2018年01月17日

夜明け前、僕は鎌を手に。

昨年末(12月30日)の早朝4時、薪ストーブに火を入れている時にそれは起こりました。
家に併設しているCoccoハウスから、その時間はまだ寝ているはずのCoccoさんの騒ぎ声と羽音が聴こえてきたのです。
すぐに見に行くと、闇の中でCoccoが一羽、止まり木から落ちて痙攣していました。
そして、そのそばには僕の携帯電話の灯りに反射する2つの目が…!

<それ>は僕に注意を向け一瞬止まりましたが、サッと壁の隙間から逃げていきました。
当別に越してきてちょうど2年。
野生動物にCoccoがやられたのは初めてのことです。
(作物は昨秋、結構食い荒らされて、電柵を設置しましたが…)

<それ>が侵入したのは4cm程の隙間でした。
以前から、「ふさいだ方がいいだろうな」と思いながら、そのままにしていた隙間です。
修繕を後回しにしていたことを悔やみながらも、すぐに対応し被害を最小限に抑えられたことに少しホッとしました(この手の小動物は、やたらと殺しまくったりするので)。

隙間をガムテープでとりあえずふさぎ、明るくなってから板を打ち付けました。
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もうすぐ新年を迎えるというのに・・・悲しい1日の始まりでした。
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どうやら、侵入経路はCoccoハウスにつながっている温室。
ここも、扉をしっかり取りつけるつもりで、解放したままだったのです。
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この足跡は、イタチでしょう。
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長沼に住んでいた時にも、一度やられたことがあります。
その時もほんの僅かな隙間(2cmくらいだけど無理やり通れば4cmくらいに広がるベニヤの隙間のようなところ)から侵入されて、一晩で数羽のCoccoが殺されたのでした。


足跡は、Coccoハウスの周りに多数あり、山へと続いていました。
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今回は幸い1羽で済みましたが、間違いなくヤツは味を占めて、これからここへやってくるでしょう。

僕は考えました。
「すべてふさいで入らないようにしなければ!」
「でも・・・それでもこの時期、完全な対策ができるかどうかわからない…」

「とりあえず、Coccoハウスは2cm以上の隙間をつくらないようにふさごう」
「でも、捕まえてしまわなければまたやられるかもしれない」
「よし・・・温室に一つだけ、隙間をあえて残して入れるようにして、ネズミ捕りを仕掛けてみよう」
「再び入ってくるようなら、捕まえて殺さなくては…」

大掃除や蕎麦打ちや正月帰省がある忙しい時でしたが、僕とイタチの静かな戦いが始まりました。



ネズミ捕りをいくつか(べたべた式と籠に捕獲式)を試しましたが、エサだけ盗られる日が続き・・・

1月初旬のある日、ついに<直接対決>の日を迎えました。

またも早朝、4時半頃のことです。
<何か>妙な気配を感じました。
(Coccoの羽音?もしくはわずかな鳴き声?カサっという物音?自分でもはっきりわかりませんが、とにかく<妙な気配>でした)
温室にそっと出てみると、やはり生き物が動くような微かな音がします。
そばにあった鎌を手にして、僕は近づいてみました。

僕の気配を察した<それ>は、スルスルっと壁際を移動して・・・
予想した通り、僕があえて残しておいた隙間に潜り込もうとしました。
隙間はかなりギリギリに開けておいたので、入るのに手間取っています。

ひと刹那、さすがに躊躇しましたが、逃げようとしている背中に鎌を振り下ろしました。
ザク、ザク、ザク!
3度太刀を入れ、手ごたえはありましたが、殺すことはできずにイタチは逃げていきました。
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リアルで申し訳ないですが、刃には毛と皮?肉片?が少しついていました。

そしてその後、イタチが来ている様子はありません(温室の小さな隙間はまだそのままなのですが)。
逃げたもののどこかで死んでしまったか、もしくは一応懲りて近寄らなくなったのか・・・。
どちらにせよ、<直接対決>によって、僕はイタチからCoccoさんの危機を救うことが出来ました。

イタチも生きるのに必死なのだろうし、憎しみなどもありません。
<殺す>なんて残酷な方法だとも思うけれど、でも、鶏を食べることを覚えてしまった野生動物をそのままにしておくことはできませんでした。
入って来なければかかわらずに済みますが、大事なものを狙って侵入してくるものと戦い、時には殺めることになるのは仕方のないことだと、僕は考えています(もちろん簡単に割り切れるものではないけれど…)。

だから、これで良かったのです。



ちょっと話は逸れるけれど、戦争や非武装を考える時に、「家に強盗が侵入してきても戦わないの?」という例えをされることがあります。
・・・戦うに決まってます。

でも、それと、国家同士が武力で殺しあう<戦争>は、まったく異なるものですよね。
だって、守るものも戦う相手もこちらの主体すらも、よくわからないから。
誰かの指示で、よくわからないものの為に戦うなんて御免です。
それよりも、本当は、戦わなくて済む方法を考え続けなくてはね。

勇ましさなんてイラナイです。
ヒョロヒョロと弱っちいくらいが丁度よいと思います。
ためらいながら鎌を手にして野生動物を撃退しようとするくらいが人間に合っているのではないか、と僕には思えるのでした。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『冬山散歩〜春を探して』
  〇日時 2018年2月3日(土)8:45〜15:00
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・裏山での冬芽の観察
      ・中小屋温泉までのスノーハイク(札沼線にて帰還)
  〇参加費 1500円
  〇定員 10名程度

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇内容 ・『OPEN SESAME〜The Story Of Seeds』ミニ上映会
      ・自家採種したタネ交換会
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。
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2018年01月13日

僕の「講座」のつくり方。

この時期は、エコビレッジライフ体験塾の講座も少しペースを落として、新年度の準備をしています。
体験塾は一応僕の「本業」。
仕事としてやっている以上、目的の一つは「現金収入を得るため」なのだけれど、もちろんそれだけのためにやっているのではありません。

だから、常に「自分がやっている意味は何だろう?」「このやり方でいいのかな?」と自問自答ながらです。
最近はアチコチで様々な講座やワークショップがあるけれど、「何故、<自分が>それをやるのだろう?」とあらためて考えたりもします。

しばしば僕が自分で(自分の暮らしのために)やっていることを「それもワークショップにしたら?」「講座にして(教えて)ほしい」というお声をいただきます。
でも、何でもかんでもそんな風に講座化してしまうのは、僕は違うと考えています。
一応、僕なりに講座化する「基準」や「段取り」があるのです。

新年が始まったし、自分がこの塾を運営するにあたって(というか講座を企画するにあたって)のコダワリを少し整理してみようと思います。



毎回必ず考え込んでしまうのは、以下の3点です。
・自分に伝える側としての資格(知識・技術・経験)があるか
・企画に(参加費を受け取る)講座としての価値があるか
・受け取る報酬が価値に見合ったものであるか


僕が企画する講座には、自らが講師として立つものと、長けた方に講師をお願いするものがあります。
自分で行うものは、当然自分が時間をかけて学び経験してきた分野です。

それは「栽培関係」や「食品加工系」「生態系にかんすること」が主ですが、例えば『醤油造り』などは、自分で仕込み始めて4〜5年経験してから講座として企画しました。
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ただ、当時は、4〜5年の経験など取るに足らないという気持ちもあり、「自分がお金をいただいて講座を開いて良いのだろうか?」と迷いながらの「醤油講座」でした。
それでも行ったのは、その頃は他に醤油について学ぶ機会がほとんどなかった(最近は札幌でも時々あるようですね)のと、情報がほとんどない中で試行錯誤や失敗を繰り返してきた経験を伝えなくてはもったいない、と思ったからです(最初は友人を集めて遊びでやりました)。
MY醤油仕込みを始めて現在は7〜8年。
まだまだ経験は不十分だと感じていますが、日々学び続けているので、毎年少しずつ内容の濃いものに出来ている自負はありますし、自分ならではの「視点」で伝えているつもりですので、今後も続けていきたいと思っています。
(今年も3月後半に「醤油講座」行う予定です!)


『豆腐造り』は、教員をしていた時からやっていましたし、お豆腐屋さんにも学びながら幾度となく自分では作ってきたので、経験はそれなりに長くあります。
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が、実は未だに「豆腐造り講座」として講座を提供してはいません(依頼を受けて行うことはありますし、昨年度から「豆部」の中の一枠としては行っています)。
豆腐造りは技術性の高いものです。
自分としては、「もっと技術を高めないとダメだよな」と感じるので、豆腐造り単体で講座を企画することはまだしていません。
だから、今年も「豆部」の連続講座の一つで体験していただくくらいがちょうど良いと考えています。
(それでも、講座として楽しんでいただく段取りは整ってきたと思います)


『味噌』や『醤油』をやっているので、「『みりんづくり』もやって欲しい」と言われることがあります。
でも、僕は「みりん」はあまり気が乗りません。
みりんも数年前からつくっていますが、作業は実に単純なので参加費をいただいて教える程ではありませんし、みりんが出来あがる過程は味噌・醤油と違ってドラマ性に欠けます。
麹の話をメインにするなら可能ですが、「自家製みりんをつくりたい」だけなら、「レシピ探してつくってごらん」という気がします。
「味噌だって簡単!」ではありますが、味噌にかんしては「経験者にも面白いと思ってもらえるような講座が可能」と思うので、講座化させていただいています(それでも味噌単発じゃ物足りないので、『タネまきから始める味噌造り』という連続講座で企画しています)。
取り組む内容が「講座にして面白いかどうか」も僕にとっては重要な観点です。


『ひょうたんランプ制作』を講座にしているのは、ひょうたんの栽培や事前の加工が結構大変なのでそれを僕が担いつつ、だけどとっても楽しいランプ制作は体験して欲しい!と思うからです。
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もう少し言えば、当初は、ひょうたんでランプシェードを制作して販売すること考えていました。
でも、そうすると僕の作品としての制作費用をいただかなきゃならないので、どうしても1万円以上になってしまいます。
本来、何でも自分でつくるのが楽しいし、その楽しさを伝えるのが僕の活動なのだから、「自分でつくってもらう方がいいじゃん!」と思ったわけです。
それなら材料費込みで4〜5千円で提供することができます。
なので、「つくり方を教える」というより、「つくる場と素材を提供する」というのが、この企画の趣旨なのです。
(これは今年は、3月か4月に行う予定です!)


一方で、しばしば要望される『ほうき作り』をなかなか企画できないのは、やっぱり自分の技術が人を指導するほどに達していないと感じるからです。
自分でそれなりの数を作ってはいますが、「まだまだ未熟…」なので、講座を行わずにいます。
友人で僕よりもずっと上手な作り手がいるのも、理由の一つです。
その方には3年前に一度講師になっていただきました。
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本来はまたお願いしたいのですが、謙虚な方なのでなかなか実現していません。
その方を差し置いて自分が教えるなんて・・・という思いもあって、最近は企画していないのでした。
もう少し自分の腕が上がったら、自分でも「伝える側」として立ちたいと思っています。


この、「僕より長けた方がいるならその方にお願いするべき」という発想も、僕にとっては重要な観点です。
今年で7年目になる『小屋づくり講座』は建築工房らくだの千葉さんに講師をお願いしていますが、これは当然、千葉さんあっての講座です。
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毎回一緒に講座をやってきていますから、講座の中で千葉さんが話すことや伝えることは、概ね僕も蓄えています。
自分でもそれなりにつくるようになりましたし、一緒に作業しながら経験の浅い方に教えることはできるかと思います。
でも、「教える」って、そんな甘いものじゃない!とも思うのです。

千葉さんが講座の中で「10のこと」を教えるとして、でもその背景には100も1000もの経験や知識があります。
その裏付けがあっての「講座で伝える10」なのです。
だから、自分で講師を務める場合はいつも、「講座で話すことの10倍のネタ」を持つようにしています(なのでつい話し過ぎて時間を越えてしまうのでした…それは反省)。

同じように『チーズ講座』『羊毛講座』なども、自分では積極的には行いません。
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それなりに経験しているので、そこそこつくれるようにはなっていますが、ハイジ牧場の金澤さんの豊富な知識・経験に裏付けされたお話には到底かないませんから、当然講師をお願いしています。


『織り』『染め』といったジャンルは、僕も10年くらい前から多少遊びとしてやっています。
相方のM氏は、僕以上に経験や知識があります。
なので「講座として企画してもいいかな?」と思うこともありますが、やっぱり「まだです!」という結論に達します。
まだ、というか、知人でプロもしくはプロ並みにやっている方がたくさんいるので、一般公募する企画とするなら、僕等じゃなくそういう方々にお願いするのが相応しいだろう、と思うのです。
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友人との遊びや「おまかせプログラムの1コマ」として体験してもらうことはやっています。

もちろん講師を依頼すればそれなりの謝礼をお支払いするし、参加費もあまり高くしたくないので、企画側にはそれ程収入にはなりません。
自分で講師をする方が収入になるのは確かです。
でも、質の高い講座にしたいと考えるなら、より相応しい方にお願いするべきだと思っています。

けれど、そういう場合であっても「企画し、参加者を集めるだけが役割」とは思っていません。
講師でなくとも、僕は「案内役」「企画の責任者」です。
講座で行う内容を熟知し、できるなら講師と近いくらいの情報を持っていたいと考えています。
それによって、講座がより深まるような投げかけも可能になります。
講師の方の話を「翻訳」することもできます。
「<講師の方の経験や知識>を<教育プログラム>に変換する」のが、僕の役割・仕事だと考えています。
講師の方の話が通じにくいことがあるとしたら、それは僕の責任なのです。



・・・というようなことを考えながら、僕なりに質の高い講座を企画できるよう努力しているつもりです。

蛇足かもしれませんが、最近しばしば巷で見受けられる「講座(ワークショップ)という名で、参加者の労働力をあてにしている(利用する)」やり方は絶対良くない、と思っています。
ただ「一緒に体験しませんか?」なら良いのですが、講座として参加費をもらうなら、せめてそれに見合う準備(教材化)をコチラが出来なきゃダメだと思っています。
教材化するのは結構大変なことなので、「そのくらいなら講座にはしない」ことが僕もよくあります。

参加費をもらうかどうか?
もらうならいくらなのか?


という点は常にとても迷うところでですが、基準を挙げるなら、講座として明確に「プログラム化が出来る」ものなら有料、ただ一緒に作業するなら無料です。
有料の「講座」にするなら、自分も含め講師料がどの程度必要か(本業かセミプロか、副業か、どのくらいの事前準備があるか)や材料費を考慮し、内容・情報量に見合った金額を決めます。
自分の収入は大事ですが、参加する側として「参加費分以上の価値がある!」と感じてもらえる設定にしたいと思っています。



・・・などなど、こだわっていけば、時間ばかり要して「かけた時間に見合う収入にならない…」のが実情ではあります。
本当はもう少し各種助成金や補助金を受けたらいいのかもしれませんが、安易に外部資金を受けることに抵抗があって(ズブズブな例を知っているだけに…)、今のところは参加費収入だけでやっています。

だけれど、「暮らし方や世界観が変わっていけば、少しずつ社会や未来はマシになるだろう!」「ニンゲンだってその方がシアワセになるだろう!」と僕は信じているので、得ているものはお金という数値だけではないのです。
そのあたり、今後も迷うとは思いますが、ブレないように、できるだけ誠実に活動を続けていきたいと思っています。

「明日、死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。
幸福とは、あなたが考えることと、あなたが言うことと、あなたが行うことの調和がとれている状態である。」


・・・とガンジーさんも言っていますしね。

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随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円程度(調整中)
   *タネ交換会の前に行う学習会の内容は調整中です

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2018年01月09日

好きなこと、嫌いなこと。

年末年始はやや穏やかでしたが、数日前からまたドン!と雪が降りまして・・・

玄関から出るのも大変。
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屋根と窓がつながっちゃいそう。
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家の中からは、こんな景色です。
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屋根の下はどうしても雪が溜まるので、すでに何度か排雪作業をしています。
年末にも一度しっかりやったはずなのですが、10日と経たないうちにまたこんな状態なのでした・・・。

仕方がないので、数時間かけて除雪&家周りの排雪作業。
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とりあえず今回は、こんな程度でいいことにしましょう。
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なんだかこの冬は(も?)雪の愚痴ばかり言ってる気がしますが、はっきり言って僕は、「除雪」という作業ほど気の乗らないシゴトはありません。
まあ片付いていくこと自体は嬉しいし、やり始めたらそれなりに面白みもあるのですが、どんなにキレイに仕上げても数日後、いやもしかしたら明日、サイアクの場合今日の夜にはまた元の木阿弥になっちゃうかもしれないことを思うと、どうにもムナシサが伴ってしまうのです。
毎回必死にマイナスを0に近づけるだけのシゴト・・・。
どんなにやっても成果の残らないシゴト・・・。
ああ、色即是空・・・(違うか)。

しかも、この冬のように週の半分近くを出稼ぎに行ってると、家にいる日の作業時間は実に貴重です。
アレもやりたい、コレも片づけてしまいたい・・・と考えているのに、半日が除雪で費やされるのは非常に残念無念なのでした。

ま、仕方のないことなんですけどね・・・。



そう・・・、仕方がないことなんです!!
愚痴は言いますが、でも、だからってやらないわけにはいかない。
ムナシクたって、ツマラナクたって、雪に埋もれていっては暮らせません。
諦めて、「エイヤッ!」とやる以外はないのですね。

そもそも、「暮らす」とか「生きる」って、そんなことばかりのような気がします。
食べ物をつくる(作物や家畜を育てる)ことは基本的に喜びの多いシゴトだけれど、本気でやればその大半はシンドイ作業です。
草取りも、日々のお世話も、モノによっては収穫も。
家畜を飼えば、喰う為には、情の移った相手を殺すという最も嫌な作業がありますし。



この頃、「好きなことだけやればいい」という旨の言葉をしばしば見かけます。
「嫌なことはやらなくていい」といういい方の場合もあります。

そういう言葉を聞くと、僕は「そうかなあ?」と思ってしまいます。
日々ストレスを抱えて思い悩んでいる人には光明をもたらす言葉かもしれないけれど、「本質的にそれは<ない>よなあ」と感じます。

だって、「好きなこと」は、それ「だけ」では存在し得ないから。



例えば僕を見て、「やりたいことをやってていいですね」と言ってくれる人がいます。
確かに僕は今、結構自由にやりたいことをやって生きています。

でも、「やりたいことだけ」で生きているわけではなく、実は、やっていることの大半は「やらずに済むならやりたくないこと」です。
シゴトや作業なんて、そんなものだと思います。

ヒョウタンでランプをつくるのは楽しいけれど、つくれる状態に準備していく作業は面倒でシンドイことばかり。
エコビレッジライフ体験塾でいろいろな方に喜んでもらうのは嬉しいし、講座の準備をするのは好きな時間だけれど、人に声をかけて募集したり営業したりするのは僕にとってストレスの大きい作業です。

でも・・・、やります。
やらなきゃ進めないから。
そこにちゃんと価値や意味があることを知っているから。
もちろん必要以上に我慢することはないけれど、「必要」があって「納得」できるなら、まあ多少のストレスや無理があったってやるわけです。

「好きなこと」と「嫌いなこと」は、いつだって混在してると思います。
上記の表現に対して「違うんじゃない?」と感じるのは、たぶん「モノゴトをその2つの感情によって振り分けられる」という誤解を与えるからなのですね。

「嫌なことはしない」という観点で考えるなら、それは具体的なシゴトや行動というより、「人をだましたくない」とか「人をできるだけ傷つけたくない」などの「心の指針」「自己哲学」として持っていればいいのではないかと、僕は思います。



そして、イキモノは、生きていく上である程度の苦やストレスに耐えられるように出来ています。
適度なストレスがあるから、耐性も身につきます。
僕ら人間(現代社会に生きる日本人)だって、本来は野生のイキモノと同じ。
ストレスのない世界で生きるようには出来ていません。
むしろ、寒さ暑さや空腹、疲労など、いかにストレスに耐えしのいで生き延びるか、というのがベースになっています。
(我慢し続けて心や体が病んでしまう人もいるけれど、それは、「ある程度」というセンサーが不調になってしまったからでしょう。センサーも体の一部だから、そもそもあまりに弱いとすぐにそれ自体が不調になってしまうのだと思います)

人間は、科学や社会システムを発展させることで、「嫌なことは避ける」術を増やしてきました。
快適な環境を整え、食糧を生み出し、自分がやりたくないことをひたすら人に押し付ける社会構造もつくりました。
でも、その一方で、身も心も「病」と背中合わせで生きるようになっているようにも思います。
常に精神の奥底に「不安」を抱えているように思います。

もしも(ありえないけれど)全くストレスのない、「好きなこと」だけの世界にいられるとしたら・・・
きっと、「好きなこと」にも何も感じなくなって、人格も崩壊していくんじゃないだろうか?

夜と昼が繰り返し、人間にとって善玉菌がいて悪玉菌もいる。
楽しいことがあって、穏やかな時がある。
不快なことや悲しいことや苦しいことが波のように押し寄せて、でも、その中で輝く喜びの瞬間も見つけ出す。

世界との対峙の仕方って、それでいいんじゃないかな。



話は戻って、除雪作業。
僕はこのシゴトがほんとに嫌いなのですが、だからと言ってやらないわけにはいきません(お金を払ってやってもらうはずもなし)。
でも、この場所で暮らすって、それを受け入れるしかないのです。
「ホント不毛だよな!」と思いながら、「ナニクソ畜生、負けてたまるか」とイースタンユースの『ナニクソ節』を歌いながら、体を動かすのです。

で、家に入って暖かいお茶を飲みます。
「いやあ、ほんと不毛だよねー」と同居人に愚痴り、翌朝また積もっていたら、「勘弁してくれー」と笑うのです(笑うしかない)。
そんなこんなしながら、春を待ち焦がれます。

この地での暮らし、僕は嫌いじゃないのですから。
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(また屋根の雪、落ちてきた・・・苦笑)
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  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円程度(調整中)
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2018年01月01日

良い年でありますように。

(大掃除は十分じゃないけど)しめ縄を飾って、歳神様をお迎えしましょう。

まず、建設途中の小屋に。
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いつも僕にたくさんの示唆や教えをくれるCoccoさんにも、良い年でありますように。
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そしてもちろん、母屋の玄関にも。
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1週間前につくっておいた鏡餅は、残念ながらすでにカビが生えてしまったけれど、まあそれも込みで僕らの暮らしってことで・・・そのまま飾りました。
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*今年のしめ飾りで頑張った宝船を添えて・・・



あけましておめでとうございます。
2017年、たくさんの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

2018年が皆さんにとって良い年でありますように!
まだお会いしてないたくさんの方にお会いできることを願って!


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
現在は、随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座を承っています。

★現在決まっている出前講座は、1月28日に札幌市篠路で開催する『発酵講座』です。
 https://www.facebook.com/events/796943523823976/
↑満席の為、受付終了したようです。申し訳ありません!

<イベントスケジュール>
『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  ・2018年2月18日(日)AM

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2017年12月29日

お餅を食べて、また来年。

今年も「餅つき会」をしました。
12月24日。年の瀬も押し迫るお忙しい時期でしたが、たくさんの方が集まって下さりました。

数日前から天気が良く、順調に雪も解けて会場準備もはかどりました。
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(前日や当日に大雪だったら、ひたすら除雪に追われるところでした・・・)

当日朝。静かに朝日が昇るとともに、僕は臼を温め、米を蒸かす準備に入ります。
良い日になりそうな予感がしますね!
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9時半ころからボチボチ人が集まり始め、準備を手伝っていただきました。

11時、最初の米が蒸し上り、いよいよ餅つき開始です。
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さあ、よいしょ!!
ぺったんこ!!
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あっという間につき上がり、丸めて、つきたて餅を頬張ります。
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ズラリと並んだ餅を引き立てる品の数々。
あんこに挽き立てきな粉、納豆、佃煮、味噌、つけもの、チーズ・・・。
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さあ、2臼目いきましょう。
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2臼目は、お雑煮で餅を味わいました。
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どんどん突いていきましょう!
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後半は、持ち帰り用の「鏡餅」づくりです。
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歳神様をお迎えするためのお餅、美しく丸められたでしょうか?
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予定していた6臼すべてつき終わり、皆さんに片付けも手伝っていただきました。
「今年も無事にみんなで美味しい餅を食べられて良かった・・・!」とホッとしつつ、「またたくさんお世話になりました!」と深謝。


そして、片付けの後、お茶を飲みながら、新年を迎えるためにもうひと仕事。
しめ縄づくりです。
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それぞれ、新年への願を込めて縄を綯い、出来たものを持ち帰っていただきました。

賑やかだった場所がすっかり静かになり・・・
ホッとしていたのですが・・・
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翌日午後から3日間ほど、今季最大の猛吹雪がやってきました。
吹き溜まりになったドアは開かず・・・
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餅つき会場へつけた道も途絶え・・・
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ビニールを外したハウスは、1夜にして雪に埋もれました。
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でも、餅つき会が終わるまで、吹雪も足踏みして待っててくれたのかもしれません。
吹雪にも、「ありがとう!」と言いたい気分です(除雪は大変でしたが)。
これで今年の「活動」はほぼ終了。
また1月から、皆さんにお声をかけながらやっていきたいと思います。

少しの間、この場所に静かな時間が流れそうです・・・。
(雪に埋もれつつ・・・)
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↑満席の為、受付終了したようです。申し訳ありません!

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  ・2018年2月18日(日)AM
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2017年12月23日

来年こそは。

12月24日に餅つきをすることになったので、ビニルハウスを仕舞わずにいます。
今年は11月末から「ドカーン!」と雪が降って、まさに当別らしくガンガン積もり続けているので、ハウスがつぶれないようにケアするのもなかなか大変です(一部、すでに壊れました…)。
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この時期までハウスを置いておくのはやっぱり大変すぎるので、来年の餅つきは12月の前半にしよう!…とすでに決意しています。
(ちなみに昨年は<初当別>だったので、恐れて12月11日に開催していました。今年はナメていたわけじゃないんだけど・・・甘かったです)


とは言え、冬前の仕事が全然すすまなくて、大豆や雑穀など収穫したままハウスに放置していたので、なきゃないで塩梅悪かったというのもあります。
(この冬はバイトに行く日数が多くて、なかなか自分の作業が出来ていないのでした…)
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11月末に始めた大豆の脱穀は、昨日ようやく8種類分すべて終えました。
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ヒエなどの雑穀も順にやっています。
ほうきキビは結構な量なので、本当は足踏み脱穀機でやりたいのですが、出すのが大変すぎるため地道に手でしごいています・・・(もう、室内に持ち込んで冬の間気長にやります…)。
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このあたりの収穫物処理作業、本来は11月末までには終わらせておきたいところ。
この秋は、小屋づくりに重点を置いていたのでほとんど他のことがおろそかでした。
もちろんそれは自分で優先順位を決めて動いていたので承知の上なのですが・・・もう少しゆとりを持って仕事をすすめなきゃダメですね(つい「そもそも無理だろ?!」ってスケジュールを立ててしまうんだよなあ)。
まとまった雪が思いの外早くにやってきたのも予定外でしたが、それも込みで作業をすすめるべきなのですねー・・・とわかっちゃいるのに、なかなかね。

あらためて思い知ったのが、大豆。
なかなか乾ききらなかったのでギリギリまで畑に置いておいたら、すっかり雪に埋もれてしまったのでした。
(タイミング悪いことにバイトで不在の時に…)

こういう状態のまま、よく朝にはユキノシタでした。
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大慌てでビニルハウスに全部運んで、ハウス内で解かしてから乾燥。
ある程度まで乾いたので、たくさんある青大豆をまず脱穀して、大きなトレイに広げて家の中に保管していたのですが・・・
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気がついたらカビだらけになっていました。

またまた大慌てでいくつもの段ボールに分けて広げて、ストーブの周りで数日間、乾燥。
今は夜な夜な、選別しています。
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かなりカビが蔓延してしまったので、悪いのを除けるというよりまあまあ良さげなのを拾い集めていくような感じ。
醤油用の大豆4kgくらいとタネ用1,2kgが採れればいいのですが。
(慌てて暖かいところに置いたから、発芽率がだいぶ下がっちゃったかも…)


やっぱり適期にやるべき作業をやっていかないとダメだなあ、と痛感しました。
相手(この場合は作物)と天気の様子を観ながら、相応しいことをやっていかないとね。
今の人間の暮らしにはそれ以外の行為も多々あるから、なかなか難しいですけどね(金稼ぎとかね)。
でも、自分にとって優先すべきことは何か、あらためて考えさせられる冬の始まりなのでした。

何年やっても「来年こそは!」ばっかりだなあ(苦笑)。
でも・・・「来年はもっとちゃんとやろう!!」
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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
現在は、随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座を承っています。

★現在決まっている出前講座は、1月28日に札幌市篠路で開催する『発酵講座』です。
 (詳細は決まり次第お知らせいたします)

<イベントスケジュール>
『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  ・2018年2月18日(日)AM


posted by イトウ at 05:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

焼き芋屋さんが来るように。


冬の始まりの12月2日、今年も『ども歳忘れ興行』に参加してきました。
「劇団いもや」、今年の演目は『イモ神家の一族』です。
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11月初めに顔合わせして始動。
練習は正味2時間弱を3回ほど、です。
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それでも、個別に練習したりアイデアを共有したりして、当日にはそれなりにお客さんに喜んでもらえる舞台になったのではないかと思います。
良かった良かった。
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「劇団いもや」の芝居は、常にやきいもがテーマです。
脚本は僕が書くのですが、団長である河野氏(焼き芋屋)から「今年の<いもやこうの>のウリは何?」と聞き取りをしてネタを仕入れるところから始まります。

今回は、「(焼き芋を焼いて売っている移動販売車の)いも車が壊れてリニューアルすること」でした。
そこに、僕がやりたかった「ゾンビもの」と「犬神家」のテイストを加えて、お話をつくりました。
(ストーリー的には「犬神家の一族」は関係ないのですけど…)
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今回で5回目となる「いもや」の芝居は、風味を変えつつも似たような展開です。
(河野氏は、毎回「いもやこうの」役で出演)
看板女優(笑)である大工の千葉さんも定番。登場するのも、濃い目のキャラクターばかり。
「マンネリじゃない?」と思う人も居るかもしれません。

でも、「いもやはマンネリでいい!」と僕は思っています。
子どもも大人も理解しやすく楽しめる内容というのは大事だし、そもそも僕らはそれ程練習もできない素人の集まりです。
素人が最低限の練習で仕上げるためには、キャラクターの濃さとストーリーの単純さ、定番の展開、わかりやすい音響などが必要だと思うからです。



そして、観た人に「あれなら自分も参加したい」「できるかも」と感じて欲しいなーという思いもあります。
ストイックに技術や哲学性を突き詰めていく芸術ももちろんアリだけれど、本来の芸術は誰もが持っているはずの「自己表現したい!」という欲求にこそ宿っていると僕は考えているからです。
だから、いもやは、出演してるメンバーの楽しさが何よりも大事です。
配役を決めて脚本を書くとき、見せ方以上に、出演する人の顔を思い浮かべながら、「○○さんはどうしたら活き活きできるだろう?」と考えたりもします。
(学級担任をしていた時の気分に似ています(笑))

今回は情報共有にLINEを使いました。
僕はスマホがないのであまりそこには参加できませんでしたが、かなりの頻度で「こうしたらどう?」等々やり取りされて、盛り上がっていたようです。
きっと、文化祭を楽しむような気分なのだと思います。
学生時代に文化祭に取り組むとき、僕らは、それが芸術的かどうかよりも「仲間と一緒につくりあげること」を楽しんでいたはずです。
「劇団いもや」は、そういう存在でいいのだろうな、と思っています。

毎年、冬になったら焼き芋屋さんが変わらずやってくるように、劇団いもやも続けていけたらいいなー(でも焼き芋屋さんもきっと、お客さんに美味しく食べてもらえるよう工夫や改善を積み重ねているはずです!)。



余談ですが・・・
ども興行の翌日、札幌市簾舞の「虹のしっぽ」さんで『俺を熊と呼ぶな』というお芝居を観てきました。
出演者であるモケレンベンベ・プロジェクトのお2人とは仲良くさせて頂いているのですが、「すごい!これはホンモノだ!!」と感じさせられるような1時間半でした。
笑いもありつつ、スリリングで、観た後にいろいろ考えさせられるような、演劇でしか表現できないような内容に・・・正直、僕は「うらやましいなあ!」と感じてしまいました。

「劇団いもや」とは別に、そういう緊張感を持った表現もしていこう・・・!
・・・と、企んでいるこの頃です。
僕の中のゲージツは、いつだってウズウズしているのです。

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posted by イトウ at 19:01| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

小春日和を信じるな。

来年の自分に向けて書きます。
「待ったなし 小春日和を信じるな」


だいたい10月の最終週あたりに初雪が降って、「わ、大変だ…!全然片付けが終わってないのに…!」ってことになって、でもその雪は解けて、「でも、こりゃそろそろヤバいぞ!」と褌を締めなおして秋の片付けを追い込みでやって、まあそれなりにちょろっと降ったり解けたりを繰り返して12月初めくらいにドーンと降って、いよいよ根雪。もう諦めましょう・・・。

・・・そんなんが僕の頭の中の、秋の終わり(もしくは冬の始まり)のイメージ。

そう。
季節って、グラデーションのように密やかに移りゆくものでしょ?
だいたい、物事には移行期って必要でしょ?
アップもなしで全力疾走したら、ケガしますよ?

ま、油断していた僕が悪いのですが。

11月に入っても珍しく初雪もなく、そこそこの冷え込みはあっても、ダイコンがシバレたりもせずに11月12日のつけもの講座が終わりました。
14日までは、こんな景色でした。
お日様が出れば、「小春日和はいいですなあ」とつぶやきたくなるような。
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緑がほんと、美しくってね。
「そろそろ片付けもしなきゃねー」なんてね。
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(実際はそんなのんびり過ごしてはいなくて、焦りながら優先順位を考えつつ朝から晩までびっちり働いてはいたのですけど…)

15日の夜あたりから急に冷たい雨になって、「あ、これって雪…?!」。
16日朝にはひざ下くらいまで積もっちゃって、「げげっ、イキナリこれ?!」。
そして17日朝には、さらに積もっちゃって、すっかり冬景色となってしまいました。
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17日、18日にさすがに最低限のもの(畑に残っていた大豆とか、電気柵とか)を片づけましたが、雪から掘り出しながらの作業なので、それはそれは大変でした。
雪がなければ1時間で終わるものに、半日近く・・・まったく非効率です。
初雪があろうとなかろうと、畑の片づけは10月中に終えるべし。
これが、今年の教訓です。
(毎年こんなこと言ってるようですが、ちょっと違うのは、当別という場所の地域性です。以前住んでいた長沼では、さすがに11月半ばにこの量が降って根雪になることはありませんでした。頭の中が、まだ長沼モードなのが問題なのですね。ここは当別という、別世界なのです・・・!!)



さてさて、この雪は、当然のように解けることもなく・・・そのまま根雪に。
11月末には完全に本気の冬モードになって、こんな状態です。
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車も埋まっちゃって、無残です。
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山への道も、ラッセルが必要・・・。
(小屋の作業も、始めるまでに3倍時間がかかるようになりました・・・)
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前日除雪機を使って、キッチリ雪はねしたにもかかわらず、翌朝にはまたこの状態・・・。
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除雪自体は嫌じゃないけど、他にやらなきゃならないことがたくさんあるにもかかわらず、雪との格闘に毎日2〜3時間もかかるのは精神的にシンドイものです。
頑張った成果が、翌朝には元の木阿弥になってる理不尽さ・・・これが続くと、やっぱり凹みますねー。

さらに、しばしば出向く、江別や長沼方面も、もちろん札幌も、ほぼ「積雪0」だったということ。
(昨日ようやく少し!積もりましたね)
10分も車で走れば積雪が目に見えて減って、20分走れば全くないのですから、その差に愕然としちゃうのです。

「おやおや、普通に秋ですねー。」
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「まあ、11月終わりなんてこんなものだよねー」
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・・・で、当別に近づくと、雪雲でドンヨリしていって・・・
「ただいまー・・・・・(苦笑)」
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ビニルハウスもちょっと壊れました・・・。
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(餅つき会までは片づけられないのですー)

ニンゲンは、「自分の状態」でツラくなるのじゃなく、相対的な感覚でツラくなるのだと、日々、実感させられるのでした・・・。
対策としては・・・「ネタにする」ということくらいかな。

さて、それでは。
ぼやいててもしょうがないので、除雪に行ってきまーす。
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posted by イトウ at 07:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

ぐるりの豆部の心意気。


今年も、全5回の『ぐるりの豆部』が終了しました。
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最終回の今回は・・・
いよいよ、そもそもの目的である「味噌仕込み」です。

まずは、数種類の味噌を味見しながら座学(すべて僕が仕込んだもの)。
お味噌の勉強です。
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そして仕込みの時間。
麹を塩切りして・・・
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大豆をつぶして、混ぜて・・・・
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各自、持参した容器に仕込みました。


それぞれの味噌仕込みが終わったところで、もう一つ「大事な作業」をしていただきました。
体験塾用の、「大樽味噌の仕込み」です。
今回は3kgの大豆を大樽用に用意しました。
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ここで大事なのは、半年間おつきあいくださった皆さんの「手」で触れていただくことです。
うちの大樽味噌は、10年近く前から、体験塾(当時は通年コース)の最後の活動で仕込んだ味噌を「タネ」としてつないでいます。
少しずつ、少しずつ、いろんな方の手の常在菌や想いが入り込んで、熟熟と熟成している…というわけなのです。
来年の仕込みでは、今年の方々の「何か」もタネ味噌の一部となりますね。
それが、うちの味噌の一番大事なところなのでした。


いよいよ準備が整いました。
それでは、恒例行事と参りましょう。

狙いを定めて・・・
新しい年がすばらしいものであるよう祈願しながら・・・

どーーーん!
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どーーーーーん!
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どーーーーーーーん!!!
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いろんなものを詰め込んだ、大樽味噌「ぐるりの樽味噌2017」
今年も皆さんと一緒に楽しく仕込むことが出来て良かったです。
ありがとうございました!
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こうして、今年も無事に終了した『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌仕込み』。

ちょっと振り返ってみましょう。
始まりは・・・
「第1回の5月末」、ではなく、実は「昨年の10月」なのです。

何故って?
それは、「タネを収穫」したのが昨年の10月だから、です。

昨年の豆部の皆さんが刈ってくれた大豆。
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それをタネとして、今年の豆部が始まりました。
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(ああ、この時僕は、前日に腰をギックリとやってしまって、ナサケナイ姿で初対面したのでした…)

初回は「もやしづくり」や「タネの勉強」をしましたね。
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2回目の6月には、大豆の成長を観察し、お世話。
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そして、豆腐造りを体験しました。
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第3回目は8月。
大きくなってきた大豆に心躍らせながら、汗をかきかき除草など。
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大豆加工体験では、石うすを使ったきな粉づくりを行いました。
挽きたてのきな粉、美味しかったですね!
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そして10月には収穫。
立派に実った大豆を刈って、島立てしました。
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この時の大豆加工は、納豆造り。
納豆菌のチカラに驚かされましたね。
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この4回目に収穫した大豆を脱穀、選別し・・・
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・・・先日、「5回目」にて味噌仕込みを行ったのでした。



お味噌も「タネ味噌」としてつがれ、・・・ぐるり。
もちろん、収穫した大豆も、来年のタネとして、・・・ぐるり。
僕らを取り囲む植物や微生物も生きて、死んで、朽ちて、・・・ぐるり。

生き物の暮らしは、本来、途切れることなく、ぐるりと巡ります。
人間の暮らしも、知恵やタネが引き継がれながら、長い間、ぐるりと巡ってきました。

繰り返し、繰り返し。
でも、同じことをしているようでも、少しずつ変化し、いろいろなものが加わり・・・

・・・また、ぐるり。


そんな「ぐるり」の一部分でありたい、というのが、『ぐるりの豆部〜タネまきから始める味噌』のメインテーマです(そして、僕の活動の一番大きな柱です)。
大豆の栽培や味噌仕込みを通して、「ぐるり」の心地よさや豊かさを感じていただけていたら、何よりうれしいのですが。

今年かかわって下さった皆さん。
ありがとうございました!
でも、これからもよろしくお願いいたします。
(各自仕込んだ味噌も、継いでいってくださいね!)

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posted by イトウ at 07:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

仕込みの季節。

今週日曜日は、今年最初の「味噌仕込み」。
5月にタネまきを行い始まった「ぐるりの豆部」の最終回で、いよいよ収穫した大豆で味噌を仕込むのです。
(ちなみに、僕は来春までに何度かに分けて味噌や醤油を仕込むので、僕的には「仕込みごと」の事始め、「仕込みの季節が来たな!」って気分です)

10月に収穫して干してあった大豆を先週末に脱穀。
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1か月も干せば普段は十分なのですが、今年は雨が多くハウスに引き入れるタイミングも悪かったため、弾けなくて苦労しました。
やっぱり何事もタイミングが大事!

ここ数日は夜なべしながら、選別を行っています。
おしゃべりしたり好きな映画でも見たりしながらの「豆選り」は楽しい時間です。
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今週末に使いたい8kgまで、あと少しです。


そしてもう一つ、米麹の準備もしています。
製麹もこの時期の恒例。それなりに気の使う作業ですが、僕は大好きな仕事です。

蒸し米にタネをつけて・・・
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2日間、保温。
ジワジワと温度が上がり、麹菌が米粒に広がっていきます。
イイ感じです。
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楽しい楽しい「寒仕込み」、これからいろいろやっていくわけですが・・・
今年の冬は、もう一つ、ちょっと大掛かりな仕込み仕事にもかかわらせていただくことになりました。
経験したことのない規模で、プロのやり方を学ぶのもすごく楽しい時間です。
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posted by イトウ at 23:37| Comment(0) | 発酵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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