2016年02月03日

Mさんのハクサイ。

体験塾に通年で参加してくださる方は、ほんと素敵な方が多いのです。
たとえば3年前に参加していたMさん。
50代後半(当時)の女性なのですが、とにかく好奇心旺盛で、「いい!」と感じたことはどんどん実践してしまいます。

講座でコンポストトイレを扱った後などは、アパート暮らしにもかかわらず工夫して試行し、ご自分の栽培に利用されるようになりました。
ニコニコと嬉しそうにそのことを伝えてくれるMさんを、僕は「カッコいい!!」と思いました。
輝いてるなあ!と感じました。

頭で理解して(いや、したつもりで)「自然」や「有機」、「循環」「持続可能な…」などと情報をこねくり回す人は少なくないけれど、心に壁をつくらず軽やかに行動するって、案外ムズカシイことではないかと思うのです。



そんなMさんから昨年末に小包が届きました。
封の中には一つの缶があって、その中身はハクサイの種子でした。
PC240001.JPG

市民農園を借り小さな畑を耕しているMさんは、少しずつタネ採りも行っています。
トマトやカボチャなどの果菜類は採りやすいけれど、二年草であるアブラナ科の野菜は自分の畑を持っていてもハードルが高いもの。
まして、毎年秋にはすべて引き上げなくてはならない市民農園利用者は、最初からあきらめるのが普通です。

でも、Mさんは、秋に結球したハクサイを根ごと引き抜いてきて新聞紙にくるんで保管し、上から葉を剥いで食べながら、生かしておきました。
そして、残ったものを春に再び借りた畑に植えたのです。
植えられたハクサイは、花を咲かせ、ちゃんとタネをつけました。
(その時のことも、本当に嬉しそうに話してくれたのを覚えています)

そんなことを数年繰り返して継いでいるタネを、「イトウさんも持っていて」と送ってくれたのでした。
貴重な貴重なタネ。大事に育てますね。

<タネには、かかわった人の物語が籠っている>と僕は思っています。
2月末に開催する「タネ交換会」はそんな物語も行き交う場。
毎年、いろんな物語に触れさせていただいています。
嬉しいことです。
残席若干名となりましたが、まだ参加者受付中です。
今年のタネ交換会、Mさんも、ハクサイのタネを持って来てくれるかな。


★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶ「エコビレッジライフ体験塾2016」、各種公開講座を予定しています。

『ひと粒のタネのちから〜タネ交換会2016』
〇日時  2月20日(土)18:45〜21:00
       @18:50〜19:50 映画上映 
       A20:00〜21:00 タネ交換会
〇場所  札幌エルプラザ(北区北8条西3丁目)2F環境研修室1、2
〇参加費 1000円
〇お問い合わせ・お申し込み
       エコビレッジライフ体験塾 伊藤伸二まで
       (電話よりもできるだけメールにてお願いします)

posted by イトウ at 08:41| Comment(0) | タネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="http://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">