土曜日朝からハイジ牧場さんにて１日がかりの「羊毛講座」、そのまま夕方は長沼の田んぼで除草をして、夜には江別の「ドラマシアターども」さんへ。
どもさんでは映画『FinalStraw』を上映しており、僕は翌日の当別での上映会のために監督さんご一行を迎えに行ったのです。
はじめてお会いした３人（監督のパトリックさん、姜さん、プロデューサーの辻さん）はとても気さくでチャーミングな人たちでした。
当別についたのは２３時近く。それから少し（ウエルカムドリンクとして自家製ビールを試飲していただいたりして）翌日の打ち合わせをし、０時半過ぎに就寝。
翌日１９日（日）は、朝９時よりお客さんがいらして『Final Straw〜自然農が教えてくれたこと』上映会と「バケツ田んぼワークショップ」が始まりました。
（３人は、「朝９時から！！！…大丈夫かなあ」と驚き、心配してました。たいてい映画上映などは早くても午後でしょうからね）
ワークショップでは、「ハッピーヒル」という稲の種籾の由来などを知っていただいた後、土の準備を行いました。
長年田んぼとして使われている土のようにはいきませんが、「とりあえずある土で育ててみる」という福岡正信さんの言葉の通り、うちの土地からの土をこねてバケツの中に田んぼにをつくりました。
さあ、田植えです。
「もち」と「うるち」の２種を苗立てしておいたので、各自選んで植えていただきました。
バケツ田んぼができました。
ハッピーヒルは北海道向きの品種ではないので、どの程度育ち実るか僕もわかりません。
少しでも実って種を採れれば、だんだんに適応していくんじゃないか、と期待しつつ…。
今回一緒に植えた方々とは、是非状況を伝えあっていきたいと思っています。
（そういうツナガリができることが、僕は一番嬉しいな）
田植えの後はもちろん映画会。
素敵なアニメーションから映画はスタートしました。
BGMとして使われている音楽がとても心地よく感じます。
映画の後のお話会。
この映画を制作するに至った経緯や思い、映画以外の取り組みをお話下さりました。
うちは少人数だったこともあり、参加者の方の声もたくさんお聞きすることができました。
一方通行ではない「対話」が大事ですね。
今回のイベントは、午前の部が９：００〜１２：００（結構延長…）、大急ぎでランチをほおばって、午後の部が１３：３０〜１６：３０というハードスケジュール。
そして、本当はもっとゆったりと過ごしていただきたかったのですが、一息つく間もなく荷物をまとめてもらい、翌日の会場であるこぐま座さんへ送っていったのでした・・・。すいません（僕はその後、長沼で小屋づくり講座の打ち合わせ…）。
映画とともに全国を行脚し、「対話」を大切にする３人の制作チームを僕はとても素晴らしいと感じました。
僕自身は「自然農」というもの（というか言葉）を実はあまり肯定的にはとらえておらず（そのことは辻さんたちにも伝えました）この上映会の取り組みにも直前まで迷いがあったのですが、３人と会い、２日間ですがともに過ごすことで、信頼感を持って上映会を主催することができたと思っています。
やはりどんな場合でも鍵となるのはコミュニケーションなのですね。
直接会って対話し、できれば食事をしたり、という時間こそがそれを育むのだとも、あらためて思いました。
また一緒になにか出来たらいいな！と感じさせてくれる素敵なお人柄の３人です。
ひょうたんに寄せ書きしてもらいました。
とは言え、３人のスタンスに触れて尚のこと、「自然農」って言葉を前面に出す必要はないんじゃないかなあ、と感じたのも事実。
・・・まあ、そのことは項をあらためて記したいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベントを予定しています。
『小さなマイハウスをつくろう〜小屋づくり講座』
〇日時 ７月２日（土）、３日（日）、１６日（土）、１７日（日）
９時半頃〜１８時頃
〇場所 The Working Sloth Vil.（長沼町加賀団体）
〇参加費 20000円/4日間、17000円/3日間、13000円/2日間、7000円/1日のみ
★お問い合わせ・お申し込み
エコビレッジライフ体験塾 伊藤伸二まで
itogakiretatakoAyahoo.co.jp
（＊Aを＠に変えてください）
