2013年11月07日

新米を祝う。

11月4日(月)は新米祝いの日でした。
田植え・稲刈りを手伝ってくださった方々と新米の喜びや美味しさを共有したいなー、という思いでお招きしたのでした。

前夜、田んぼ仲間Nさんたちとおすそ分けの新米準備。ワイワイしながら行うこの手の準備もまた楽しいものです。お陰さまでなかなかステキな仕上がりになりました。
DSCN6210.JPG

DSCN6212.JPG



さて当日の新米祝い、集合は家ではなく田んぼでした。
脱穀した後の稲わらを田に戻す作業は、せっかくなのでみんなでやりたいなーと思ったのです。
畑や田んぼの作業は、春から秋が一サイクルなように感じますが、土を基準に考えれば終わりも途切れることもなく継続されていくもの。特に不耕起、無肥料で行っている田んぼですから、せめていただいたお米分以外は土の生き物たちに返してあげなければいけません。
均等に撒くのは難しくかなりムラができてしまいましたが、感謝の気持ちを込めて撒きました。



家に戻って、あとは新米の炊きあがりを待つばかりです。
久しぶりの方、初めて会う方もいましたが、和やかな雰囲気で皆、「美味しいご飯」を待ち・・・

お昼少し前、ようやくご飯が完成。
拍手でお釜の蓋を開けたのでした。

ご飯と豚汁。豚汁の味噌は、昨年の体験塾で仕込んだものです。
DSCN6232.JPG
(ホントは玄米と白米を炊いたのですけど、写真撮り忘れ…こういう盛り上がるときほど写真のことなんて忘れちゃうもんなんですねー)

10数名の方からの持ち寄りおかずです。
豪華な豪華なビュッフェとなりました。
DSCN6221.JPG

美味しい新米を味わいながら、楽しい時間が過ぎていきます。
集まって下さった皆さん、ありがとうございました。
DSCN6219.JPG



田んぼはお米を作るためのもの。

「自分の喰うものを少しずつでも自分の手で賄えるようになりたい」という思いで今回のこの田んぼも使わせてもらっていますが、けれど、そこで得られるものは当然お米だけではないのでしょう。
一緒に田んぼをやってくれてるNさんとのつながり、ここを紹介してくれた方や教えて下さる方とのつながり、そしてこうして手伝ってくれたり共に実りを喜んでくださる人たちとのつながり…。
日々の田の様子、稲だけではない生き物たちの世界、田んぼを維持してきた日本人の歴史や価値観など、たくさんの学び…。
むしろそういうところに、この営みの価値はあるのだと思います。

たくさんのものを与えて下さる「田」に、こころから感謝。
来年もよろしくお願いします。
NCM_0329.JPG
posted by 野良人イトウ at 08:06| Comment(0) | チャルカクラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="https://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。