いや、僕じゃないです。
いや、僕がやったんだけれど、僕が「ウンコした」って話ではないです。
コンポストトイレの「具」を取り出したのです。

今年の春4月に昨年のを出してから、約半年。僕やここを訪れたたくさんの人たちのウンコが、「半分コンポスト」状態で出てきました(最近したウンコはやっぱりレアです…)。
こんな感じです。ポロポロのそぼろ状が大半で、3〜10cmくらいの塊もゴロゴロ。
ニオイは、ほとんどありません。

春に母材を入れた時は、こんな状態でした。

あっ、違った!
これは春に仕込んだ醤油麹の写真でした。
過去の写真探すと、結構似たようなもので、よく見ると麹だったり味噌だったりウンコだったりするんですよねー。
まあ、似て非なるものですけどねー。
とは言え、生態系的・エコロジーで考えれば大差ないですけどねー。
一応、間違えないようにしなくちゃ。
ほんとはこちらがもとの母材。
木質の破片にこの会社で育てた(ウンコ分解を得意とする)微生物群が入ってるみたいです。
この後、春まで出来るだけ温かいところで寝かせて(つまり微生物に分解してもらって)、使えそうなら春の育苗に使います。
ちなみに4月に取り出したものもまだ使っていないので、来春の育苗用にします。
これをただの「汚物」としか見ないのか、それとも「生命の糧」「生命のつながり」「生命そのもの」ととらえるのかで、生き方・暮らし方が大きく変わってくるんじゃないかと僕は思っています。

新しく入れた母材は、掘り起こした木の根を粉砕したもの(いただいたもの)に燻炭を混ぜました。おそらく、微生物豊富でウンコも分解してくれるんじゃないかと思っています。

ただ、トイレの室温が10℃を上回ることは今期はもうないでしょうから、分解はあまり進まないはず。
温かくなるまでためておくだけの空間になります。
そして、氷点下になるとドラムごと凍ってしまうので、コンポストトイレは3月末までお蔵入りになります。
今期も大活躍してくれてありがとう、トイレくん。
来年またよろしくお願いします。
(今後しばらくは野糞中心かなあ・・・)
最後に、トイレに置いてる僕のトイレ本。もう一つのトイレには絵本もあります。
どれもおススメ!

まあ、葉っぱが一番優秀だとは思いますけどね・・・。