2019年01月31日

醸すものたち。

『空と大地のヨガ』さんにて、今年も「発酵講座」をさせていただきました。
醤油と味噌について学び、一緒に仕込んでみる講座。
(本心では、醤油や味噌はあくまで「入口」なのですけどね)
ここ数年毎年企画していただいてて、僕も楽しみにしています。



初めは「醤油講座」です。
9.JPG


まずは、味見をしながら様々な醤油の特徴や成り立ちについてお話し、ざっくりと「醤油ってどんなものなのか」を知っていただきました。
味噌に比べると、日々使っている割に知らないことが多い醤油。
「醤油ってスゴイものなんだな」と感じてもらえたでしょうか。
P1271750.JPG

そして、「仕込み」です。
が、醤油の仕込みはびっくりするほど簡単、あっという間に終わります。
参加者の皆さんも、「え?これで終わり?」と驚かれていました。
P1271753.JPG
でも・・・
醤油づくり自体は、これが始まり。
これから数か月間、じっくりつき合っていただくことになります。



醤油を仕込んだ後は、発酵についての座学『小さなイキモノとの暮らし』です。
世界中にある多種多様な「発酵食品」がどんなふうに出来ているのか・・・。
そもそも「発酵食品」てどんな食べ物なのか・・・。
「発酵」ってどんな現象なのか・・・。

醤油や味噌の歴史も踏まえながら、ちょっとディープな「発酵学」に触れていただきました。
ベースになるのは、「生態系」「循環」への視点だと僕は思っています。
(たぶん他の方とはちょっと違う「発酵」のとらえ方かと思います)



続いて、「味噌講座」です。
P1271754.JPG

味噌の仕込みもカンタン。
工程はそれなりにありますが、ただ仕込むだけなら、誰かに習うまでもないくらい単純な作業です。
ただ、単純なようでいて、一つひとつの工程には意味があり、奥深い知恵の蓄積でできています。

僕は、味噌講座では、「自分がイメージする<作りたい味噌>をつくれるようになって欲しい」と考えています。
その為にも、出来るだけ作業の中の「何故?」を大事にとり上げています。

作業手順や材料について理解していただいた後、丁度良く煮えた大豆を配布。
主催者のチカゾエさんが前日に時間をかけて煮ておいてくれたものです。
P1271758.JPG
(実は、大豆の過熱の仕方や麹の扱いなどもとても重要です。もちろん講座の中で説明はしますが、きっと実際に自分だけでやる時にいろいろ迷う点もあるかと思います)

仕込みの作業。
麹を塩切りして、大豆を潰して・・・
P1271760.JPG

混ぜた後、それぞれの樽に仕込んでいただきました。
P1271761.JPG


仕込み作業終了後に、メンテナンスの仕方などをお話ししました。

その時点で講座の残り時間が5分ほどだったのですが、ちょっと超過して20分ほど、味噌や醤油と関係ないような「蛇足的な話」もさせていただきました。
が、僕にとっては一番伝えたい、大事な部分。
発酵と関係ないようで、実はとても深くつながる「この世界のしくみ」「イキモノのつながり」の話です。
DSCN8115.JPG

大急ぎで話したので(いつもそうなっちゃいます…スミマセン!)充分伝えられたかわかりませんが、味噌や醤油、発酵食品のスゴさや価値、面白さは、「体にいい」とか「美味しい」という視点だけではもったいないと僕は思っています。
「作り方」や「レシピ」も、ほんの一要素にすぎません。

それは、それらの視点が結局「自分」「人間」中心の世界観にあるからです。
もう少し視野を広げ、多角的に(死も含めた生命現象として)「発酵」を見た時、とても豊かで不思議な「いのちのつながり」を感じることが出来ます。
その「つながり」に自分も加わってる感覚を確認しながら楽しむとき、「発酵」「発酵食品」は何倍にも価値のあるものになるんじゃないか、と僕は思っています。



・・・というような話は、必ずしも誰にでも求められるわけじゃないのでちょっとドキドキしますが、今回来ていただいた方々はそこそこ楽しんで下さったようでホッとしています。

冬の間はこんな「出前講座」もちょこちょこやっていますので、ご興味ある方はご連絡ください。
春を待ちながら、寒仕込みを楽しみましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『My醤油を仕込もう2019〜大地からの一滴を味わう発酵講座』
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 @3月24日(土)13:30〜15:30(←募集終了)
      A4月上旬予定(←近日募集開始予定)
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<募集終了>
  〇日時 2月16日(土)9:15〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<募集終了>
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 12:01| Comment(0) | 発酵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

普通の人、が。

DAYS JAPANを定期購読して何年経っただろうか。
毎月の購読は決して安いものではないけれど、何にも縛られずにこれだけの内容を伝えてくれる媒体は今や少ないし、大手のメディアも入らない地域の現状を報せてくれるフリーのジャーナリストを支えることにもつながると思っている。
(2011年の1月にも、原発が危険な現状を特集していて、その2か月後にフクシマの事故があった…)

だから、先月『DAYS〜』の<休刊>を知って、かなりがっかりした。



そしてその数日後・・・
広河隆一氏への「告発」を目にした。

それからずっとモヤモヤしている。
広河氏の暴力、ハラスメントは当然許されない。
『DAYS〜』でも、幾度となく女性への性的搾取や暴力を取り上げてきただけに、「なんだ、お前もやってんじゃん」という声が上がるのも仕方のないことだと思う。
本当に悔しい話だ。腹が立つ。

でも、何だか広河氏に対しての「がっかりした」「お前もかよ」という批判の声を見ながら、妙な違和感も感じていた。
いや、もちろん僕も同じ気持ちを持つのだけれど、一方で「あり得ない話じゃないよな」とも思った。
それは、「人間だから」という意味で。
(どうやら広河氏の女好きは業界では知られていたらしいけど、僕はそんなことは知らなかった)。

広河氏は反体制の代表格の一人だけれど、だからと言って当然完全な人間なわけではなく、歪みもあれば間違いも犯す存在だ。
今回のような間違いを犯すことだって、可能性は常にあったろうと思う。

でも、いくら編集長だからって、そんな暴力的なことが明るみに出ずに隠されるとしたら(しかも何件も)、それは「構造的な問題」じゃないか?
広河氏の性欲や親父的ハラスメント体質よりも、そっちの方がずっと闇の深い問題に思えた。


あんなに貴重な、存在価値のある雑誌なのに、『DAYS〜』はどうなるんだろうか。
広河氏は編集長を解任されたらしいけれど、編集部はどんな状況なんだろうか。

そう思っていたら、2月号が届いた。
P1231718.JPG

「最終号となる3月号にて、この件を検証して報告する」とあった。
この雑誌の性格的に、ただの「スミマセンでした」では済まないだろうけれど、どうせ紙面を割くならば、広河氏を裁く視点じゃなく「こんなハラスメントや暴力行為が何年も明るみに出ずに継続された構造」をちゃんと伝えて欲しいと思う。



そして、僕にはおしどりマコさんの寄稿文以下の辺りが一番しっくりきた。

 すごい人なんかこの世にはいなくて、ずるいところも性欲もある普通の人間しかこの世にはいなくて、
 誰かをヒーローのように思うこと、神格化することは、ものすごく社会をダメにすることの一端だと思いました。
 誰かまかせの社会にすることと同じだと。
 すごい人なんかいなくて、普通の人がみんなそれぞれせっせと頑張ることでしか、社会はよりよくならないのだと。



人間は誰もが間違いを犯す可能性を持つ。
組織は必ず不健全な体質に変わっていく。

それを前提とし、自覚することで、はじめて正していく機会を持てるんじゃないだろうか。
僕が広河批判を見て感じた違和感は、それが「正しい側(と思いこんでいる側)」がら発せられているように感じたからだった。

僕らは正しくなんてないよね。
だから、互いに「行為」に対して改善を求めるくらいしかできない、と思う。
今よりも少しでもマシになっていくために。



真心ブラザーズの『拝啓、ジョンレノン』は、1996年に出た曲だ。
阪神大震災とオウムの地下鉄サリン事件があった、その翌年。


ジョンレノンを「現実見てないダサいおじさん」「バカな平和主義者」と歌うこの曲を聴いた時、僕は社会人になったばかりだった。
で、この曲にヤラレた感覚は、今でも僕の思考の基盤になっている。
誰かを特別視したり(良くも悪くもね)、崇めたりしない。
カリスマ的な人に対しては(どんなジャンルでも)疑ってかかる。その周辺の人々含め。

オウムの事件だって、狂った奴ら、悪い奴らが起こしたわけじゃない。
彼らは皆、普通の人。
普通の人が、時に人を殺し、時に人を救う。
それだけのこと、だと思う。


万能の、世界を救ってくれるヒーローだって、もちろんいない。
小さなことしか出来なくても、やるのは自分。
スゴイ誰か、じゃない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『My醤油を仕込もう2019〜大地からの一滴を味わう発酵講座』<受付中>
味噌とはちょっと違う醤油の仕込み。何が違うの?醤油ってどうやってできるの?
発酵や醤油について学び、自分の醤油を仕込む講座です。
  〇日時 3月24日(土)13:30〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<募集終了>
  〇日時 2月16日(土)9:15〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<募集終了>
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 16:15| Comment(2) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

雪が降る町。

今年は初雪が遅くてちょっと嬉しかったのですが・・・

12月半ばくらいからどんどん降り積もって、12月末にはちゃーんと窓も埋まる程になってしまいました。
P1041579.JPG

PC311574.JPG


北側の屋根は雪が落ちづらいので、ズルズル少しずつ落ち、こんな感じに。
P1101616.JPG
これは1月前半ですが、この後暖かい日に「ドン!」と落ちました。
擬音をつけるなら「パクリ!」ですね。


窓が埋まってしまうので、毎年何度か家の周りを排雪します。
一気にやるとシンドイので、今回は昨年末から何日かに分けて雪の山を(たぶん軽トラ何台分も)移動させました。
P1101622.JPG


雪が落ちづらい小屋関係は、雪下ろしをしなければなりません。
降り積もって固くしまった1.5m程の雪を降ろしていきます。
P1121630.JPG

P1111628.JPG



実は、一昨日くらいまで1週間ほど降雪が少ない日が続いていました。
この時期の当別では珍しいので、ホッとした数日間でした。

が・・・

昨日からは吹雪。
P1171656.JPG

横殴りの雪で、前が見えなくなることもしばしば。
P1171646.JPG

今日も、朝2時間くらい除雪しましたが、午後にはまた吹き溜まりが砂丘のように広がり、除雪車も通ったので道路際には雪の山脈が出来ていました。
P1171639.JPG



毎日毎日、除雪・排雪です。
ほんとに、毎日毎日です。

他の作業、労働に比べて「ムナシサ」がつきまとう除雪。
(作業自体はキライじゃないけど)汗をかき、時間をかけてキレイにしても、翌日(ひどい時には数時間後)には元の木阿弥になっているのを何度も繰り返さなければなりません。
旭川や稚内、名寄など冬のキビシイ土地に暮らしてきましたが、ここ当別町金沢の雪の多さはなかなか圧巻です。
ほんの10km離れるだけで雪が全然なかったりして、帰宅して雪の山を目の前にするのを繰り返すと、「なんじゃこりゃ〜」と松田優作ばりに叫びたくなります。

けれど、だからって「じゃあ引っ越せば」なんてことはあまり考えません。
引っ越すこと自体はカンタン。でも、どこであろうと、「今いる場所でできる暮らし方」を探っていく方がきっと面白いからです。
シンドイことも多いけれど、まあ、人間って世界中のアチコチで工夫しながら生きているわけで、当分はこの土地の「キビシイ冬」を味わっていくつもりです。
選択肢なんて、あまり人間にはイラナイのかも、とも思うこの頃です。

いや、愚痴は毎日こぼしますけどね・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<参加受付中>樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 14:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月11日

人と人が支え合うこと(追記)。

先日書いた、『なぜ人と人は支え合うのか』という本を読んで考えたことの記事で、1つ大事なことを忘れていたので追記します。
それは、「自立」のことです。

「支え合う」ことと「自立」。
やはりその両方が重要です。

一見相反するかのように思われる2つの理念の共存を、僕がスッと納得できたのも、障害児教育の実践の中でした。

20代の初めまで、「自分は自分」という「我」に固執していた僕は、障害児教育の現場で子どもたちとかかわった時に頭をガツンとやられたのです。
肢体や知的な面での支援を受け続ける彼らにとって「自立とは何か?」。
それが、「(訓練によって)自分で何でもできるようになること」だとしたら、彼らは生涯自立など叶わなくなります。
自立とはそんな限定的なものではなく、その第一歩は、「自分はこうしたい、という意思を持つこと」。そして、「出来る限りそれを伝えられること」なのです。
そしてその後は、思いを叶えるために、「見えづらい遠くを見たい時にメガネや望遠鏡を使う」ように、「高いところの物を取りたい時に台やはしごを使う」ように、社会的な支援や他者の助けを受けるだけのことなのです。


この考え方は、おそらく今の特別支援教育では当たり前になっていますが、僕が現場にいた時はまだ過渡期にあったと思います。
自分でできることを増やす「訓練」が、障害児教育の大きな要素でした。
(ただ、実は「訓練」も最近僕は少し見直しつつあります。頼まずに自分でできることの喜びも、当然大きいからです。要は、限られた時間の中で何を優先していくか、ということ。ケースバイケースでしょう)

とにかく、重要なのは、「私が私として、何を求め、何を願い、何をしたいか」を誰もが表現できること。
それを決定し、色々な手段で叶えようとする精神が、「自立」なのだと僕は思います。



面白いのは、重度障害者の方が実家や施設を飛び出して一般社会で「自立生活」を送ろうとし始めると、それまでよりずっとたくさんの「支え合い」が必要になる点です。
また、『こんな夜更けに〜』の主人公である鹿野さんが、社会保障制度が整わない中でボランティアを自ら募って「自立生活」をしていた時代に比べ、現在はかなり手厚く(例えば24時間有償の介助を使えるとか)なったものの、一方で以前は避けられなかった「介助者と被介助者が対等であることとは?」というぶつかり合いがなくなり(雇用関係になるため)、結果、人間としてのつながりも薄れがちになったのでは、というあたり。

「遠くを見る時に眼鏡を使うように障害者も支援を受けて自立する」と先述しましたが、人に何か手伝ってもらう時は眼鏡をかけるように簡単にはいきません。
お互いに心があるのですから、当然眼鏡をかけるのとは違う難しさが生じます。
そこと向き合っていくことも、「自立」の1つかのかもしれません。

きっと、ストレスなく暮らすことだけが良いのではないと思います。
明確な答えなどない中で、自己主張し合い、手探りしながら、互いに悩みながら「落としどころを見つけていく」ことが人を成長させるような気がします。


P9240686.JPG

すべての人が、誰かの助けを借り、支えられながら生きています。
一方で、誰かのある部分を助け、支えながら暮らしています。
「こう生きたい」
「こう生きよう」
という意思を持ちながら、けれども支え合っていることを自覚していたいとあらためて思いました。



「まとめ」というわけでもないのですが・・・
自然に近いところで自給的に暮らす日々では、まさに無数のイキモノとの「支え合い」を実感します。
「自分は一人で生きている」なんて、天に唾を吐くようなものだとわかります。

同時に、常に自己決定が必要です。
自分で学び、考え、自分で決めて実践する、その繰り返し。
けれど、その「決定」のための要因がほとんど、自分以外の要素(「他のイキモノの様子」や「天候」など)だったりするのも、なかなかフクザツで面白いところです。

「自立」と「支え合い」。
それらはきっと、混じり合って存在する僕らの暮らしの軸なのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<参加受付中>樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 10:52| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

Coccoのあれこれ〜2019冬。


通称・ママコッコ(毎年抱卵する子)が、昨年春も卵を温めました。
まぁいろいろありまして、2か月以上はじっと温め続けたママコッコ。
フラフラになるまで頑張って、7月末に4羽のピヨコが誕生しました。


今年は春に雛を入手できなかったので、この4羽が全部雌であることを願いながら育てました。
途中で1羽死んでしまいましたが、秋に7羽の大雛を購入、「10羽いればまずまずだな」と思いながら育て・・・
PA230943.JPG

3冬目を迎える高齢Coccoさんはもうこの冬はほぼ卵を産まないと思うので、申し訳ないけれどお役目御免で何羽かいただきました。
IMG_20181103_095617.jpg
まだこの子たちは10羽近く残っていますが、2018年の12月から卵はほぼ産んでいません。
可哀そうだけど、最後に食べるのも、飼う者の務めだと思っています。

そして、11月末くらいから生み始めるかな?と思っていた若Coccoもなかなか産まず、ウチでは久しぶりに「卵を買う」という事態になっています。

一方、7月生まれのピヨコ3羽。
生後5か月経って・・・

ちょっと残念なことに・・・

こうなりました。


今年孵化して元気に育った3羽のうち、2羽が♂。
ウチにはすでに、一昨年生まれの若い♂(キック4世)がいるので、実は♂はこれ以上イラナイのです・・・。

♂を3羽も飼っていられないので、早めに〆て食べた方がいいよなあ…と真剣に悩み中。
でも、2羽とも結構人慣れしてメンコイのです。
まだ肩乗りしたりもします。
ほんと、迷うところです・・・。
(どなたか欲しい方はいませんか?)



年の瀬も押し迫ったクリスマス過ぎ。
ようやく、大雛で買った若Coccoの初卵がありました。
PC291572.JPG

今のところ1日1〜2個(時々0個)くらいですが、これから春に向けて少しずつ数も増えていくでしょう。

Cocco達にとってもキビシイ季節がしばらく続きますが、冬至も過ぎ、お日さま時間が長くなるのを僕ら以上に感じている彼女たち。
寒さに負けず、(卵はそんなに産まなくていいから)元気に過ごして欲しいです。

Coccoさん、今年もよろしくお願いします!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集中>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 06:57| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="http://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">