2013年01月04日

気難しい「自然」に抗うすべ。

冷え込みが厳しくなり、油断すると水道が凍ってしまうので、基本的に水は元栓から止めています。
昨年の今頃は、週に一度元栓を開いて風呂を沸かし、その湯で洗濯をし、100リットルのタンクに水を貯めてまた1週間過ごす・・・という生活をしていました。
RIMG1160.JPG

それはそれで可能なのですが、今年はもう少し近代的に、「2日に1度、水道を使う!」ことにしました。
なので、こんな感じで水を貯めておきます。アウトドア用の16リットルタンク(コック付き)となべやかんフル活用。
DSCN2520.jpg
もちろん、ストーブでお湯が湧いたらすぐに魔法瓶へ。
排水は、全てじゃないけど下のバケツに貯めてトイレを流すのに使います(水だけだと排水管が凍って流れなくなるので、これにお湯を足します)。

今んとこ、まあまあ快適に水を使えています。
(それでも水道を普通に使ったときは、「なんて楽なんだー!」と毎回感激しますけど)




昨年の今頃は、冷蔵庫も使っていませんでした。
「どうせ全部凍って冷凍庫になるんだし。少し暖かい(?)部屋を冷蔵庫にすればいいんだし」と思ったからです。
けど、これにはやっぱり落とし穴があったのでした。
「自然のまま」だと、どうしても気温が安定しないからです。
それなりに寒さが続けば「冷凍状態」を維持できますが、突然「ほわっ」と暖かい日が訪れると、それで(気づかぬうちに)全部いっぺんに解凍されて、食べ物が傷んでしまう、ってことがしばしばあったのでした。
冷凍・冷蔵を部屋で分けるのも結構難しく、家を丸一日空けたりしたら全部丸ごと凍ってしまいますし・・・(一度凍らせると食べ物は劣化しますし)。

とにかく、「寒いんだから冷蔵庫なんてイラナイ!」とは簡単に言えないのですね。
人間は、「不安定な自然」に対抗するために、「安定して暮らせるため」の文明を気づいてきたのだなあ、と実感させられます。
例えば農薬や食品添加物だって、それを「スバラシイ!」と受け入れてきた背景には人間のトラウマがあるような気がします。
「ままならない自然」「驚異である自然」にやられっぱなしの人間が手に入れた魔法。
「なんてスゴイものだろう!」「ありがたい!」って感じて、それに頼り切っちゃうようになるの、わかります。
最初から「安全で安定した秩序」に囲まれた「都市型近代生活」からは想像もつかない恐怖心やトラウマがあったのではないか、と思います。
だから、ここで暮らすようになって、逆に、除草剤や殺虫剤や食品添加物や過剰なほどに家を温める北海道の暮らし方を否定できなくなりました・・・。

ま、僕には必要ないですし、そんなトラウマを振り払って意思によって「変えていく方がいい」と思っていますけどね。



とにかく、冷蔵庫は最低限の冷凍・冷蔵キープのために使っています。
「冷蔵室」に置いてはいますけど。
DSCN2541.jpg
ここが冷蔵室。概ね5度以下です。
いろいろな瓶詰め、乾物などの保存食もここに。
熟成中の味噌や醤油の樽もここで保管しています。
つまり我が家の食料基地です。
(これがあれば、1ヶ月籠城できます!)

そうそう。
冬に楽しむつもりで昨年10月に仕込んだビールだってさ、うっかり寒い部屋で凍らせちゃったら、全部ダメにしちゃったんです。
DSCN2535.jpg
半分くらいの瓶は割れ・・・中で氷山になってるのは、融かしても不味い・・・。
DSCN2536.jpg

なかなかね、難しいです。
自分で実際にやってみて、時間をかけてわかってくることばっかり。
何度でもやり直せますけどね。

posted by 野良人イトウ at 09:41| Comment(2) | くらし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="https://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">