2013年09月14日

イキモノを喰うこと。

「うにゃにゃー」
何やらモゴモゴしゃべりながら猫のコーネリアが帰宅。
ああっ、やっぱり口に何かを咥えています。
今朝も鳥だ・・・。

1日1羽は捕まえるんじゃないか?と思っていたら、最近はいとも簡単に飛んでる鳥もジャンピングキャッチするようになったので、日に何度も捕まえてきます。
その度、誇らしげに僕らの周りをウロウロ。報告してくれるのです。

そして捕まえた鳥は・・・

もちろんムシャムシャ、バリバリ・・・
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以前は、捕まえてきたら「わーやめてくれー」と取り上げて、生きてるものは逃がしたり、死んでるものは埋めたりしてたのです(取り上げても「いいよ、あげる」って感じ)が、最近は「食べたらいいんじゃない」と思っています。

家のアチコチに食事跡が残ってるのは、片づける身としては嫌なのですけど。
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でも、「肉食動物が狩りをして捕えたものを食べる」という当たり前の姿を見られるのは悪くないかな、とも思っています。
それに、キャットフードのような「死物」のみを食べているって、よく考えたら恐ろしいことですよね。
栄養云々の話ではなく、「イキモノが生きているものを食べる」ということは本来欠かせないハズなんだということを僕は鶏のヒナを育てながら何度も感じました。
どんどん弱っていくヒナが、堆肥(微生物の塊)やミミズを食べて元気を取り戻すのを見た時、単純に栄養学的な視点では見えてこない生命のエネルギーのようなものの存在を感じずにいられなかったのです(もちろん酵素の関係とかもあると思いますけど)。
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それは、もちろんペットや家畜のエサ、飼い方に示唆を与えてくれる経験であると思いますが、もちろん人間にとっても同じことなのでしょう。
現代の人間が自己を「家畜化」した生物だとして、だけれど出来るだけ自然の力・生命力を信頼して暮らすのか、それとも近代的飼育のように環境管理を徹底して暮らすのかでは、きっと大きな差があるはず。

僕は、ウインドウレスの完全管理状態で飼われる鶏よりは、放し飼いでミミズを追いかける鶏でありたい、と思います。
社会としても、人間を「野良化」していく方向に明るさを感じるのですけど・・・。


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虫も結構好きです。
posted by イトウ at 08:08| Comment(4) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先週、伊藤さんから買った卵を、母が生で二個飲んだそうです。サルモネラ菌が恐いので、止めるように言いましたが、昔の人は強いです。
Posted by まやりん at 2013年09月14日 20:48
サルモネラ菌をどれだけ恐れるか、というもの興味深いところですね。
ウチの卵にサルモネラ菌があるのかどうか検査をしたことはありませんけど、殻につく場合と内部に混入する場合がありますね。内部に入る菌はほとんど問題にならない数だし、殻に着いたものもその場で食するなら問題ないかと思います。
また、以前イギリスでケージ飼いやウインドウレス鶏舎の鶏卵でサルモネラ菌が蔓延した際に、平飼いの自然養鶏の卵は大丈夫だったこと(確か政府発表)があります。日本の鳥インフルエンザの時も、自然養鶏では大丈夫でした。
詳しく説明することはこの欄では無理ですが、その理由を考えることは、今の社会の人間の在り方、たとえば医療に対する問題などを考えていくことにも有効だと思います。
Posted by イトウシンジ at 2013年09月16日 08:35
イギリスでケージ飼いやウインドウレス鶏舎の鶏卵でサルモネラ菌が蔓延した際に、平飼いの自然養鶏の卵は大丈夫だったこと(確か政府発表)があります。日本の鳥インフルエンザの時も、自然養鶏では大丈夫でした。

↑についての詳細が知りたいのですが、どこで調べればいいですかね、、、?
自然養鶏の卵を買おうかどうか迷ってるんですが、値段が普通より高値だったり、取り寄せの手間が掛かったり、デメリットが気になります。
それらを打ち消すだけのメリット、つまり一般の卵より安全だとか栄養が多いとか、そういう確かな情報があれば購入したいと思ってるんですが、、、。
Posted by at 2016年08月02日 15:25
スミマセン。3年前の記事なのですぐには探せませんが、文献から引いたものだと思います。

自然養鶏卵については、「一般の卵より安全だとか栄養が多いとか」を担保するのは難しいと思います。何故なら、自然養鶏、平飼いといっても餌や環境は多様だからです。季節によっても変化するのが「自然」に近い卵です。
また、消費者的メリットだけで考えるなら、そこそこの卵をスーパー等で買うのがいいかもしれません。
僕自身は、鶏を生き物として尊重し、自然環境への負荷が少なく、未来に引き継ぎ得る飼育方法で飼っている鶏の卵が1個50円であることは、高いとは思わないですし、それは次世代への投資じゃないかと思っています。
むしろ10円20円で売られている卵の「生産方法」を想像すると重たい気分になってしまいます。

きっとお近くに素敵な平飼い養鶏の方がいらっしゃるので、是非足を運んでいろいろ質問してみてください。その方の考え方に共感したら、それを支持する気持ちで卵を買ってみてはいかがでしょうか?

単純な「安い」「高い」「メリット」「デメリット」で判断しきれないのが、「自然に近い食べ物」かと思います。
Posted by イトウシンジ at 2016年08月04日 21:26
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