもそもキワモノなので(苦笑))濃厚なだけの味つけってすぐに限界が来るし、「今後の方向性を考えないとなあ…」と迷いながらやったのが今年の劇団いもやでした。

当初は「実験的なことをやりたいなあ」と思って、ホラーかサスペンスも提案してみたのですが、話し合いの結果、今回は「学園もの」に決定。いもやこうの氏の初恋物語をつくってたのでした。

と、いうことで、3回ほどの練習日を経て・・・・・12月3日(土)が本番。
いもや2016A.png

いもや2016B.png

いもや2016@.png

(たった3回だけれど)練習のたびにメンバーの皆さんが個性を発揮するようになって、本番でも伸び伸び演じていたんじゃないでしょうか。
観る人を楽しませ、自分も楽しもうとする気持ちで溢れていたと思います。
それで十分なんだろうなー、と感じました。

表現活動は、やる程に芸術性を高めるほうにすすみがちです。
もちろんそれでいいのだけれど、こと「いもや」の芝居に限っては、「シロウト劇」から背伸びせずにやるのがいいのかもしれません(だってその方が「自分もやってみようかな」と思ってもらえるから…)。
その路線だって、きっとまだまだやれることはあるはずです。

そんな市民参加の芸術の場を維持し続けてくださるドラマシアターどもさんに深ーーーく敬意を表したいと思います。
PC040009.JPG
(いもやを演ると、もっと違うお芝居も演りたくなるなあ…!頭の中で妄想が膨らみます)
posted by 野良人イトウ at 22:52| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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