2年前から飼ってる「Coccoさん」が5羽(去年まで9羽だったのになー)と3月に来たオンドリの通称「KICK」、6月に孵化してもうすぐ生誕3カ月を迎える「PIYO」改め「チビKick」、そして・・・先日あらたに加わったのが「追加のCoccoさん」。
追加のCoccoさんは、先日体験塾で行った「屠畜実習」の生き残りです。
お世話になっているメノビレッジから、実習用に8羽(もうすぐ廃鶏になっちゃう子たち)を分けていただいたのですが、予定よりも1羽少なくて済んだので、「んじゃあこの子は殺すこともないね」と仲間に加えたのでした。
と言ったものの、なかなか簡単にはいかないのが「仲間入り」。
人間の転校生以上に、新参者への対応は厳しいですからね、鶏は。
先日、間違ってチビKickが大部屋に入ってしまったときなど、寄ってたかって馬乗りになってつついていたそうですから(僕はその場面は見ておらず)、一筋縄じゃいかないのです(親子なのに・・・しかも隣の部屋にいつもいるのに・・・)。
置く場所もないので、チビKick用の小部屋を仕切って追加のCoccoさんを入れています。
よく考えたら、チビKickがオスだった場合、大部屋で飼うと1/5の率で近親相姦になってしまいます。追加のCoccoさんと仲良くやってくれるのが、一番塩梅がいいのでした(人間的には)。
緩やかに接点を持たせて、相性を見ています。
慣れてくれたらこれ幸い、です。
ところで屠畜実習ですが、なかなかよいプログラムになったと思います。
昨年は僕が指導したのですが、今年は僕の養鶏師匠をお呼びしました。東川でファームレラ&ファーマーズ・カフェ風土を営んでいる新田さんです。
社会的活動の一手段としてタマゴ屋さんをやってる新田さんからいろんな経験談や展望をお聞きしながら、午後には“自分の手で鶏を鶏肉にする”体験をしたのでした。
屠畜、僕は時々行ってはいますが、やっぱり1年に1度くらいは“自分の手で屠って食べる”ようにしたいと思っています。“殺して食べて、自分が生きている”ということを定期的に体に思い出させることが必要だと思っています。
自分にとっても痛い時間ですけれど・・・・・・・・やはり、身が引き締まる思いになります。
さて、肉は参加者の方に持ち帰っていただいたのですが、鶏ガラは少し余っていました。
余った鶏ガラからは、もちろんチキンスープをとりました。
いや、意図的にこの写真ではないです。
煮てる図の方がそりゃ美しいしわかりやすいんですけど、写真撮るの忘れたのでした。
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