2019年01月17日

雪が降る町。

今年は初雪が遅くてちょっと嬉しかったのですが・・・

12月半ばくらいからどんどん降り積もって、12月末にはちゃーんと窓も埋まる程になってしまいました。
P1041579.JPG

PC311574.JPG


北側の屋根は雪が落ちづらいので、ズルズル少しずつ落ち、こんな感じに。
P1101616.JPG
これは1月前半ですが、この後暖かい日に「ドン!」と落ちました。
擬音をつけるなら「パクリ!」ですね。


窓が埋まってしまうので、毎年何度か家の周りを排雪します。
一気にやるとシンドイので、今回は昨年末から何日かに分けて雪の山を(たぶん軽トラ何台分も)移動させました。
P1101622.JPG


雪が落ちづらい小屋関係は、雪下ろしをしなければなりません。
降り積もって固くしまった1.5m程の雪を降ろしていきます。
P1121630.JPG

P1111628.JPG



実は、一昨日くらいまで1週間ほど降雪が少ない日が続いていました。
この時期の当別では珍しいので、ホッとした数日間でした。

が・・・

昨日からは吹雪。
P1171656.JPG

横殴りの雪で、前が見えなくなることもしばしば。
P1171646.JPG

今日も、朝2時間くらい除雪しましたが、午後にはまた吹き溜まりが砂丘のように広がり、除雪車も通ったので道路際には雪の山脈が出来ていました。
P1171639.JPG



毎日毎日、除雪・排雪です。
ほんとに、毎日毎日です。

他の作業、労働に比べて「ムナシサ」がつきまとう除雪。
(作業自体はキライじゃないけど)汗をかき、時間をかけてキレイにしても、翌日(ひどい時には数時間後)には元の木阿弥になっているのを何度も繰り返さなければなりません。
旭川や稚内、名寄など冬のキビシイ土地に暮らしてきましたが、ここ当別町金沢の雪の多さはなかなか圧巻です。
ほんの10km離れるだけで雪が全然なかったりして、帰宅して雪の山を目の前にするのを繰り返すと、「なんじゃこりゃ〜」と松田優作ばりに叫びたくなります。

けれど、だからって「じゃあ引っ越せば」なんてことはあまり考えません。
引っ越すこと自体はカンタン。でも、どこであろうと、「今いる場所でできる暮らし方」を探っていく方がきっと面白いからです。
シンドイことも多いけれど、まあ、人間って世界中のアチコチで工夫しながら生きているわけで、当分はこの土地の「キビシイ冬」を味わっていくつもりです。
選択肢なんて、あまり人間にはイラナイのかも、とも思うこの頃です。

いや、愚痴は毎日こぼしますけどね・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<参加受付中>樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 14:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月11日

人と人が支え合うこと(追記)。

先日書いた、『なぜ人と人は支え合うのか』という本を読んで考えたことの記事で、1つ大事なことを忘れていたので追記します。
それは、「自立」のことです。

「支え合う」ことと「自立」。
やはりその両方が重要です。

一見相反するかのように思われる2つの理念の共存を、僕がスッと納得できたのも、障害児教育の実践の中でした。

20代の初めまで、「自分は自分」という「我」に固執していた僕は、障害児教育の現場で子どもたちとかかわった時に頭をガツンとやられたのです。
肢体や知的な面での支援を受け続ける彼らにとって「自立とは何か?」。
それが、「(訓練によって)自分で何でもできるようになること」だとしたら、彼らは生涯自立など叶わなくなります。
自立とはそんな限定的なものではなく、その第一歩は、「自分はこうしたい、という意思を持つこと」。そして、「出来る限りそれを伝えられること」なのです。
そしてその後は、思いを叶えるために、「見えづらい遠くを見たい時にメガネや望遠鏡を使う」ように、「高いところの物を取りたい時に台やはしごを使う」ように、社会的な支援や他者の助けを受けるだけのことなのです。


この考え方は、おそらく今の特別支援教育では当たり前になっていますが、僕が現場にいた時はまだ過渡期にあったと思います。
自分でできることを増やす「訓練」が、障害児教育の大きな要素でした。
(ただ、実は「訓練」も最近僕は少し見直しつつあります。頼まずに自分でできることの喜びも、当然大きいからです。要は、限られた時間の中で何を優先していくか、ということ。ケースバイケースでしょう)

とにかく、重要なのは、「私が私として、何を求め、何を願い、何をしたいか」を誰もが表現できること。
それを決定し、色々な手段で叶えようとする精神が、「自立」なのだと僕は思います。



面白いのは、重度障害者の方が実家や施設を飛び出して一般社会で「自立生活」を送ろうとし始めると、それまでよりずっとたくさんの「支え合い」が必要になる点です。
また、『こんな夜更けに〜』の主人公である鹿野さんが、社会保障制度が整わない中でボランティアを自ら募って「自立生活」をしていた時代に比べ、現在はかなり手厚く(例えば24時間有償の介助を使えるとか)なったものの、一方で以前は避けられなかった「介助者と被介助者が対等であることとは?」というぶつかり合いがなくなり(雇用関係になるため)、結果、人間としてのつながりも薄れがちになったのでは、というあたり。

「遠くを見る時に眼鏡を使うように障害者も支援を受けて自立する」と先述しましたが、人に何か手伝ってもらう時は眼鏡をかけるように簡単にはいきません。
お互いに心があるのですから、当然眼鏡をかけるのとは違う難しさが生じます。
そこと向き合っていくことも、「自立」の1つかのかもしれません。

きっと、ストレスなく暮らすことだけが良いのではないと思います。
明確な答えなどない中で、自己主張し合い、手探りしながら、互いに悩みながら「落としどころを見つけていく」ことが人を成長させるような気がします。


P9240686.JPG

すべての人が、誰かの助けを借り、支えられながら生きています。
一方で、誰かのある部分を助け、支えながら暮らしています。
「こう生きたい」
「こう生きよう」
という意思を持ちながら、けれども支え合っていることを自覚していたいとあらためて思いました。



「まとめ」というわけでもないのですが・・・
自然に近いところで自給的に暮らす日々では、まさに無数のイキモノとの「支え合い」を実感します。
「自分は一人で生きている」なんて、天に唾を吐くようなものだとわかります。

同時に、常に自己決定が必要です。
自分で学び、考え、自分で決めて実践する、その繰り返し。
けれど、その「決定」のための要因がほとんど、自分以外の要素(「他のイキモノの様子」や「天候」など)だったりするのも、なかなかフクザツで面白いところです。

「自立」と「支え合い」。
それらはきっと、混じり合って存在する僕らの暮らしの軸なのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
<参加受付中>樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾(当別町金沢147-1)
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集終了>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 10:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

Coccoのあれこれ〜2019冬。


通称・ママコッコ(毎年抱卵する子)が、昨年春も卵を温めました。
まぁいろいろありまして、2か月以上はじっと温め続けたママコッコ。
フラフラになるまで頑張って、7月末に4羽のピヨコが誕生しました。


今年は春に雛を入手できなかったので、この4羽が全部雌であることを願いながら育てました。
途中で1羽死んでしまいましたが、秋に7羽の大雛を購入、「10羽いればまずまずだな」と思いながら育て・・・
PA230943.JPG

3冬目を迎える高齢Coccoさんはもうこの冬はほぼ卵を産まないと思うので、申し訳ないけれどお役目御免で何羽かいただきました。
IMG_20181103_095617.jpg
まだこの子たちは10羽近く残っていますが、2018年の12月から卵はほぼ産んでいません。
可哀そうだけど、最後に食べるのも、飼う者の務めだと思っています。

そして、11月末くらいから生み始めるかな?と思っていた若Coccoもなかなか産まず、ウチでは久しぶりに「卵を買う」という事態になっています。

一方、7月生まれのピヨコ3羽。
生後5か月経って・・・

ちょっと残念なことに・・・

こうなりました。


今年孵化して元気に育った3羽のうち、2羽が♂。
ウチにはすでに、一昨年生まれの若い♂(キック4世)がいるので、実は♂はこれ以上イラナイのです・・・。

♂を3羽も飼っていられないので、早めに〆て食べた方がいいよなあ…と真剣に悩み中。
でも、2羽とも結構人慣れしてメンコイのです。
まだ肩乗りしたりもします。
ほんと、迷うところです・・・。
(どなたか欲しい方はいませんか?)



年の瀬も押し迫ったクリスマス過ぎ。
ようやく、大雛で買った若Coccoの初卵がありました。
PC291572.JPG

今のところ1日1〜2個(時々0個)くらいですが、これから春に向けて少しずつ数も増えていくでしょう。

Cocco達にとってもキビシイ季節がしばらく続きますが、冬至も過ぎ、お日さま時間が長くなるのを僕ら以上に感じている彼女たち。
寒さに負けず、(卵はそんなに産まなくていいから)元気に過ごして欲しいです。

Coccoさん、今年もよろしくお願いします!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集中>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 06:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

うたうアリ。

当別での「餅つき」が終わり、出前講座の「味噌仕込み」や「しめ縄づくり」、「ひょうたんランプづくり」も終了。
2018年のエコビレッジライフ体験塾の講座やイベントが無事にすべて終了しました。
PC111344.JPG

PC201494.JPG

PC221508.JPG
今年1年、足を運んで下さった皆さん、参加して下さった皆さん、支えてくださった皆さん、ありがとうございました。
たくさんの方々とご一緒出来て、嬉しい1年でした。

これからの時期、当別町金沢はものすごーい雪に見舞われます。
車を停めるスペースを確保するのもキビシイので、しばらく当方(ぐるりの暮らし製作所)での体験塾はお休みです。
PC241519.JPG

PC241521.JPG

1月19日(土)の小樽での「ひょうたんランプづくり」を皮切りに、翌20日は長沼ハイジ牧場さんでの「チーズ講座」、27日(日)は札幌市篠路での「発酵講座」など、ほぼ毎週様々な講座を予定しています。
当別では、2月9日(土)に、『冬山散歩』を行います。

その他、随時、味噌や醤油などの「出前講座」も受け付けていますので、ご相談ください。

それらが始まるまで、しばらくは・・・
冬の静かな時間を楽しみます。


ワラやひょうたん、生木を使った手仕事。
版画制作。
買ったまま積まれている本の旅。
ここ数年ほとんど遊ばせていたけれど、ギターもさわりたい。歌をつくりたい。

もちろん、日々、薪の準備や除雪、来年の畑の計画やタネの整理などもあります。
未完成の山小屋も、少しずつでも作業しなくちゃ。



僕はもともとの気質がキリギリスなのですが、最近はすっかりアリの暮らしになっていました。
イキモノとしてまっとうな、僕のめざす「ぐるりの暮らし」をつくっていくには、日々汗を流して働く必要があるし、今ではそれも心地よくなっています。未来が見えるからです。
でも、やっぱり歌も歌いたいし、表現に触れていたい、とも最近は強く思います。

アリの暮らしでも、歌を歌う。
「うたうアリ」でいたいものです。
PC251568.JPG

来年は、うたうアリ、で。
よろしくお願いいたします。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』<参加受付中>
自家採種したタネを交換しながら、取り組んでいることや栽培についての情報交換をするこの会も8年目となりました。
自分で採ったタネをお持ちの方が主ですが、ご興味のある方、「これから始めたい」というに方もご参加いただけます。
タネの交換だけでなく、情報交換や実践力向上に力を入れたいと考えています。
  〇日時 2018年2月16日(土)9:30〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『冬山散歩〜春の気配を探そう』
樹々の冬芽観察などをしながら中小屋温泉を目指します。
3〜4時間のスノーハイクを楽しみ、いい感じの中小屋温泉で一休みした後、札沼線ののんびり鉄道で一駅分帰ってくる予定です。
(*札沼線は、2020年5月の営業終了が決定したそうです)
  〇日時 2月9日(土)8:30〜15:00
  〇場所 エコビレッジライフ体験塾
  〇参加費 1500円
  〇講師 喜多としろうさん
  〇定員 10名程度

『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもうvol.2』<募集中>
生乳が変化していく様子を味わいながら、チーズづくりを学ぶ講座、2回目を行います。
 〇日時 2月2日(土)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名

*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 06:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月22日

餅つきとしめ縄。

今年も残り僅かの日数となりました。
1年で最も日照時間が短くなるこの時期に「何か祭りが欲しいな」と思い、歳の締めくくりとして始めた『餅つき』。
今年も、お世話になった皆さんと「祝う」ことが出来ました。

前日に会場を準備し・・・
PC141364.JPG

会場(ビニルハウス)までの道や駐車スペースを除雪し・・・
PC141365.JPG
(実はこの後、翌朝までにたーんと降って2度除雪…)

あんこを炊いて、餅米を研いで浸水。
PC141366.JPG
準備が着々と整いました。

当日の朝もバタバタと準備に勤しみ、何とか予定通り11時の「餅つき開始時間」に間に合いました。
(前泊して下さった人たちのお陰)
さあ、いよいよ餅、つきましょう!
PC151373.JPG

PC151374.JPG

今回は、全部で7臼。
始めればほぼノンストップで蒸してついて丸めて、蒸してついて丸めて(食べて)・・・の繰り返しです。

ついて、ついて!
PC151375.JPG

ぺったんぺったん!
PC151380.JPG

休まずついて!
PC151413.JPG

つき上がったらすぐに丸めて!
PC151376.JPG

つきたての餅は、まず食べて!
PC151379.JPG

お雑煮、あんこ、ゴマ、きな粉、納豆他、漬物やずんだ等、皆さんいろいろなものを持ち寄ってくれました。
PC151385.JPG

今回は20名以上の方が参加してくれて、ひたすらついて食べてお話して・・・
楽しい時間を過ごしました。
PC151420.JPG



後片付けを皆さんに手伝ってもらって・・・
PC151452.JPG

その後は、恒例のしめ縄づくりです。
PC151453.JPG

来てくれているのは「体験塾つながり」で長くお付き合いのある方ばかり。
田んぼの活動もお手伝いしてくれている方がほとんどです。
田植え、稲刈り、新米祝いを共に過ごして、この餅つきの後のしめ縄づくりで1年を終える・・・そんなことをここ数年、繰り返しています。
PC151463.JPG

「歳神様」という存在を信じて、良い年になることを祈願しながら綯った先人たち。
地に足のついた民の暮らしの中から生まれたのであろう、この「しめ縄づくり」の文化を、こうして少しは継ぐことができて嬉しいし、祈りを込めながら綯う静かなひと時は自分の心にとって大切な時間のように思います。
PC151464.JPG

来年も良い歳になることを願って・・・。
PC151462.JPG

こうして、今年も「餅つき会」が終わりました。
あまり広く呼びかけていない(公開イベントとは違う)会ですが、近しい人でじっくり続けていくこういう会も僕は必要かな、と思っています。


さて、
この日はこれでは終わらず、もう1つ催しがありました。
『しろまるさんのおとぎよみ』。
江別在住のお芝居ユニット「しろまるさん」が小さな公演をしてくれたのです。
企画は友人、いもや氏。
PC151472.JPG

山小屋の小さな小さな空間でしたが、大きな世界を物語ってくれました。
PC151480.JPG

しほみさんの馬頭琴の演奏も、小屋の外の森や夜空へつながっていくようでした。
PC151477.JPG

長く素敵な1日。
皆さんありがとうございました。
この後は、大掃除をして、気持ち良く新年(歳神様)を迎える準備をしましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<募集終了>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 06:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

ぐるりの暮らしの味噌造り。

しばらく前のことですが、11月の末に今年も『ぐるりの豆部』が終了しました。
時間は経ってしまいましたが、今の「エコビレッジライフ体験塾」の核になる活動なので、まとめておきたいと思います。

『豆部』は「タネまきから始める味噌造り」をテーマとした活動です。
5月に今年の「豆部メンバー」が決まり、みんなでタネまきをしました。
P5270478.JPG

その後、毎回、豆腐や納豆など様々な大豆の加工を体験しながら・・・
P6240212.JPG

PA140861.JPG

大豆の生長を見守りました。
P8190117.JPG

実った大豆を10月に収穫。
脱穀作業も体験していただいて・・・
PB181066.JPG

11月の末、最終回に「味噌仕込み」を行ったのです。
使うのはもちろん、5月にみんなで播いて採れた大豆です。
PB251101.JPG


最終回の味噌仕込みでは、製麹の様子も見ていただきました。
大豆と米は日本人の食文化の基礎。
二ホンコウジカビと仲良くなった日本人の知恵、スゴイですね。
1543186457027.jpg

僕が仕込んで日常使っている味噌、実験的につくった味噌なども試食しながら、幅広い「味噌」の世界を感じていただきました。
PB251160.JPG

まずは、個人のお持ち帰り用の味噌を詰め・・・
PB251106.JPG

もう一つ、大樽の味噌仕込みも手伝っていただきました。
PB251132.JPG

新年の抱負や願いを込めながら、味噌玉を樽に投げ込みます。
PB251141.JPG

こうして仕込んだ味噌は、もちろんウチでも使わせていただきますが、『ぐるりの豆部味噌』として来年以降の豆部の方々にも引き継がれていきます。
PB251138.JPG

仕込みの時の「タネ味噌」として使い、豆部終了時には「お持ち帰り用」として少しずつですがプレゼントもしました。
PC101340.JPG

以前は、「通年コース」の最後の活動として行っていた味噌仕込み。
その頃から、タネ味噌としてずっと引き継いできたもので、おそらく100人以上の方の「手」が加わった「<塾>味噌」です。

タネから始まり、タネである大豆を仕込むという意味での「ぐるり」。
毎年、同じように繰り返しながらも、いろいろな人を巻き込みつつやって営んでいく「ぐるり」。
大きな自然のぐるりにできるだけ添いながら、マネしながらの、「ぐるりの暮らし」。

「豆部」の活動はわずかな時間ですが、豆部の方々にはそんな「ぐるりの暮らし」を感じていただきたいと思っています。
そして、全5回の今年の講座は終了しましたが、通年で豆部に通って下さった皆さんとのかかわりは、これからもいろいろな場面で続いていくのだと思っています(来年の田んぼにも、お誘いします)。

それが、エコビレッジライフ体験塾の『ぐるりの豆部』です。
とりあえず、お疲れ様でした。
これからもよろしくお願いいたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<募集終了>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 15:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

冬の入り口。

先日は、山の小屋で『ひょうたんランプづくり』の講座を行いました。
まだまだ完成には遠いのですが、今年の春からは、ほとんどの講座をこの場所でやってきました。
PC101333.JPG

畳を敷いて(外すことも可)、薪ストーブも取り付けて、冬バージョンにしています。
PC101336.JPG

かなり狭苦しい環境で、参加者さんにはご迷惑をおかけしましたが、皆さん集中して作品づくりに取り組んでくださいました。

約3時間かけて・・・
とても素敵な作品たちが出来上がりました。
IMG_1646.JPG

今年はアチコチでひょうたんランプづくりをさせていただいています。
来週は旭川、1月には小樽でも行う予定です。
(ひょうたんの在庫がそろそろなくなるので、それ以降は少しお休みしますが)

環境も整ってきましたし、この冬は山の小屋で「モノづくりの講座」をいろいろやれたらいいなーと思っていました。
PC101334.JPG
が・・・

やっぱりしばらく冬眠した方がいいかな、とも思っています。
何故なら、先日の講座の際の除雪がすごーーーく大変だったからです。
この場所の積雪はモノスゴイので、10数台分の駐車スペースを空けるのはかなり大変なのです。
当日が晴れなら、前日頑張ればいいだけなのですが、当日までしんしんと降り続けると、もう手に負えません。
先日はそれに近い感じでした・・・(M氏が頑張ってくれました)。
PC101332.JPG

ビニールハウスも埋もれていくので、数日に1回は周囲を除雪しています。
今週末は今週末ここで餅つきをします。
それが終わったら、16日にはビニールを外すつもりです。
PC101337.JPG

今週末15日(土)は餅つき。
その日は夕方16時ころから、影絵のお芝居「しろまるさんのおとぎよみ」を予定しています(こちらは一般参加可です。要予約)。
それらが終わったら、いよいよ気分は「冬の日々」となりそうです。
無理せず、出来る程度のことをやろうかな、と(『冬山散歩』はやりたいなー)。

1〜2月にやろうかなあ、と思っていた講座はちょっと延ばして3月以降に行うことにして、山の小屋は内輪でのモノヅクリアトリエに専念することにします。
他の会場を使っての講座や出前講座はボチボチやっていきます。
(味噌・醤油の講座は出前講座受付中です)

そんな感じの、冬の入り口です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<募集終了>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月30日

今年もつけもの日和。

秋は漬物仕込みの季節。
今年も11月の前半に、「タクアン」「ニシン漬け」を仕込んでいただく講座『つけもの日和。』を行いました。

僕は結構いろいろな種類の講座を行っていますが、漬物の講座はかなり大変なものの1つです。
それはまず、事前のダイコン干しなどがあるから。
60〜70本ほどの大根を農家さんの畑から抜いてきて、洗って干す作業をし、その後10日程はダイコンの管理をしなければならないのです。
天候気温に注意しながら、シートをかけたり、時には家の中に入れたり(あまりに冷える日はシバレないように…)
PB011023.JPG

タクアン仕込みで一番大事なのは大根の干し具合ですから、講座の日を逆算して(その間の気温も予測して)収穫に行き、当日に備えるのは意外と大変で緊張感も多いのでした。
使う日が決まっているので失敗できないですしね。

それでも、数十本のダイコンが干されている姿は圧巻。
なかなか気持ちの良い景色です。



もう一つ、この講座の肝は、ニシン漬けの講師に僕の母を呼んでいること。
何度かこのブログでも書きましたが、僕にソウルフードと呼べるものがあるとしたら、それはこの「ニシン漬け」です。

父が子どもの頃は、貧乏で冬のオカズのメインは毎日ニシン漬けだったと言います。
(ソウルフードって、単なる郷土料理とかじゃなく、もともとは貧しさと一体の食べ物なんですよね)
母が嫁いだ1年目に祖母に仕込みを見せてもらい、翌年からずっと自分で仕込んで約50年。
(僕は貧しい食生活ではなかったけれど)やはりニシン漬けは冬の食卓に欠かせないものでした。

それはあくまで僕の思い出なのですが、北海道の代表的漬物であること、そして母自体がちょっと老いてきて仕込むことが億劫になってきていることを考え、今のうちに多くの人に自分の言葉で伝えて欲しい、と思ったのです。
(「かなりの努力家で勉強家な母に、光りを当てたかった」という息子心もありますけど・・・)

でも、母が今まで感覚的に仕込んできたものを、初めての方にもわかるように失敗なくできるように数値化・レシピ化するのはけっこう大変な作業ではありました(今でも毎年少しずつ改善しています)。
NCM_1209.JPG



・・・と、そんな事前の準備を経て迎えた当日。
気持ちの良い、まさに『つけもの日和。』に恵まれて、たくさんの方に集まっていただきました。
(漬物仕込みとしては少し暖かすぎるくらいでしたが)
IMG_20181111_135757.jpg



初めに、漬物の基本であるタクアンの仕込みをしました。
今回のダイコンがちょっと太すぎて水分が抜けにくかったため、持ってきていただいた容器ではいっぱいになってしまいました。
(無理に予定通りの5本にせずに4本ずつにしても良かったかな)
IMG_20181111_141515.jpg
使っている米糠は、僕が田んぼを借りている長沼のファームキトラさんの無農薬のもの。



簡単な座学をはさんで、次はニシン漬けです。
ここからは母にバトンを渡し、心構えや材料についての説明をしてもらいました。
今回は10号樽程度の仕込みでしたが、それでもご持参いただいた野菜の量などはかなりの量。
重たい荷を抱えて来てくださった皆さんに感謝しつつ…。
IMG_20181111_153115.jpg


母流のニシン漬けは、切り方、詰め方に少し特徴があります。
これは、祖母に教わったやり方というより、母が50年の間に少しずつ改良を加えてきたもの。
だから、今回お伝えした仕込みについても、「このニシン漬けを残して欲しい」というより、それぞれが自分好みに変えていって欲しいな、という思いを僕も母も持っています。
IMG_20181111_162245.jpg
基本や素材の役割を理解した上で、あとは自分のつくりたい味を試していくのが漬物の醍醐味なのではないかと思います。


材料を詰め込む毎に、樽の中の<景色>が変わります。
母は、この<景色>が重要と言います。
塩加減も含めて、「感じを覚えて」と言うのです・・・が、もちろんそれは一度ではなかなか体得しにくく、繰り返し(失敗もしながら)身につけていくことなのだろうと思います。
PB111059.JPG


「生産者」でも「消費者」でもなく、「生活者」であろうとすれば、この<繰り返し>こそが暮らしの軸なのかもしれません。
毎年同じことを繰り返し、でも、同じことをしているようで少しずつ変える。変化する。
けれど、軸はやっぱりぶれない用にする。
大きな螺旋を登っているような感覚があります。
(ちなみに、それが<ぐるりの暮らし>の所以の1つでもあります)



皆さんの仕込みが終わった後、簡単にお疲れ様と感想シェアリングを行いました。
お茶請けはもちろん漬物です。
母が、この日に向けて作ってきてくれた5〜6種類の漬物を食べていただきながら、しばらく歓談を楽しみました。
IMG_20181111_165626.jpg


こうして今年も無事に『つけもの日和。』が終了しました。
漬物の仕込みや楽しみは冬中(いや、年中?)続きますが、母とともに行うこの講座、僕には結構大切な時間となっているので、無事に終わってホッとしました。
一昨年は大きなスーツケース(中身は漬物沢山)を引っ張って電車で来てくれた母も、今年は「移動がシンドイ」とのことで、旭川への送り迎え付きで来てもらいました。
「来年はもう出来ないかもしれないよ」と言っていますが、是非体の動く限り、自分の中の知を伝えて欲しいと思っています。

母だけではなく、表舞台に出るわけでもなく淡々と営みとして続けられ蓄積されてきた貴重な知恵市井の偉人たちから学ぶような場をつくっていきたい、というのが今の僕の目標かもしれません。

母と一緒に仕込んだニシン漬け、今年も冬の食卓を飾ってくれることを嬉しく思います。
そして、そんな場に共感・同席して下さった参加者の皆様に、深く感謝いたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報

『AMAHOROでランプをつくろう』<参加受付中>
1つひとつ形の違うひょうたんを使って、ランプをつくりましょう。デザインを考えコツコツと穴を開けていく作業は、淡々としていますが瞑想にも似た心地よい時間です。
世界に一つだけの、オリジナルひょうたんランプはいかがでしょうか?クリスマスプレゼントにも間に合いますよ。
 〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
 〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
 〇参加費 5000円〜 (あまほろランチ付き)
    *ひょうたんの大きさやコードの長さ、種類によって若干値段が変わります。
 〇定員 8名


『とことん生乳!ナチュラルチーズをたのしもう』<参加受付中>
1頭の牛さんから搾った「生乳」を様々に加工しながら、変化していく出来立ての「乳製品」「ナチュラルチーズ」を味わっていただく贅沢な講座です。
 〇日時 1月20日(日)10:00〜16:00
 〇場所 ハイジ牧場(長沼町長沼町東9線南2)
 〇参加費 3,500円
 〇講師 金澤睦司さん(ハイジ牧場場長)
 〇定員 10名


*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。

posted by イトウ at 09:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月18日

Coccoさんとの暮らし。

この子たちがウチに来たのは、一昨年(2016年)の3月。
とても健康的なピヨたちで、1羽も欠けることなく15羽全部元気に育ってくれました。
P3260228.JPG

産卵も早すぎる程で、満4ヵ月でぽろぽろと産んでくれるようになりました。
今まで飼ってきたCoccoさんの中でも、ほんと、優秀な子たちでした。
P8010504.JPG

その後もこのCoccoさんは、毎日10数個の卵をせっせと産んでくれました。
僕はそれをお友達に買ってもらったりして、彼女たちの餌代とお世話代に充てました。
(Coccoさんからお給料をいただいてる気分です)

最初の冬は8割くらいのペースで産卵が続きました。
2年目の冬はさすがに4〜5割程度に落ちましたが、それでも春にはまた、7割くらいの産卵率になりました。
P2280031.JPG
とにかく、元気によく卵を産んでくれる「優秀な鶏さんたち」だったのです。

が、実は気になることもありました。
満1歳になる前から、羽の突き合い(むしってしまう)が見られたのです。
ストレスがあったのでしょうか。
僕の経験では、1歳半くらいまでは皆キレイな毛並みのことが多いのですが…。



そして、今年の夏ころから、彼女たちの産卵率は急激に下がりました。
春には1日に10個ほどあった卵が、7〜8個になり、5〜6個になり・・・。
そして10月末には、日にせいぜい2つほどとなりました。
P9030324.JPG
おそらく、この冬にはほぼ産まないでしょう。



僕にとってCoccoさんは「家族」です。
毎日、どんなことがあっても餌と水をあげに行き、しばらく様子をみます。
そういえば、昨年の冬には彼女たちを守るためにイタチと格闘もしました。
可愛いし、大切な存在です。

でも、同時に、Coccoさんは「家畜」です。
飼っている理由は明確に、卵を得る為、です。
ウチにはニャンコもいますが、その2つのイキモノの間には大きな差があるのです。
ニャンコが怪我や病気をすれば、僕は病院に連れていきますが、Coccoさんにはそれはしません。
せいぜい弱った子を隔離するくらいです。
すごく身勝手な感じに聞こえるかもしれませんが・・・それが現実です。

Coccoさんは「生産動物」。
それが、僕にとっての線引きです。
(もっとも、その線引きは強靭なものじゃなく、いつも揺らぎはあります。病弱でたくさんケアをしたCoccoさんは情が移って別格になったりもします…)

この子たちは生産動物としてとても優秀で、早くから卵を産み、健康的にたくさん「生産」してくれました。
でも、その分ストレスもあったのか、「突き」も早くから始まり、群れとしての産卵率の低下も一気にやってきました。
まるで「更新期ですよ」と言うかのように…。
(つまり群れごと更新するタイミングであることが明確だったのです)

Coccoさんは家畜。

だから・・・
もう「生産性が低い」と判断したCoccoさんを僕は、〆ることにしました。

人間は、生きるために、そうやって1万年の家畜(そして栽培植物)とのつながりを続けてきたのだと思います。
それは、単純に善悪では分けられない、「人類史の現実」です。



とは言え、屠畜は何度もやっているけれど、気が重い行為です。
一人でやる気分になれずに、友人に声をかけ一緒に行いました。
IMG_20181103_095617.jpg

首をはね、羽を毟り、内臓を抜いて、肉を切り分けました。
IMG_20181103_111749.jpg
ガラはスープに。
翌日はチキンカレーをいただきました。



「<いただきます>は命をいただきます、なのだ」
・・・などと言っても、正直、実感は得られにくいと僕は思います。
言葉と知識だけが上滑りし、「わかった気分」に浸りがちな気がします。

だから僕は、時々屠畜をします。
僕にとって屠畜は、「人間の本来の立ち位置」を確認する大切な行為です。
ヒナの時から可愛がって育てた彼女たちを人間側の一方的な都合で殺すことは、とても気の重たいことだし悲しいけれど、「僕が日々食べている植物も動物も結局はすべて同じように人間が喰う為に殺している」のだという<隠された現実>に向き合い自覚するための、貴重な追体験です。

自分の「生」は、常に他のイキモノの「死」の上にあるのだという、この世界の理。
それを見失わずにいたい、と僕は思っています。
(キレイゴトはキライなのです)



Coccoさんは、いつもいつも、僕に大きな教えを説いてくれているようです。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報
 
今年の冬は、精力的に「ひょうたんランプづくり」したいと思っています。
現在いくつかの場所で開催予定です。
既に定員いっぱいのところもありますので、ご予約はお早めに。

『こぐま座でひょうたんランプをつくろう』⇦募集終了
  〇日時 11月27日(火)12:00〜17:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 5000円〜(こぐま座ランチ付き)

『ひょうたんランプをつくろう』
⇦募集終了
  〇日時 12月9日(日)13:00〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 4000円〜

『あまほろでひょうたんランプをつくろう』

  〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
  〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
  〇参加費 5000円〜(あまほろランチ付き)

*他、詳細は未定ですが、1月19日(土)に小樽でも開催いたします。
*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 14:12| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月09日

田んぼを続けること。

今年も、田んぼの活動が終わりました。
10年近くやっている割にあまり経験が蓄積されていない気もしますが、なんとか今年も美味しいお米を得ることが出来ました。

田植えは、6月3日でした。
今年から使わせてもらえることになった田んぼは、今までの山の中とは違い、幹線道路に面した目立つ場所。
静けさとは無縁ですが、親しくしているこぐま座さんの目の前でもあり、とても便利になりました。
手伝いに来てくれた方々にも好評です。
P6030543.JPG

田植えの翌週からは、週一ペースで除草しました。
1回2〜3時間ですが、雨天のことも多くなかなか大変でした。
P6110114.JPG

除草は、7月いっぱいくらいで終了し・・・

9月初めには、稲穂も頭を垂れてきました。
P9180512.JPG

9月後半、稲刈りの日も決まったので、稲架を準備します。
稲架たては、今年も修さんが手伝ってくれました。
P9180516.JPG

9月24日、稲刈り。
今年の稲刈りにも、たくさんの<ゆるビレ>の仲間が手伝いにきてくれました。
P9240610.JPG

P9240699.JPG

ようやく一息。
でも、美味しいお米を食べる為には、まだまだ作業が続きます。

1か月ほどの天日乾燥を経て・・・

10月24日、脱穀をしました。
今年の脱穀は、松名さんと。
IMG_20181026_110513.jpg

稲刈り時には「今年は随分多いね」「昨年の2〜3倍採れてるんじゃない?」という感じだったのですが、脱穀してみると・・・あれあれ?籾は思いの外、少なめでした。
IMG_20181101_160001.jpg

11月1日、ファームキトラさんの好意で、籾摺りさせていただきました。
IMG_20181101_160505.jpg
籾摺りするとさらに予想より目減りし、玄米として得たのは約80kgでした。
面積は約8畝ですから、反収にすると100kg程度。結局1俵にも満たず・・・青米は15kgもありました。
やはり日照不足が原因でしょうか。

それでも、苦労して自分たちでお米を得ることが出来るのは嬉しいものです。


11月2日、翌日の<新米祝い>に向けて、お手伝いしてくれた方々へのおすそ分けのお米を準備。
ほんとはもうちょっと沢山あげられたら、と思うのですけど、ウチで食べる分としてせめて1俵は残しておきたいので、結局少しずつになってしまいました・・・スイマセン。
PB031031.JPG

11月3日、新米祝い。
今年も、新米を皆で味わうことが出来ました。
IMG_20181103_121310.jpg

一緒に汗を流した人たちと、こうして新米を味わうことが出来るのは、やっぱりお金に換算しづらい喜びです。
IMG_20181103_122211.jpg

11月7日、稲架の片付け。
PB081041.JPG

PB081043.JPG
解体した稲架木を持ち替えり、これでようやく田んぼの活動もほぼ終わり・・・。

田んぼの借り賃、苗代に加え、幾度となく通った燃料費などを考えると、実はこの米はとても高価なものです。
6000円/10kgの無農薬米を買った方がずっと安い、というのが正直なところ。
それでも、僕が田んぼを続けているのは、「お米が欲しい」からではないからです。

僕が得ているのは、田んぼで過ごす時間、なのだと思います。
もっと言えば、田んぼでの時間を心ある方々と共有すること、です。
毎年参加して下さる方々も、「田植え・稲刈り体験」として来ているのではなく、コミュニティの場として足を運んでくれているのだと僕は思っています。
そういう場を維持したい・・・だから、僕は来年も田んぼの活動を続けたいと考えています。

また来年。
「今年はどうだろうね?」「去年はこうだったね」「一昨年は大変だったね」・・・なんて話しながら、文化や政治の話なんかもしながら、皆で田んぼの中で汗をかければいいな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。

★イベント情報
 
今年の冬は、精力的に「ひょうたんランプづくり」したいと思っています。
現在いくつかの場所で開催予定です。
既に定員いっぱいのところもありますので、ご予約はお早めに。

『こぐま座でひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 11月27日(火)12:00〜17:00
  〇場所 こぐま座(長沼町東2線北9)
  〇参加費 5000円〜(こぐま座ランチ付き)

『ひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 12月9日(日)13:00〜17:00
  〇場所 石狩郡当別町金沢147-1
  〇参加費 4000円〜

『あまほろでひょうたんランプをつくろう』
  〇日時 12月22日(土)12:00〜17:00
  〇場所 AMAHORO(旭川市東旭川町瑞穂177)
  〇参加費 5000円〜(あまほろランチ付き)

*他、詳細は未定ですが、1月19日(土)に小樽でも開催いたします。
*すべてのお問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページ、もしくはEmail、Facebookのメッセージにて承っています。
posted by イトウ at 16:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
<a href=体験塾ロゴ.jpg" src="http://itogakiretatako.up.seesaa.net/image/E4BD93E9A893E5A1BEE383ADE382B4-thumbnail2.jpg" border="0">