2013年07月11日

暮らしづくりが社会もつくる。

昨日の午後は、豊幌のぽへぽへ農場にて、小屋づくりの現場下準備。
大工千葉さんと、小屋のオーナーコウノさんと。

昨年は講座内でやった「やり方」(←方法という意味じゃないよ。「やりかた」と呼ばれる基礎づくりの前段作業です)、結構時間がかかってしまうので今年は事前におおむね準備することにしたのです。

まずは「位置出し」。
方角、風向き、地形、そして何より使用の使い勝手などを考慮して、小屋の位置を決めます。
NCM_0066.JPG

「やり方」の細かいことは後でまとめますが、四辺の長さや四つ角の直角、レベル(高さ)を合わせる作業などをし、束石を埋める場所がちゃんと掘れるか確認し、現場周辺の整理をして作業終了。
NCM_0079.JPG

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講座の方ですが、昨日も参加のお問い合わせがあり、申し訳ないのですが「これ以上は無理かなー」と思ってキャンセル待ちにさせていただきました。
定員いっぱいです。ありがとうございます。

主催者として参加者が定員に達するというのはすごくうれしいものです。
もちろん、まずは講師をしてくれる千葉さんにちゃんと講師料を払えるし、お手伝いしてくれる大工さんの人件費も出せます。自分の人件費も出せます(集まらなければ最終的には自分の人件費から削られますからね…)。タダ働きにならなくて良かったー、というのがまず、素直な喜び。

そして、実はそれよりも嬉しいのは、「学びたい人がこんなにいる!」ってことです。
建築系は特別興味をそそるし学ぶ場が他にないからかもしれませんが、「自分でつくろう!」「やってみよう!」という心意気が嬉しいじゃないですか。
体験塾で扱っている内容、「栽培」「飼育」「加工(てづくり)」「食→排泄にかんすること」「建築」などは、暮らしに密接にかかわるもので、けれど今はほとんどを他者に依存しているもの(しかもだいたいは大きなシステムや企業に…)。

僕は、「暮らしを自分の手に取り戻す」こと、「自分の手を使い、自分の手の届く範囲でいろんなものをまわし、生み出していく」こと、「ブラックボックスを失くしていく」ことが、今の時代に一番求められると感じるのです。
原発の問題にしろ、TPPや遺伝子組み換えの問題にしろ、誰かが言っていた「知識」を鵜呑みにして振り回されるのではなく、「自分の感性」というフィルタを通す必要があると思うのです。
というかね、まずは感性でしょ。
だって、自分の暮らしに手をかけ始めたら、エネルギーの使い方だって自然と変わるから。
常に最大級のエネルギーを生み出し続ける装置の必要性なんて感じなくなりますよ。
しかも、生命に大きなリスクをもたらし続ける装置なんて、バカバカしいったらない。

だから、回り道のように見えても、こうやって時間をかけ、手をかけてモノをつくっていく、イキモノを育てていく、そういう暮らしこそが社会を変えていくんじゃないかな。
何より、そっちの方がずっとオモシロいしね。
買うよりもつくる方がオモシロいんだ、ってことにみんなが気づけばなー。

なので、こんなに参加したい人が問い合わせてくださったことが嬉しいのでした。
みんなで楽しい3日間にしましょう!
カッコいい小屋、建てましょう!



・・・とはいえ、やっぱり選挙のゆくえも気になりますけどね。
山本太郎さんもいいけど、彼は「東京の人」だからね、あんまりそれを気にしてたら道内の候補者が見えなくなるよなあ。
「誰が一番いいか」ってより、「枠2名中の1名は自民候補になっちゃうとして、もう1枠をちゃんと反対してくれる人にすること」が必須ですよね。
選挙は技術戦。馬鹿正直なコトすると、前衆院選みたいなことになっちゃうから気をつけないとね。
選挙制度考えて、「最悪な状況を回避すること」だけ考えないと…。


posted by イトウ at 06:16| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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