2016年01月12日

プロジェクトN2016〜なっとうハカセになれたかな?

新年1発目の講座は、札幌の児童会館さんに呼んでいただいての「発酵のヒミツ〜納豆づくり」でした。
僕は勝手に『プロジェクトN〜なっとうハカセになろう』とタイトルを提示し、子どもたちに「納豆づくりをするんじゃなくて、一緒に納豆のことを研究して納豆ハカセになるんだよ」と話しました。

1日目、「納豆の歴史」などを学びつつ、仕込みの作業を行いました。
ポイントとなるのは、「納豆づくりの主役は人間じゃなくて、納豆菌」「納豆菌が気持ち良い環境をつくることで納豆菌が増えて、納豆という食べ物をつくってくれる」ということ。
「目に見えぬイキモノ」が僕らの周りにいて、かかわりあって僕らは生きている・・・ということを感じ取って欲しい、というのがこの講座のねらいなのでした。

この児童会館の田んぼで採れたイナワラで、わらづと作り。
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ダイズも、ここのキッズファームで収穫したもの。
この「材料から育てている」というところが素晴らしいのです。
「単なる情報」ではない、連続性を持った「知」が育っていく所以だと思います。
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発泡スチロールの箱にペットボトルと一緒に入れて保温。
箱の中で「納豆菌が納豆をつくっている」というイメージを持てたかな。
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(2日間の温度管理は、館長さん自ら…)


2日目、箱を開けて、「出来具合」を確認しましょう。
果たしてイナワラに野生の納豆菌はいたのか?!そして、しっかり増えてくれたのか?!
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見た目やニオイ、味はどう変わったかな?

納豆の観察をしたあとは、「納豆菌以外の微生物のはたらき」による発酵食品を子どもたちに味見してもらいました(ほとんど自家製です)。
麹菌、乳酸菌、酵母など、本当はすごく身近な生き物なんですよね。
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「美味しい」「不味い」「臭い」だけではない<複雑な味覚>を整理して言語化するのも、大事な作業です。



僕は、「自分と自分以外の生命の関係性」をとらえていくことが環境教育だと思っています。
発酵食品を学ぶことは、食育であると同時に「環境教育」なのです。
「プロジェクトN」は、実は、納豆造りを通して生態系への感覚を養うことを目的とした取り組みなのでした。

いつも貴重な場を与えてくださる児童会館さんに感謝いたします。
ありがとうございます。
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今月23日には児童会館さんで『味噌仕込み』を行う予定です。



暮らしを学ぶ★暮らしであそぶ『エコビレッジライフ体験塾』
2016年1月の公開講座は、ハイジ牧場さんとの共催で「とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう」を行います。
10ℓほどの生乳から、バターやヨーグルト、様々なチーズをつくっていく贅沢な?講座です。
  〇日時  2016年1月31日9:00〜15:00
  〇場所  ハイジ牧場(長沼町東9線南2)
 〇参加費 3500円
 〇お問い合わせ・お申し込み
      エコビレッジライフ体験塾伊藤へのメールでお願いいたします
(itogakiretatako@yahoo.co.jp)。
https://www.facebook.com/events/922132551234790/
   *持ち物等の詳細は、お申し込み後に連絡致します。
posted by イトウ at 23:25| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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