2018年02月24日

タネ友集う、2018年春。

2月18日(日)は、タネ交換会『ひとつぶのタネのチカラ』でした。
僕にとって大事なこの恒例イベントも7年目となります。

さて・・・
事前の準備は結構大変です。
交換前に上映する映画を決めて手配したり、配布物を作成したり(今回は上映時間に合わせて映像の編集も…)。
イベント告知をして、参加者さんのお申込みを確認し、お一人ずつと連絡を取り合うのも意外と時間がかかります。
会場に展示するもの(タネ見本や発芽の様子)の準備も、1か月くらい前から計画的に進めなくてはなりません。
が、実は今回は、播種したスプラウトの生育が思わしくなく、少し古めのタネを使ってしまったモヤシも日の目を見ませんでした。
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(タネという生命のための発芽環境、保存環境・・・こんなことからも、タネについていろいろ考えさせられますね)

おっと忘れてはイケナイ、自分の交換用のタネも準備しなくては。
今回は、トマト2種に長ナス、食用ヒョウタン、食用ホオズキ、エゴマなど10種類ほどをパッケージしました。
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当日です。
会場の準備や受付は、参加者でもある友人たちが手伝ってくれました。
(いつもありがとうございます!)
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プログラムの最初は映画上映。
今回上映したのは『OPEN SESAME』という、自家採種を大切にする人たちの取り組みの様子(主にアメリカ)をまとめたドキュメンタリーです。
映画の中で出てきた「タネが持つ物語」という言葉は、今の自分にとってもキーワードなので、「普遍的な考え方なのだな」と嬉しくなりました。
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この、映画上映の時間枠は、イベントを始めた当初は恵庭の自然農法家・坂本一雄さんにお話ししていただいていました。
坂本さんのお話を聞きたくていらっしゃる方も多かったのではないかと思います。
坂本さんが他界された後はこうして映画の上映を行っていますが、より深い学びの時間として今後どうするか考えていきたいと思っています。

続いて、昨年より始めた「実践紹介」の時間です。
今年は長沼町の「うたりん農園」平野ご夫妻と、あいの里の「ふぁーまーと農夢」佐藤さんに、取り組みを紹介していただきました。
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平野さん、佐藤さん、ありがとうございました。
(短い時間でスミマセンでした)

そして、いよいよ「タネ交換会」です。
輪になって座り、まずは自己紹介をしていただきました。
30名強に一言ずついただくのでかなりの時間がかかってしまいますが、この一言があることで、交換もぐっとスムーズになるのではないかと思っています。
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フリータイムです。
待ってましたとばかりに、各自自由に動き回り、交換したり栽培談議に花を咲かせたり・・・。
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あっという間に30分が過ぎ・・・
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・・・交換終了。
会場の関係で2時間ほどの枠に盛りだくさんの内容にしているので、どうしても毎年「もう終わり?!」「ちょっと時間が足りないよ」という雰囲気になってしまいます。
来年はなんとかもう少しゆっくり交換していただけるような時間枠で設定したいと思います。

ただ、「話し足りない!」という声に応えるために、今年は事後のランチ交流会を設定しました。
会場を移動して美味しいランチをいただきながらの2時間は、なかなか濃い時間となったのではないかと思います。
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長〜い1日がおわり・・・交換したブツを広げてみました。
いろいろなタネ。
タネがない方から受け取った品々。
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僕が渡した子たちが元気に育ってくれることを祈りつつ、託されたタネたちをしっかり育てることを決意しました。

あらためて思うのは、「交換っていいなあ」ということ。
「欲しいものを得る」ことが目的なのではなく、「交換すること」自体に意味があるような気がするのです。
それはつまりコミュニケーションの価値です。
タネを介して、タネを大事に思う人たちと出会いかかわりを持つ・・・「タネ交換会」の真の価値は、そういうところにあるのかもしれません。

もちろん、「いただいたタネ」は大事なのですけどね。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『My醤油を仕込もう』(受付終了)
  〇日時 2018年3月18日(日)13:30〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・お醤油の話
      ・醤油の仕込み
      ・醤油麹づくりの実演 ect...
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『樹から生み出すバターナイフづくり』
  〇日時 3月25日(日)13:30〜16:30
  〇場所 当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円(1ドリンク、おやつ付き)
  〇定員 12名
  〇講師 草刈万里子さん

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。

posted by イトウ at 10:21| Comment(0) | 体験塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月17日

オクサレ様、万歳。


例年、秋に収穫したヒョウタンたちは、すぐに穴を開けて水に浸けておきます。
本当は寒くなる前にキレイにしてしまいたいのだけど、北海道ではどうしても秋のうちに腐植はすすまず、腐ったワタを抜いて洗う作業は春に行っています。

今回は作業はさらに遅れ、1月に家の中で穴あけを行い、茶の間の片隅や風呂場などに水漬けしたバケツを保管することになってしまいました。
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きっちり封をしていても、なんだかニオって来るようになったこの頃(そう!ヒョウタンを腐らせる時のニオイってスゴイんです!!)、思い切って風呂場で「洗い」を行いました。

ニオうだけあって、いい感じの腐れ具合です。
水をかければ、簡単にワタやタネが取り出せます。
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換気扇を廻し、風呂の残り湯で流しながら、タワシで一つひとつ磨いていきます。
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今回はビニル手袋をつけて行いました。
以前素手でやったら、何日も完全にはニオイが取れずに参ったことがあったのでした。


まあ、この、「ニオイ」というやつばかりは、文字で伝えきれないのですが、嫌気性発酵というかドブというか、ウ〇コというか・・・(いやウ〇コはウ〇コでも、あまり新鮮じゃない感じの公衆トイレの…(苦笑))

とにかくそんな「スゴーイニオイ」が作業現場の風呂場には充満し、もちろん僕の服や髪にもニオイ成分は付着し、僕が通ると家人が「うわーん、オクサレさまが通るよー・・・」と力なく笑うのでした。
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*洗ってすすいでも、ヒョウタン自体のニオイはなかなか取れないのです・・・。


「今の家の風呂場で出来るのはせいぜい千成ヒョウタンまで!」と判断し、大ビョウタンはまだそのままです。
それでも、乾燥中の家の中には、何とも言えない「臭気」が漂っています。
怖いのは、その中にいるとどの程度クサいのかがよくわからなくなること。

「もうそれ程クサくないんじゃないか・・・?」
と思って外出し、リセットされた嗅覚で帰宅すると、やっぱりしっかりクサいのでした。



まあ、そんなヒョウタンですが、僕は大好きなのです。
このフォルム、質感。
人類が最初に意図的に育てたのはこの子たちだったんじゃないか、と思うくらい、僕らの傍らで役立ってきた植物。
着果している様子も可愛いのです。
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実が大きくなってぶら下がるさまも、ああ見事!
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このビョ〜〜ン、も好きですねえ。
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ドロドロヘドロのオクサレに包まれたものを洗って乾燥させて、創り出されたものたちは、「再生」を感じさせる美しさを持っています。
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そして・・・
オクサレさまですら、僕には愛しいものに感じられます。
だって、「何かが腐る」という現象は、浄化していく過程ですから。
「現象」と言ってもただ勝手に起こるのではなく、これもまた、小さなイキモノたちの「生命活動」そのものです。
彼らは、腐らせ(または発酵させ)、食べて出して増えて死んでいきます。
ただそれだけ。
ただそれだけだけれど、その繰り返しによって、この世界は浄化され、生命は繋がっていくのです。

全てが繋がり、生まれ変わりっていく。
素晴らしい世界の理を、僕はオクサレさまの作業をしながら、そっと心の奥底で感じたりもするのでした。



雪が解けて暖かくなったら、残りのヒョウタンを洗ってあげようと思います。
今日は、今回洗ったヒョウタンを持って、豊浦町での「ひょうたんランプづくり」です。

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3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『My醤油を仕込もう』
  〇日時 2018年3月18日(日)13:30〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・お醤油の話
      ・醤油の仕込み
      ・醤油麹づくりの実演 ect...
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名

『樹から生み出すバターナイフづくり』
  〇日時 3月25日(日)13:30〜16:30
  〇場所 当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円(1ドリンク、おやつ付き)
  〇定員 12名
  〇講師 草刈万里子さん

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。

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2018年02月13日

冬山散歩に出かけよう。

2月3日(日)は、『冬山散歩〜春を探して』でした。
この企画の発端は、毎回「裏山散歩」の講師を務めていただいている喜多さんと昨年行った、少し長めのスノーハイク。
それがとても面白くて自慢していたところ、「私も行きたい!」という声があったので今回、ミニツアーを企画してみたのでした。

結構冷えた節分の朝、8時半に集合し、準備。
スノーシューをつけて、我が家の裏から山に入ります。
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山を登りながら、木の冬芽観察です。
多くの木が葉を落としているこの季節、僕らにはイマイチ樹種がわからないのですが、枝ぶりや冬芽を見ると同定もさほど難しくありません。
講師の喜多さんが、枝のつき方、新芽や葉を落とした後の特徴を丁寧に教えてくれました。
ポイントさえわかってくれば、彼ら(木々)は実に多くのことを僕たちに伝えてくれているのですね。
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「こんにちは!!」
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目を凝らしてみれば、いろいろな表情で迎えてくれています。
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少し急な勾配を登りきって、標高200m強の稜線をしばらく歩くと・・・
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この山の主のエゾヤマザクラとご対面。
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そこからは、樹々の間や林道をずんずん歩くこと約2時間。
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目標地点の「中小屋温泉」に辿り着きました。
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皆さん、お疲れ様でした!!
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温泉でのんびりと休憩した後は、いよいよこのツアーの裏ハイライト、鉄道です。
札沼線の「本中小屋駅」で汽車を待ちます。
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・・・来ました!
1両の「列車」、ではなく「汽車」。
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ガタンゴトン・・・。
約7分の鉄道の旅です。
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車窓から、スタート地であるウチが見えました。
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こうして「3時間歩いて温泉に行って鈍行鉄道で帰ってくる旅」が終了。
この季節ならではの遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました!
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ちょうど翌日が立春。
厳しい寒さと雪はもうしばらく続きますが、確実に春は近づいています。
春を感じて新芽を出す樹々のように、たくましく冬を乗り切りたいですね。

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3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇内容 ・『OPEN SESAME〜The Story Of Seeds』ミニ上映会
      ・自家採種したタネ交換会
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『My醤油を仕込もう』
  〇日時 2018年3月18日(日)13:30〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・お醤油の話
      ・醤油の仕込み
      ・醤油麹づくりの実演 ect...
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名程度

『樹から生み出すバターナイフづくり』
  〇日時 3月25日(日)13:30〜16:30
  〇場所 当別町金沢147-1
  〇参加費 3000円(1ドリンク、おやつ付き)
  〇定員 12名
  〇講師 草刈万里子さん

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。
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2018年02月05日

<タネ友>の輪へようこそ!


今年もタネ交換会『ひとつぶのタネのチカラ』を行います。
開催日は、2月18日(日)です。
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自分で自家採種をするようになって数年経ったころ、「この輪をもっと広げたい!」という願いで初めました。
今回で、7年目になります。

当初は、故・坂本一雄さんの講演とセットで行っていました。
1時間弱の講演でお話していただく内容について、毎年、数週間前から(ちょうど今頃の時期!)結構な時間をかけて相談したことを思い出します。
僕にとっても大事な学びの時間でした。
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坂本さんが来られなくなってからは、タネにかんする映画の上映などを行っています。
今年は、『The Story of Seed〜OPEN SESAME』という映画。
様々な<種アクティビスト(タネを大事にして活動する人たち)>を追ったドキュメンタリーです。
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*当日は30分ほどの短縮版を上映します。

また、昨年からは新しい試みとして、<事例紹介>の時間も設けています。
これも、ずっとやりたかったことでした。
自家採種をされている農家さんや家庭菜園の方、また児童会館でのタネ採り学習などについて、少しずつお話していただきました。
今年も参加者さん数人にお願いする予定です。
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さて、<タネ交換会>です。
「今年もたくさん採りました!」という方も、「今年はちょっとだけです」という方も、「私は豆だけなんですが…」という方もいらっしゃいます。
「これから始めたいので、まだタネはないんです」という方も、(ちょっと遅れてですが)物々交換の品を持って輪に加わっていただきます。
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エコビレッジライフ体験塾のタネ交換会は、自由に動き回れるように<お弁当屋さんスタイル>です。
自慢の種を並べて、「よろしくお願いします!」
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交換会が始まってしまうと、その<場>は僕の手を離れて、皆さんの熱が渦巻く空間となります。
1時間弱の交換タイムはあっという間です。
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「そろそろ終了でーす!」と僕が叫んでも、なかなか終わらない交換交換・・・。
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会の終了後にも、廊下で話は続いていたりします。
*なので、今年は事後に場所を変えて「ランチ交流会」を行うことにしました。



7年前、この会を最初に開催した時に気づいたのですが、<タネ交換会>は「タネの交換を通して、人がつながるコミュニケーションの空間」なのですね。
そのつながりを僕は、<タネ友>と呼んでいます。

昨年の<交換>によって、タネ友さんから集まった宝物たち。
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今年も、たくさんのタネ友さんの熱量で、交換会が皆さんにとって良い時間となりますよう、現在準備中&参加者募集中です。


そして・・・
(あまり大きな声では言えないのですが)主催する者としての本音が、実はあります。
ちょっとキツイ表現かもしれないけれど、それは、「タネが欲しい人が集まる会になったら嫌だな」ということです。

もちろん「自家採種に関心があります!」「これから始めたい!」って方も歓迎しているのですが、一度参加してたくさんタネを受け取ってしまったら翌年には「もうあるからいいや」とお考えになる方には、ご遠慮いただきたいな、とも思っています。
「この会をやってて良かった!」「ありがたいな!」と感じるのは、たとえば「去年はもらうばかりだったけれど、今年はたくさん分けられるものを持ってこれて嬉しい」という声を聞いた時です。

「欲しい」という人たちばかりが集まる場よりも、「あげたい」と思う人がたくさん集う方が、きっと気持ちの良い時間がそこに流れるだろうな、と思うのです。
だから、どんな方でも歓迎はするけれど、今年はタネを持たずに参加される方には「是非、受け取ったそのタネを播いて育てて、来年は<託す人>になってくださいね!」とお願いしたいです。

タネ交換会は、毎年参加して下さって、快くタネを託して下さる方々によって維持されているのですから(たぶんその方々は、すでにご自分で十分なタネを採取していらっしゃるはずなのに、です)



『ひとつぶのタネのチカラ』は、<タネ友>が集う場。
栽培を愛す人たちの情報交換、交流の場。

そこに集まるタネには、一つひとつ、採った人の思いや継がれてきた物語があります。

だから、申し訳ないけれど、「タネが欲しい」という思いだけの方はご遠慮ください。
(タネが欲しいだけなら、野口さんやたねの森さんで買えばいいんだよね)
「自分のタネを誰かに託したい」もしくは、「タネを受け取ったら、今度は自分が渡す人になろう」という方たちによって、今年も豊かで気持ちの良い場になることをこころから願っています。

*そう!「発酵」と同じで、僕にできるのは「仕込み」と「環境を整えること」だけ。後は、願うばかりなのでした・・・!!

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★イベント情報

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇内容 ・『OPEN SESAME〜The Story Of Seeds』ミニ上映会
      ・自家採種したタネ交換会
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

『My醤油を仕込もう』
  〇日時 2018年3月18日(日)13:30〜15:30
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・お醤油の話
      ・醤油の仕込み
      ・醤油麹づくりの実演 ect...
  〇参加費 2500円
  〇定員 12名程度


*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。
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2018年02月01日

僕らの存在をつくるもの。

「見る」こと、「聞く」こと。

僕等は通常、その2つの行為でほとんどの「情報」を得ます。
見聞きした情報を脳で整理し、言葉に置き換えて膨らませたり決断したりした後、自分の行動の指針にしていきます。

次々と入ってくる「目と耳からの情報」。
それによって僕らは、自己の存在を確認し、アイデンティティを維持している。
・・・そんなふうに僕は考えています。


映画を観てきました。
『もうろうをいきる』
視覚と聴覚、その両方を失った人たち(「もうろう」と呼ばれます)を紹介するドキュメンタリー映画です。
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まず、映画本編にも登場していた「もうろうの大学教授」福島智さんの詩の一部を記します。

    [指先の宇宙]

   ぼくが光と音を失ったとき、
   そこには言葉がなかった。
   そして世界がなかった。

   ぼくは闇と静寂の中でただ一人、
   言葉をなくして座っていた。



まさにそうなのだろうな、と僕にも想像できます。
目と耳からの情報を失うということは、「世界がなくなる」に近い状態になるのだろうと思うのです。
「世界がなくなる」は同時に、「自己を喪失する」にも近いような気すらします。
光と音から遮断された世界。
笑顔も、素晴らしい景色も、文字も絵もなく、音楽も笑い声も楽しい会話や議論もない世界。

そんな世界で生きる<もうろう>の人々の存在、在り方は、「(それでも)何故人は生きるのか」という大きな問いへの答えを示してくれるような気がするのでした。



「答え」の一つは、先ほどの福島さんの詩の続きにありました。

   ぼくの指にきみの指がふれたとき、
   そこに言葉が生まれた。

   言葉は光をはなちメロディを取り戻した。
   ぼくが指先を通してきみとコミュニケートするとき、
   そこに新たな宇宙が生まれ、
   ぼくは再び世界を発見した。



<もうろう>の人たちにも言葉はあります。
指先で会話する「触手話」という方法。
相手の指に触れ、その動きで情報や想いを伝え合うのです。
もちろん、指以外にも相手の体に触れ、ハグしたりすることでコミュニケーションをとることが出来ます。

相手の指に触れ、「かかわり」が生まれた時、福島さんは「再び世界を発見した」と言っています。
世界を取り戻したということは、きっと「自己を取り戻した」「自分の存在が再現した」ということです。

ここに、「人がなぜ生きるのか」の答えがあるように感じます。
「コミュニケーション」「誰か(何か)とのかかわり」によって、人は人として自己を認識するのでしょう。
逆に言えば、「自分だけ」では、決して人は自己を保てないのだと思います(その対象は人間に限らないとは思いますが)。


20歳頃(だったかな)、何かの本で「自己のアイデンティティは自分の内にあるのではなく、無数の他者の視線によって構成される」という言葉を目にしました(正確じゃないけどそんな感じ。誰の言葉だったかは忘れてます)。

でも実は、その当時の僕にはあまり響いてこず、「けっ、何言ってやがんだ。俺は俺だ。人の目なんか気にしないし、左右されない。人と自分を比べて生きるなんて御免だ。俺は俺として俺らしく生きてりゃいいだろう。それが俺のアイデンティティだ!」くらいに思っていたものです(恥ずかしいけど、若かったからね)。

でも、今ならすごくよくわかります。
そんなに鼻息荒くするほど、「自分」なんて大した存在じゃないですし。

どんなに頑張ったって、自分一人では存在し得ないということを僕は「農ある暮らし」の中で実感してきたように思います。
それは衣食住を自分で生み出せるかどうか、というような話ではなく、日々食べているモノがすべてイキモノであり、「食べる」ということ自体が濃密なコミュニケーションなのだということ、そして僕の身体に住む無数のイキモノがいなければ僕自身では消化することもできない、ということ。
気づかないうちに、多くのイキモノに守られながら、そして彼らに何かを提供しながら「僕ら」は生きています。

生態系の中で「個」は常に無数のかかわりによって存在しているのだという、当たり前のことを僕は暮らしの中で少しずつ実感し、「誰しも自分のみでは生きられないのだ」という現実が僕の自我を随分落ち着かせてくれたのでした。


さらに、勤め人をしていた時にかかわっていたハンディキャップを持った子どもたち、旅の途中で出会った人々、体験塾を通してつながるようになった仲間たち等々、とのかかわりによって今の自分が出来ていったのだとも実感します。
良いことばかりじゃなく、嫌なこと、不快なかかわりも含めて、それら全部が、日々自分を再構築してくれているのだと思う時、「我」というものは、他者とのかかわりによってしか成立しないのだとつくづく感じるのでした。


人間は「必要に応じて関係性(コミュニケーション)を持つ」のじゃなく、「コミュニケーションを取ることで人間であり続ける」のかもしれません。
実は、それは生態系の中のイキモノたちと同じです。
生きるということは、多様なコミュニケーションを持つこととほぼ同義。
生態系の環をつくり上げるために個が存在しているとも言えます。

かかわりあい、何らかの手段で意志や想いを伝え合う(もしくは食べたり食べられたり…)。
見えずとも自分とかかわりあう存在を感じる。

コミュニケーションによって僕らの存在は具現化し、他者に伝わった「何か」がまた別な何かにつながっていく。
連綿と続く「つながり」「コミュニケーション」。

きっと、それがこの世界の有り様です。

・・・なんてことを、映画を見た後、味噌を仕込んだりしながら僕は考えていたのでした。
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(味噌樽の中の「彼ら」との関係性も、僕をカタチづくる大事な要素です)


最後に、福島さんの詩の続きを。

   コミュニケーションはぼくの命。
   ぼくの命はいつも言葉とともにある。
   指先の宇宙で紡ぎ出された言葉とともに。




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3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『冬山散歩〜春を探して』
  〇日時 2018年2月3日(土)8:45〜15:00
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・裏山での冬芽の観察
      ・中小屋温泉までのスノーハイク(札沼線にて帰還)
  〇参加費 1500円
  〇定員 10名程度

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇内容 ・『OPEN SESAME〜The Story Of Seeds』ミニ上映会
      ・自家採種したタネ交換会
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。
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2018年01月17日

夜明け前、僕は鎌を手に。

昨年末(12月30日)の早朝4時、薪ストーブに火を入れている時にそれは起こりました。
家に併設しているCoccoハウスから、その時間はまだ寝ているはずのCoccoさんの騒ぎ声と羽音が聴こえてきたのです。
すぐに見に行くと、闇の中でCoccoが一羽、止まり木から落ちて痙攣していました。
そして、そのそばには僕の携帯電話の灯りに反射する2つの目が…!

<それ>は僕に注意を向け一瞬止まりましたが、サッと壁の隙間から逃げていきました。
当別に越してきてちょうど2年。
野生動物にCoccoがやられたのは初めてのことです。
(作物は昨秋、結構食い荒らされて、電柵を設置しましたが…)

<それ>が侵入したのは4cm程の隙間でした。
以前から、「ふさいだ方がいいだろうな」と思いながら、そのままにしていた隙間です。
修繕を後回しにしていたことを悔やみながらも、すぐに対応し被害を最小限に抑えられたことに少しホッとしました(この手の小動物は、やたらと殺しまくったりするので)。

隙間をガムテープでとりあえずふさぎ、明るくなってから板を打ち付けました。
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もうすぐ新年を迎えるというのに・・・悲しい1日の始まりでした。
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どうやら、侵入経路はCoccoハウスにつながっている温室。
ここも、扉をしっかり取りつけるつもりで、解放したままだったのです。
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この足跡は、イタチでしょう。
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長沼に住んでいた時にも、一度やられたことがあります。
その時もほんの僅かな隙間(2cmくらいだけど無理やり通れば4cmくらいに広がるベニヤの隙間のようなところ)から侵入されて、一晩で数羽のCoccoが殺されたのでした。


足跡は、Coccoハウスの周りに多数あり、山へと続いていました。
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今回は幸い1羽で済みましたが、間違いなくヤツは味を占めて、これからここへやってくるでしょう。

僕は考えました。
「すべてふさいで入らないようにしなければ!」
「でも・・・それでもこの時期、完全な対策ができるかどうかわからない…」

「とりあえず、Coccoハウスは2cm以上の隙間をつくらないようにふさごう」
「でも、捕まえてしまわなければまたやられるかもしれない」
「よし・・・温室に一つだけ、隙間をあえて残して入れるようにして、ネズミ捕りを仕掛けてみよう」
「再び入ってくるようなら、捕まえて殺さなくては…」

大掃除や蕎麦打ちや正月帰省がある忙しい時でしたが、僕とイタチの静かな戦いが始まりました。



ネズミ捕りをいくつか(べたべた式と籠に捕獲式)を試しましたが、エサだけ盗られる日が続き・・・

1月初旬のある日、ついに<直接対決>の日を迎えました。

またも早朝、4時半頃のことです。
<何か>妙な気配を感じました。
(Coccoの羽音?もしくはわずかな鳴き声?カサっという物音?自分でもはっきりわかりませんが、とにかく<妙な気配>でした)
温室にそっと出てみると、やはり生き物が動くような微かな音がします。
そばにあった鎌を手にして、僕は近づいてみました。

僕の気配を察した<それ>は、スルスルっと壁際を移動して・・・
予想した通り、僕があえて残しておいた隙間に潜り込もうとしました。
隙間はかなりギリギリに開けておいたので、入るのに手間取っています。

ひと刹那、さすがに躊躇しましたが、逃げようとしている背中に鎌を振り下ろしました。
ザク、ザク、ザク!
3度太刀を入れ、手ごたえはありましたが、殺すことはできずにイタチは逃げていきました。
IMG_20180109_095903.jpg
リアルで申し訳ないですが、刃には毛と皮?肉片?が少しついていました。

そしてその後、イタチが来ている様子はありません(温室の小さな隙間はまだそのままなのですが)。
逃げたもののどこかで死んでしまったか、もしくは一応懲りて近寄らなくなったのか・・・。
どちらにせよ、<直接対決>によって、僕はイタチからCoccoさんの危機を救うことが出来ました。

イタチも生きるのに必死なのだろうし、憎しみなどもありません。
<殺す>なんて残酷な方法だとも思うけれど、でも、鶏を食べることを覚えてしまった野生動物をそのままにしておくことはできませんでした。
入って来なければかかわらずに済みますが、大事なものを狙って侵入してくるものと戦い、時には殺めることになるのは仕方のないことだと、僕は考えています(もちろん簡単に割り切れるものではないけれど…)。

だから、これで良かったのです。



ちょっと話は逸れるけれど、戦争や非武装を考える時に、「家に強盗が侵入してきても戦わないの?」という例えをされることがあります。
・・・戦うに決まってます。

でも、それと、国家同士が武力で殺しあう<戦争>は、まったく異なるものですよね。
だって、守るものも戦う相手もこちらの主体すらも、よくわからないから。
誰かの指示で、よくわからないものの為に戦うなんて御免です。
それよりも、本当は、戦わなくて済む方法を考え続けなくてはね。

勇ましさなんてイラナイです。
ヒョロヒョロと弱っちいくらいが丁度よいと思います。
ためらいながら鎌を手にして野生動物を撃退しようとするくらいが人間に合っているのではないか、と僕には思えるのでした。

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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
3月までは随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

★イベント情報

『冬山散歩〜春を探して』
  〇日時 2018年2月3日(土)8:45〜15:00
  〇場所 当別町金沢147−1
  〇内容 ・裏山での冬芽の観察
      ・中小屋温泉までのスノーハイク(札沼線にて帰還)
  〇参加費 1500円
  〇定員 10名程度

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇内容 ・『OPEN SESAME〜The Story Of Seeds』ミニ上映会
      ・自家採種したタネ交換会
  〇参加費 800円
  〇定員 30名

*お問い合わせ、お申込みは、HPのお問い合わせページにて承っています。
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2018年01月13日

僕の「講座」のつくり方。

この時期は、エコビレッジライフ体験塾の講座も少しペースを落として、新年度の準備をしています。
体験塾は一応僕の「本業」。
仕事としてやっている以上、目的の一つは「現金収入を得るため」なのだけれど、もちろんそれだけのためにやっているのではありません。

だから、常に「自分がやっている意味は何だろう?」「このやり方でいいのかな?」と自問自答ながらです。
最近はアチコチで様々な講座やワークショップがあるけれど、「何故、<自分が>それをやるのだろう?」とあらためて考えたりもします。

しばしば僕が自分で(自分の暮らしのために)やっていることを「それもワークショップにしたら?」「講座にして(教えて)ほしい」というお声をいただきます。
でも、何でもかんでもそんな風に講座化してしまうのは、僕は違うと考えています。
一応、僕なりに講座化する「基準」や「段取り」があるのです。

新年が始まったし、自分がこの塾を運営するにあたって(というか講座を企画するにあたって)のコダワリを少し整理してみようと思います。



毎回必ず考え込んでしまうのは、以下の3点です。
・自分に伝える側としての資格(知識・技術・経験)があるか
・企画に(参加費を受け取る)講座としての価値があるか
・受け取る報酬が価値に見合ったものであるか


僕が企画する講座には、自らが講師として立つものと、長けた方に講師をお願いするものがあります。
自分で行うものは、当然自分が時間をかけて学び経験してきた分野です。

それは「栽培関係」や「食品加工系」「生態系にかんすること」が主ですが、例えば『醤油造り』などは、自分で仕込み始めて4〜5年経験してから講座として企画しました。
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ただ、当時は、4〜5年の経験など取るに足らないという気持ちもあり、「自分がお金をいただいて講座を開いて良いのだろうか?」と迷いながらの「醤油講座」でした。
それでも行ったのは、その頃は他に醤油について学ぶ機会がほとんどなかった(最近は札幌でも時々あるようですね)のと、情報がほとんどない中で試行錯誤や失敗を繰り返してきた経験を伝えなくてはもったいない、と思ったからです(最初は友人を集めて遊びでやりました)。
MY醤油仕込みを始めて現在は7〜8年。
まだまだ経験は不十分だと感じていますが、日々学び続けているので、毎年少しずつ内容の濃いものに出来ている自負はありますし、自分ならではの「視点」で伝えているつもりですので、今後も続けていきたいと思っています。
(今年も3月後半に「醤油講座」行う予定です!)


『豆腐造り』は、教員をしていた時からやっていましたし、お豆腐屋さんにも学びながら幾度となく自分では作ってきたので、経験はそれなりに長くあります。
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が、実は未だに「豆腐造り講座」として講座を提供してはいません(依頼を受けて行うことはありますし、昨年度から「豆部」の中の一枠としては行っています)。
豆腐造りは技術性の高いものです。
自分としては、「もっと技術を高めないとダメだよな」と感じるので、豆腐造り単体で講座を企画することはまだしていません。
だから、今年も「豆部」の連続講座の一つで体験していただくくらいがちょうど良いと考えています。
(それでも、講座として楽しんでいただく段取りは整ってきたと思います)


『味噌』や『醤油』をやっているので、「『みりんづくり』もやって欲しい」と言われることがあります。
でも、僕は「みりん」はあまり気が乗りません。
みりんも数年前からつくっていますが、作業は実に単純なので参加費をいただいて教える程ではありませんし、みりんが出来あがる過程は味噌・醤油と違ってドラマ性に欠けます。
麹の話をメインにするなら可能ですが、「自家製みりんをつくりたい」だけなら、「レシピ探してつくってごらん」という気がします。
「味噌だって簡単!」ではありますが、味噌にかんしては「経験者にも面白いと思ってもらえるような講座が可能」と思うので、講座化させていただいています(それでも味噌単発じゃ物足りないので、『タネまきから始める味噌造り』という連続講座で企画しています)。
取り組む内容が「講座にして面白いかどうか」も僕にとっては重要な観点です。


『ひょうたんランプ制作』を講座にしているのは、ひょうたんの栽培や事前の加工が結構大変なのでそれを僕が担いつつ、だけどとっても楽しいランプ制作は体験して欲しい!と思うからです。
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もう少し言えば、当初は、ひょうたんでランプシェードを制作して販売すること考えていました。
でも、そうすると僕の作品としての制作費用をいただかなきゃならないので、どうしても1万円以上になってしまいます。
本来、何でも自分でつくるのが楽しいし、その楽しさを伝えるのが僕の活動なのだから、「自分でつくってもらう方がいいじゃん!」と思ったわけです。
それなら材料費込みで4〜5千円で提供することができます。
なので、「つくり方を教える」というより、「つくる場と素材を提供する」というのが、この企画の趣旨なのです。
(これは今年は、3月か4月に行う予定です!)


一方で、しばしば要望される『ほうき作り』をなかなか企画できないのは、やっぱり自分の技術が人を指導するほどに達していないと感じるからです。
自分でそれなりの数を作ってはいますが、「まだまだ未熟…」なので、講座を行わずにいます。
友人で僕よりもずっと上手な作り手がいるのも、理由の一つです。
その方には3年前に一度講師になっていただきました。
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本来はまたお願いしたいのですが、謙虚な方なのでなかなか実現していません。
その方を差し置いて自分が教えるなんて・・・という思いもあって、最近は企画していないのでした。
もう少し自分の腕が上がったら、自分でも「伝える側」として立ちたいと思っています。


この、「僕より長けた方がいるならその方にお願いするべき」という発想も、僕にとっては重要な観点です。
今年で7年目になる『小屋づくり講座』は建築工房らくだの千葉さんに講師をお願いしていますが、これは当然、千葉さんあっての講座です。
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毎回一緒に講座をやってきていますから、講座の中で千葉さんが話すことや伝えることは、概ね僕も蓄えています。
自分でもそれなりにつくるようになりましたし、一緒に作業しながら経験の浅い方に教えることはできるかと思います。
でも、「教える」って、そんな甘いものじゃない!とも思うのです。

千葉さんが講座の中で「10のこと」を教えるとして、でもその背景には100も1000もの経験や知識があります。
その裏付けがあっての「講座で伝える10」なのです。
だから、自分で講師を務める場合はいつも、「講座で話すことの10倍のネタ」を持つようにしています(なのでつい話し過ぎて時間を越えてしまうのでした…それは反省)。

同じように『チーズ講座』『羊毛講座』なども、自分では積極的には行いません。
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それなりに経験しているので、そこそこつくれるようにはなっていますが、ハイジ牧場の金澤さんの豊富な知識・経験に裏付けされたお話には到底かないませんから、当然講師をお願いしています。


『織り』『染め』といったジャンルは、僕も10年くらい前から多少遊びとしてやっています。
相方のM氏は、僕以上に経験や知識があります。
なので「講座として企画してもいいかな?」と思うこともありますが、やっぱり「まだです!」という結論に達します。
まだ、というか、知人でプロもしくはプロ並みにやっている方がたくさんいるので、一般公募する企画とするなら、僕等じゃなくそういう方々にお願いするのが相応しいだろう、と思うのです。
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友人との遊びや「おまかせプログラムの1コマ」として体験してもらうことはやっています。

もちろん講師を依頼すればそれなりの謝礼をお支払いするし、参加費もあまり高くしたくないので、企画側にはそれ程収入にはなりません。
自分で講師をする方が収入になるのは確かです。
でも、質の高い講座にしたいと考えるなら、より相応しい方にお願いするべきだと思っています。

けれど、そういう場合であっても「企画し、参加者を集めるだけが役割」とは思っていません。
講師でなくとも、僕は「案内役」「企画の責任者」です。
講座で行う内容を熟知し、できるなら講師と近いくらいの情報を持っていたいと考えています。
それによって、講座がより深まるような投げかけも可能になります。
講師の方の話を「翻訳」することもできます。
「<講師の方の経験や知識>を<教育プログラム>に変換する」のが、僕の役割・仕事だと考えています。
講師の方の話が通じにくいことがあるとしたら、それは僕の責任なのです。



・・・というようなことを考えながら、僕なりに質の高い講座を企画できるよう努力しているつもりです。

蛇足かもしれませんが、最近しばしば巷で見受けられる「講座(ワークショップ)という名で、参加者の労働力をあてにしている(利用する)」やり方は絶対良くない、と思っています。
ただ「一緒に体験しませんか?」なら良いのですが、講座として参加費をもらうなら、せめてそれに見合う準備(教材化)をコチラが出来なきゃダメだと思っています。
教材化するのは結構大変なことなので、「そのくらいなら講座にはしない」ことが僕もよくあります。

参加費をもらうかどうか?
もらうならいくらなのか?


という点は常にとても迷うところでですが、基準を挙げるなら、講座として明確に「プログラム化が出来る」ものなら有料、ただ一緒に作業するなら無料です。
有料の「講座」にするなら、自分も含め講師料がどの程度必要か(本業かセミプロか、副業か、どのくらいの事前準備があるか)や材料費を考慮し、内容・情報量に見合った金額を決めます。
自分の収入は大事ですが、参加する側として「参加費分以上の価値がある!」と感じてもらえる設定にしたいと思っています。



・・・などなど、こだわっていけば、時間ばかり要して「かけた時間に見合う収入にならない…」のが実情ではあります。
本当はもう少し各種助成金や補助金を受けたらいいのかもしれませんが、安易に外部資金を受けることに抵抗があって(ズブズブな例を知っているだけに…)、今のところは参加費収入だけでやっています。

だけれど、「暮らし方や世界観が変わっていけば、少しずつ社会や未来はマシになるだろう!」「ニンゲンだってその方がシアワセになるだろう!」と僕は信じているので、得ているものはお金という数値だけではないのです。
そのあたり、今後も迷うとは思いますが、ブレないように、できるだけ誠実に活動を続けていきたいと思っています。

「明日、死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。
幸福とは、あなたが考えることと、あなたが言うことと、あなたが行うことの調和がとれている状態である。」


・・・とガンジーさんも言っていますしね。

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随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座も承っています。

『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円程度(調整中)
   *タネ交換会の前に行う学習会の内容は調整中です

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2018年01月09日

好きなこと、嫌いなこと。

年末年始はやや穏やかでしたが、数日前からまたドン!と雪が降りまして・・・

玄関から出るのも大変。
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屋根と窓がつながっちゃいそう。
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家の中からは、こんな景色です。
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屋根の下はどうしても雪が溜まるので、すでに何度か排雪作業をしています。
年末にも一度しっかりやったはずなのですが、10日と経たないうちにまたこんな状態なのでした・・・。

仕方がないので、数時間かけて除雪&家周りの排雪作業。
P1070145.JPG

とりあえず今回は、こんな程度でいいことにしましょう。
P1070146.JPG

なんだかこの冬は(も?)雪の愚痴ばかり言ってる気がしますが、はっきり言って僕は、「除雪」という作業ほど気の乗らないシゴトはありません。
まあ片付いていくこと自体は嬉しいし、やり始めたらそれなりに面白みもあるのですが、どんなにキレイに仕上げても数日後、いやもしかしたら明日、サイアクの場合今日の夜にはまた元の木阿弥になっちゃうかもしれないことを思うと、どうにもムナシサが伴ってしまうのです。
毎回必死にマイナスを0に近づけるだけのシゴト・・・。
どんなにやっても成果の残らないシゴト・・・。
ああ、色即是空・・・(違うか)。

しかも、この冬のように週の半分近くを出稼ぎに行ってると、家にいる日の作業時間は実に貴重です。
アレもやりたい、コレも片づけてしまいたい・・・と考えているのに、半日が除雪で費やされるのは非常に残念無念なのでした。

ま、仕方のないことなんですけどね・・・。



そう・・・、仕方がないことなんです!!
愚痴は言いますが、でも、だからってやらないわけにはいかない。
ムナシクたって、ツマラナクたって、雪に埋もれていっては暮らせません。
諦めて、「エイヤッ!」とやる以外はないのですね。

そもそも、「暮らす」とか「生きる」って、そんなことばかりのような気がします。
食べ物をつくる(作物や家畜を育てる)ことは基本的に喜びの多いシゴトだけれど、本気でやればその大半はシンドイ作業です。
草取りも、日々のお世話も、モノによっては収穫も。
家畜を飼えば、喰う為には、情の移った相手を殺すという最も嫌な作業がありますし。



この頃、「好きなことだけやればいい」という旨の言葉をしばしば見かけます。
「嫌なことはやらなくていい」といういい方の場合もあります。

そういう言葉を聞くと、僕は「そうかなあ?」と思ってしまいます。
日々ストレスを抱えて思い悩んでいる人には光明をもたらす言葉かもしれないけれど、「本質的にそれは<ない>よなあ」と感じます。

だって、「好きなこと」は、それ「だけ」では存在し得ないから。



例えば僕を見て、「やりたいことをやってていいですね」と言ってくれる人がいます。
確かに僕は今、結構自由にやりたいことをやって生きています。

でも、「やりたいことだけ」で生きているわけではなく、実は、やっていることの大半は「やらずに済むならやりたくないこと」です。
シゴトや作業なんて、そんなものだと思います。

ヒョウタンでランプをつくるのは楽しいけれど、つくれる状態に準備していく作業は面倒でシンドイことばかり。
エコビレッジライフ体験塾でいろいろな方に喜んでもらうのは嬉しいし、講座の準備をするのは好きな時間だけれど、人に声をかけて募集したり営業したりするのは僕にとってストレスの大きい作業です。

でも・・・、やります。
やらなきゃ進めないから。
そこにちゃんと価値や意味があることを知っているから。
もちろん必要以上に我慢することはないけれど、「必要」があって「納得」できるなら、まあ多少のストレスや無理があったってやるわけです。

「好きなこと」と「嫌いなこと」は、いつだって混在してると思います。
上記の表現に対して「違うんじゃない?」と感じるのは、たぶん「モノゴトをその2つの感情によって振り分けられる」という誤解を与えるからなのですね。

「嫌なことはしない」という観点で考えるなら、それは具体的なシゴトや行動というより、「人をだましたくない」とか「人をできるだけ傷つけたくない」などの「心の指針」「自己哲学」として持っていればいいのではないかと、僕は思います。



そして、イキモノは、生きていく上である程度の苦やストレスに耐えられるように出来ています。
適度なストレスがあるから、耐性も身につきます。
僕ら人間(現代社会に生きる日本人)だって、本来は野生のイキモノと同じ。
ストレスのない世界で生きるようには出来ていません。
むしろ、寒さ暑さや空腹、疲労など、いかにストレスに耐えしのいで生き延びるか、というのがベースになっています。
(我慢し続けて心や体が病んでしまう人もいるけれど、それは、「ある程度」というセンサーが不調になってしまったからでしょう。センサーも体の一部だから、そもそもあまりに弱いとすぐにそれ自体が不調になってしまうのだと思います)

人間は、科学や社会システムを発展させることで、「嫌なことは避ける」術を増やしてきました。
快適な環境を整え、食糧を生み出し、自分がやりたくないことをひたすら人に押し付ける社会構造もつくりました。
でも、その一方で、身も心も「病」と背中合わせで生きるようになっているようにも思います。
常に精神の奥底に「不安」を抱えているように思います。

もしも(ありえないけれど)全くストレスのない、「好きなこと」だけの世界にいられるとしたら・・・
きっと、「好きなこと」にも何も感じなくなって、人格も崩壊していくんじゃないだろうか?

夜と昼が繰り返し、人間にとって善玉菌がいて悪玉菌もいる。
楽しいことがあって、穏やかな時がある。
不快なことや悲しいことや苦しいことが波のように押し寄せて、でも、その中で輝く喜びの瞬間も見つけ出す。

世界との対峙の仕方って、それでいいんじゃないかな。



話は戻って、除雪作業。
僕はこのシゴトがほんとに嫌いなのですが、だからと言ってやらないわけにはいきません(お金を払ってやってもらうはずもなし)。
でも、この場所で暮らすって、それを受け入れるしかないのです。
「ホント不毛だよな!」と思いながら、「ナニクソ畜生、負けてたまるか」とイースタンユースの『ナニクソ節』を歌いながら、体を動かすのです。

で、家に入って暖かいお茶を飲みます。
「いやあ、ほんと不毛だよねー」と同居人に愚痴り、翌朝また積もっていたら、「勘弁してくれー」と笑うのです(笑うしかない)。
そんなこんなしながら、春を待ち焦がれます。

この地での暮らし、僕は嫌いじゃないのですから。
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(また屋根の雪、落ちてきた・・・苦笑)
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『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  〇日時 2018年2月18日(日)9:45〜11:45
  〇場所 札幌エルプラザ 環境研修室1,2
  〇参加費 800円程度(調整中)
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posted by イトウ at 06:05| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

良い年でありますように。

(大掃除は十分じゃないけど)しめ縄を飾って、歳神様をお迎えしましょう。

まず、建設途中の小屋に。
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いつも僕にたくさんの示唆や教えをくれるCoccoさんにも、良い年でありますように。
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そしてもちろん、母屋の玄関にも。
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1週間前につくっておいた鏡餅は、残念ながらすでにカビが生えてしまったけれど、まあそれも込みで僕らの暮らしってことで・・・そのまま飾りました。
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*今年のしめ飾りで頑張った宝船を添えて・・・



あけましておめでとうございます。
2017年、たくさんの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

2018年が皆さんにとって良い年でありますように!
まだお会いしてないたくさんの方にお会いできることを願って!


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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
現在は、随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座を承っています。

★現在決まっている出前講座は、1月28日に札幌市篠路で開催する『発酵講座』です。
 https://www.facebook.com/events/796943523823976/
↑満席の為、受付終了したようです。申し訳ありません!

<イベントスケジュール>
『ひとつぶのタネのチカラ〜タネの交換会と学習会』
  ・2018年2月18日(日)AM

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2017年12月29日

お餅を食べて、また来年。

今年も「餅つき会」をしました。
12月24日。年の瀬も押し迫るお忙しい時期でしたが、たくさんの方が集まって下さりました。

数日前から天気が良く、順調に雪も解けて会場準備もはかどりました。
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(前日や当日に大雪だったら、ひたすら除雪に追われるところでした・・・)

当日朝。静かに朝日が昇るとともに、僕は臼を温め、米を蒸かす準備に入ります。
良い日になりそうな予感がしますね!
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9時半ころからボチボチ人が集まり始め、準備を手伝っていただきました。

11時、最初の米が蒸し上り、いよいよ餅つき開始です。
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さあ、よいしょ!!
ぺったんこ!!
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あっという間につき上がり、丸めて、つきたて餅を頬張ります。
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ズラリと並んだ餅を引き立てる品の数々。
あんこに挽き立てきな粉、納豆、佃煮、味噌、つけもの、チーズ・・・。
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さあ、2臼目いきましょう。
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2臼目は、お雑煮で餅を味わいました。
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どんどん突いていきましょう!
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後半は、持ち帰り用の「鏡餅」づくりです。
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歳神様をお迎えするためのお餅、美しく丸められたでしょうか?
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予定していた6臼すべてつき終わり、皆さんに片付けも手伝っていただきました。
「今年も無事にみんなで美味しい餅を食べられて良かった・・・!」とホッとしつつ、「またたくさんお世話になりました!」と深謝。


そして、片付けの後、お茶を飲みながら、新年を迎えるためにもうひと仕事。
しめ縄づくりです。
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それぞれ、新年への願を込めて縄を綯い、出来たものを持ち帰っていただきました。

賑やかだった場所がすっかり静かになり・・・
ホッとしていたのですが・・・
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翌日午後から3日間ほど、今季最大の猛吹雪がやってきました。
吹き溜まりになったドアは開かず・・・
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餅つき会場へつけた道も途絶え・・・
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ビニールを外したハウスは、1夜にして雪に埋もれました。
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でも、餅つき会が終わるまで、吹雪も足踏みして待っててくれたのかもしれません。
吹雪にも、「ありがとう!」と言いたい気分です(除雪は大変でしたが)。
これで今年の「活動」はほぼ終了。
また1月から、皆さんにお声をかけながらやっていきたいと思います。

少しの間、この場所に静かな時間が流れそうです・・・。
(雪に埋もれつつ・・・)
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★暮らしを学ぶ・暮らしで遊ぶエコビレッジライフ体験塾では、各種講座・イベント行っています。
現在は、随時、味噌や醤油仕込み、ひょうたんランプ制作などの出前講座を承っています。

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↑満席の為、受付終了したようです。申し訳ありません!

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