2016年07月28日

紡ぐ人。

先日、江別で亜麻紡ぎをされている小野田さんの『工房・亜麻音』にお邪魔してきました。
小野田さんは、亜麻を栽培し、そこから繊維を採り、紡いで作品づくりを行っています。

右が収穫した亜麻。
左が紡ぐ前の繊維。
P7150179.JPG

日本には個人レベルの「亜麻紡ぎ文化」がなかったため、小野田さんはご自分で調べながら技術を高めていらっしゃるようです。
この、茎を砕いて繊維を取り出す道具もご自分でつくったとのこと。
P7150185.JPG

小野田さんの作品。
使う程に美しくなるリネンの布。
P7150178.JPG

素晴らしいことをされているのに、とても謙虚な小野田さん。
工房では、月に何度かワークショップも行っています。
P7150190.JPG

最近、嬉しいことに紡ぎをされている方とよく出会うのですが、皆さんすごく丁寧に生きていらっしゃいます。
衣食住の中でも、「衣」は一番自給が難しいもの。
(ガンジーさんの影響もあってか)僕は「紡ぎ」を日々の営みに取り入れている方を尊敬してしまうのですが、何故か皆さん多くを語らず、とても謙虚です。



蛇足になってしまいますが、紡ぎに限らず自ら手を動かし、汗をかくことを厭わない人は素敵ですね。
自分は実際何も成さないのに知ったような言葉で語る人が多い中、淡々と手を動かすその姿を僕は本当に美しいなあ、と思ってしまいます。

先月上映会を行った『Final Straw』という映画の監督さんのお一人である韓国人女性のスーフィーさんも、とても素敵でした。
時間があれば裁縫道具を出してチクチクやったり、形のいい小石を拾って何やら描きこんだりして、かかわった方にプレゼントしていたのです。
僕もいただきました。
P7280427.JPG
実は僕は、映画の内容より、自然農について話す言葉より、彼女の「チクチクしてる姿」が一番印象に残っています。
あの様子を見たとき、「あ、この人は信じるに足る方だな」と感じたのです。



その人がどんな言葉を発しようと、それはその人の真実を伝えてくれるとは限りません。
どんなに高いところでご立派な弁を述べようと、それ自体には何の価値もなくて、結局はその人が「何をしたか」が大事なんじゃないかと僕は思っています。
僕は言葉を愛すけれど、だからこそ、言葉よりもまずは「その人」を見つめたいし、その人の手がつくりだしたものが語る言葉に耳を傾けたいと思います。

自身と一致した「本当の言葉」を持つ人と、損得を超えてかかわっていきたいものです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベントを予定しています。

『ぐるりの豆部〜タネ播きから始める味噌造り<第3回>』
〇日時 8月21日(日) 13:30〜16:30
〇場所  エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 2000円

『我が家も今日から発電所〜イオさんの独立型太陽光発電講座』
〇日時  8月28日(日) 13時30分〜16時30分
〇場所  エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147−1)
〇参加費 2000円

★お問い合わせ・お申し込み
       エコビレッジライフ体験塾 伊藤伸二まで
       itogakiretatakoAyahoo.co.jp
          (*Aを@に変えてください)

posted by 野良人イトウ at 21:47| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="https://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">