2018年10月12日

虫喰う人々。

アフリカのウガンダに、1ヶ月くらい滞在してた時のこと。
僕はその時、アフリカ大陸を旅行中でした。
アフリカの真ん中へん、ビクトリア湖の近くにある小さな村で孤児院の手伝いをさせてもらっていたのです。

ある日のことでした。
子どもたちがうひゃうひゃ言いながら集まって地面に這いつくばっています。
「何やってんの?」と、近寄ってみると・・・彼らは、アリの巣をほじくっています。
で、そこからわらわらと飛び出してくる羽アリを、先を争い口に放り込んでいたのです!
「うわ!」

いたずらっ子が僕の口にも一つまみ押し込もうとするのを年上の子が制して、「こうやって食べるんだよ」と虫の一部をむしってから僕にくれました。
口に入れると、はたしてその味は・・・「う〜ん、まぁまぁ」
ギラつく赤道直下の太陽の下で食べたアリ、匂いはあんまりなくて、ちょっと甘かった気がします…。



虫食
たいていの人は「うぇ…」と顔をしかめるけれど、世界中で子どもたちにとっては貴重なおやつです。
大人にとってももちろん御馳走で、炒って塩で味付けたものは地酒を飲むときのおつまみにちょうどよかったりします。
アジアでもアフリカでも、何種類もの「虫」がバケツに山盛りで、市場で堂々と売られているのを目にしました。
よく食べられるのは、バッタやコオロギ?の仲間かな。
NCM_1042.JPG
そう!「虫食」は、世界中いたるところに今でもある習慣なのです。

20年くらい前に「虫入りキャンディ」が流行ったことがあって(飴の中にイモ虫=ミールワームが入っていた)あれは「キワモノ」として流行ってたけど、あんなのは実は本来、ゴチソウの部類なのだと思います。

調理方法も、炒ったり焼いたり蒸したり煮たり、スープに入ってたり、といろいろあるけど、一番食べやすいのは「油で揚げる」でしょう。揚げてしまうと、人間はたいていのものをまぁまぁ美味しく食べられる!
これはホントです。
天ぷらにすると何でも結構旨いでしょ。



・・・と、いうわけで。
採取した「ハチノコ」を食べましょう。
IMG_20180921_094846.jpg

まずは乾煎りで・・・。
生でも食べられると言いますが、やはり少し熱を通した方が「安心感」がありますので。
このあたりのリスク回避は結構重要だと思います。
IMG_20180922_183143.jpg

美味いです。
ちょっと癖はあるけど、白子のような、濃厚なミルクのような。
タンパク質の塊ですからね。

美味しいけど飽きるので、たくさん食べるには揚げるのが良いかもしれません。
天ぷらに。
P9260740.JPG
美味いです、普通に。
醤油味の佃煮にもしてみたけれど、素揚げくらいが一番旨い気がします。

どんどん生きが下がってしまうので、残りは冷凍しました。
これで好きな時に食べられます。



まあ、今の日本じゃキワモノ扱いの「虫食」ですが、身の周りにいる虫のほとんどは、実は食べることができるようです。
僕もさすがにまだ食べたことないけど、ハエの幼虫(=ウジ)などはかなり美味しいようだし、すりつぶしてお団子にしてもいいかもしれません(つみれ風)。
厄介者のカメムシなんかも上手に臭みを取れば食べられるみたいです。
イナゴの佃煮なんかは、今でも信州や東北で売られていて、あれはふつうにご飯のおかずです。
だって、エビみたいなものですからね(足が口触り悪いのもエビに似てる)。
日本だって、かつてはなかなかの虫食国だったのに、もったいないですね。

そもそも、ヒトの食生活において、昆虫食は重要なものでした。
虫は、もともと人間の主食!だったという話も聞いたことがあります(そこから果実食となり、狩猟肉食、農耕穀物食をするようになっていった、と・・・)。
タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル…僕らが必要とする栄養のほとんどが、虫の体には含まれているのだそうです。

そんなわけで、「貴重な食材である虫を見直そう!」とする動きがあります。
豚や牛に比べ、タンパク質を効率的に生み出してくれるため、養殖すれば人類の食料問題・環境問題を解決するかもしれないのです。

僕も、以前からの課題としての「虫食」、勉強していきたいと思っています。
発酵食もそうなんだけど、「ゲテモノ」としてじゃなく、食文化の研究として、マジメにね。

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『明日のためのタネ採り講座』<参加受付中>
当たり前にあるけれど、タネっていったい何?・・・というところからスタートし、タネという存在についてちょっと考えてみましょう。
タネに親しみ、「自家採種の意義」を考えながら、実際に10種類ほどのタネ採り実習を行う講座です。
  〇日時 10月14日(日)10:00〜12:00
  〇場所 当別町金沢147‐1
  〇内容 ・自家採種の目的、意義(座学)
     ・タネとり実習
  〇参加費 1500円
  〇定員 12名


『倒木からゴッホの椅子をつくろう』<参加受付中>
台風で倒れた裏山のエンジュの木を使って、椅子づくりを行います。その場で生木を割って削り、座面を編みこんでつくる、少し小さいサイズの「ゴッホの椅子」。倒れたままの木から、2日間かけて行う椅子づくり講座です。
講師は、むかわ町で木育に取り組む草刈万里子さんです。
  〇日時 10月27日(土)〜28日(日)
  〇場所 当別町金沢147‐1
  〇内容 ・丸太から切り出して椅子づくり
  〇参加費 15,000円
  〇定員 6名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。

posted by イトウ at 09:38| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

スズメバチとの遭逢。

8月半ば、友人Fさんが遊びに来た時に「あれ、蜂の巣じゃないですか?」との一言。
P8160444.JPG
た、確かに・・・。

山の小屋の軒の、一番高い棟部分に蜂の巣が。
P8160442.JPG
まさにあれはスズメバチの巣ですねえ。
しかもオオスズメバチっぽい・・・。
春先に一度、作りかけの巣を撤去したのですが、こんなに大きくなるまで気づかないとはナサケない。



さて、どうしましょう。
キケン生物!と言われるスズメバチを放置しておいて良いものでしょうか?
2年前には母屋の軒に営巣されて、その時はたくさん人が出入りする直前でもあったので、業者さんに撤去してもらいました。
1万2千円くらいかかったかな。
(刺されてないけど、痛かった…)

費用が高いのは(仕方ないけれど)困りものです。
でも、もっと困るのは・・・殺虫剤です。
業者さんに頼むと、巣の内部にも殺虫剤をガンガン噴出して殺すので、巣の中の幼虫も食べることが出来なくなるのです・・・。

そう・・・
どうせ獲るなら僕は幼虫を食べたいのです!



迷って、スズメバチ愛好家の方(本当にいるのです)に聞いてみたところ、「スズメバチは実はそんなに攻撃的ではないから、巣に悪戯とかしない限りは放置しても大丈夫だと思います」とのこと。
「むしろ、肉食系なのでアブやブヨを食べてくれたりもしますし、生態系的に結構重要ですよ」とも。

そ、そうなんだ・・・。
確かに今年はブヨが少ない気もするし、生態系を考えたらいたずらに除去して良いものでもないですよね。
それなら、しばらく放置して観察してみましょう!

ということで、2〜3週間ほど放っておきました。
うんうん、なるほどゆっくり動いていれば、蜂たちもコチラに近寄っては来ない様子。
「どうせ10月末になれば巣もカラになるしね」



ところが。
「どうにも今年はトマトの食害が多いねえ」と訝っていたのですけど・・・その犯人が。

彼ら、と判明。
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メチャクチャ喰ってます。
貪り食ってます。

畑のモノも食べるんじゃ、困るなあ。
うかつに実に手を出せなくなるし。
(子どもが知らずに触ることだってあるかも…)


「やっぱり撤去した方がいいのかもね」
(でも、どうせもう1か月くらいだしなあ…)
と思っていた矢先、台風で山の小屋の脇のエンジュの木が倒れてしまいました。
P9070436.JPG

やむを得ず、チェンソー片手にそれを整理していたところ・・・
「(# ゚Д゚)ヂクン‼」

手首に激しいショックが。

叩き落したのがコイツ。
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まあ巣の下でワサワサ動いてブンブンチェンソー振り回していたのですから、蜂から見れば「巣にとってキケンな輩」と思われても仕方ないのですが・・・

でも、やっぱり刺される可能性は何気ない場面でありそうだし、刺されたのが僕以外ならちょっと困りものです。
(僕だってアナフィラキシーショックも怖いし…)

と、言うわけで・・・

ホーネットハンター、出動!
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この防護服は、役場で無料で貸してもらえました。ラッキー!

前日、練習として防護服を着用し、撤去の準備をします。
おお、蜂の巣、さらにデカくなってる気が…。
P9070409.JPG

しかも、フクザツなくっつき方しています。
一か所で付いてるなら「スポン!」と袋に落としてしまえばいいのですが、そう簡単にはいかなさそうです。
(7,8面にクネクネと付いてます…)
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高さも、2連梯子でようやく届く位置。
(真下は溝などがあってこんな傾きにしかできず)
P9200522.JPG

とにかく、いろいろと難儀な点も多い「スズメバチ撤去・初体験」です。
夜中がいいか早朝がいいか迷ったけれど、やっぱり視界が悪いのは不可能っぽい気がするので、早朝に決行することに決めました。



朝4時半起床。
防護服を着て、グッズを確認して、日の出直前の刻・・・いざ出陣!
(前日の経験で、やたらとヘルメットの面部分が曇ることがわかったので、口には氷を含み)

すでに数匹の蜂が飛び回り、入り口付近には見張り役の蜂が数匹たむろしています。

「シャー!」と殺虫剤で周辺の蜂をやっつけてから、「ペタン!」。
とりあえず両面テープでつくった絆創膏を貼り、そのうえから厳重にガムテで出入り口をふさぎました。
P9210525.JPG
が、これは失敗。
風が吹いたら、ガムテごと全部とれてしまいました。

再挑戦です。
あらためて小さめの絆創膏を貼り、外に出ている蜂をある程度殺します。
P9210527.JPG

その後は、袋をかぶせながら、手で巣を外し、少しずつ全体をくるんでいきました。
作業の方針が決まると、それほど難しくはありませんでした。

・・・採れました。
袋の中ではヴンヴン羽音を立ててスズメバチが怒り狂っています
(ということはなく、実際は彼らもただ困ってるんだと思います…ごめんよ)
P9210531.JPG

巣の後はこんな感じです。
P9210532.JPG
時々外出していた蜂が戻ってきて、「あれ?おかしいなあ?」という顔?でウロウロしていました。

これは一部ですが、本当に美しく立派な「王国」です。
幼虫もたくさん。
蛹もたくさん。
蛹は日に何匹か羽化して、成虫となってしまいます。
P9250728.JPG

さて、これをどうしましょうか。
無下に捨てるわけにもいかないでしょう。
P9250723.JPG

というわけで、次回、『虫喰う人々』につづきます。



<今回のまとめ>

防護服があれば、スズメバチの巣の撤去は簡単。
出入り口をふさいで(←これは自分で考えた方法!)、厚手のビニル袋に入れるだけ。
2〜3時間日当たりの良いところに置いておけば、成虫はほぼ死滅します。
1つ問題があるとすれば、防護服はあまりに気密性が高いので、自分の汗で服内が湿度100%になって結露して視界が滅茶苦茶悪くなること(僕は最初、自分の息で曇るのかと思って氷を口に入れてたけど、結局問題はは汗でした)。

でも、巣のあった付近を困ったようにウロウロしてる蜂を見て、申し訳ない気持ちにもなりました。
帰る場所をなくしたんだよなあ・・・。
できれば、放っておいてあげたいもんだなあ、とも思ったのでした(喰うケド)。

まあ、もともとは僕らの方が後からやってきてエラソーにしているのだろうね。
まったく人間てヤツは…。


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『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2018』<参加受付中>
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  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
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  〇講師 伊沢正名さん


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  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
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posted by イトウ at 09:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

時にはちょっとサバイバルな夜を。

5,6年前から『プチサバイバルキャンプ』というのを行っています。
当初は、体験塾の通年コースのプログラムの1つにしていました。

311を経て、近代のインフラに過度に依存することの危険性を再確認しましたし、大きなシステムに暮らしをゆだねきることは、自立とはかけ離れた「家畜化状態」なのではないかとあらためて思ったからです。
また、例えば「火を生み出し、しっかり燃やす」ということだけでも、とても知的でエキサイティングな学びになります。
物理学です。
サバイバルって実は、「身体を使いながら科学を学ぶ」とても有効なチャンスなのだと僕は思うのです。

ここ数年は、友人を誘って、年に1度の楽しみとしての『サバイバルナイト』を過ごしています。
ロープワーク練習したり、火を熾して薪でご飯を炊いたり、ドラム缶風呂に入ったり、テントも張らずに「野宿」してみたり。
毎年やっていますが、やる度に新しい発見があったりもするのでした。

今年は8月末に予定していましたが、台風の為に延期していました。
9月の初めに大きな台風と地震、大規模停電などがあり、あらためてこの企画の重要性を感じさせられました。
そこで、今年は「みんながマッチがなくても火が熾せて、薪を焚いてご飯くらいは炊けるようになろう!」という目標で行いました。



使える水は、このタンク1つ(飲料・調理用、10人くらいで1日分)と・・・
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溜めてある雨水。
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トイレは、「水洗は使えない設定!」で、コンポストトイレか・・・
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ここ(ひょうたんトンネルの下)。
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そして、お風呂はこれです。
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電気はもちろん、懐中電灯とソーラーパネルで充電したバッテリーからのものだけ。
あとは、「火」ですね。
そんな設定を確認して、さあ「プチサバイバル」スタートです。



まずは、火熾ししましょう。

今回はメタルマッチもありましたが、それでは簡単すぎちゃいます。
せっかくの機会ですから、やっぱり「きりもみ」「ゆみぎり」「マイギリ」・・・という経緯を踏んでいきましょう。

さあ、きりもめ!
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きりもめっ!
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きりもめ〜・・・。
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・・・きりもんで〜・・・。
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やっぱりキビシイので、満を持して登場、最新機種(笑)。
無題.jpg

まあ、これを使ってもそんなに簡単ではなく、動画で長ーいドラマも撮影してあるのですけど、それは割愛して。
もくもくもく・・・「よし、この火種があればイケるぞ!」というところから。

「ふぅ〜〜〜〜〜」細く長い息で、火種を大切に育てて・・・
無題1.jpg

「ぼうっ!」
やった、点きました!
無題2.jpg
これで、今年もご飯やお風呂にありつけます。あー良かった。
(でも、いつかは「きりもみ」か「ゆみぎり」でちょいちょいと点けられるようになりたいですねー‼)

おっと・・・
火がついたからといって安心はできません。
この火を少しずつ大きくし、薪にまで移して火を安定させるにも、それなりのコツが必要です。
慣れている人には簡単なことですが、せっかくなのでみんなが出来るようになって欲しいので、しばし練習タイム。


で、この後は、まあ(なし崩し的に?)「冷蔵庫にあったから早く食べなきゃ」という体で、いろいろ美味しいものも味わいました。
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スウェーデントーチも面白い。
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ハチノコも食べてもらいました。
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羽釜ご飯や「サバ飯」(←空き缶やビニル袋で炊くご飯等)もやったのですが、写真も撮り忘れたし、割愛。
各種自酒も味わいながら、楽しく夜は更けていきました・・・。
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(結構雨にも降られたけれど、ご愛敬。サバイバルナイトですから)


オハヨウゴザイマス。
僕の寝床です(一応ギリギリテントの下。夜空は見える位置)。
向こうであえて<テントの外>で寝てるのはケージ氏。勇者だ…。
「野宿」もこの企画の大事なところです(笑)。
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皆さん、朝から熱心に火おこしの練習しています。
メタルマッチや乾電池ショート式など、いろんな方法を覚えておくといいですね。
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火がついたので、朝ごはんです。
残ったカレーと棒パンと・・・
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残りご飯で五平餅!(美味!)
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サバイバル感がだんだん薄くなって、ただ美味しく楽しいだけになっていますが、一応全部薪調理。
電気、ガス、水道など、近代のインフラが使用不可になった時にでも、それなりに楽しく暮らせる「構え(心と技)」はやっぱり大切ですね。

太陽熱調理器・エコ作くんで、デザートづくりまで。
P9230599.JPG



地震や停電を経て、少しリアルな気分で行った今年の『プチサバイバルキャンプ』。
でも、思うのは、そんな「非常時」を想定しなくたって、充分楽しい「遊び」だということです。
そして、「なくたって平気だよ!」と言える逞しさをみんなが持てば、僕らはきっと「家畜状態」から少しずつでも脱していけるんじゃないかなーとも思うのです。
「電気がないと困る!」⇒「やっぱりソーラーパネル欲しい!」というんじゃなく、「ソーラーパネルも持ってるし、でも、その前提となる<暮らし方>も自体も変えちゃおう!」って発想になったらいいんじゃないかな。
(電気もモノも、「あるものでどうやって楽しく暮らしていくか」ってのが醍醐味だからね!)

こっちの方が面白いよー。
ってことを伝えていかなきゃ。

きっとその先には、原発も戦争もイラナイ未来があるはずさ。

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posted by イトウ at 06:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

下川町にてウンコを語る。

下川町で「コンポストトイレ」の講座をさせていただきました。
下川は以前よくお邪魔していた大好きな町なので、「NPO法人森の生活」さんより講座の依頼を受けて、まず「やった!下川に行ける!」と喜んでしまいました。

それはさておき、コンポストトイレについて「講座」としてお伝えするのは実は初めてなのです。
需要もよくわからないし、「つくる」ことよりも「維持」しながら課題が生まれるのがコンポストトイレなので、自分で講座として企画したことはありませんでした。

が、自分の実験的なコンポストトイレ使用を始めたのは約10年前。
それから数々の失敗をしながら、コンポストトイレを実践してきました。
排泄の問題は、このブログでも何度も記してきた通り、僕にとって核になるテーマの一つですから、こういう機会をいただいたことは僕にとってもチャンスです。
とても嬉しくて、張り切って準備させてもらいました。

さらに、今回は「トイレづくり」ともう一つ、「トイレのための小屋づくり」も行うことになり、盛り沢山の2日間となりました。
(結構なボリュームの仕事となったので、ほとんど写真も撮れませんでした…苦笑)



9月15日(土)は朝4時半に家を出て、下川町へ。
講座は10時からだったのですが、基礎からつくって1日である程度小屋を建ててしまわなければならなかったので、できるだけ早くに着きたかったのです。
高速を使って3時間、7時半には会場となる下川町の美桑が丘に到着しました。
さっそく、遣り方を組み、材料の下準備・・・。
(実はかなり重要な材料を忘れており、名寄市に買いに行ってもらったりもしました…汗)

10:00、いよいよ小屋づくり開始です。
一往「講座」という形式をとっているのでところどころ説明しながらなのですが、あまり丁寧にやっていては作業が進みません。
ちょっと強引かなあ、と心配しつつもどんどん仕事を割り振って作業を進めました。
P9150483.JPG

独立基礎を入れて・・・
パネルをつくって立ち上げて・・・
防水シートで囲んだところでこの日は終了。
(残念ながら、目標にしていた屋根下地までは出来ませんでした・・・そりゃそうだ)


2日目10:00からが、今回のメインである「コンポストトイレ講座」なのですが、小屋もある程度仕上げてしまわなければならないので、朝の5時半ころから僕は作業開始(まだ暗い時間帯…)。
助っ人が来てくれたこともあって、垂木をかけるところまでは朝の時間で出来ました。
P9160488.JPG



頭の中を切り替えて・・・!
さあ、いよいよコンポストトイレ講座です!

午前中は座学で、じっくり僕が考えていることを話させていただきました。
ウンコのこと。
土のこと。
コンポストのこと。
地球上の終わりなき「循環」のこと。

そして、そういう視点で見た時、いかに現代の「快適な水洗トイレ」が歪かということ・・・。

いえ、水洗トイレを悪者にするつもりはないのです。
今の社会、都市という空間では必要なものでしょう。
ただ、それがどのような仕組みで維持されているのかを知り、これまでの「常識」に少し違和感を感じてもらえたら、僕が今回伺った意味が生まれるような気がするのです。


みくわのメンバーの方々による美味しい昼食をいただき・・・
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午後は、実際のトイレづくりと既製品のコンポストトイレの観察など。
自作のトイレは「屎尿分離型」。
それに対して、今回森の生活さんで購入したのが「一体型」。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、それをできるだけ詳しく説明しました。
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はっきり言って、コンポストトイレの「維持」は簡単ではありません。
「すぐ故障する」なんて声を聞いたこともあります。
「故障」というのが、装置の問題なら仕方ないですが、コンポストトイレを製品化している会社に寄せられる苦情の多くは、「うまくコンポストにならない」とか「ニオイや虫が出て不快」というような話のようです。
P9160497.JPG

難しい問題です。
何故なら、コンポストトイレは、ただの機械でも道具でもありません。
「モノ」という感覚では、きっとうまく維持できないのではないかと思います。
大事なのは、このトイレに対し「生き物としてかかわる」愛情なのかもしれません。

今回の講座を経て、僕もいろいろな気づきがありました。
まず、コンポストトイレを考える時一番の課題となるのが「設置場所」だということです。
どうしても「造り」や「維持管理」に焦点を向けてしまうのですが、水洗トイレしか選択肢のない日常にどうやってコンポストトイレを導入するか・・・それを僕自身ももっと真剣に考えていきたいと思います。
(最近の僕は、コンポストトイレすら使わずに「山で用を足す」のが当たり前になっているので…)

「都市のアパートでも試せるコンポストトイレ」。
興味を持った誰もが一歩を踏み出せる方法を見つけなければなりませんね。
だって、「ゴミとして水に流して大量のエネルギー使って誰かに処理してもらう」よりも、「人間以外の他の生き物と同じように、自分の出すものも誰かの糧になって循環する」方が気持ちがいいですから。


10月7日(日)には当別に、ウンコの神様…いや、糞土師・伊沢正名さんが来ます。
伊沢さんにも「都市型コンポストトイレ」のアイデア、相談してみようと思います。



さて・・・
講座の後は、夕暮れまでまた小屋づくり!

日没ギリギリまで作業して、何とか野地板を張り、下地の防水までは出来ました。
うちで造っていった建具(ドア、窓)も入れたので、なかなか素敵な雰囲気になっています。
これから下川の皆さんでちょこちょこ作業をして、「トイレ小屋」完成してくれることになっています。
P9160499.JPG

このトイレに会いに、また下川にも行きたいな!

そして、コンポストトイレについてももっと研究を重ねて、皆さんにお伝えしていけるようにしようと思います。
ウンコ問題、それは生物の1つである人間の、水に流しては終われないテーマです。
伊沢さんの言葉を借りるなら、「ウンコは良識の踏み絵」。

マジメに、楽しく、もっとウンコの話が出来ますように・・・!


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『秋山散歩。』<参加受付中>
ネイチャーガイドの喜多としろうさんに案内していただきながら、裏山を探索します。
秋の植物やキノコなどの様子を観察し、季節による変化を楽しみましょう。
  〇日時 10月6日(土)13:30〜16:30
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん


『明日のためのタネ採り講座』<参加受付中>
当たり前にあるけれど、タネっていったい何?・・・というところからスタートし、タネという存在についてちょっと考えてみましょう。
タネに親しみ、「自家採種の意義」を考えながら、実際に10種類ほどのタネ採り実習を行う講座です。
〇 日時 10月14日(日)10:00〜12:00
〇 場所 当別町金沢147‐1
〇 内容 ・自家採種の目的、意義(座学)
     ・タネとり実習
〇参加費 1500円
〇定員 12名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 22:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月13日

やっぱり「独立型」でいこう。

台風の翌朝(深夜)に大きな地震、で、直後から停電。
結果的にここ当別はかなり早い段階で電源復旧したこともあり、ほぼ困ることはなかったのですが、久しぶりに自分のソーラーシステムと向き合ったので記しておきます。

僕は200wのソーラーパネルとシステム、もう一つ20wのパネルとシステムを持っています。
実は、ここ1年半ほどそれらを使っていませんでした。
バッテリーが弱っていたので充電がままならなかったのと、山の小屋をオフグリッドにするのでそちらで使おうとパネルを母屋から外してしまっていたからです。

理由はあるのだけれど・・・まあ、気が緩んでいた、ということですね。



それはさておき、6日の朝イチでソーラーパネルを母屋に戻し、バッテリー等のセットを部屋の奥から引っ張り出しました。
天気はまあまあ。
200wのシステムなら、照明や携帯充電はモチロン、パソコンもラジカセも使えます(冷蔵庫は厳しいけど、Wifiはイケる)。
「さあどのくらい発電してるかな♡」とわくわくして、パネルとチャージコントローラーを接続。

ところが・・・
システムの中心、大事な制御装置であるコントローラーが動きません。
P9060398.JPG

「あれ?しばらく使っていなかったからなあ」
「壊れちゃった?」
「あ、そうか。バッテリーを先につながなきゃダメだったんだ」

一度取り外し、バッテリーとコントローラー、そしてパネルを接続しました。
これでコントローラーがピピっと作動するはず!

が・・・
やっぱり動きません。

いろいろつなぎ直したりしたけれど、結局200w用のチャージコントローラーは動かず。
「チャジコン、壊れちゃってたか…」
過重電などを防ぐ制御装置であるこの機械が壊れていると危険なので、このシステムはあきらめることにしました。
(その後また調べて、結局バッテリーがダメになっていることが原因と判明)



情報源であるラジオは、小さな発電機のついたものを使っているので問題ないのですが、意外と電気喰いのスマホがお腹を空かせていました。
「ダイジョウブ!うちにはもう一つシステムがあるじゃないか」

P9060401.JPG
今度は20wの方を取り出し、組んでみました。
コントローラー(小)、バッテリー(車用)、20wパネル…と接続すると・・・

「ピカーン!」
コントローラーの電源が入って、緑のランプがつきました。
「よし、こっちはOKだ!」

以前住んでいた古い家で、コンポストトイレを置いていた縁側に設置していたのがこのシステムでした。
12V用のLEDで照明メインで使っていたのです。
今の家に越してきてからは、あまり必要性を感じずに、物置に積んであったものでした・・・。



朝の強い光を受けて、スマホもぐんぐん充電されていきます。
シガーソケットから直流で使えるアダプタもあるので、パソコンも充電しておきました。
(このシステムでは100Vに変換するインバーターは使いません)

今回使ってみた実感としては・・
「20wでまずは充分じゃん!」
です。
P9060399.JPG

日常的にいろんな機器を使いたいなら、600wくらいのシステムを組みたいところですが(山の小屋にはそうするつもり)、主に非常用とアウトドア用くらいに考え備えておくなら、20w程のシステムがあれば充分。
コレのあるなしで、安心感がまるで違います。

情報共有するためのスマホを維持できて、夜は少し明かりをくれる。
なんて頼もしい存在でしょう!



エコビレッジライフ体験塾では毎年、由仁町の早川さん(イオさん)に来てもらって、『独立型太陽光発電講座』を行っています。
今年も8月に開催しました。
でも、実は今年の参加者は3名でした(過去最少)。
P8180469.JPG

イオさんによると、「ここ数年はどんどん道内でのソーラーの講座が減ってるんだよね…」とのことでした。
原因はいくつか考えられるのですが、一番は311の時の危機感が薄れた、ということなのだと僕は思っています。

それと、例えば講座で100wのシステムを組んでみた時、皆さんどうしても発想として「これで何がどのくらい使えるの?」と考えます。
もちろん当然のことなのですが、「お日様が照っていればこのくらいイケるけど、夜になったら照明がこのくらいかな」と伝えると、「ああ(たった)その程度か…」と思われる方が多いような気がするのです。

金額的に手が届く大きさと、日常的にオフグリッドできる大きさ・・・
それがなかなかマッチしないのかな、と思います。
その感じは僕にもあるので、よくわかります。



でも!
今回あらためて思いました。

「まずは20wのシステムを持ちましょう!」
車に積んで屋外に持って歩けばいいし、イザという時に本当に頼りになります。

使い方に慣れて(オフグリッドシステムはイキモノみたいにお世話が必要ですから)、面白さがわかってきたら、少しずつ大きなシステムに移行していけばいいんです。
そのやり方は、技術も機器も、どんどん進歩しています。

そして何より、小さな電気をつくる「喜び」。
少しの電気が与えてくれる「ありがたさ」。
そういうものを思い出させてくれるのが、自分で組む、「小さな発電所」なのです。

「停電になったら嫌だから(←その程度の感情)、原発でバンバン電気つくってくれ!」
「おうおう、わかったわかった、従順にしてたら電気売ってやるよ」
なんて発想にエラソーな顔をさせないためにも、「独立型」の精神でいきましょう。

不便は楽しい。
不便は自由。

ちっちゃなところから、「自立」への道が始まります。

P9060396.JPG
ちなみにこんなのもあります(今回はイマイチ使えなかった…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報
 
『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2018』<参加受付中>
今年も、糞土師・伊沢正名さんを講師に招き「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。もちろんフィールドワークでは、糞土師の野ぐそ術もお伝えします。
  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円
  〇講師 伊沢正名さん


『秋山散歩。』<参加受付中>
ネイチャーガイドの喜多としろうさんに案内していただきながら、裏山を探索します。
秋の植物やキノコなどの様子を観察し、季節による変化を楽しみましょう。
  〇日時 10月6日(土)13:30〜16:30
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん


『明日のためのタネ採り講座』<参加受付中>
当たり前にあるけれど、タネっていったい何?・・・というところからスタートし、タネという存在についてちょっと考えてみましょう。
タネに親しみ、「自家採種の意義」を考えながら、実際に10種類ほどのタネ採り実習を行う講座です。
〇 日時 10月14日(日)10:00〜12:00
〇 場所 当別町金沢147‐1
〇 内容 ・自家採種の目的、意義(座学)
     ・タネとり実習
〇参加費 1500円
〇定員 12名

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posted by イトウ at 06:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

自分の成すべきこと。

台風の朝から、今日でちょうど1週間(そして翌朝に地震)。
僕のところは大した被害もなく、地震後の数日間は、淡々と台風の後片付けなどをして過ごしました。
それでも余震が度々あったり、インフラが不安定だったりするちょっとした「非日常」の中、あらためて考えていました。



自分のやっていること。

小屋づくりを習いに来た人に、自家採種を勧め…
オシャレに発酵食ライフを楽しみたくて醤油づくりに来た人に、ウンコについて熱弁し…
家庭菜園を教わりたくて来た人には、エネルギーについて話題を振って…
タネ交換に来た人たちと、コミュニティの意義を確認し…
ヒョウタンランプづくりに来た人とは、人類の歴史について語り合う……

「エコビレッジライフ体験塾」って、そんな場。
もちろん、それは<全部つながっている>から。

入り口はどこでもいいけれど、エネルギーのことだけ、とか、安全安心な食べ物のことだけ、とか学ぶのは、ちょっともったいないと思うのです。
奥底にあるテーマは、一言で言うなら、「人間の、<自立>した暮らし」でしょうか。
大きなシステムに依存しきって、まるで自分を家畜化するようにすべてを依存して生きるのじゃなく、「自分の手に、体に、暮らしを取り戻す(←自民党のスローガンみたいだけど(笑))」こと、それが<自立>だと、僕は思います。

ガンジーさんが、チャルカを廻しながら、塩の行進をしたように。
そんな思いを持ってやってきたことは、そう核心からズレてもいなかったかな、と感じています。
DSCN0885.JPG




「まあ、<わかる人>に届けばいいや」という気持ちが半分。
簡単に届かない大多数の人たちに届かなきゃダメだよな、という思いが半分。

いつも迷うのは、どうやって届かせるかが課題、大事だってこと。
どうしたら届くかなあ…?
(そもそも自分が変人&マイノリティとして生きてきたから、流行にノレるタイプの人の思考がよくわからない…苦笑)

難しいけれど、これからも、あきらめずに考えていきたいと思います。

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  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
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『秋山散歩。』<参加受付中>
ネイチャーガイドの喜多としろうさんに案内していただきながら、裏山を探索します。
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  〇日時 10月6日(土)13:30〜16:30
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当たり前にあるけれど、タネっていったい何?・・・というところからスタートし、タネという存在についてちょっと考えてみましょう。
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〇 日時 10月14日(日)10:00〜12:00
〇 場所 当別町金沢147‐1
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posted by イトウ at 06:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月11日

暮らしを守る、ということ。

いろいろ記しておきたいことはあるけれど、まずは時系列でここ数日の出来事を(備忘録)。

 9月4日(火)
恵庭のHさんを訪問。90を超え、今なお元気で農に生きる市井の偉人より、タネを受け取る。
夕刻帰宅し、いやな風を感じてちょっと台風の養生(情報得てなくて判断ミス)。

 9月5日(水)
03:30頃、暴風に目が覚め外へ出ると、大きなテントが飛ばされて畑に転がっていた。
日の出後に、山の大木が倒れているのも発見。被害の大きさを知る。
1日かけて台風の後片付け。
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 9月6日(木)
03:08、大きな揺れ。数分後に停電。余震度々。
日の出とともに、このところ遊ばせていたソーラーシステムを慌てて組みなおして稼働。
多少トラブルありつつも、携帯等の充電は問題なし。
その後は、手回し発電機つきラジオで状況を確認しつつ、のんびり過ごす。
昼過ぎ、思いの外早く電源回復するも、節電しながらキャンドルナイト。
豆乳をつくっていてちょっと火傷(笑)。
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P9060405.JPG

 9月7日(金)
どこへも行かず、のんびり過ごす。
畑の作業や普段後回しにしていた荷物の片付け。
台風で倒れた倒木の処理をしている際に、スズメバチに刺される(笑)。
節電しつつ、早めの就寝。
P9070443.JPG

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 9月8日(土)
予定していた仕事(イベントでひょうたんランプづくり)が中止になったので、いくつかの用を足しつつ、長沼へ遊びに。
頼もしい友人たちに会い、元気をもらう。
その後は家の片付けなど
まあ、のんびりした1日。
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 9月9日(日)
大工の友人Cさんの工房を訪ね、作業させてもらう。
午後は江別市内で買い物しつつ、のんびりした1日。

 9月10日(月)
おおむね通常の暮らしに。


・・・・こんな感じ。結果的に、のんびり過ごした数日間でした。
(細かい部分ではたくさん書き残したいことがあるので、それはおいおい)

停電がもう数日か続いても、特に困ることはなかったろうし、断水になったとしても慌てなかったろうと思います。
食糧は畑や納戸に1ヵ月分くらいはあるし、水のストックもあるし、Coccoさんもいます。
大豆はたくさんあるので、豆腐や納豆もつくれるし、酒だってつくれるし、長期戦の構えなら、それはそれで楽しくやれたかと思っています。


だから、今回の数日間で僕が想ったのは、むしろ311のことでした。
災害の規模自体があの時とは比較にならないけれど、それ以上に大きいのが、もちろん<原発事故>という余計な被害。
いくら普段から備蓄、災害対策していようと、丁寧に暮らしを整えていようと、それらすべてを根こそぎさらっていく・・・それが、あの時の原発事故でした。
目に見えぬ死の灰が降り注ぐ地で、子どもや親しいイキモノたちが侵されていく恐怖、をここ数日、何度も想像しました。
P9090458.JPG



北海道にも<泊発電所>があります。
今回は稼働しておらず、震源地から距離もあったので大きな問題にはなりませんでしたが(それでも停電による冷却停止状態がしばらく続いたと聞いています)、一つ間違えば万一のことがあったかもしれません。
その点において、今回はラッキーだったのです。

今回の地震では、大雨と重なったことで起こった土砂崩れがたくさんの命を奪いました。
仕方がない、なんて言えないけれど、自分がもしも同じ目に会ったとして(実はうちの裏もそれなりの山です)、それは防ぎようのないこととも感じます。
でも、原発は違います。
ちゃんと声を挙げれば、きっとなくすことが出来るんです。

医療現場とか、どうしても電気が必要な施設はあります。
生産現場でも、やっぱり相当必要でしょう。
でも、僕らそれぞれは暮らし方の工夫で、案外簡単に電気への依存度を減らせます。
そして、大きな声で「自分の電気消費量なんて減らせるよ!」「だから原発なんて要らないよ!」って言えばいいんです。



僕らは、自分の暮らしの主体者として、大きな力に依存し過ぎない「自立した暮らし」をつくっていく。
それを破壊するようなシステムには、はっきりと「NO!」をしめす。

・・・それが、この数日間で確認した自分の基盤です。
(今までだってそうなんだけど、今回あらためて思いを強くしました)



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『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2018』<参加受付中>
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  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円
  〇講師 伊沢正名さん


『秋山散歩。』<参加受付中>
ネイチャーガイドの喜多としろうさんに案内していただきながら、裏山を探索します。
秋の植物やキノコなどの様子を観察し、季節による変化を楽しみましょう。
  〇日時 10月6日(土)13:30〜16:30
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん


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当たり前にあるけれど、タネっていったい何?・・・というところからスタートし、タネという存在についてちょっと考えてみましょう。
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〇 日時 10月14日(日)10:00〜12:00
〇 場所 当別町金沢147‐1
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posted by イトウ at 10:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

土とともに。


9月1日(土)に行った『アースカラープロジェクト』は、「身近な土を採取して染料をつくって布を染める」というなかなかディープな講座でした。
講師として来ていただいたのは、大阪「古色の美」の職人である小渕さん。
かなり本格的な「ベンガラ染め講座」です。

企画の立ち上げもいつもと違いました。
大阪にベンガラ染めを学びに通っている友人・新さんが「北海道でも是非!」と持ちかけて下さり、僕は「学びの場」を提供させてもらうことになったのです。
こういう「持ち込み企画」のようなものも、とてもありがたいお話です。
僕がここで行っていることの趣旨にもピッタリ合う、とても素敵な企画でした。
(大阪から来ていただくこともあって、参加費も決して安くはないのですが、あっという間に定員の15名を満たしてしまい、数名の方がキャンセル待ちの状態でした。ベンガラ染めに関心を持つ方の多さに驚きました。)


事前の準備として一番重要なのは、もちろん土の採取です。
せっかくだからバリエーションを、と思い、質感や色合いの異なる土を3種類、選びました。
染料をつくるには乾燥していた方が良いとのことなので、数日前に採取し、乾かしておきました。
黄色味の強い土、畑の黒土、そして山の中で1m程掘った深部にあった青い土。
(青土は掘り出してしばらくすると黒ずんでしまいましたが)
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そして当日を迎えました。
今年は雨が多く天気予報をにらみっぱなしの数日間でしたが、午前中少し小雨がパラついたくらいで、その後は気持ちの良い夏の終わりの青空が広がりました。
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初めは、山の小屋にて座学です。
小渕さんがスライドを写しながら、ご自身の取り組みや泥染めの歴史などをお話してくださいました。
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ちょっと演示も。
焼くことで鉄分を酸化させ色合いを変化させる技術です。
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1時間弱の座学の後は、屋外で染料づくりです。
用意しておいた3種の土は、乾くと色が少し変わっていました。
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乳鉢で土を砕き、細かな粒子にしていきます。
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呉汁を加えるなどして、染料をつくっていきます。
ただの土が布に染まる変化や色味のつくられ方など、「科学の面白さ」も感じられたのではないかと思います。
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染料が出来たところでお昼となりました。
今回、希望される方には、近所のカフェ・MEGIさんのお弁当を注文させていただきました。
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自分の畑や当別産の野菜をふんだんに使い、丁寧につくられたお弁当。
(とても好評でした!MEGIさんありがとうございます)
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ランチタイムを終え、午後はいよいよ「染め」を行います。
まず、小渕さんが様々な技法を伝授してくれました。
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急きょ物置に転がっていた塩ビ管も使って…(さてこれがどうなるやら…)。
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染め物は開いてみる時まで出来あがりは未知です。
小渕さんも仰っていましたが、「人間の考えの及ばない領域」のあるところもまた、染めの魅力ではないかと思います。
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塩ビ管から布を外すと、こんな模様が現れました。
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さあ、参加者の方々も挑戦です。
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先ほどつくった染料以外の数種類の色も使いながら、やってみたい技法で作品づくりを行いました。
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「わあ、いいね!」
一つひとつ、開くたびに歓声が上がります。
次々と素敵な作品が出来上がりました。
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朝から始めた講座も(予定時間をだいぶオーバーして)あっという間に夕方となりました。
「え?もうそんな時間!?」という声が飛び交う程、盛り上がって作品づくりを行う濃密な時間でした。

最後は、全員で記念写真です。
講師の小渕さん、企画して下さった新さん、そして道内各地から集まって下さった参加者の皆さんありがとうございました。
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(実は、鎌倉で素敵な服をつくっている「アトリエゑん」の岩本さんもゲストでいらしていました。岩本さんも、染めを学びながらご自身の作品をつくっておられます。今回は、作品の展示も行ってくださいました)


僕自身も「土」に対してのコダワリや関心をそれなりに強く持っていますが、今回あらためて「土ってスゴイ!」と感じさせられました。
イキモノを育む存在であるとともに、「泥」は、おそらく人類最古の絵具であり染料でしょう。
土で家をつくる人たちだって、今でも世界各地にいます(僕もアフリカでしばらく家づくりを行いました)。
そんな、自分の立っている足の下の素晴らしい存在に目を向けていたい、と感じた1日でした。

本当に大切なものは足元に。
自分の足元から、世界はつくられていくはずです。
大地を感じながら、土とつながりながら、地を這うように生きたいな、と思います。


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  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円
  〇講師 伊沢正名さん

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2018年08月26日

8月の畑。


8月もすでに末。今年の畑も終わりが近づいています。
備忘録を兼ねて、今の畑の状態を記しておきます。

6月末くらいから収穫し始めたキヌサヤは、8月前半でほぼ終了し、タネ用を残すのみでした。
が・・・
大雨と風で支柱が倒れたり・・・
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なかなか乾かないまま雨が続いてしまい、莢の中で発芽してしまったり。
(キヌサヤではしばしばやってしまいます)
P8210152.JPG

例年8月末に掘っているジャガイモ。
今年は随分成長が早く8月の初めには枯れ始めました。
雨も多いので、晴れが続いた隙に早めに収穫。
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(ワークシェアで掘るのを手伝ってもらいました)

思いの外、今年は豊作!!
IMG_20180813_123156.jpg

お盆前に収穫が終わったので、ジャガイモの畝をそのまま使って秋作のダイコンを播きました。
P8240163.JPG
(・・・これは10日後)

雨続きで日照量が少ない為、今年はトマトもなかなか赤くなりません。
お盆頃からようやく食べられるようになりました。
P8240168.JPG

いつも果菜類の苗の間に大豆(スズマル)を播くのですが、今年は大豆ばかりが成長してしまい、野菜の成長を阻害している感じです・・・(風通しも良くないし)。

ピーマンは小さいし。
P8240171.JPG

昨年は株も大きく育って実成りも良かったナスも、今年はイマイチ。
P8210153.JPG

ズッキーニは株によって随分差が出ています。
鶏糞を入れたところがいじけちゃってる気がします。
ウチでは、ズッキーニは無肥料が良いようです。
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僕が一番長く付き合っている(タネ採りし始めて10年目)八房トウガラシ。
育ちがイマイチなのは、天候のせいか、それともタネの力が弱くなってきたのか・・・。
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3月播きのキャベツ。まだ食べています。
一時、虫にかなりやられていましたが、中の方はキレイに結球しています。
P8240175.JPG

菜っ葉の畑は1か月ごとにタネまきをしています。
さすがに8月はかなり虫にやられました。
除草も怠っていたので、コマツナはこんな有様。
やっぱり菜類は特に手入れが重要です。
P8240174.JPG

7月末に播いた秋作のキャベツとハクサイ。
10月までに結球するかな?間に合わないだろうな。
来年はなんとか7月前半に播きたいものです(いつもそう言ってます…)。
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今年はお盆頃から枝豆を食べることが出来ました。
これは4月にポットに播いたダイズです。
P8200135.JPG

普通に5月末に直播した大豆はまだまだこれから。
混植しているトウモロコシ(ポップコーン用と八列)もまだまだこれからです。
P8240164.JPG

ハウスのオクラ。
オクラは苗だてに失敗して遅れて直播したので、まだ丈が50cm程です。
それでも8月初め頃から採れ始めています。
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写真はないけど、キュウリはボチボチ。1日1本くらい採っています。
小麦やヒョウタン、雑穀類などについては、項をあらためて書こうと思います。

もうすぐ9月です。
秋まき小麦やニンニクを播く準備をしておかなきゃ。
トマトの瓶詰めもたくさん作らなきゃ。
タネ採りの季節も始まります。


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『アースカラープロジェクト 〜土から染料つくり』<満定員のため募集終了>
身近な土地の土から染料をつくり、染めてみるワークショップです。大阪「古色の美」より小渕ユタカさんを講師おに迎え、本格的なベンガラ(泥)染めを北海道で学びます。当日は、土を採取し、染料をつくるところから行います。
  〇日時 9月1日(土)10:00〜15:00頃
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 8000円
  〇講師 小渕ユタカさん(大阪古色の美) 

『ウンコは地球の宝物〜糞土師の糞土教室2018』<参加受付中>
今年も、糞土師・伊沢正名さんを講師に招き「本物のエコロジーとはどういうことなのか」、「生き物として人の生活はどうあるべきか」などについて、大いに語っていただきます。もちろんフィールドワークでは、糞土師の野ぐそ術もお伝えします。
  〇日時 10月7日(土)13:30〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円
  〇講師 伊沢正名さん


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 23:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

森と子どもとおじじ、おばばと。

滝上町にある「森の子どもの村」に行ってきました。

「森」の字は、正確には「木」と「水」「土」を組み合わせてつくられた文字が、ここでは使われています。
本当に、その文字通りの「もり」がここにはあります。
この場所を拓き、築いてきたおじじさん、おばばさんお2人の想いが伝わる看板が出迎えてくれました。
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村に入ると、すぐに大量の丸太が目に入ります。
ここで使われるエネルギーはこの丸太。
僕らが訪れた時にも、「村人(滞在者)」総出で、薪集め、薪運びを行っていました。
もちろん薪割りも日課です。
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村には小川が流れていて(というか、この川沿いを「村」にしたのかな)、水浴びもすれば、食器洗いもここで行います。
今回は入れなかったけど、お風呂(五右衛門風呂)にも川水を引いているし、夏には天然の冷蔵庫として活躍します。
電気も水道もないこの地では、この川がとても大きな役割を果たしています。
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テントが立ち並ぶキャンプサイト。
夏の期間は、全国からたくさんの子どもたち(僕らのように大人も)がやってきて、このテントに泊まります。
多い時は100名近い人たちがここで数日〜数週間の時を過ごしています。
高床式になっていて雨天時でも大丈夫。導線等々、意外と?しっかり配慮された環境なのは、何十年もの経験の蓄積の賜物なのでしょう。
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まずは、おばばさんのご指導のもと、藍染め。
実は今回ここに来た一番の目的は、この藍染めでした。
うちでも時々やるのですが、おばばさんからお話を聴きながらこの環境でやってみたかったのでした。
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大切な藍瓶。
土に埋められていて、冬もこのまま越すとのことでした。
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染めた後に布を洗うのも、もちろん川。
川を汚す?…いえいえ、使い方次第です。
当然何でも流せばよいわけでもないし、量(密度)も重要な視点です。
むやみに汚すことは問題外として、思考停止して「自然を愛護」するのもまた残念な姿勢であって、自然を「利用」するときに必要な感性、節度を学ぶことこそ、これからの人間に不可欠だと僕は思います。
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染めた作品は、帰るまで干しておきましょう。
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藍染めが終わり・・・
火を熾して、夕食の準備です。
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毎日16時に「食材」が配給され、それを使ってグループ毎に調理をします。
子どもたちにとっては調理以前に、薪を割って運んで火をおこす(マッチはありますが)だけでもなかなか大変な作業です。
米や野菜、肉などの他、基本的な調味料も配られるのですが、僕等は自分たち用に必要になりそうな食材や調味料も少し用意していきました。
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ここは「中央広場」。
飲み水用のタンクがあり、この広場で集会を行います。
この奥のスペースには、トイレや「本部」があります。
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2日間とも好天に恵まれたのですが、深夜から朝方の冷え込みは結構なもので、薄手の寝袋ではちょっとハードでした。
(その分、晴れ渡った夜空の星たちはすごかったです。僕の住む当別町もそれなりに星空はキレイですが、大きな町のない滝上の山の中は凄まじい星の瞬きでした・・・)


朝。
テントから出ると、森に射す神々しい朝日が迎えてくれました。
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毎朝、8時からは集会があります。
おじじさん、おばばさんのお話を聴く時間です。
現在この場所を切り盛りしている実働隊は、ボランティアの方々や子どもの頃からここに通ってきていた人たちのようですが、やはりお2人がこの地の魂そのものであるのが伝わってきます。
この日は「今年は森の木々の葉の様子がいつもと違うこと」などをお話されていました。
子どもたちは神妙な顔で聴き入っていました。
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僕等は今回1泊2日の滞在でお昼前には出発しなければならなかったのですが、村を発つ前に、おじじさんおばばさんと少しお話させていただくことができました。
おじじさんが73年前の8月6日に広島にいたこと。
その後の文庫活動のこと。
この滝西の森との出会い・・・等々。
ずっとお2人のお話を聞いていたい感じでした。
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僕がこの「森の子どもの村」を知ったのは10数年前のことです。
その頃はまだ、教員をしていました。
学校教育の在り方や人間の在り方についてグルグルといつも考えていた僕は、誰かがこの「村」のことを話すのを聞いて「いつか訪れてみたいところだな」と感じたことを覚えています。

その後、今のような生活を始めてから、数人の友人・知人から「村」のことが話題として出るようになり、「あ、あの場所だ!」と思っていたのですが、なかなか訪問する機会をつくれずにいました。

今回実際に行ってみた一番の感想は、「お2人の素敵さ!」です。
もちろんおじじさんの惚れた「森」は、豊かで美しいのですが、それ以上にお2人の人間性に魅力を感じました。
驕らず、落ち着いていて、何より「気品」があるのです。
お歳のためなのか、元々の気質なのか、森の暮らしでそう変わったのかはわかりませんが、自分のやってきたことに自信があるからこその謙虚さのようにも僕は感じました。

実は、同じような活動をしていても、自己アピールにばかり熱心だったり、過剰に活動を大きく見せようとしたり、もしくは随分とエラソーだったりする人にしばしば出会います(こういう活動にも意外と多い気が…)。
そういうモノがまるでなく、自然体かつ等身大なのが、僕にはとても嬉しく感じられ、「自分もそうありたい!」と思ったのでした。


ただ・・・
「子どもたちが自由であること」「試す自由、間違う自由も認められること」というこの村の願いと、「安全」や「責任」の問題は裏腹でシビアです。
また、自由にさせることが必ずしも学びに結びつかない場合もあります。
(例えば、焚火や調理の面倒くさいグループが、集落に1つだけある商店に買いに行って毎日カップラーメンを食べて済ます、とか。僕などは「教育的であること」の癖がこびりついていて、「もう少し声掛けしても…」とか「火を点ける練習をさせたらどうだろうか?」などと考えてしまうのですが・・・)
ここにかかわる大人たちも、どう在るべきか、常に考えているようでした。

でも、そういう問題すらも「ちっぽけなこと」、と感じるような雰囲気が、この場所を包んでいたことも事実です。

ほとんど公的な助成や補助などを受けることなく、「森の力」と「人間、生命の力」を信じ続けてきた彼らだからこそ、ツマラナイ常識や外野の口先だけの評価に左右されずに、今でも子どもたちや僕ら大人を惹きつける場所として維持できているのかもしれません。

「こんな場所があって良かった」
「ここに来れて良かった」
そう思える場所。

僕にとっての聖地の1つになりました。

あの場所をつくり守ってきたおじじさん、おばばさんに感謝。
今、あの場所を維持している「村の人」たちに感謝。
そして、おじじさんやおばばさん、多くの人たちを育んできた「森」に感謝です。
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ありがとうございました。
また、行きます。
いつかは僕もボランティアで「森の人」になりたいです。


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『今日から我が家も発電所〜イオさんの独立型太陽光発電講座』<募集中>
エネルギーは遠くへ運ぶ程ロスが大きいもの。自分で使うちょこっとの電気は、やっぱり我が家の庭先で作るのがいいに決まっています。送電線につながない、「電気の自給」について学びましょう。
  〇日時 8月18日(土)9:30〜12:30
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円
  〇講師 早川寿保さん(イオテクノロジー)

『イオさんのアーシング講座』<募集中>
アーシングとは、簡単に言えば「地球と繋がる」こと。
現代人が抱える様々な「原因不明の不調」の源とされる電磁波などについて学び、自作アーシングマットを制作する講座です。
〇日時 8月18日(土)13:30〜17:00
〇場所 当別町金沢147-1
〇参加費 4500円(アーシングマット代込み)
〇講師 早川寿保さん(イオテクノロジー)

『アースカラープロジェクト 〜土から染料つくり』<満定員のため募集終了>
身近な土地の土から染料をつくり、染めてみるワークショップです。大阪「古色の美」より小渕ユタカさんを講師おに迎え、本格的なベンガラ(泥)染めを北海道で学びます。当日は、土を採取し、染料をつくるところから行います。
  〇日時 9月1日(土)10:00〜15:00頃
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 8000円
  〇講師 小渕ユタカさん(大阪古色の美) 


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 10:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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