2012年05月11日

大きな失敗。

自分が初歩的な失敗をしていたことに気づきました。

育雛箱の設定温度、25℃まで下げていたのを「寒すぎ」と指摘していただき、35℃までサーモスタッドの設定温度を上げたのですが・・・実は、上がっていませんでした。
温度感知器が床からかなり浮いたところにあったのです。
一番最初は床の温度を計れるようにしておいたのですが、おそらく箱を動かした際にコードが引っ張られて上がってしまったのでしょう。

床温を温度計で測ると、23℃くらい・・・。
35℃設定でこの温度ですから、昨日までの床温は間違いなく20℃以下になっていたはずです。
はっきりしました。
ヒヨコたちは、凍えて風邪をひいて死んでいったのです。
僕のミスのせいで。

原因がわからないまま死んでいくのは怖いですが、明らかな自分の過失、というのもまた恐ろしいことです。あまりの悔しさに泣けてきます。

もちろん悔やんでいても仕方がないので、ヒヨコたちを回復させるためにもまずはこの温度を上げようと思うのですが・・・なかなか上がりません。箱全体がすっかり冷え切っている感じがします。
床を触ると、最初は多少発酵熱を持っていた部分も冷えてしまっています。
温度感知器を床に就くようにセットし、サーモの設定を40℃にしてしばらくすると、ようやく床に置いた温度計が30℃近くまで上がりました。
RIMG0092.jpg

さらにその後、温度が逃げないようにいろいろ手立てを取って、ようやく現在、34℃くらいで落ち着いています。
が、今夜は冷えそうだし、この後さらに温度が下がる心配もあります。
RIMG0093.jpg

何重にも毛布を掛けて、保温をしてから寝た方が良いかもしれません。
(心配で寝られないかも・・・)



例えば薬の類を使わない“自然農”とか“自然養鶏”は、“自然のままで放ったらかす”ことではありません。あくまで、栽培や飼育という“不自然”な行為を、しかしできる限り“自然を手本にし”行うということなはずです。
であれば、それは安易に薬を使う方法より、よほど慎重に、気を配って行わなければならないわけで、今回の僕のような過失は、あってはならないことだと感じます。

自分ではまだ必要な体温を維持できないヒヨコは、本来母鶏に抱かれて生きています。
40℃近くだと言われる鶏の体温。母鶏に抱かれることのないヒヨコたちは、人間の人為的な温度調整によってしか、生きられないのです。
それは、近代養鶏だろうと自然養鶏だろうと同じです。
いや、ニワトリ本来の生命力を目いっぱい引き出そうとする自然養鶏なれば、尚のこと、環境づくりが
重要だったのです。

反省しつつ、出来ることをやっていきたいと思います。
ヒヨコたち、・・・ゴメン。
RIMG0096.jpg
(みんな生きたかったろうにね・・・)
posted by 野良人イトウ at 23:18| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メノビレッジのななですー
ひよこさん、残念でしたね。
わたしも、二回ほど雛を育てましたが・・
毛布を朝に開けたら温度が下がってて、
バタバタと何羽か倒れていて
あわてて保温して・・・。
何度かやってしまったことあります。
「不自然」な飼育を
できるだけ「自然」にするって、
どういうことなんだろう〜と
答えがでて、また考えて、
頭をひねりながら、おいしいたまごを頂く毎日です。
Posted by なな at 2012年05月13日 12:48
ななさん、コメントありがとうございます。

やればやるほど、「自然」という言葉を安易に使いたくないなーと思うようになっていくイトウです。
「農は不自然な行為」。
ここをスタートにすることで、謙虚に、「どうすれば自然に学べるか」「自然に近づけるか」を考えられる気がします。

ヒヨコは、ほんっと、悔しいです。というか、悲しいです・・・。自分の至らなさが原因ですからね。
Posted by イトウシンジ at 2012年05月16日 16:54
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