去年の冬ですでに2割くらい(10日で2個程度)しか産んでいなかったので、おそらく今年の冬にはもうほとんど産まないだろうな、と判断したのです。
以前は自分独りで〆ることも勇ましい気分でやっていましたが、最近は(心が弱くなって)独りじゃどうしてもやる気にならなかったので、お友達が来るタイミングでやることにし、つき合ってもらいました。
でも、やっぱり・・・・・
何回やっても慣れないものです…。
「ありがとう」と言いながら、
「ごめん…」と想いながら、
・・・ナタで、首をハネました。
せめて美味しく食べてあげなければね。
羽をむしって・・・
内臓を取り、部位に切り分けます。
お腹の中には、まだたくさんの「これから産まれる予定の卵」がありました。
でも、もうすっごくゆっくりなペースで産むので、「家畜」として飼うのはキビシイ状態なのでした。
身を削りながら毎日卵を産むような、異常な生態を押し付けられた鶏さん。
「家畜」という存在を作り出したニンゲンの業の深さをいつも感じます。
他のイキモノを飼い、都合が悪くなったら殺してしまうのが僕らの暮らしです。
(それを忘れないために、僕は自分で鶏を飼っているのかもしれません)
さっきまで元気に動き回っていたCoccoさんは、お肉になりました。
手羽、ムネ、ササミ、モモ。
砂肝やハツ、そしてガラまでいただきます。
これからしばらくは鶏肉三昧の日々になります。
ありがたいな。
(でも、心は苦しかったな…)
一昨年の春、愛らしい姿で僕らを癒してくれたピヨこ達。

いただきながら、いろんなことを思い出してしまいます。
可愛かったなあ。
そういえば、この子達はとても健康で、僕が初めて1羽も死なせずに成鶏まで育てることができた子達でした。
ありがとう。
サヨナラ。
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今は、鶏肉に関しては卸業者がたくさんいますから、せめて寿命まで飼ってあげてはと、悲しくなりました。。
スペースが狭いのであれば、不必要な孵化は避けるべきでは?
うちはペットとして烏骨鶏、ボリス、アローカナ飼っているので卵の商売しかしておらず、だからつい気になりまして…。すみません。
ボリスは8歳、まだまだ元気です(*^_^*)
疑問だったのが、ご自宅で食べる用みたいだったので、
つい、つい書きこみました。商売でしたら、ほんとにご免なさい。
コメントありがとうございます。
考え方次第だと思いますが、僕は鶏を「卵のための生産動物」として飼っています。なので、産卵が大きく減ってしまう時期に合わせて新雛を入れています。しばしば情が移り過ぎて〆る気にならず、最後まで飼う子もいますが、それを良いこととは思っていません。
「喰うために殺す」ことは生物としてまっとうなことだと僕は考えているので、(感情的にはかわいそうだと思うけれど)かわいそうだと思わないようにしています。
鶏飼いさんは、卵の生産としてボリスを飼われているのですね。8年でも、生計が成り立つ程の卵を産んでいということですよね?すごいと思います。どちらでされているのですか?
是非ご連絡先を教えてください。コメント欄が差し支えるようでしたら、直接メールをくださると嬉しいです。飼育の様子を教えていただければと思います。
いえいえ、とてもまっとうなご意見だと思いますよ!初めてブログを拝見した時に、ついつい感情に流されるまま書いただけですから、どうかお気になさらず…。
私はそんなに素晴らしい飼いかたをできていませんし、ボリスも5年で産卵は止まり
次の世代が産んでいて、烏骨鶏や他の卵もあるので販売していますが、8歳ボリスも他の子も、もともとが愛玩目的で飼っているので、まだまだ鶏飼いとしてはダメですね(^_^;
また、楽しくブログを拝見させていただきます。
返信をありがとうございました。